可愛い動物の木の置物

相撲だけじゃない!両国さんぽ、おすすめスポット3選
両国(東京都)

2017/11/09 更新

※情報は更新日時点のものです。施設や店舗の営業状況が変更されている場合があります。最新の情報は各施設や各店舗の公式ホームページでご確認ください。

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両国をおさんぽしてきました!

日本文化が息づく街、両国。

都心のすぐ近くにありながら下町情緒が残っていて、ちょっと散策するのにおすすめの街なんです。

広い道路と遠目に見えるスカイツリー

建物の間からスカイツリーも見えます!

今回は、両国周辺をおさんぽして、相撲だけじゃない、両国の魅力をお伝えしたいと思います!

【今回のおさんぽルート】

タイムズ両国第6駐車場
↓徒歩約8分
おしゃれな木の雑貨屋さん「Tree Nuts」
↓徒歩約10分
名刺と紙製品の小さな博物館「SAKURA TERRACE」
↓徒歩約17分
本格コーヒーが味わえる「アンティークカフェ ウール倶楽部」
↓徒歩約1分
タイムズ両国第6駐車場

おしゃれな木の雑貨屋さん「Tree Nuts」

クルマをとめて吉良邸跡などに立ち寄りつつ、清澄通り方面へ。

清澄通りを歩いていると、少し路地に入った場所に「Tree Nuts(ツリーナッツ)」という素敵な木の雑貨屋さんを見つけました。

ツリーナッツ外観

ひと際目立つ、おしゃれなお店です

中に入ってみると、木のとても良い香りが漂ってきました…!お店の中ですが、なんだか森林浴をしているかのような気分に。

細長い店内に並ぶ木の雑貨

店内には木でつくられた雑貨がたくさん!

まず目にとまったのが、こちらのコップ&マグカップ!ガラスや陶器ではなく、木でつくられたものは珍しいですよね。

色や木目や形も様々なカップ

価格は2,160円~。百貨店などで購入するよりおトクなのでは!?

店主さんによると、コップ&マグカップは海外の方にも人気で、入荷待ちになることもあるそう。お気に入りを見つけたら、即購入するのがおすすめです!

木の製品は、同じ形のものでも木目がひとつひとつ違います。木目を見ながら、どれが良いか選ぶのも楽しみのひとつですね!

スプーンや器など色々な商品

同じ商品でも木目によって印象が変わります

店内には、スプーンや箸置きの食器をはじめ、動物をモチーフにした木の製品もたくさんありました!

可愛い動物の木の置物

ぜんぶ揃えたくなる可愛さです♪

動物が好きな方、可愛いものが好きな方は要チェックです。

そして数ある製品の中でも強く惹かれたのが、こちらのスマートフォン用スピーカー。スマートフォンで音楽をかけて本体を上部に差し込むと、共鳴して木の穴から音が大きく聞こえてくるんです!

縦長の長方形に穴のあるスピーカー

すべて木でできているスピーカーです!21,600円(木材はイエローパイン)

大きく聞こえるといってもキンキンとした感じではなく、やわらかい良い音なので、クラシックを聴くのにも良いのではないでしょうか?

電源もコードもいらないので、クルマに積んでキャンプなどに持って行くのにも良さそうですね!

なお、こちらのお店では表札のオーダーメイドも行っていました。

漢字やローマ字や絵入りの表札

杉や樫など名前に木の名前が入っている方は、その木で制作を希望されることが多いんだとか

また、表札だけでなく、家具のオーダーメイドも。既製品よりお値段は張りますが、自分好みのオンリーワンの家具がつくれますよ。

木の種類やデザインの希望、予算などに応じて制作してくれるそうですので、店主さんに相談してみてくださいね!

デニムのエプロンで微笑む店主

店主の村山さん。木のことなら何でも答えてくれる木のプロフェッショナルです!

今回はご紹介しきれませんでしたが、こちらのお店では子ども用のおもちゃやギターなども販売していました。一部の商品はインターネットでも販売されているので、遠方の方などはチェックしてみてくださいね!
※2021年1月現在、オンラインショップは休止しています

木についての展示も!

店内の一角では、“木の良さを知ってほしい、広めたい”という店主さんの想いがこもった、木にまつわる展示もありました。

フレームに貼られた木材プレート

壁には52種類の木材が展示してあり、実際に手にとって触ることができます

木の種類によって色や形、硬さや重さ、香りなどが違い、木の奥深さを垣間見ることができます…!

