 
            絶景カフェ&レストランに広い屋上も♪デートにもピッタリな大さん橋に行ってみよう!
                山下町(神奈川県)
              
 
          更新
※情報は更新日時点のものです。施設や店舗の営業状況が変更されている場合があります。最新の情報は各施設や各店舗の公式ホームページでご確認ください。
SNSでみんなにシェア!
海に面する山下公園や横浜マリンタワーなどがあり、港の風情が感じられる横浜・山下エリア。
          今回は、そんな山下エリアにある人形のミュージアム「横浜人形の家」に行ってきましたので、見どころなどを詳しくご紹介したいと思います!
          ※写真は取材日時点のものです。入れ替えなどで変更になっている場合があります
        
横浜人形の家の入館チケットは、Webでの販売や前売りはありません。来館当日、現地にあるこちらの受付で購入しましょう。
 
          ドールハウスのようなカワイイ受付
■入館料
| 大人(高校生以上) | 400円 | 
|---|---|
| 小・中学生 | 200円 | 
          ※65歳以上は50円引き(年齢を確認できるものを提示)
※企画展は別途観覧料が必要
        
中華街または元町で当日利用した1,000円以上のレシートを持参すると、なんと割引が受けられるんです!また、提携カードの提示などでも割引がありますので、詳細は公式ホームページを見てみてくださいね。
横浜人形の家は、40数年前に通訳や真珠商をしていた大野英子氏が、人形コレクションを横浜市に寄贈したことから始まりました。
当初は小さな展示室でしたが、人形の増加に伴い、1986(昭和61)年にこちらの建物が誕生。現在は100カ国・1万点以上もの人形が収蔵されているんです!
 
          4階建てのメルヘンな雰囲気の建物です
近年は、フィギュアやキャラクタートイ、アニメなどの企画展も開催!子どもから大人まで楽しめるミュージアムになっています。
横浜人形の家の館内は、大きく常設展と企画展の2つに分かれています。
 
          建物の2階と3階に展示室があります
まずは、たくさんの人形が並ぶ常設展からご紹介したいと思います!
展示室に入るとすぐ、横浜と人形のかかわりを紹介する「ノスタルジック・ハーバー」のコーナーがあります。
 
          横浜ゆかりの人形が並んでいます
ここでの見どころは、昭和初期に日本とアメリカの親善のために贈りあった友情人形。アメリカから贈られた約12,000体の内のひとつがこちらに展示されています!
 
          海を渡ってやってきた青い目の人形「ブロッソン」
日米の友好を願った、平和の象徴のような人形です。なお、友情人形の活動は形を変えて現在も続いているそうですよ。
足を先に進めると、アジア・ヨーロッパ・アフリカなど世界の民族人形や、日本全国の郷土人形が並ぶ「ワールドフェスティバル」に出ます。
 
          人形がぐるりと部屋を取り囲んでいます!
各国の人形を見ていると、海外旅行をしているような気分に。素材や衣装、デフォルメ具合など、それぞれ違っておもしろいです。
 
          初代館長・兼高かおる氏寄贈のキルギスの人形も(写真右下)
日本の郷土人形は、北海道のアイヌ人形・福島県の赤ベコ・岐阜県のさるぼぼ・各地のだるまやこけしなどがありました。日本と言えども知らないものがたくさんあり、興味深い展示でした!
 
          珍しい三角のだるまは新潟県の郷土玩具(写真右下)
47都道府県の人形が揃っていますので、ご自身の出身地の人形もチェックしてみてくださいね。
〜ドールハウス〜
ワールドフェスティバルの中央には、アメリカ式ドールハウスの展示も。日本の作家さんがアメリカでの生活を生かし、6年もの歳月をかけて制作されたそうです。
 
            ドールハウスの一部。精巧にできています
2階から3階に行く途中の階段周辺には、20世紀以降の人形文化を紹介する「ドールメモリー」のコーナーがあります。
 
          年表とともに人形が展示されています
リカちゃんやモンチッチ、『にこにこ、ぷん』のキャラクターなど、懐かしい人形や馴染みのある人形がたくさん並んでいました!
 
