おしゃれランチができるレストランも!東京都庭園美術館の見どころ徹底ガイド
白金台(東京都)
更新日: (公開日:2016/02/4)
※情報は更新日時点のものです。施設や店舗の営業状況が変更されている場合があります。最新の情報は各施設や各店舗の公式ホームページでご確認ください。
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※「目黒雅叙園(現:ホテル雅叙園東京)」は、2025年10月より休館しています。最新情報は公式ホームページをご確認ください
目黒雅叙園では、例年1月中旬〜3月上旬頃まで雛まつりのイベントが開催されています。
歴史的な建造物と日本全国から集められた雛飾りとのコラボレーションは必見!今回は、実際にそのイベントに行ってきましたので、詳しくご紹介したいと思います。
※イベントの内容や内装は公開日時点のものです。テーマなどは年度により変更になります
目黒雅叙園へはこちらの行人坂を下って向かいます
行人坂を下ると、目黒雅叙園に到着します。
正面玄関に飾られたお雛さま
今回ご紹介するのは、「百段雛まつり」。2010年から開催されている、都内最大級の雛まつりイベントです。イベント時には毎回変わるテーマに沿って、多くの雛人形や作品が展示されます。
このときは「東北地方の雛文化」がテーマでした
会場となるのは、東京都の指定有形文化財である「百段階段」。
豪華なエレベーターに乗って、会場に向かいます!
エレベーターの中がキラキラです
この百段階段、1935年築の目黒雅叙園に現存する唯一の木造建築のこと。絢爛豪華な7つの部屋が、99段の長い階段廊下でつながっています。
階段に使われているのは、厚さ約5cmのケヤキ板
各部屋は趣向の異なった装飾がほどこされ、お雛さまとのコラボレーションも見どころです。
階段の天井も豪華ですね
今回訪れたイベントの見どころの一つは、伊達政宗の懐刀として知られる白石城城主・片倉家のお雛さま。
会場の雰囲気と相まって、威厳を感じます
優美な有職雛や御所人形、芥子(けし)雛などが蔵から出されて、一般公開されています。
一体数cmほどの小さな芥子雛
もちろん、そのほかにも貴重な雛人形がたくさん!
岩手県花巻市の豪商の古今雛
「東北三大土人形」の一つ、花巻人形も見逃せません。
色とりどりの彩が美しいですね
盛岡町家に代々伝わるお雛さま
雛人形と同じく、子どもの健やかな成長を願って作られたつるし飾りも素敵です。
子どもや食べ物、お花など、一つひとつが可愛い!
日本人形の源流そして郷土土人形の最高峰の一つと言われる、仙台の堤人形。
約200年前の堤人形のお雛さまは、とてもたおやかなお顔です。
今のお雛さまとは少し雰囲気が違いますね
どのお雛さまも趣があって素敵ですが、私が一番感動したのは、岩手県大槌町の「津波に耐えた大正雛」。
東日本大震災で津波に流された一カ月後、がれきの中から泥だらけの状態で見つけられたそう。所有者の方が丁寧に洗い、乾燥させ、大切に保存していたものが、今回特別に展示されていました。
穏やかな表情をされています
見どころいっぱいの「百段雛まつり」。和の風情が感じられる、素敵なイベントでした。ぜひ、皆さんも訪れてみてくださいね。
お雛さまを堪能した後は、目黒雅叙園内にある日本料理「渡風亭」で優雅にランチタイム。
落ち着いた空間が何よりの贅沢です
オーダーしたのは、期間限定の特別メニュー「雛膳」。
※写真はイメージです
日常とは違う、ゆったりとした時間…とっても贅沢なひと時を過ごしました。
美しい装飾の目黒雅叙園で、歴史ある雛人形に囲まれて幸せでした。じっくり、ゆっくり鑑賞できるイベントなので、皆さんもぜひ訪れてみてください。
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