
【道の駅特集】ホタル舞うふるさと「蛍街道西ノ市」に行ってみよう
下関(山口県)
2015/11/13 更新
※情報は更新日時点のものです。施設や店舗の営業状況が変更されている場合があります。最新の情報は各施設や各店舗の公式ホームページでご確認ください。
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山口県下関市は数々の歴史の節目の舞台となった場所で、見どころがたくさんある街です。今回は中でも私がおすすめしたい散歩スポット・唐戸地区をご紹介します。
唐戸地区は古くから栄えた港町で、歴史的建造物が数多く残っています。それらの建物を見ながら、のんびりと散歩をするのがおすすめです。今回は、タイムズ唐戸ターミナルにクルマをとめて、そこから国道沿いに北の方へ向かいました。
田中絹代ぶんか館
田中絹代ぶんか館に着いたら、そこから今度は下関商工会議所などがある通りを南へ。ちょっと歩きます。
山口銀行旧本店(やまぎん史料館)
ここでUターンして、駐車場方面に戻りましょう。
少し歩くと「下関南部町郵便局」が見えてきます。
「下関南部町郵便局」は現役では国内最古の郵便局舎です。
歴史を感じる重厚感のある造り
その南部町郵便局の前に、懐かしい真っ赤な円柱型の郵便ポストが立っています。
ポストの赤が映えます
実は、この円柱型は下関の発明家・俵谷高七によって1901年に考案されたんです。散歩する際はぜひポストもチェックしてみてください♪
そのお隣には旧秋田商会ビルがあり、
和洋折衷のとてもユニークな建物です
入館無料なのでぜひ中もご覧ください
そのすぐ側には「旧下関英国領事館」があります。こちらは現存する最古の領事館建築物です。
下関南部町郵便局に負けず劣らずの重厚感
ユニオンフラッグがはためきます
下関では平成25年3月まで、本物のロンドンバスが市内を走っていました。イギリスから無償貸与された世界でたった6台のバスのうち1台が下関にきたのです。そのきっかけになったのが、旧下関英国領事館の100周年だったそうです。
ロンドンバスは、今は現役を引退して唐戸あるかぽーと地区で展示されています
下関戦争ではイギリスとの戦争の舞台となった下関市。そんな下関市が今ではロンドンと強いつながりをもっているなんて…、と赤いバスを見るたびに、少し感動してしまいます。
散策してお腹がすいたら、「唐戸市場」へ向かいましょう。「唐戸市場」は「旧下関英国領事館」や「カラトピア」の近くにあります。
唐戸市場のシンボル・福招金(フクマネキン)
こちらの市場は、地元の漁師が直接魚を売っている珍しい市場。なので、売っている魚は新鮮そのもの!
ピチピチです!
そんな「唐戸市場」で金・土・日曜と祝日に開催されているのが「馬関街の寿司バトル」です。
20店舗のお店が所せましと寿司や海鮮丼などを店頭に並べて売る姿は圧巻。
金曜日でもこの活気です
お値段はだいたい1貫100円~300円。
大トロなど高いものだと500円ぐらいです。
目移りしてしまいます
1つ1つのネタが大きい!
本日のランチはこんな感じになりました。しめて1,400円。
ふぐに中トロにウニに…
買った食べ物は外で食べるのが唐戸流です。
独りだとちょっと寂しいです…
私は慣れっこですけど
関門海峡を眺めながら、地の魚をお楽しみください。
お腹も満たされたら、お次は下関市立しものせき水族館「海響館」へ。唐戸市場から「海響館」へはボードウォークでつながっています。
海風が心地よいです
「海響館」へは歩いて5分程度で到着。
下関といえばふぐ!ということで「海響館」ではたくさんの種類のフグが展示されています。その数、なんと100種類以上!世界一を誇ります。さすがですね。
ふぐ、ふぐ、ふぐ…
とても紹介しきれません…
もちろん、展示はふぐだけではありません。
国内では珍しいイルカとアシカの共演ショーに
スナメリのバブルリング、
イワシの群れなどを見ることができます。
最大時約5万匹のイワシの群れ。
イワシの大群が頭の上を横切る姿は圧巻!
中でもペンギンはペンギン村という専用ゾーンが設けられるなど、力が入っています。ペンギン村の「亜南極ゾーン」では最大水深6m、水量約700tという水槽をいきいきと泳ぐペンギンたちを見ることができます。
イベント「ペンギン大編隊」
こちらはペンギン村の一つ「温帯ゾーン」。南米チリのペンギンの生息環境が再現されています。
サボテンとペンギン、少し違和感のある光景に見えますが、フンボルトペンギンは実際にこうした環境で暮らしているそうです。
サボテンとペンギン、不思議な光景です
「海響館」ではペンギンに触れることができるイベントも行われています。
※当日事前申込制、人数制限あり
※12月はペンギンに触れるイベントは開催されません
海響館ではこの他にも常時たくさんのイベントが行われています。ホームページをチェックしてみてください。
本州から九州へは歩いて渡れるんです。ご存知でしたか?本州と九州の間の「関門トンネル」には車道の下に人道が通っていて、そこを歩いて通ることができます。
こちらが人道の入口(下関側)。
エレベーターを降りて、いざ県境へ!
人道でも立派に国道です
5分ほど歩くと県境に到着。本州と九州の境なので州境というべきでしょうか。
複数人でいったら間違いなく「せ~の」でジャンプ!ですね
せっかくなので、福岡県側の出口まで行ってみました。
遠くに唐戸市場や海響館が見えます
人道トンネルでは、踏破した記念に「関門TOPPA!記念証」が用意されています。下関側と門司港側で両方のスタンプを押して、
もちろん、私も参加しました!
観光案内所などで提示するとTOPPA!記念証6種類のうちいずれか1つもらえます。
良い記念になりますよ♪
それから、人道の入口(下関側)付近には義経・知盛像や、
長州砲(レプリカ)があります
100円で発射音と煙の演出が楽しめます
関門トンネル人道にお越しの際は、併せてお立ち寄り下さい。
ここからイギリスらの外国船に砲撃が行われたのでしょうか…
下関市唐戸地区、いかがでしたでしょうか。
唐戸地区は夜のライトアップも綺麗です。時間に余裕のある方は、ライトアップもお楽しみください。
観覧車とロンドンバス
下関南部町郵便局
旧下関英国領事館
唐戸桟橋(唐戸市場方面から)
関門橋
下関=ふぐ、というイメージの方が多いと思いますが、ふぐ以外にもたくさんの魅力がある街です。ぜひ一度お越しください!
※この記事は2015/11/13時点の情報です
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