          今でも愛されているキャラクターです
ほかにも日本デビュー10周年記念の時に作られたレアなブライスや…
 
          ガーリーなドレスがカワイイ!
1930〜1960年代に作られたあの人気キャラクターなどの姿も!
 
          年季が入っていて、時代を感じます
ぜひ、年表と合わせてじっくり見てみてくださいね。
3階の「コレクションモール」には、西洋と日本の伝統的な人形が展示されています。
西洋人形のコーナーには、アンティークドールの代名詞的存在の“ビスクドール”がいっぱい!日本にも根強いファンがいる人形です。
 
          華やかな雰囲気のコーナーです
ビスクドールは、2度焼きを意味するビスケットが語源。磁器製のマットな質感の肌が特徴で、ファッション・べべ(子ども)・キャラクタータイプなどさまざまな種類があります。
 
          ビスクドールは当初、服の宣伝が目的で、服を着せるために作られそう
続いて、日本人形のコーナーへ。こちらには、白く丸みのある御所人形などが展示されています。
 
          愛らしい子どもの姿を描いた人形です
御所人形は、江戸時代に京都で発祥。御所から幕府役人へのお返し品などに使われていたそうです。
なお、3階の一角には、西洋人形(ビスクドール)と日本人形(市松人形)の制作工程の紹介もあります。どちらも工程が似ていますので、見てみてくださいね。
 
          一部のパーツはさわることもできます
〜人間国宝が造った人形〜
3階には、人間国宝・平田郷陽氏による人形があります。仕草・肌の血色・髪の具合など、360°どこから見ても美しく、必見です!
 
            木彫りとは思えない質感です
続いては、期間限定の企画展をご紹介します。同日に複数の企画展が行われていることもあり、見応えがありますよ!
          訪れた時は、ぬいぐるみやビスクドールなどの企画展が開催されていました。
          ※ぬいぐるみの企画展は2025年10月に終了しました
        
 
          企画展は企画展示室の他、多目的室などで行われています
ぬいぐるみの企画展では、動物をモチーフにしたぬいぐるみが大集合!やさしい顔のモフモフとした愛らしい姿に癒されました。
 
          かえるのピクルス、ぷーとん、ぽちっぱなど人気のぬいぐるみがたくさん!
こちらの展示は、ぬい撮りスポットも充実。ぬいぐるみの持ち込みや撮影がOKで、推し活にもピッタリの空間になっていました!
 
          SNSで話題になっていたぬい撮りスポット
ビスクドールの企画展では、横浜人形の家とっておきのビスクドールが一堂に。日本製キューピーのビスクドールなど、珍しいものが多数ありました。
 
          100年以上前の人形があり、感慨深かったです
なお、企画展はこれまで、ペコちゃんやメルちゃんをテーマにした企画など、一風変わったものも!内容は時期により変わりますので、最新の企画展は公式ホームページを確認してみてくださいね。
館内には「あかいくつ劇場」という小劇場があり、毎月第3または第4木曜に、入館料のみで鑑賞できるピアノコンサートが開催されています。
 
          セミクラシックや童謡、映画音楽などが聴けます
途中の入退場は自由です。気軽な雰囲気のコンサートなので、小さなお子さま連れの方にもおすすめです!
2階にある「プチ・ギャラリー」は、入館料なしで入れる無料のギャラリーです。レンタルボックスの貸出もあり、個人の創作物を展示することができますよ!
 
          ガラス張りのスペースで、外からも展示が見られます
建物の4階には、ベンチと自動販売機が設置されています。窓から横浜マリンタワーや山下公園を眺めながら、のんびりできますよ。
 
          ひと息つくのにピッタリなスポットです
※あかいくつ劇場と休憩スポットは一般開放していない場合があります
横浜人形の家には、1階にカフェ「Cafe Elliott Avenue」が併設されています。展示を見た後などに、こちらでゆっくりしてみてはいかがでしょうか?
 
