大きなモニュメントから吹き出す噴水

ミニSLもある!「世田谷公園」の見どころを徹底紹介
世田谷(東京都)

2024/10/10 更新

※情報は更新日時点のものです。施設や店舗の営業状況が変更されている場合があります。最新の情報は各施設や各店舗の公式ホームページでご確認ください。

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池尻にある世田谷公園に行ってきました!

渋谷から近く、おしゃれな飲食店が建ち並び、住みたい街として人気の世田谷区池尻エリア。そんな池尻に「世田谷公園」という大きな公園があるのをご存知でしょうか?

今回、世田谷公園の見どころなどを紹介すべく、実際に現地に行ってきましたので、見どころなどを詳しくご紹介したいと思います!

アクセス&駐車場情報

クルマで行く場合

高速道路(首都高速3号渋谷線)利用の場合は池尻ICもしくは三軒茶屋ICで降り、そこから5分ほどで到着します。

■駐車場について
世田谷公園の北側、池尻小学校交差点の近くに公園の駐車場(有料)があります。

駐車場の入り口

駐車場はタイムズパーキング。33台(うち車椅子用2台)とめられます

土日祝日やイベントのある日は、満車になることも。満車時は、公道での入庫待ちはできません。周辺には他にも駐車場がありますので、チェックしてみてくださいね。

電車で行く場合

最寄り駅は田園都市線の池尻大橋駅と世田谷線・田園都市線の三軒茶屋駅で、どちらも徒歩約18分です。

東横線の祐天寺駅や東横線・日比谷線の中目黒駅からも徒歩約20分で行けます。

■バスについて
渋谷駅や多摩川駅から路線バスが出ています。バス停「自衛隊中央病院入口」下車ですぐです。

世田谷公園ってどんなところ?

世田谷公園は、昭和40年に東京都から区に移管された公園です。ミニSLや遊具広場、ジョギングコースやスポーツ施設などがあり、子どもも大人も楽しめる場所なんです!

世田谷公園の案内図

総面積約7万9,000㎡の広い公園です

都会にありながら緑が豊かなのも魅力のひとつ。芝生やベンチがあり、リラックスできる休憩スポットとしても親しまれています。

水と緑に癒される「噴水広場」

正面の出入口から公園に入ると、大きなブロンズ製の噴水がある「噴水広場」に出ます。

公園の中にある噴水

噴水広場。公園の中心に位置しています

こちらの噴水は『悦びの泉』というパブリックアートで、昭和58年の作品だそう。

高く跳ねる水しぶきを見ていると、なんだか清々しい気分になります!

モニュメントから水が吹き出す様子

世田谷公園のシンボル的存在です

噴水のまわりにはベンチや芝生があり、こちらで休むことも。訪れた日は、芝生に寝っ転がる方やレジャーシートを敷いてゆっくりされている方を見かけました。

緑あふれる公園

園内の憩いスポットです

見晴らし最高!「タイムカプセルの丘」

噴水広場のお隣には、「タイムカプセルの丘」という小高い丘があります。

階段をのぼって丘の頂上に行くと、ベンチが置かれた広場に出ました。

広々とした広場

頂上の様子。空が近く感じます!

頂上の広場から下を見ると、こんな景色が!高台から噴水広場を一望できます。

高台から見下ろした園内

視界が開けて爽快です

上から見ると、公園が緑に囲まれているのがよくわかりました。

頂上広場の中央では、大きなタイムカプセルを発見。「1982-2032」と刻まれていたので、2032年になったら開けるのかもしれませんね!

六角形のモニュメント

どんなものが入っているのか…夢とロマンを感じます

タイムカプセルの丘は階段ですぐに頂上に行けますので、ぜひ、のぼってみてくださいね。

ミニSLが人気!「かえで広場」

続いてご紹介するのは、ミニSLが走っている「かえで広場」。乗り物好きのお子さまがいる方は、要チェックです!

園内のミニSL

ミニSL。昭和57年の開通以来、たくさんの方に愛されています

かえで広場の東側に駅舎がありますので、まずはそちらで乗車券を購入します。料金は大人(中学生以上)100円、小学生50円、未就学児(小学生未満)無料です。なお、未就学児の乗車には保護者(大人料金)の同伴が必要となります。

赤茶色の小屋

駅舎。赤レンガ造りで風情があります

乗車券を購入したら、駅舎にある乗り口へ。時間が来たらスタッフの方に案内されますので、順番に乗車します。

ミニカン三姉妹ミニSLと書かれた乗り物

こちらに乗ります

1周は、約3分。ポーーーッと音を出しながら走るので、本物の蒸気機関車に乗っているような気分が味わえます。

お客さんを乗せて走るミニSL

ミニSLから園内の人に手を振るのも楽しいです!

アーチをくぐったり、踏切を渡ったりする箇所もあり、いろいろな景色が見られますよ!

