
小京都「寺町 烏山」で気軽に風情を楽しむ
千歳烏山(東京都)
2015/04/24 更新
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JR立川駅は、東京西部地区のターミナル駅として有名です。駅前には、百貨店や企業のビルが立ち並び、商店街も充実しています。
そんなにぎやかな立川駅北口の周辺に、謎の「線」や「輪」が多数存在するのです。今回は、その正体を追ってきたので、ここでご紹介したいと思います!
立川駅北口のペデストリアンデッキを降りていると階段に奇妙な黒い線が描いてあるのに気づきます。よく見ると場所によって線の太さもまちまち。一体なんの意味が?
さらに、階段を下りて左に曲がると階段の側面。今度は線が途中で切れています。太くなったり、切れていたり…。
次は横断歩道を渡り、少し離れてペデストリアンデッキを眺めてみます。
なにやら、黒い曲線が無造作に描かれているようにも見えます。
頭にクエスチョンマークを浮かべながら、右側に歩いていき、ある地点から振り返るとそこには!
なんと、きれいな「円」があるのです!しかも均等な太さで。太い線や細い線、ところどころ切れている線は全てこの角度からみた円のためにあったのです。
さらに、ペデストリアンデッキを反対側から眺めてみるとこちらにもきれいな円が!「背中あわせの円」の題名通り両方向から円がみえるのです!
思わず「へ~」と唸ってしまいました。
街かどで少しお得な気分を味わったら、空を眺めながら、北に向かって歩いてみてください。
とあるビルの屋上に、なにやら赤い線が・・。
少し場所を移動してみるとだんだんと姿があらわになってきました。
ここでも、きれいな円がみえました!思わず もう一度「へ~」
実はこれ、「ファーレ立川アート」といい、立川駅北口周辺に展開されているアート作品のひとつ。この「円」は、アートコンセプトのひとつである「驚きと発見の街」を元に作られたそうです。
奇妙な「空間」感覚を味わったら、今度はいつもと違う「時間」を味わってみてください。
先ほどご紹介した「〇」のあるペデストリアンデッキの向かいにある街路樹(桂の木)には、写真のようなリングが掛けられています。
関係―未来2132年
リングにつけられているキャプションには、「関係―未来2132年」の文字が。
隣の街路樹には同じくリングが掛けられています。上の写真のリングより、気持ち小さくなった気がします。キャプションには、「関係―未来2116年」の文字が。
関係―未来2116年
実はこのリング、それぞれの年に、街路樹の幹がどれくらいの太さになるかをあらわしたものなのです。
この木が、リングまでの太さになった時、立川の街はどうなっているのだろう?100年後の世界を実感するのは難しいですが、こうやって考えると少し身近に感じられる気がします。時間の感じ方っていろいろあるんですね(なるほど~)。
歩道にかわいらしい生き物たちのオブジェを発見!
これは、「機能を物語に!」をコンセプトに作られたアート作品。街のデッドスペースをうまく活用して作られたそうです。下の作品「無題」は今にも動き出しそう!
こちらには犬が!ご主人様を待っている様子です。昔飼っていた犬が、こんな恰好で私の帰りを待っていたのを思い出させてくれます。
犬のいる場所から少し北に向かって歩くと、今度は馬が見えてきます。後ろ脚が斜めになっている姿はなんとなく不安定ですが、どっしりしている姿より愛着がわくかもしれません。
オフィス街のデッドスペースに見かける動物たち。仕事の合間に少し「ホッ」とした気分を味わってください。
ここでご紹介したスポット作品群は、ほんとにごく一部です。立川駅周辺で買い物を終え、駅に向かう道すがらや、取引先への道の途中など、ちょっと歩みをとめて周りを見渡してみてはいかがでしょうか。
新たな発見があるかもしれません。
※この記事は2015/04/24時点のものです
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