パペルブルグ外観

ママ友と行きたい!八王子で楽しむアートとコーヒーで夢のようなひととき
八王子(東京都)

2015/12/10 更新

※情報は更新日時点のものです。施設や店舗の営業状況が変更されている場合があります。最新の情報は各施設や各店舗の公式ホームページでご確認ください。

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八王子には「夢」がある!?

日々、子育てや家事に追われているお母さん方。いつもお疲れ様です。2人の子供を持つタイムズ八王子市担当(男)です。
最近仕事が忙しいのもあって、家に帰れば寝てばかり。なかなか家族サービスができておりません…。ここしばらく、子供たちの面倒を見てくれている妻には頭があがらない状況が続いております。
今回は、そんな家事に育児に忙しいお母さん方に、八王子の息抜きスポットをご紹介。キーワードは「夢」。たまには、ママ友達とほっとできる一時を楽しんできてください!

夢みる街道

まず1つ目の夢は、甲州街道の八王子市から相模原市までにかけて続く「甲州夢街道」。なんともロマンチックな街道名ですね。ここ八王子近辺は「八王子夢街道」とも呼ばれ、イチョウ並木で有名です。
個人的にこれほど長く続くイチョウ並木は見たことがありません。

道路を挟んで続くイチョウ並木

撮影時は11月半ば。11月下旬~12月上旬にはきれいな紅葉を眺めることができます

どの季節に来ても風情がありますが、特に紅葉時は壮観な眺め。木々に囲まれてリラックスしてください。

芸術家の夢を堪能する

2つ目の夢は「八王子市夢美術館」。高層複合施設「ビュータワー八王子」の2階にあります。徒歩で向かうなら、JR八王子駅から約15分ほどの距離。
クルマで行かれる方は、ビュータワー八王子の地下にあるタイムズ八日町夢街道パーキングへどうぞ。夢美術館に入館した方は、駐車場料金が100円引きになります。

夢美術館では、絵画やアニメーション、グラフィックデザインなど年間6本程度の特別展と、常設展として八王子市にゆかりのある芸術家の作品が展示されています。

エントランスとグッズ売り場

落ち着いたエントランス。ミュージアムグッズコーナーも充実しています

特別展に合わせて、講演会やギャラリートークも開催されるため、より深く芸術を楽しむことができますよ。

広々としたギャラリー

スペースにゆとりがあるため、じっくり鑑賞できます

訪れた時に開催されていた特別展は、「サカツ・コレクション 日本のポスター芸術 明治・大正・昭和 お酒の広告グラフィティ」。明治から昭和初期にかけての、お酒に関する広告ポスターを中心に展示されていました。

こちらのポスターは見覚えがある方も多いのでは?「赤玉ポートワイン」のポスターで、デザイン史に残る名作とされています。モノトーンの中に浮かぶ赤いワインが印象的ですね。

グラスを持つ半裸の女性

片岡敏郎・井上木它 赤玉ポートワインポスター
「グラスを持つ半裸の女性」1922(大正11)年

広告手段としてのポスターであったのはもちろんですが、芸術品としても鑑賞されていたとか。

背中の開いたドレスの女性

松田富喬 サクラビールポスター
「背中の開いたドレスの女性」1929(昭和4)年頃

美人画ポスターとして、収集の対象にもなっていたようです。

歌舞伎模様の和服を着た女性

北野恒富 菊正宗ポスター
「歌舞伎模様の和服を着た女性」1915(大正4)年頃

WEB上でみる画像も綺麗ですが、実際の大判ポスターは想像以上の迫力です。

常設展も学芸員の方のこだわりが感じられる作品が多数展示されています。夢美術館で芸術家のみた夢、その当時に生きた人の夢を想像してみるのも楽しいかもしれません。

夢見心地で、コーヒーを味わう

夢美術館で芸術家の夢を味わったら、美味しいもので夢見心地な気分になってみては?
八王子駅からクルマで約15分のところにある「パペルブルグ」は、いつもとは違った気分を味わえるコーヒー専門館です。

パペルブルグ外観

中世南ドイツ騎士の館をモチーフに建てられた外観は、近隣の建物の中でも、ひときわ目を引きます。壁面を覆うツタの葉と、描かれた中世騎士の絵画を眺めると、一瞬ここが現代の八王子であることを忘れてしまいそうになります。

パペルブルグエントランス

エントランスもこだわりを感じさせてくれる造りに。非日常空間への入り口といった感じで、テンションが高まります!

店内に一歩足を踏み入れると…

天井近い壁を覆うフレスコ画

ヨーロッパの聖堂を思い起こさせます!

天井まではみ出て描かれている

壁面を覆う本格的なフレスコ画!グリム童話の「命の水」が忠実に再現されているそうです。どんなストーリーかを調べて行けば、この絵がどんなシーンなのかがわかり、楽しみが倍増します。
店内には、他にも中世南ドイツを感じさせてくれるオブジェが盛り沢山。コーヒーが運ばれてくる前にちょっとご覧になってはいかがでしょう。

時代を感じさせる食器や調度品

グランドピアノやタペストリー、きれいなデザインの食器など。飽きることがありません!

もちろん、コーヒーやデザートもこだわりの逸品が楽しめます。

ブラウンの調度品に落ち着いた照明

落ち着いていて、格式を感じさせる店内

まずはコーヒーから。伝統のレギュラーブランド「ブルグ」(600円)がおすすめです。
こちらではサイフォンによりコーヒーが抽出されており、カウンターでは抽出の様子を見ることができます。

サイフォン抽出の様子

上側のガラスパーツは漏斗、下側はフラスコとよばれています。

漏斗にコーヒーの粉、フラスコにお湯を入れて熱すると、蒸気圧の関係でお湯が漏斗に上がっていきます(左上)、お湯を足して(左下)、フラスコを冷やすと(右上)、これまた蒸気圧の関係で、コーヒーがフィルターを通してフラスコにたまります(右下)。
この間わずか1分ほど。ドリップ方式より早くできて、味の調整がしやすいとのことです。

カップに注がれたコーヒー

コーヒーの香りが少しでも伝わるとうれしいです!

創業以来、変わらない伝統の味は、香り、コク、苦みともに絶品です。

次はおすすめのデザートをご紹介。フランスで修業された店主さんが経営するパティスリー「シトロン」さんからのご提供です。
サクサクした生地に、フランボワーズジャムをサンドしたリンツァートルテ(560円)。生地はスパイスも入っているので、ジャムの甘さと相まって深い味わいです(コーヒーとのセットは1,100円になります)。

生クリームが添えられたケーキ

食べるのがもったいない!

そして、中東のイスラエルから仕入れているというドライフルーツ(400円)は、驚くほどコーヒーに合います。
是非コーヒーとともに味わってください。

色々なフルーツが可愛く少しずつ

いちじくやアプリコット、デーツなど。とてもヘルシーですね

「パペルブルグ」がこの地に誕生して約25年。ご兄弟で運営されているお店です。
素敵な内装と美味しいコーヒーの香りにつつまれながら夢見心地な時間をお過ごしください。

蝶ネクタイとネクタイで区別?

左が兄の青木雅典(まさつね)さん、右が弟の英臣(ひでおみ)さん

さいごに

「夢」をキーワードに八王子市の見どころをご紹介してきました。市内には他にも、東京富士美術館、村内美術館や、落ち着けるカフェなどほっとできる見どころが盛りだくさん。

最近ちょっと疲れがたまってきたな…、なんて感じているお母さん。ちょっとした息抜きに出かけてみてはいかがですか?

※この記事は2015/12/10時点のものです
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