木の棚に並ぶ様々な木材

珍しい材木や世界一重い木・軽い木などの展示もあります

店内のほか、店頭にも“木場”ついての説明などが書かれていて、木材の歴史を知ることができます。ぜひ、そちらも見てみてくださいね!

【営業時間】
10:00~18:00

【定休日】
日曜・祝日

名刺と紙製品の小さな博物館「SAKURA TERRACE」

Tree Nutsを出たら、スカイツリーを遠目に眺めつつ、都営新宿線の菊川駅方面へ。

続いては、名刺と紙製品の小さな博物館「SAKURA TERRACE(サクラテラス)」を訪れました。

サクラテラス外観

菊川駅の近くにあります

こちらは、名刺など紙製品の老舗企業「山櫻」のオフィスなのですが、その3階が博物館になっていて、一般の方でも自由に入ることができるんです。

博物館フロア

「SAKURA TERACE」。入館は無料です

壁には、名刺ができるまでの工程などが展示されていました。名刺は私たちの身近にありますが、つくる工程を知る機会はなかなかないですよね。

名刺ができるまでの展示

紙も裁断する機械も名刺のために特注品を使用しているそう

また、名刺の歴史についての展示もありました。

日本では、訪問先が不在の際に、和紙に名前だけ書いて残したことが始まりなんだとか…!

色々な素材や形の名刺

昔の名刺(スタッフ作によるイメージ)。素材も形もさまざまですね

現在は、1959年に統一された“55×91mm”というサイズが主流だそうです。また、ここ数年でメールアドレスを記載するようになったため、最近では横書きの名刺が多いそうですよ。

そして、昭和初期から現代までの名刺箱の展示もありました。個人的には、青いプラスチックのケースが懐かしいです!

台にずらりと並ぶ名刺箱

実家でよく見かけました…!

名刺のデザインに流行りがあるように、名刺箱にも流行りがあるんですね。名刺箱ひとつからも、時代背景が感じられます。

そしてSAKURA TERRACEでは、現在販売されている「山櫻」の製品も展示されています。

なかには、こんなおしゃれな名刺もありました!

白地にグラデーションの縁取り

フチに色がついているのが分かりますか?

最近はシンプルな中にさりげないアクセントがあるものが人気なんだとか。ちなみに、ビジネスではなくプライベート用に名刺をつくられる方も多いそうですよ。

なお、名刺の作成はネット注文のみとのこと。ここでお気に入りの紙を見つけたら、利用してみてはいかがでしょうか?☆名刺注文サイトはこちら

名刺のほかにも、アイディア満載の紙製品が展示されていました。じゃばらノート、写真立てと手紙が一体になったものなど、“ありそうでなかった”ものがいっぱいです!

多種多様な紙製品

こちらの紙製品はその場で購入することができます

どの製品もアイディアいっぱいで興味が惹かれたのですが、私が特に気になったのがこちら!

ネイビーに白字の名刺箱

スイカに焼き立てのパンにバナナ…?カレーや焼肉もあります

実はこれ、「フレグラ」という香る名刺箱なんです!この箱に名刺を入れておくと、その香りが約3カ月持続するそうです。香る名刺…インパクト大ですよね!

カレーを嗅いでみましたが、色々なスパイスの香りがしました!食べ物だけでなく、ヒノキやペパーミントの香りもありますので、ぜひ、実際に嗅いでみてくださいね。

こんなお買い得コーナーもありました!

館内の一角では、こんなお楽しみコーナーも…!

ダンボールに大量の封筒や紙

封筒・カット紙の詰め放題です。驚くほどリーズナブル!

こちらでは、梱包箱に少し損傷があったため、流通できなくなった封筒・カット紙が詰め放題で販売されています。封筒・カット紙そのものには損傷がなく、キレイな紙なんです!

封筒詰め放題で100円、カット紙詰め放題で200円と破格なので“詰める袋が小さいのでは?”と思ったのですが…。

詰め放題用の袋と各種封筒

A3くらいの大きな袋でした。大判振る舞いです!

かなりの大きな袋に詰めることができます!この袋に詰め放題でこの価格はかなりおトクですよね…!

