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ここが都内!?知られざる癒しスポット「等々力渓谷」で渓谷さんぽ
等々力(東京都)

2016/06/09 更新

都内屈指の癒しスポット「等々力渓谷」

世田谷区というと、「セレブ」「閑静な住宅地」をイメージされる方が多いと思います。

たしかにそういう面もある一方で、世田谷区は「風景づくり条例」という条例のもと、自然や古くからの風景が大切に残されている街でもあります!

今回はそんな自然を大切にする世田谷区にある、知る人ぞ知る癒しスポット「等々力渓谷」をご紹介!実際に渓谷さんぽをしている気分になってくださいね。

いざ「渓谷さんぽ」へ!

等々力渓谷って?

等々力渓谷は谷沢川で構成された約1kmの渓谷で、東京23区唯一の渓谷でもあります。渓谷には30か所以上の湧水が発生し、湿地を形成しています。

この豊かな水源と地形から、ケヤキやコナラなどの樹木や、湿性植物が植生する自然豊かな場所となっていて、東京都の「名勝」にも指定されています。

さまざまな植物を見ることができます

渓谷には木々が生い茂っていて、外の様子は見えません。そのため、「都会のオアシス」とも呼ばれています。

さて前置きはこれくらいにして、渓谷さんぽに行ってみましょう!

等々力渓谷に潜入!

東急大井町線・等々力駅から5分ほど歩くと見えてくるのが、ゴルフ橋渓谷入口。階段が下に続いていて、まるで異世界への入口のような雰囲気が広がっています!

すでに自然がいっぱい!

階段を下りていくと、都会の雑踏を忘れさせてくれるような自然あふれる空間が広がっています。外は汗ばむほどの陽気でも、渓谷内はヒンヤリ。体感温度が2度くらい下がったように感じます!

この清々しい空気と美しい新緑、キラキラとした木漏れ日を堪能しながら、川沿いの遊歩道を進んでいきます。

マイナスイオンをたっぷり浴びましょう

…と、その前に入口の階段を下りて右手側に登場する橋を忘れてはいけません!等々力渓谷の見どころのひとつ「ゴルフ橋」です。

現在は住宅地となっていますが、昔この辺りが広大なゴルフ場であったことから、この名前が付いたと言われています。

緑色と赤色の美しいコントラストを楽しみましょう!

等々力渓谷の湿地が多くあることから、遊歩道は少しぬかるんでいるところも。また歩道が狭くなっているところもあるので、歩きやすい靴・汚れても良い靴で行くのがおすすめです。

対向から来る方とすれ違うこともあります

ゴルフ橋付近の川は水量が少ないので、残念に思う方もいるかもしれませんが…ご安心ください!谷沢川は至るところから湧水が流れこんでくるので、進んでいくうちに「川らしさ」が増していきます!

少し歩けば、じゃぶじゃぶという音が聞こえるほどに。ここからは心地よい川のせせらぎも楽しみながら、歩いていきましょう。

カルガモも気持ちよさそうに泳いでいます

次に見えてくるのが、「渓谷橋」。この橋を渡って対岸へ。さらに進んでいきます。

余談ですが、等々力渓谷の遊歩道は単純な一本道が続いている訳ではありません。細い橋や石渡りなど…自然をさらに身近に感じることができる工夫がされています!

手すりが無いので落ちないように注意!

渓谷橋を渡って少し歩くと見えてくるのが、環状八号線の「玉沢橋」。クルマで走っているとわからないですが、橋の下からみるとキレイな緑色をしているんですね!

橋の下にはゴツゴツした岩が転がっている様子は、それまでの自然あふれる様子とは違った雰囲気。個人的におすすめのポイントです!

ゴルフ橋とは対照的な緑色

玉沢橋を越えて歩いているとこんな細い橋が!
川の奥に手すり付きの橋も見えますが、やはりここはこちらの橋を渡ってみましょう。

細いのでお気を付けください!

橋の上に立つと、まるで川の中に入り込んでいるような臨場感ある風景を見ることができます。

川の水がこんなに近くに!

この橋を越えていくと登場するのが、等々力渓谷三号横穴です。

この横穴墓は、古墳時代から奈良時代にかけてつくられたもの。金銅製自環などの豪華な副葬品も埋葬されていたことから、この辺りを納めていた有力者のお墓であると考えられています。

入口の小窓から、奥行約13mの横穴墓の内部をのぞくことができるようになっています。ちなみに今は骨や副葬品はありません(笑)

どこか神秘的な雰囲気を醸し出しています

ここまで来たら川沿いに戻りましょう!
次に見えてくるのが「利剣の橋」。これまでの橋とは雰囲気の違う和風の橋です。

まるで京都に来たような気分

この橋を渡ると等々力の滝や等々力不動尊があるのですが、まずは川の流れに沿ってまっすぐ進んでみましょう!