ミニSLがアーチや踏切を渡る様子

時速は10〜15km/h。かえで広場を1周します

ミニSLは運行日と時間が決まっていますので、乗車したい方は公式ホームページでご確認の上、お出かけくださいね。

なお、土日祝日は行列ができることが多いので、時間には余裕を持ってお出かけしましょう!

〜展示機関車〜

実は世田谷公園には、本物のSLの展示もあるんです!こちらはD51(通称デゴイチ)と呼ばれる、昭和に活躍していた機関車です。乗車はできませんが、ぜひ見てみてくださいね。

園内に展示された大きなSL

貴重な産業遺産です

子どもの冒険遊び場!「プレーパーク」

子ども連れの方にぜひおすすめしたいのが、こちらの「プレーパーク」

自然に囲まれた広場

水〜日の10〜18時に開園しています(月火休み)

プレーパークは、世田谷区と、地域住民がつくったNPO法人が協働で運営している“自分の責任で自由に遊ぶ”をモットーにした冒険遊び場。

禁止事項がほとんどなく、子どもたちが自然の中でのびのびと遊べる場所なんです!

いろいろな説明看板

入り口にメッセージなどが書かれていますので、ぜひご一読を!

パーク内は秘密基地のような雰囲気で、子どもの好奇心をくすぐるような木製の遊具がいっぱい!どれもプレーパークのスタッフや、地域のボランティアの大人たちの手作りです。

遊具で遊ぶ子ども

なんと木登りにもチャレンジできます!(写真右上)

夏の暑い時期には、水遊び場もオープン。手作りのプールやウォータースライダーで思い切り遊べますよ!

水遊びする子ども

子どもが喜ぶこと間違いなし!

プレーパークは、子どもの“やってみたい”という欲求を満たしてくれる場所でもあります。

工具を使った工作や穴掘り、たき火など普段なかなか子どもが体験できないこともやらせてくれるんです!

たき火に木屑を運ぶ子ども

たき火に木をくべることも!

子どもの世界が広がり、良い体験になるのではないでしょうか?

なお、パーク内には「プレーワーカー」と呼ばれるスタッフが2名以上常駐していて、子どもたちが自由にのびのび遊べるよう見守っています。

コマ回し台を囲む男性と子ども

“遊びのプロ”でもある頼もしいプレーワーカー

スタッフが常にパーク内にいてくれるのは、心強いですよね!

これだけ充実していながら、プレーパークの利用料はどなたも無料です。区外からの参加もOKですので、ぜひ利用してみてくださいね!
※休園日などは公式ホームページでご確認ください

健康器具もある「遊具広場」

お子さま連れの方にもうひとつおすすめしたいのが、さまざまな遊具で遊べる「遊具広場」

遊具が並ぶ広場

園内の南側にあります

遊具広場には、滑り台・ブランコ・鉄棒・砂場と公園定番の遊具が揃っています!

ブランコや滑り台などの遊具

遊具の下はクッション性のある地面になっていました

砂場は、動物が入ってこないように柵で囲まれていました。近くには水道がありますので、砂と水を使って遊べますよ!

囲みがついた砂場

砂遊びが満喫できます

遊具広場には、動物モチーフのかわいらしいスプリング遊具も!小さなお子さまは喜ぶのではないでしょうか?

動物のスプリング遊具

懐かしい雰囲気の遊具

また、遊具広場には、ちょっと珍しい長いうんていが設置されています!「巨大太鼓ハシゴ」という名前の遊具です。

長いうんていのような遊具

遊具広場でひときわ存在感を放っていました

特に年齢制限はなく、小学校に上がる前の子でもスイスイと渡っていました!

遊具で遊ぶ子ども

楽しそうです♪

大人におすすめ!健康器具

遊具広場には、子どもだけでなく大人のための遊具もあります。それがこちらの「健康器具」

沿道に並ぶ健康器具

遊具広場の沿道に設置されています

背中を伸ばしたり、ぶら下がったり、体をひねったり気軽に運動ができますので、利用してみてくださいね!

ベンチやはしごのような健康器具

体を鍛えるのにも◎

ミニカートに乗れる「交通広場」

お子さまにもう一つおすすめなのが、こちらの「交通広場」

幼児用のミニカートやコースがあり、それに乗りながら交通ルールや道路標識を学べますよ。

園内に設置されたカート用コース

コースは信号もあり本格的!

ミニカートは、無料で借りられます(利用対象は小学3年生以下)。土日祝日は人が多くなりますので、並んで順番を待ちましょう。

なお、交通広場は利用できる時間帯が決まっています。開場時間などは公式ホームページでご確認ください。

休憩や運動におすすめ!「さくら広場」

続いてご紹介するのは、かえで広場のお隣にある「さくら広場」

こちらは桜の木に囲まれた広場で、レジャーシートやミニテント(ペグは使用不可)を広げるのにおすすめの場所です。

広場に設営されたミニテント

桜は例年3月下旬~4月上旬頃が見頃です

お弁当を食べたり、本を読んだり…ゆっくり過ごしてみてはいかがでしょうか?