          テラス席と店内席があります
こちらのカフェは、シアトルの銘店「Espresso Vivace」で修行を積んだオーナーさんが約20年前にオープン。
シアトルからEspresso Vivaceの豆を直輸入していて、日本でも特別にその味が楽しめるんです!
 
          ラ・マルゾッコ社の高級エスプレッソマシンを使用
カフェラテを注文すると、熟練したバリスタが淹れた香り高いエスプレッソとシルクのようなスチームミルクを目の前でカップに注いでくれます。
 
          エスプレッソにスチームミルクを注ぎながらアートを描いてくれます
まるで魔法のように、あっという間に華麗なラテアートが完成。今回は、自家製の焼き菓子・ラミントンと一緒にいただきました。
 
          アートはいろいろなパターンがあるそう
カフェラテは、苦さ控えめで泡がとてもきめ細やか。コクがありながらも後味はすっきりしていて美味しく、ゴクゴク飲んでしまいました。
ラミントンは四角いスポンジにチョコとココナッツがコーティングしてあるお菓子で、ラテともよく合いました!
美味しいエスプレッソや焼き菓子が味わえるCafe Elliott Avenue、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
1階には「ミュージアムショップ」があり、ぬいぐるみやおもちゃ、雑貨などが揃っています。
 
          企画展の開催中は、企画展にちなんだグッズも
ミュージアムショップでは、ビスクドールも販売しています。展示を見て気に入った方は、お迎えしてみてはいかがでしょうか?
 
          人形作家さんの作品です
横浜人形の家の周辺にはさまざまな観光地あり、飲食店が多く集まっています。横浜人形の家に行く前や後に、ランチで訪れてみてはいかがでしょうか?
横浜人形の家の前にある山下公園通り。横浜マリンタワーやホテル、産業貿易センタービルなどがあり、その中にレストランが入っています。
 
          ホテルニューグランドにも飲食店があります
横浜人形の家から南方面に徒歩約5分。元町には、老舗のフレンチや和食、カフェなどがあります。路地にもお店があるので、散策してみてはいかがでしょうか?
 
        元町ショッピングストリートの出入り口。アーチが目印です
横浜人形の家から西方面に徒歩約5分。中華街では、広東料理や四川料理など、さまざまな中華が味わえます。食べ歩きグルメも充実していますよ!
 
        さまざまな場所に中華街の入り口(門)があります
おすすめのお店はこちら
最寄りのICは首都高速横羽線・湾岸線の新山下ICで、そこから約3分で到着します。
        ■駐車場
        建物のすぐ隣に約30台とめられる駐車場(有料)があります。
      
周辺には台数の多い山下町地下駐車場などもありますので、満車時などはそちらの利用がおすすめです。
最寄り駅はみなとみらい線の元町・中華街駅で、4番出口より徒歩3分です。JR石川町駅の元町口からは徒歩13分で到着します。
        ■バスについて
        横浜駅や桜木町駅などから市営バスが出ています。「横浜人形の家前」または「山下ふ頭入口」で降りましょう。
      
        ■営業時間
        9:30〜17:00(入館は16:30まで)
        ※ショップは10:00〜17:00、カフェは11:00〜19:00
        ■定休日
        月曜(月曜が祝日の場合は翌日)・年末年始
      
人にもよりますが、30分〜1時間程度滞在される方が多いそうです。
館内は写真撮影OKです。ただし、企画展の内容によっては撮影不可なので、ご注意を。
以上、横浜人形の家の見どころなどを紹介しました。横浜人形の家は企画展が頻繁に入れ替えられるので、訪れるたび、新しい発見があるのではないでしょうか?
友人や家族と来ても良いですし、ひとりで来てもじっくり楽しめると思います。ぜひ、足を運んでみてくださいね。
        ※この記事は更新日時点の情報です
        ※表示価格は更新日時点の税込価格です
        ※金額・商品・サービス・展示内容等の最新情報は各公式ホームページ等をご確認ください
      
※情報は更新日時点のものです。施設や店舗の営業状況が変更されている場合があります。最新の情報は各施設や各店舗の公式ホームページでご確認ください。
SNSでみんなにシェア!