ここから先は舗装された道が続いています

少し歩いていくと、老舗の料亭を思わせる素敵な雰囲気の門が。これが等々力渓谷の見どころのひとつでもある「日本庭園・書院」です。

入園は自由になっています

かぶき門をくぐり青モミジと竹林の美しい回廊を進むと、あらわれるのが「書院」。こちらの書院では、美しいお庭を眺めながら休憩することができます。

無料でお茶をいただけたり、記念スタンプがあったりするので、渓谷さんぽの際にはぜひ立ち寄りたいスポットです!

この日はウグイスが鳴いていました

書院の中には等々力渓谷の写真や歴史などが展示されているので、ゆっくり休憩しながら見るのもおすすめです。

落ち着いた空気が流れています

書院を抜けた先にある芝生広場でくつろぐことも。この日もお天気が良かったので、ピクニックをしている方もいらっしゃいました!

広場の高台から等々力の街並みを見ることもできます

さて一息ついたところで、利剣の橋まで戻って、等々力不動尊と不動の瀧を見に行きましょう!

橋を渡って、左手にすぐ見えてくるのが「不動の瀧」。
傍らに不動明王がいらっしゃるこの滝は、昔から滝行の場として知られ、滝行をするために各地から人々が訪れるそう。

ちなみに、この不動の瀧の音が響き渡り「轟いた」ところから「等々力」という地名が付いたと言われています。

不動明王をぜひ探してみてください

滝の横にある長い階段を上ると、等々力不動尊の本堂があります。

急な階段なので足元に気を付けましょう!

等々力不動尊のおすすめポイントが、境内の一角にある「見晴し舞台」。渓谷を見渡すことのできるこちらの舞台からは、春には満開の桜が見られるそう。

木目がなんともさわやかです

本堂の鐘も注目していただきたいポイント!よくある鐘とは少し違い、少し変わった鈴のような形をしています。シャンシャンというさわやかな音色は、心に染みわたります。

真ん中は鰐口(わにぐち)、両脇が鈴型になっています

等々力渓谷の中にある不動尊だけあって、緑も多く存在しています。緑に映える朱色がとてもキレイです。

春は桜、秋は紅葉の名所としても有名です

境内の中には売店があり、ソフトクリームやコーヒーをいただきながらひと休みすることもできます。等々力渓谷にお越しの際は、ぜひ等々力不動尊にお参りくださいね!

渓谷さんぽの締めくくりは…

いろいろ歩き回って疲れたら、甘いものが食べたくなるもの。そんなときには、不動の瀧の横にある甘味茶屋「雪月花」がおすすめ!

風情がある野点傘や赤もうせんが目を引きます

お店の横にある池を元気に泳ぐ色鮮やかな鯉も、穏やかな気持ちにさせてくれます。

水のせせらぎも心地良く響きます

窓が大きく開放感のある店内はお座敷になっていて、  窓からの景色と川のせせらぎを楽しみながら、お茶をいただくことができます。

窓側の席が人気なのだそう

まるで絵画のような景色を堪能できます

お天気がいい日は、お店の外でいただくのがおすすめ!不動の滝の音と、渓谷の自然の中で、至福のひとときを過ごすことができます。

私のいちおしメニューは、あんみつ(500円)。
もちもちとした白玉・程良い甘さのあんこ・甘酸っぱいみかんを、あっさりとした甘さの黒蜜が包み込み、それぞれのおいしさを引き立てます。暑い日にもさっぱりといただけるお味です。

セットのほうじ茶もホッと気持ちを和らげてくれます

渓谷さんぽ、終了!

今回は美しい新緑をご紹介しましたが、等々力渓谷では秋は紅葉、冬は雪景色と四季折々の景色を楽しむことができます。

ふと思い立って手軽に行くことができるアクセスも良さも魅力の等々力渓谷。日々の疲れがたまったときに、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

知ってる?等々力のスマイルファイター「とどロッキー」

等々力渓谷と合わせて、等々力の魅力としてご紹介したいのが、知られざるゆるキャラ。その名も…「とどロッキー」です!

強烈なインパクトを放っています

とどロッキーの公式プロフィールを簡単にご紹介します。
等々力で誕生した、筋骨隆々の「とど」。ボクシングと甘食が大好きな、生粋の等々力男子。等々力の笑顔を守るため、日々のトレーニングは欠かしません。体はごついけど、おちゃめで楽しいヘビー級ファイターです。
(とどロッキー公式プロフィールより)
なるほど。「とど」が鍛えると、ここまでムキムキになるものなのですね(笑) とどロッキー、見れば見るほど愛おしくなります!

子どもにも大人気です!…ん?トドロッキーってモヒカンなの?(笑)

埼玉県羽生市のイベントにて

とどロッキーはそのチャーミングさから、等々力以外にも全国各地のイベントに引っ張りだこ!人気を集めているのだそうです。

いつかあなたの街にも、とどロッキーが現れるかもしれません。そのときは「ナイスバルク!(良い筋肉)」と声をかけてあげてくださいね!

※この記事は2016/06/09時点のものです

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