初心者にも!景色も楽しめる隅田川テラスで朝ランニングのススメ
両国(東京都)

2016/06/23 更新

※情報は更新日時点のものです。施設や店舗の営業状況が変更されている場合があります。最新の情報は各施設や各店舗の公式ホームページでご確認ください。

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ランナーに人気のスポット「隅田川テラス」

夏の花火大会のイメージが強い隅田川。現在その河川敷は「隅田川テラス」としてきれいに整備され、地元に住む方々の新しい憩いの場となっているのをご存知でしょうか?

…と同時に、都内で信号なしで走れるということもあり、ウォーキングやランニングをする方に人気のスポットにもなっています!私もよく走ります!

そこで今回は最近趣味でランニングを始めた私が、隅田川テラスを実際に走ってご紹介!これからランニングを始めたいとお考えの方にも、わかりやすく説明いたします。

ランニングの基礎知識

いつ走ろう?

ランニングにおすすめなのは、断然朝!ひんやりとした空気のなか、清々しい気分でランニングを楽しむことができます。

どこから走ろう?

隅田川テラスは浅草から月島まで走ることができますが、初心者が一気に走るのはちょっと辛いもの。そこでスタート地点としておすすめなのが、両国です。

両国はちょうど中間地点にあるため、そこを拠点としてコースを南北に分けて走ることができるので便利です。

どんな格好で走ろう?

決まったルールはありませんが、普通のTシャツとハーフパンツよりも、ランニングウェアのほうが断然走りやすいです!

ランニングウェアは吸汗性・速乾性を兼ね備えているものが多く、汗をかいてもサラリとして快適に過ごせます。薄い素材で軽いというのも魅力です。

私のランニングスタイル。ウェア選びも楽しいですよ!

昔スニーカーで走ろうとしたら、友人にこっぴどく怒られたことがあります。そのときにはじめて知りました…スニーカーとランニングシューズは違うんです!(笑)

普通のスニーカーに比べてクッション性とホールド性が高く、軽い!一言で言うと…「すごく走りやすい」のです。

スニーカーなんかで走ったら足を痛めます!

何を持って走ろう?

タオル、ドリンクなど運動する際に必須なものは持っていきましょう!ちなみに隅田川テラスにはあまり自販機がないので、ドリンクは持参するのがおすすめ。

私はいつも小さいウエストバッグに入れて持っていきます

途中でなにかあったときのために、1,000円札1枚くらいは持っておきましょう!小銭はジャラジャラしてしまうので、私はお札を持っていきます。

「隅田川テラス」を走ろう!

隅田川テラスのランニングルートには、両国を中心として北ルートと南ルートがあります。北は浅草方面に走るルート、南は越中島方面に走るルートとなっています。

好きなルートを選びましょう

今回は、南ルートの往路4.3kmを走ってみましょう。
旧安田庭園を通り過ぎ、隅田川沿いへ。「隅田川テラス入口」というわかりやすい看板があります。

階段を上ると…

幅の広い隅田川と並行してまっすぐ続く隅田川テラス!そう、隅田川テラスの魅力は、なんといってもこの景色の素晴らしさ!なんともテンションがあがります!

潮の香りもほんのり漂っていて気持ちが良いです!

まずは両国橋を目指して走ります!
走り始めてすぐに見えてきたのが、水上ライン発着場。いわゆる「水上バス」です。今回は乗れませんが、いつかは乗ってみたいものですね~!

風を切って走る船は気持ちがいいですよ!

壁に目を移すと隅田テラスギャラリーと呼ばれる、両国地区の江戸から昭和の文化や街並みが描かれた錦絵が飾られています。

隅田川テラスにはこのようなギャラリーをはじめ、利用者が楽しく過ごせるような工夫が数々施されています!

大相撲、花火大会などのイベントに合わせて張り替えがされているそう

両国の小学生の卒業制作もあります

私がいつも走りながら見てしまうのは、こちら。
川沿いの柵に相撲の決まり手の絵柄がデザインされているんです。結構アクロバティックなものもあって面白いので、ニヤニヤしないように注意しましょう!(笑)

この相撲側の柵は隅田川テラスの中でも、両国付近だけなので必見!

そんなこんなで走っていると見えてきました、両国橋。
南ルートの往路には5本の橋がかかっていて、それぞれ異なった特徴があるため、目印にも隅田川ランをより楽しむアクセントにもなります。

1本目となる両国橋

隅田川テラスを走る際には、地面にも注目です!

