妖怪と鬼太郎と猫娘のオブジェ

鬼太郎を生んだ街・境港の水木しげるロードを歩く
境港(鳥取県)

公開日:2015/08/27 更新日:2024/05/09

※情報は更新日時点のものです。施設や店舗の営業状況が変更されている場合があります。最新の情報は各施設や各店舗の公式ホームページでご確認ください。

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境港市をご存じですか?

みなさんは、境港市をご存じでしょうか?境港市は、鳥取県と島根県の県境にあり、漫画家・水木しげる先生の出身地として知られている街なんです!

境港市では、『ゲゲゲの鬼太郎』をはじめとする水木しげる先生の作品を使ったまちおこしが行われていて、観光客が絶えない人気スポットになっています。

今回は、そんな境港市に行ってきましたので、「水木しげるロード」を中心にご紹介します!

妖怪で彩られたロード

JR境港駅前から水木しげる記念館まで続く全長約800mの道が「水木しげるロード」と呼ばれており、妖怪によるまちおこしはここで行われています。

緑の時計台と街並み

それでは、さっそく駅前から歩いてみましょう。

交番から電話ボックスまで

境港駅は別名・鬼太郎駅と呼ばれています。

灯台のようなデザインの駅舎

正式名称ではないので路線検索等では使えません

電車もこんな感じ。

目玉おやじが描かれた列車

※絵柄は時期により変更になります

駅前にある交番には「鬼太郎交番」という看板がかかっています。

鬼太郎のパネルなどがある交番

入口には鬼太郎が

少し歩くと郵便局が。郵便局は「水木ロード郵便局」と名前に“水木ロード”と入っています。この郵便局の窓口からハガキを出すと、消印が鬼太郎のキャラクターになります。

赤いレトロな郵便ポスト

ポスト投函は通常の消印になるので注意!

神社も妖怪です。

変わった形の木の鳥居

おみくじをひくと妖怪が運んできてくれます

トイレの看板も当然、鬼太郎。

鬼太郎と猫娘が描かれたサイン

鬼太郎と猫娘

電話ボックスは鬼太郎の家に。

茅葺き屋根のような電話ボックス

電話をかけながらソワソワしちゃいそうですね

街のお店も負けてません!

公共の施設がここまでやっているのもすごいことですが、商店も負けていません。
水木しげるロードにあるお店は、どこも鬼太郎たちでいっぱいです。
※店頭のディスプレイや商品などは、変更になる場合があります

タクシー会社には、目玉おやじがたくさん。

赤い目玉の絵が並ぶ店頭

周りに鳥はいませんでしたので、鳥よけではないようです

靴屋さんでは鬼太郎だけに下駄を前面押し。お土産用に飾る下駄かと思いきや、しっかりとした実用品になってます。

さまざまな下駄が並ぶ店頭

買われた方は実際に履くのでしょうか?

ロードには手作りと思われるディスプレイもたくさんあります。みなさん、気合入ってます。

妖怪などのディスプレイ

一反木綿。良くできてます

見て回るのも一興です。

間接照明が棚に並ぶお店

オリジナル要素がたくさん

お洒落なお店も続々登場中

地元のお店が手作りで頑張っている一方で、洗練されたお店も増えてきています。

こんなお洒落な内装のお店で売られているのは…

鬼太郎の形をしたお饅頭

なんと妖怪饅頭。

枝垂れ柳が目を引く外観

外観も洒落ています。

カラフルなパッケージのお菓子

その他にも、若い女性が好きそうなお店がたくさん。

がま口などが並ぶお店

お菓子屋さん

両手を挙げる鬼太郎

お財布屋さん

デートでも十分使えますよ。

ロードを飾る妖怪たち

水木しげるロードはこれだけではありません。ロードにはなんと177体もの妖怪のオブジェが。

とても全てを紹介することはできませんので、いくつかだけご紹介。

歯を剥き出しにする猫娘

鬼太郎

眠そうな表情のぬりかべ

猫娘

頭の大きな子泣き爺

ぬりかべ

握手するようなポーズのねすみ男

子泣き爺

ねずみ男

メジャーどころは押さえたつもりだったのですが、砂かけ婆、一反木綿を見つけられませんでした。不覚…。

全部を見つけるのは大変ですので、みなさんも好きなキャラクターに絞って探してみてください。

妖怪の総本山・水木しげる記念館

※「水木しげる記念館」は2024年4月にリニューアルオープンし、外観や展示などが変更になっています

水木しげるロードのトリを飾るのが、「水木しげる記念館」です。

2階建ての和風の建物

駅から続く、水木しげるロードの終点に位置。トリを飾るにふさわしく、水木しげるワールドをあますことなく理解できる施設になっています。

作者の写真やイラストなど

入口では鬼太郎と水木先生が出迎えてくれます

鬼太郎シリーズの初期作とも言われる、『鬼太郎夜話』。

鬼太郎夜話1巻の表紙

こんな感じで開いて、冒頭とあらすじが読めます。

本のようになっている展示
キャラクターのパネル

鬼太郎のキャラクターたちの説明ももちろんあります。

目玉おやじの解説

目玉おやじはふだん鬼太郎の左目の空洞の中にいるんですよ、ご存じでしたか?

館内は妖怪が至る所に。

家や妖怪などのオブジェ
老婆の妖怪のオブジェ
目が光った妖怪のオブジェ

小さい子どもさんはちょっと怖いかもしれません

鬼太郎の家のオブジェ

館内を回ると鬼太郎シリーズや日本の妖怪のことが良く分かるだけでなく、水木しげる先生がなぜ妖怪の作品を書き始めたのか、その生い立ちや作品に込めている想いなども知ることができます。

若い世代の人もきっといろいろ感じるところがあるんじゃないかと思います。

水木しげる記念館

水木しげる記念館のロゴ

ぜひ境港市へお越しください

水木しげるロードなどをご紹介しましたが、いかがでしたか?他にもこんなところも!?というスポットがたくさんあるのですが、とても紹介しきれません。

ぜひ、お越しになって、ご自身の目でいろいろ見つけてみてください。

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