ちなみに、100円で名刺紙の詰め放題もありますので、チェックしてみてくださいね。名刺紙は、メッセージカードとして使われる方も多いそうですよ。

見どころいっぱいのSAKURA TERRACE、女性にも男性にもおすすめのスポットですので、ぜひ足を運んでみてくださいね。

【営業時間】
10:00~17:00

【定休日】
土・日・祝・夏期休業期間・年末年始

本格コーヒーが味わえる「アンティークカフェ ウール倶楽部」

歩いてタイムズ両国第6駐車場に戻る途中、こんな素敵な建物が目に飛び込んできました。

アンティークカフェウール倶楽部外観

店頭には大きな毛糸玉のオブジェが。いったい何屋さんでしょうか?

近寄って看板を見てみると、どうやらカフェのようです。たくさん歩いて少し疲れたところだったので、帰る前にこちらで休憩をしていくことに。

お店の中に入ると、アンティーク家具や小物に囲まれた、落ち着いた空間が広がっていました…!

店内席とアンティーク小物

温かみのある雰囲気の店内です

スタッフさんによると、店内の調度品はイギリスやアメリカなど各国で見つけてきたものだそうです。

そして店内の壁には、絵がいくつか飾られていました。こちらの絵、あの有名なゴッホの自画像なのですが…。

違和感のあるゴッホの自画像

何かが少し違うような…?

よく見てみると、服や帽子に““毛糸”が貼りつけられていました!

毛糸部分のアップ

毛糸が一本一本貼られています

実はこちらのお店は、毛糸の老舗企業「丸安毛糸」の運営。地域活性化の一環で、オフィスの1階をこのような形にしたそうです。だから店頭や店内に毛糸にまつわるものが置いてあったんですね!

可愛い家具に並べられた毛糸

店内の一角では毛糸商品の販売も。直営なので高級毛糸がおトクに買えます!

店内を色々と見たあとは、座ってコーヒーとケーキをいただくことにしました。

毛糸やスパンコールが貼られたメニュー

メニュー表にもカラフルな毛糸が!

コーヒーとケーキのセットを注文すると、コーヒーを豆から挽いて、丁寧にドリップしてくれました。

丁寧にコーヒーを淹れる店員さん

一杯一杯、じっくりとドリップしてくれます

なお、こちらで使用しているカップはすべて、マイセンやウェッジウッドなどのブランドもの。カウンターの奥にカップが飾ってありますので、希望を伝えればそのカップで淹れてくれます。

少しすると、コーヒーとケーキをテーブルに運んできてくれました。

テーブルのコーヒーとケーキ

ケーキセット800円(紅茶も選択可)

ケーキは季節のケーキやチーズケーキなど約8種類から選べるのですが、今回はスタッフさんおすすめの“ダークチェリータルト”をいただきました。

生クリームをつけたケーキ

生クリームをつけていただきます

タルトは香ばしく、表面がサクッとしていて、中はしっとり。大きめに入ったダークチェリーが良いアクセントになっています。全体的に甘さが控えめで、大人の味でした!

ケーキセットのコーヒーはお店のオリジナルブレンドなのですが、酸味・苦味ともにバランスがよく、とても飲みやすいです。

ちなみに…店内にはこんなアイスコーヒーマシーンもありました…!

壁のカップと専用器具と並んだスプーン

水出しアイスコーヒー専用の器具。墨田区内の工場で作られたものだそうです

なんとこちら、水出しのため一回の抽出に約8時間かかるそうです。

特別に試飲させていただきましたが、雑味がなく、すっきりとした味わいでとても香り豊か!ホットもおすすめですが、こちらのアイスコーヒーもおすすめですよ。

落ち着いた空間でおいしいコーヒーとケーキが味わえるウール倶楽部、散策の休憩にピッタリの場所でした!

【営業時間】
11:30~18:00(L.O.17:30)

【定休日】
土曜・日曜・祝日

さいごに

歩いてタイムズ両国第6駐車場に戻り、クルマで帰路につきました。

今回は両国さんぽにおすすめの3スポットをご紹介しましたが、以前ご紹介した、両国江戸のれんや北斎美術館と合わせて立ち寄るのも良いですよ。

両国にはまだまだ博物館や歴史の史跡など、おもしろいスポットがたくさんありますので、ぜひ、実際に訪れて散策してみてくださいね。

※この記事は2017/11/9時点の情報です
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※情報は更新日時点のものです。施設や店舗の営業状況が変更されている場合があります。最新の情報は各施設や各店舗の公式ホームページでご確認ください。

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