
“すみだ北斎美術館”に“-両国- 江戸NOREN(のれん)”!両国の話題スポット
両国(東京都)
2025/05/22 更新
※情報は更新日時点のものです。施設や店舗の営業状況が変更されている場合があります。最新の情報は各施設や各店舗の公式ホームページでご確認ください。
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日本文化が息づく街、両国。
都心のすぐ近くにありながら下町情緒が残っていて、ちょっと散策するのにおすすめの街なんです。
建物の間からスカイツリーも見えます!
今回は、両国周辺をおさんぽして、相撲だけじゃない、両国の魅力をお伝えしたいと思います!
※展示内容・内装・製品などは取材日時点のものです。変更になっている場合があります
まずは、名刺と紙製品の小さな博物館「SAKURA TERRACE(サクラテラス)」を訪れました。
菊川駅の近くにあります
こちらは、名刺など紙製品の老舗企業「山櫻」のオフィスなのですが、その3階が博物館になっていて、一般の方でも自由に入ることができるんです。
「SAKURA TERRACE」。入館は無料です
壁には、名刺ができるまでの工程などが展示されていました。名刺は私たちの身近にありますが、つくる工程を知る機会はなかなかないですよね。
紙も裁断する機械も名刺のために特注品を使用しているそう
また、名刺の歴史についての展示もありました。
日本では、訪問先が不在の際に、和紙に名前だけ書いて残したことが始まりなんだとか…!
昔の名刺(スタッフ作によるイメージ)。素材も形もさまざまですね
現在は、1959年に統一された“55×91mm”というサイズが主流だそうです。また、メールアドレスを記載するようになってからは、横書きの名刺が多いそうですよ。
そして、昭和初期から現代までの名刺箱の展示もありました。個人的には、青いプラスチックのケースが懐かしいです!
実家でよく見かけました…!
名刺のデザインに流行りがあるように、名刺箱にも流行りがあるんですね。名刺箱ひとつからも、時代背景が感じられます。
そしてSAKURA TERRACEでは、現在販売されている「山櫻」の製品も展示されています。
なかには、こんなおしゃれな名刺もありました!
フチに色がついているのが分かりますか?
最近はシンプルな中にさりげないアクセントがあるものが人気なんだとか。ちなみに、ビジネスではなくプライベート用に名刺をつくられる方も多いそうですよ。
なお、名刺の作成はネット注文のみとのこと。ここでお気に入りの紙を見つけたら、利用してみてはいかがでしょうか?
名刺のほかにも、アイディア満載の紙製品が展示されていました。じゃばらノート、写真立てと手紙が一体になったものなど、“ありそうでなかった”ものがいっぱいです!
こちらの紙製品はその場で購入することができます
※写真は取材日時点のものです。ラインナップは変更になる場合があります
楽しみながら学んだり、お買い物ができるSAKURA TERRACE。女性にも男性にもおすすめのスポットですので、ぜひ足を運んでみてくださいね。
【営業時間】
11:00〜15:00
【定休日】
土・日・祝日・夏期休業期間・年末年始
横綱横丁の周辺を散策していると、こんな素敵な建物が目に飛び込んできました。
店頭には大きな毛糸玉のオブジェが。いったい何屋さんでしょうか?
近寄って看板を見てみると、どうやらカフェのようです。少し疲れたところだったので、こちらで休憩をしていくことに。
お店の中に入ると、アンティーク家具や小物に囲まれた、落ち着いた空間が広がっていました…!
温かみのある雰囲気の店内です
スタッフさんによると、店内の調度品はイギリスやアメリカなど各国で見つけてきたものだそうです。
そして店内の壁には、絵がいくつか飾られていました。こちらの絵、あの有名なゴッホの自画像なのですが…。
何かが少し違うような…?
よく見てみると、服や帽子に“毛糸”が貼りつけられていました!
毛糸が一本一本貼られています
実はこちらのお店は、毛糸の老舗企業「丸安毛糸」の運営。地域活性化の一環で、オフィスの1階をこのような形にしたそうです。だから店頭や店内に毛糸にまつわるものが置いてあったんですね!
店内の一角では毛糸商品の販売も。直営なので高級毛糸がお得に買えます!