おにぎりを持つ手

外で食べるおにぎりは格別です!

また、さくら広場ではボールやフリスビーで遊ぶことも。お隣のかえで広場でも利用可能ですが、ミニSL運行時は飛ぶ遊具は使用できなくなるので、こちらで遊びましょう!

フリスビーを投げる女性

地面が土なので、多少転んでも大丈夫!

世田谷公園は、土日祝日などは多くの来園者で賑わいます。遊ぶ際は、周りに気をつけるようにしてくださいね。

平和について考える「せたがや未来の平和館」

公園内には、戦争の悲惨さや平和の尊さを伝える「せたがや未来の平和館(世田谷区立平和資料館)」が設置されています。

こちらでは、戦争に関する資料や当時の日用品などの実物が展示されていて、どなたも無料で入館ができます。

白い平屋の建物

館内には戦争に関する書籍やDVDなどを閲覧できるライブラリーもあります

世田谷区は、核兵器の廃絶と世界に平和の輪を広げていくことを誓う“平和都市宣言”をしている区です。

園内には平和のモニュメントもありますので、こちらも見てみてくださいね。

特徴的な形のモニュメント

こちらは平和都市宣言5周年を記念して設置された『平和の灯』

◆開館時間:9:00~17:00 (入館は閉館の15分前まで)
◆休館日:火曜 (火曜が祝日の場合は翌水曜)、12/29~1/3
◆入館料: 無料

屋外プールなど運動施設

世田谷公園には野球場兼サッカー場やテニスコートなどがあり、スポーツ施設が充実しています。

園内には、1周1,100mのジョギングコースも!緑の景色を眺めながらジョギングができます。

園内のジョギングコース

フラットで走りやすいコースです

なお、ジョギングはコース内のどこから始めても自由ですが、せたがや未来の平和館の横あたりにスタート地点がありますので、そこから始めるのがおすすめです!

ジョギングコースの案内看板

ジョギング・ウォーキングは反時計回りで進みましょう

屋外プール

例年7/1~9/10には、公園内にある屋外プールがオープン!水深1.2mの大プールと水深0.3m・0.5mの小プールで遊べますよ。

広々とした屋外プール

利用は2時間単位の入れ替え制です

浮き輪(ドーナツ型のみ)やビート板の持ち込みもOK!料金もリーズナブルですので、夏はプールも合わせて楽しんでみてはいかがでしょうか?

なお、土日祝日やお盆期間は事前予約が可能です。最新情報などは、公式ホームページをご確認ください。

スケートボード広場

公園の一角には、スケートボード・BMX・インラインスケートなどのストリートスポーツが楽しめる施設も!

園内のスケートボードエリア

無料で利用できます

初めて利用する場合は、世田谷公園有料施設窓口で登録が必要になります。また、利用時間が決まっていますので、詳しくは公式ホームページをご確認ください。

イベント情報

世田谷公園では、広場を利用したイベントが行われることも。ここでは、一部のイベントをご紹介します。

フリーマーケット

「フリーマーケット」は不定期開催ですが、さまざまな主催団体があり毎月のように開催されています!

園内に人が集まっている様子

こちらは「リサイクル運動市民の会」主催の様子

開催日程などは世田谷公園の公式ホームページなどに掲載されていますので、そちらでご確認ください。

世田谷公園では、今回ご紹介したイベント以外にも、多くのイベントが行われています。ぜひ、イベント開催時にも訪れてみてくださいね。

世田谷公園お役立ち情報

ここでは、世田谷公園に行く際のお役立ち情報をお伝えします!

トイレ、授乳室について

トイレは園内の数カ所にあります。授乳室は公園管理事務所とせたがや未来の平和館内にありますので、窓口でスタッフの方にお声がけください。

園内の公衆トイレ

こちらは遊具広場の近くにあるどんぐりトイレ

ランチについて

公園内にレストランやカフェはないので、ランチは周辺のお店で食べるかお弁当などを持ち込むと良いと思います。
※休日はキッチンカーが出店する場合もあります

周辺の都道420号線(三宿通り)沿いなどに飲食店があるので、テイクアウトして公園で食べるのもおすすめですよ。

さいごに

以上、世田谷公園の見どころなどをご紹介しましたが、いかがでしたか?

お子さまの遊び場としても、休憩や運動をする場所としてもおすすめの公園です。

ぜひ、週末などに訪れてみてくださいね。

※この記事は更新日時点の情報です
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※金額・商品・サービス・展示内容等の最新情報は各公式ホームページ等をご確認ください

※情報は更新日時点のものです。施設や店舗の営業状況が変更されている場合があります。最新の情報は各施設や各店舗の公式ホームページでご確認ください。

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