
子ども連れで行きたい!練馬の知る人ぞ知る無料スポット3選
練馬(東京都)
2015/09/10 更新
※情報は更新日時点のものです。施設や店舗の営業状況が変更されている場合があります。最新の情報は各施設や各店舗の公式ホームページでご確認ください。
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板橋区の北側にある高島平は、子どもと冒険をしに行く街です。
蒸し暑いジャングルの中を、見たことのない動植物を探しにずんずん進む…。気分は冒険家です!
え?住宅街の高島平にジャングルはない?
いいえ、あるんです。
熱帯ジャングルを探検できる「板橋区立熱帯環境植物館」にいざ出発!
都営三田線高島平駅を出ると、目の前は商店街や住宅街。
こんなところにジャングル?といった印象かもしれません。
高島平駅東口改札の北側出口から10分ほど歩くと、一見図書館や市民ホールのような外観の建物が見えてきます。
周辺には温水プールなどがありました
ここが今日の冒険の舞台・熱帯環境植物館です。
東南アジアの熱帯環境に特化した施設は全国でも珍しいとのこと。
入館料は大人260円、小・中学生と65歳以上130円、小学生未満無料。
お手頃な価格なのも魅力のひとつですね。
※土日と区立小学校の夏休み期間、小・中学生は入館無料です
最初の探検は、地下1階のミニ水族館。
各水槽に東南アジアの河川やサンゴ礁などが再現してあり、そこに住む生き物たちを見ることができます。
大きなカニや色鮮やかな魚など、多彩な生き物がいました。
ゆったりと水槽を観察できます
360度ぐるりと見られるのが特徴的です
1階へ抜ける階段には、マングローブ林が茂る熱帯の河口の水の中を見ることができる水槽があります。
大きなカメを発見!
マングローブの水の中を見るのは初めてです
一般的な水族館でよく見るエイが優雅に泳いでいます。
ただ、こちらのエイは川に生息する淡水エイ。
しかも淡水エイでは世界最大の大きさになる種類なんだそう!
気持ちよさそうに泳ぐ淡水エイ
ミニ水族館ゾーンを抜けて、いよいよジャングルゾーンに向かいます!
湿度が高く蒸し暑い…。まさに熱帯です。
さまざまな植物が所狭しと植えられていて、一つ一つ説明が書かれています。
天井からの光を遮るくらい、上まで茂っていました
鬱蒼(うっそう)としたジャングルを進みます
青々と茂る木々を眺めながら歩いていると、バナナやゴムの木を発見!
東南アジアで暮らす人々の生活に関わりが深い植物を見ることができます。
子どもたちは大きな葉っぱに興味津々。
ジャングルの中に、アジアンリゾートにありそうな家屋が。
マレーシアの伝統的な家屋の展示だそうで、屋根に使っている葉は友好を結んでいるマレーシアのペナン植物園から贈られたものだそうです。
暑い熱帯地域にはぴったりの涼しげな家です
蒸し暑いジャングルを抜けると、次は高山ゾーン。
ここは、マレーシア・キナバル山標高2,000mの雲霧林を再現しています。
室温は20度ほどとのことですが、先ほどの温室が暑かったのでひんやり寒い!
石畳の階段のわきには、小さな小川も
キナバル山の高地は、夏でも涼しく、雨や霧が多い地域ということで、霧が立ち込めています。
「こんな環境でもたくましく植物が生息しているんだね」としみじみする私の横で、子どもたちは霧の中を通るのが楽しい様子です。
立ち込める霧の中を通りぬけます
歩いていると、熱帯ならではの色鮮やかな植物もたくさん発見することができますよ。
私が行った時には、ちょうどプルメリアが咲いていました!
ハワイに行くと、歓迎の意味を込めて首にかけてくれる「レイ」に使われることで有名な南国の花です。
愛らしい色合いのプルメリア
他にも、色鮮やかな花がありましたよ!
思わず、「これ何だろう?」とまじまじと見てしまうような不思議な実もありました。
甘酸っぱい果実が実るジャワフトモモ
他にもこんなに多彩な花々が
今回は見ることができませんでしたが、バニラやヒスイカズラの開花期には、遠方から見に来る人もいるそう!
東南アジアでよく食べられるジャックフルーツ(左)、鮮やかなグリーンが印象的なヒスイカズラ(右)。次はこれらが見頃のシーズンに来ようと計画中
この植物館では、「目」だけではなく、「舌」でも東南アジアを知ることができるんです。
それがここ、喫茶室「クレア」。
マレーシア料理を食べることができます。
マレーシアカレーやナシゴレン、ガパオライスなど、マレーシアではポピュラーなメニューが並びます。
オーガニックコーヒーやフローズンドリンクなど、休憩がてらお茶するのもいいかもしれません。
※土日祝のみの営業。平日は休憩所として利用できます
※メニューは更新日時点のものです。最新のメニューは公式ホームページをご確認ください
今回は平日に行ったので、次はマレーシア料理を食べにお休みの日に来ようっと
植物観賞の他にも、図書コーナーやジオラマコーナーなど学びのスペースもあるので、子どもの学習にも役立ちますね。
体験型の期間限定イベントもあるようです
詳しく学びながら回りたいという人には、ガイドツアーがおすすめです。
毎週日曜・祝日の午後1時から約1時間、植物館のスタッフによるツアーがあります。
さらに、毎年9月には開館記念のため入館料が無料になる日(ねったいかんフェスティバル)があるので要チェックです!
※開催されない年度もあります。開催が決まったら公式ホームページに掲載されるので、随時ご確認ください
水族館から温室、展示コーナーまで隅々回ると、あっという間に2時間ほど経ってしまいます。
ちょっとしたお出かけにはぴったりのスポットです。
子どもと一緒に、パパもママも童心に帰って探検を楽しんでみてくださいね!
植物館には専用駐車場がありませんが、隣接する「高島平温水プール」に有料駐車場(19台)があります。こちらは植物館利用の方は40分無料でとめられますよ。
満車の場合は、周辺のタイムズの駐車場も合わせてご利用ください。
※この記事は2015/09/10時点の情報です
※表示価格は更新日時点の税込価格です
※金額・商品・サービス・展示内容等の最新情報は各公式ホームページ等をご確認ください
※情報は更新日時点のものです。施設や店舗の営業状況が変更されている場合があります。最新の情報は各施設や各店舗の公式ホームページでご確認ください。
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