
食堂で市場グルメも楽しめる!大田市場に見学に行ってみよう
大田(東京都)
2017/03/09 更新
※情報は更新日時点のものです。施設や店舗の営業状況が変更されている場合があります。最新の情報は各施設や各店舗の公式ホームページでご確認ください。
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国内・国外への旅の窓口である、羽田空港。そんな羽田空港の近くに、実は「JAL SKY MUSEUM」という大人気の施設があるんです!
子どもから大人まで楽しめる体験型のミュージアムで、予約すれば誰でも見学が可能。日本航空が社会貢献の一環として行っていて、入場料はなんと無料なんです!
今回、大田区営業担当の私が実際に体験しに行ってきましたので、
※2021年7月にリニューアルし、見学コースや展示内容が変更になっています。最新の情報は公式ホームページをご確認ください
JAL SKY MUSEUMは、東京モノレール新整備場駅のすぐ近くにあります。私は浜松町駅近くのタイムズパーキングにクルマをとめて、そこから東京モノレールで向かいました。ミュージアムには駐車場はありませんので、ご注意を!
駅を出てすぐ右手にある建物です
こちらは「JALメインテナンスセンター1」という建物で、ミュージアムだけでなくオフィスとしての機能も備えています。
工場見学はこちらの正面入口から入りましょう!
入口には警備員さんがいますが、工場見学で来た旨を伝えれば入館できますよ!※工場見学時以外は一般の方は入れません
入館して受付を済ますと、このようなネックストラップつきの入場券がもらえました!
ネックストラップとパンフレットはさいごにお土産として持ち帰れます!
ネックストラップを首からさげ、気分はJALの職員さん…になったところで、入口のゲートからミュージアムに入ります。
こちらから搭乗…ではなく入場します!
入場券のQRコードをかざすとゲートが開く仕組みなのですが、本当に飛行機に乗るみたいで、ワクワクしました!
まずは3階の教室に移動し、約30分間こちらで飛行機の飛ぶ仕組みや羽田空港の概要などを学びます。
航空教室
…この教室を見て何か気づくことはありませんか?
実はこの教室、椅子が3:4:3の配列になっていて、機内と同じ並びなんです!幅はJALの大型旅客機・ボーイング777と同じという、憎い演出も!
壁には飛行機の窓を模したものもあります
教室の中ですが、機内の気分が味わえました!
航空教室は、子どもでもわかりやすいようクイズなどを交えながら、楽しく飛行機について知ることができました。普段あまり“飛行機がなぜ空を飛べるのか”考えたことはありませんでしたが、こちらでバッチリ理解できました(笑)!
航空教室のあとは、展示エリアを見学する時間になります。約30分間、好きなところから自由に見てまわりましょう!
展示エリア。吹き抜けになっている、開放的なスペースです
私はまず、パッと見て目を奪われた、歴代のJAL/JASの制服が展示されているエリアへ行きました。
ズラリと並んでいます!
初期から現在までの制服が、一堂に集合しています!デザインやスカートの長さ、スカーフや帽子の有り無しなど、時代の変化が感じられます。
5代目のスカートはかなり短いです!4~6代目のデザインはあの森英恵氏だそう
それにしても客室乗務員やパイロットの制服ってかっこいいですよね!ちょっと着てみたい…と思っていたら、なんと展示エリアの奥に制服体験コーナーがありました。
こちらを着ることができます!人気のコーナーで、順番待ちになっていました
この制服、実はちょっと秘密があり、あっという間に簡単に着替えることができるんです!その秘密は…実際に行って確かめてみてください(笑)!
私も着て写真を撮ってもらいましたが、良い記念になりました!全身写したい場合は、男性は黒いパンツ、女性はスカートで行くと本物に近づけると思います。サイズは子ども用から大人用までありますので、親子で撮影するのもおすすめですよ!
展示エリアには、JALで働く人の職業を体験できるコーナーもあります。
客室乗務員のお仕事が体験できるブース。元客室乗務員のスタッフさんがガイドしてくれました!
客室乗務員のほか、航空整備士やグランドハンドリングスタッフ、パイロットの仕事など、各職種のブースが設置されていて、仕事について学んだり、なりきって楽しむことができます。
パイロットのブースでは、操縦室(コックピット)に座ることも…!
コックピット。実際に整備士やパイロットの訓練で使用されていたそう
1981年に導入されたものですが、スイッチや計器が多く、とても複雑な構造になっています。制服体験エリアの横にはボーイング787を参考にして作成されたコックピットもありますので、昔との違いを見比べてみてください!