四神の図柄がデザインされています

このように隅田川テラスには無地の道はあまりなく、おもしろいモチーフや、進むにつれてどんどんデザインが変わっていく様子を楽しみながら走ることができます!

ランニングに戻りましょう!隅田川テラスは整備しているところがいくつかあるので、一般道に出なくてはならないポイントも。でもちゃんとルートが掲示されていますので、迷うことはありません!

奥が行き止まりなので、階段を上ります

停泊している屋形船。下町ならではの貴重な風景を見ることも

また隅田川テラスに戻り少し走ると見えてくるのが、第二の橋・新大橋です。

オレンジ色がまぶしい!

橋の下を通るのも、隅田川テラスのおもしろいポイント!大きな橋の裏側ってあんまり見る機会ないですよね。

個人的におすすめの光景です

隅田川テラスにはきれいなお花がたくさん植えられています。どのお花も「花守さん」と呼ばれる地元の町会の方々が手入れをされているそう。

季節のお花を眺めながら走るのも、気持ちがいいですね!

利用者の心をなごませてくれます

さていろいろな風景を楽しみながら走っていると、第三の橋・清州橋が見えてきました!このあたりでちょうど往路の半分。あと少しがんばりましょう!

さわやかな水色の橋です

対岸の景色も見逃せないポイント!この付近には面白い形のビルやきれいな公園がたくさん。隅田川越しに見ると雰囲気も違って見えます!

なんの建物だろうと想像するとおもしろいです

そうしている間に見えてくるのが、第4の橋・隅田川大橋です。

エメラルドグリーンがきれいです

走っていると、沿道には松尾芭蕉の句を記した石碑がちらほら。というのもこのあたりは、芭蕉が「おくのほそ道」の旅に出る前、37歳のときに住んでいた場所なのです。

芭蕉も隅田川を眺めていたのでしょうか…

あっという間に往路最後の橋でもある、第5の橋・永代橋に到着。ここまで来れば、ゴールの越中島公園はもうすぐです!

パステルカラー調の水色です

…と、そのとき橋の向こうから銀色に輝くの船が登場!これは隅田川の旅客船「ホタルナ」です。巨匠・松本零士さんがデザインを手がけたことでも知られ、隅田川観光の見どころのひとつです!

隅田川は水上バスや物資の運搬としても普段から利用されている川。さまざまな船が行き交う様子を眺められるのも隅田川テラスの魅力です!

近未来的なデザインがかっこいい!

永代橋を越えて少し走れば、ゴールの越中島公園に到着!スタート地点からここまで、私の足で30分ほど。初心者の方にもぴったりなお手軽コースです。

ここからはのんびり歩いたり、ストレッチをしたりして身体を休めましょう。

高層マンションが醸し出すシティ感がたまりません

越中島公園は、隅田川沿いに伸びる全長約500mの公園。公園からの景色がきれいなので、ドラマやCMにもよく使われているそう。

みなさん、思い思いに過ごしていました!

なぜか公園内には信号と横断歩道も!

一息ついたら、両国方面に戻りましょう!
対岸の復路ルートを通って帰るもよし、来た道を戻るもよし。ちょっと疲れたなぁという方は、越中島駅から電車で帰るのもOK!無理せず楽しくが大切です。

運動の後は、健康的なブランチを!

いっぱい走ったら、お腹も空いてきました。朝ランニングの後の、ちょっと遅めの朝ごはんを優雅にいただくことにしましょう!

そこでおすすめのスポットが、旧安田庭園のとなりにある「両国テラス」。JR両国駅西口から徒歩6分・都営大江戸線両国駅A4出口より徒歩5分の場所にあります。

オシャレな外観

落ち着いた空間のイートインスペースです

私のおすすめは、アスリート食堂定食(970円)。スポーツ栄養学に基づいてつくられた、その名の通り運動をする方にもぴったりの定食なんです!

3つの主菜、汁物、ご飯の豪華なセットになっています。美味しいうえに、必要な栄養素をバランスよく摂取することができるのもうれしいですね!

主菜は好きなものを3つ選べます

洋風のランチプレート(900円)もあります

都内で健康的なカラダづくりができる隅田川テラス。初心者の方は一度に走るのと距離が長いので、コースを区切ってチャレンジしてみてくださいね!
それぞれで違った景色が楽しめますよ!

※この記事は2016/06/23時点の情報です
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