
お花見だけじゃない!飛鳥山公園のモノレールや遊具、博物館などを徹底紹介!
王子(東京都)
2024/11/21 更新
※情報は更新日時点のものです。施設や店舗の営業状況が変更されている場合があります。最新の情報は各施設や各店舗の公式ホームページでご確認ください。
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東京都荒川区にある「あらかわ遊園」は、世代を超えて人々に親しまれているファミリー向け遊園地です。
「名前は聞いたことがあるけれど、行ったことはない」という方もいるはず。今回は見どころからお役立ち情報まで、あらかわ遊園を詳しくレポートしたいと思います!
高速道路を利用する場合、首都高速中央環状線・扇大橋IC(新宿方面から行く際は新板橋出口)で降り、明治通りを目指すルートがわかりやすく近道です。
■駐車場情報
あらかわ 遊園には、114台とめられる地下駐車場があります。
月~金曜 30分100円(最大500円)、土日祝日 1時間300円
※学校の春休み・夏休み・冬休み期間は、1時間300円
ただし休日は10時頃に満車になることも。周辺には事前予約ができる駐車場もあるので、確認しておくと安心ですよ!
最寄り駅は都電荒川線・荒川遊園地前停留場で、そこから徒歩3分ほどで到着します。またJR高崎線または東北本線・尾久駅からも歩いて約12分で行くことができます。
荒川遊園地前停留場からの道すがらには、小型遊具やバラ園も。入園前から楽しめます!
あらかわ遊園の歴史は古く、開業はなんと…大正11(1922)年!煉瓦工場の跡地に、温浴や演芸場を主体とする民営の行楽地として誕生しました。
昭和25(1950)年に区営化。令和4(2022)年4月には大規模リニューアルもおこない、ますます魅力がアップ!地元の方をはじめ、区外からもたくさんの方が訪れる人気スポットとなっています。
最初にご紹介するのは、あらかわ遊園で一位二位を争う人気アトラクション「ファミリーコースター」。
特徴的ないもむし型のライドに乗って楽しむ、“(自称)日本で一番遅いジェットコースター”です。
“いもむしコースター”はキャラクターとしても人気があり、グッズが販売されています
8の字のようなコースは、1周138m。前半は緩やかに進み、終盤に小さなドロップと少し速度の上がるカーブがあります。
こちらのコースを2周します
個人差があると思いますが、絶叫マシンが苦手な私でもまったく怖さを感じませんでした!お子さまのジェットコースターデビューにも、おすすめです。
【ファミリーコースター】
・利用料金:中学生以上のりもの券2枚、小学生以下のりもの券1枚
・利用制限:3歳以上かつ身長80cm以上。未就学児は大人の付き添い要
※フリーパス利用可
続いてご紹介するのは、遊園地の定番アトラクション「メリーゴーランド」。年齢制限がなく、小さなお子さまでも乗車できるのりものです。
入園ゲートをくぐるとすぐに見えてきます
あらかわ遊園のメリーゴーランドには、馬以外にも恐竜やパンダなどちょっと変わった動物が…!お気に入りの動物に乗って楽しんでみてくださいね。
【メリーゴーランド】
・利用料金:中学生以上のりもの券2枚、小学生以下のりもの券1枚
・利用制限:未就学児は大人の付き添い要
※フリーパス利用可。2歳以下無料
「スカイサイクル」は、園内を空中サイクリングできる2人乗りのアトラクションです。
高さはもっとも高いところで地上5mほど
1周228mのコースですが、電動アシスト機能付きなので、体力に自信のない方やお子さまでも安心ですよ。
【スカイサイクル】
・利用料金:中学生以上のりもの券2枚、小学生以下のりもの券1枚
・利用制限:3歳以上、付き添いなしの場合は小学生以上かつ身長120cm以上
※フリーパス利用可
小さなお子さまに人気があるのは、「豆汽車」。あらかわ遊園が区営化した昭和25年から園内を走る、歴史の深いアトラクションです。
かっこいいブルーの車両に乗って、約3分間の汽車の旅が楽しめます!
豆汽車は、どうぶつ広場をぐるっと1周するコースになっています。途中には踏切を通過したり、車内アナウンスで広場の動物を案内してくれますよ!