そして、展示エリアの奥には、JALグッズのショップもあります。ここだけでしか買えないミュージアム限定のレアなグッズもあり、お土産にピッタリです!
JALのグッズショップ
なお、工場見学終了後に立ち寄ることはできませんので、展示エリア見学時間内に購入しておきましょう!
このほかにも、展示エリアにはJALの年表やシートの展示など、見どころがたくさんあります。時間の許す限り、見てみてくださいね!
展示エリアの見学が終わると、ガイドさんが格納庫に案内してくれます。ちなみに、ガイドさんは客室乗務員・パイロットの経験者だけではなく、元整備士、元空港スタッフ、元航空機関士の方もいて、それぞれの経験を生かしたお話が聞けますよ!
展示室と格納庫は繋がっていて、扉を開けるとそこには別世界が広がっていました…!
第一格納庫。扉が開いた瞬間、見学者の皆さんから歓声があがっていました
こちらは飛行機の定期点検をする第一格納庫で、乗客の安全を守る重要な役割を果たしているところでもあります。この日は中型機のボーイング767と大型機のボーイング777を整備していました。
ボーイング777。足場で囲まれています
コックピットの点検やエンジンの交換のほか、床や座席、トイレなどすべて機内から取り出してひとつひとつ点検しているそう。点検にかかる時間はおよそ7~10日間!いかに力を入れているかが分かりますね。ちなみに、格納庫は東京ドームのグラウンドと同じくらいの広さがあるそうです。
続いて、奥にあるもうひとつの格納庫へと向かいました。第一格納庫は上から見るだけでしたが、第二格納庫では実際に下に降りて、整備士と同じ目線で飛行機を見ることができるんです!
安全のため、このようなヘルメットを着用します
第二格納庫と第一格納庫へは、このような通路を通って行きます。
運が良ければ、通路の窓から富士山を見ることも!また、高度8,000m以下約半径150kmの飛行機を受信できる管制塔の大型アンテナなども見ることができますよ。ガイドさんが説明してくれますので、耳を傾けてみてくださいね。
第二格納庫に着いたら、さっそく下のフロアへ。一階では間近で飛行機を見ることができ、かなり迫力があります!
なかなかこんな至近距離で飛行機を見る機会はないですよね!圧巻です!
翼も、至近距離で見ることができます。ちなみに、右の翼には緑のライト、左の翼には赤のライトがついていて、パイロットはこのライトを“他の飛行機が自分と同じ方向に進んでいるのか、それとも近づいてきているのか”判断材料にしているそうです。
正式名称はナビゲーションライト。主翼の先端についています
ここでもガイドさんが飛行機についてお話してくれますので、飛行機の豆知識や整備についてなどを知ることができますよ!
元客室乗務員さんならではの貴重なお話も聞けました!
また、航空教室で得た知識を思い出しながら見てみると、より楽しめると思います。
第二格納庫の見どころは、整備の様子以外にもあります。それが、こちらの滑走路!実は羽田空港の滑走路に離着陸する飛行機を、ここから間近で見られるんです!
すぐ目の前に滑走路が!レールが境界線になっていて、そこから外に出るのは禁じられているそう
さまざまな飛行機が次から次へと離発着する様子を、近くで見ることができますよ!なお、ガイドさんは遠くから飛行機を見ただけで“あれは○○ですね!”と、機種をあてていました…!
私には豆にしか見えなかったのですが…。さすがですね!
近づいてようやく、JALの飛行機だと認識できました
飛行機の離発着の様子は、ずっと見ていても飽きません!格納庫の見学時間は約40分ですが、あっという間に感じました…!
飛行機を生で見られたのはもちろんのこと、実際に整備士の方が整備している姿などを近くで見ることができ、感動しました!ぜひ、見学にきて現場の空気を感じてみてください!
第二格納庫を見て、すべての見学が終了しました。
普段目にすることがない貴重な現場が見られて、とても興奮しました!行くタイミングで格納庫にある飛行機が違うので、リピーターの方も多いんだとか!私もまた、乗り物好きな息子と一緒に参加したいと思います!
なお、見学は小学生以上からになります。人気のミュージアムですので、早めのご予約がおすすめです。※前日などでもキャンセルが出る可能性があるので、予約専用サイトからこまめにご確認下さい
※この記事は2017/03/09時点の情報です
※表示価格は更新日時点の税込価格です
※金額・商品・サービス・展示内容等の最新情報は各公式ホームページ等をご確認ください
※情報は更新日時点のものです。施設や店舗の営業状況が変更されている場合があります。最新の情報は各施設や各店舗の公式ホームページでご確認ください。
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