店内を色々と見たあとは、座ってコーヒーとケーキをいただくことに。
コーヒーとケーキを注文すると、コーヒーを豆から挽いて、丁寧にドリップしてくれました。
一杯一杯、じっくりとドリップしてくれます
なお、こちらで使用しているカップはすべて、マイセンやウェッジウッドなどのブランドもの。カウンターの奥にカップが飾ってありますので、お店の混雑が落ち着いてる時は希望のカップを伝えてみてはいかがでしょうか?
少しすると、コーヒーとケーキをテーブルに運んできてくれました。
ケーキのラインナップはその日によって変わるのですが、今回はスタッフさんおすすめの「ダークチェリータルト(650円)」をいただきました。
※ケーキはドリンクとの注文で100円引きになります
生クリームをつけていただきます
タルトは香ばしく、表面がサクッとしていて、中はしっとり。大きめに入ったダークチェリーが良いアクセントになっています。全体的に甘さが控えめで、大人の味でした!
コーヒーは、お店オリジナルの「ウール倶楽部ブレンド(600円)」を選びましたが、酸味・苦味ともにバランスがよく、とても飲みやすかったです!
ちなみに…店内にはこんなアイスコーヒーマシーンもありました…!
水出しアイスコーヒー専用の器具。墨田区内の工場で作られたものだそうです
なんとこちら、水出しのため一回の抽出に約8時間かかるそうです。
特別に試飲させていただきましたが、雑味がなく、すっきりとした味わいでとても香り豊か!ホットもおすすめですが、こちらのアイスコーヒーもおすすめですよ。
落ち着いた空間でおいしいコーヒーとケーキが味わえるウール倶楽部、散策の休憩にピッタリの場所でした!
【営業時間】
11:30〜17:00(L.O. 16:30)
【定休日】
土・日・祝日
※「Tree Nuts」は、2022年6月に閉店しました
清澄通りを歩いていると、少し路地に入った場所に「Tree Nuts(ツリーナッツ)」という素敵な木の雑貨屋さんを見つけました。
ひと際目立つ、おしゃれなお店です
中に入ってみると、木のとても良い香りが漂ってきました…!お店の中ですが、なんだか森林浴をしているかのような気分に。
店内には木でつくられた雑貨がたくさん!
木の製品は、同じ形のものでも木目がひとつひとつ違います。木目を見ながら、どれが良いか選ぶのも楽しみのひとつですね!
同じ商品でも木目によって印象が変わります
店内には、スプーンや箸置きの食器をはじめ、動物をモチーフにした木の製品もたくさんありました!
ぜんぶ揃えたくなる可愛さです♪
動物が好きな方、可愛いものが好きな方は要チェックです。
そして数ある製品の中でも強く惹かれたのが、こちらのスマートフォン用スピーカー。スマートフォンで音楽をかけて本体を上部に差し込むと、共鳴して木の穴から音が大きく聞こえてくるんです!
すべて木でできているスピーカーです!
大きく聞こえるといってもキンキンとした感じではなく、やわらかい良い音なので、クラシックを聴くのにも良いのではないでしょうか?
電源もコードもいらないので、クルマに積んでキャンプなどに持って行くのにも良さそうですね!
店内の一角では、“木の良さを知ってほしい、広めたい”という店主さんの想いがこもった、木にまつわる展示もありました。
壁には52種類の木材が展示してあり、実際に手にとって触ることができます
木の種類によって色や形、硬さや重さ、香りなどが違い、木の奥深さを垣間見ることができます…!
珍しい材木や世界一重い木・軽い木などの展示もあります
店内のほか、店頭にも“木場”ついての説明などが書かれていて、木材の歴史を知ることができます。ぜひ、そちらも見てみてくださいね!
Tree Nuts
東京都墨田区緑1-9-6
両国は電車でのアクセスが良い場所ですが、周辺にはコインパーキングがたくさんありますので、クルマでのアクセスもおすすめです。私は今回、タイムズ両国第6駐車場にクルマをとめて散策しました!
両国にはまだまだ博物館や歴史の史跡など、おもしろいスポットがたくさんありますので、ぜひ、実際に訪れて散策してみてくださいね。
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