汽車が通過すると、こちらに来てくれる動物もいました!
【豆汽車】
・利用料金:中学生以上のりもの券2枚、小学生以下のりもの券1枚
・利用制限:未就学児は大人の付き添い要
※フリーパス利用可。2歳以下無料
上下するゴンドラに乗り、中央のタワーを目掛けて放水する「ウォーターシューティングライド」。的に開いた穴に入った水量によって得点が決まります。
上下に動くのでなかなか難しい!
ゴンドラは1台につき2人まで乗車可能。またウォーターガンは2機あるので、お子さまと一緒にぜひ高得点を目指してチャレンジしてみてくださいね!
【ウォーターシューティングライド】
・利用料金:中学生以上のりもの券2枚、小学生以下のりもの券1枚
・利用制限:3歳以上。未就学児は大人の付き添い要
※フリーパス利用可
大人気のエアトランポリン「ふわふわドーム」は、3~12歳のお子さまが利用できます。
日差しの強い日や小雨の日にも嬉しい屋根付き!
利用する際は、身長で「あおチーム」「あかチーム」に分かれて、チームごとの入れ替え制(約5分間)となっています。小さいお子さまと大きいお子さまが分かれて入場するので、安心して遊べますよ!
お子さまの身長を見て分かれましょう!
【ふわふわドーム】
・利用時間:10:00~16:30
・利用料金:のりもの券1枚
・利用制限:3~12歳まで
※フリーパス利用可
子どもたちに人気のキャラクターが勢揃いする「バッテリーカー」もあります。小さいお子さまに大人気ののりものです。
恐竜やパンダカーもあります!
【バッテリーカー】
・利用料金:現金100円または200円
・利用制限:なし
※のりもの券・フリーパス利用不可
さいごにご紹介するアトラクションは、あらかわ遊園のシンボル的存在「観覧車」です。
高さは約40mあります
全28台あるゴンドラのうち、4台はスケルトンになっていて、360°景色を楽しめます。
※ゴンドラの指定はできません
この日は少し曇っていましたが、遠くに東京スカイツリーを見ることができました!もっと天気が良ければ、富士山が見えることもあるんだそう。
ゴンドラ内に設置されたタブレットで、周辺施設の説明も(写真右下)
1周の所要時間は、9分ほど。見晴らしの良い観覧車に乗って、のんびりと空中散歩を楽しんでみてくださいね。
【観覧車】
・利用料金:中学生以上のりもの券4枚、小学生以下のりもの券2枚
・利用制限:未就学児は大人の付き添い要
※フリーパス利用可。2歳以下無料
あらかわ遊園には遊園地としては少し珍しい「釣り堀」があり、金魚釣り体験ができます。
転落防止のボックスやベンチもあり、安心です
竿と餌は利用料に含まれていて、無料で借りられます。持ち込みはできないので、注意しましょう!
餌はお子さまでも扱いやすい練り餌(写真左下)
こちらの釣り堀は4歳から利用可能で、遊び方やコツが初心者にもわかりやすく書かれています。初めて釣りをするお子さまにもおすすめですよ!
※3歳以下は入場不可
釣った金魚は持ち帰りできません(リリース式)
なお、土日や繁忙日は当日現地での予約制となります。お昼ごろには満員になることもあるので、気になる方は早めの予約がベターです!
【釣り堀】
・受付時間:9:00~15:50
・利用時間:1時間
・利用制限:4歳以上。未就学児は大人の付き添い要
・利用料金:中学生以上のりもの券5枚、小学生以下のりもの券2枚
※フリーパス利用不可。貸し竿・釣り餌込み
※3歳以下入場不可
※小学生以下はライフジャケット着用必須
動物好きのお子さまには、「どうぶつ広場」がおすすめ。ヤギ・ヒツジ・ウサギなどとふれあえる広場や、カピバラ・フクロウ・ミーアキャットなどの展示があります。
人懐こい動物が多くて、癒されます!
モルモットは膝に乗せてふれあえます
一部の動物には、おやつをあげることができます。おやつは、現金100円またはのりもの券1枚で購入できますよ!
おやつをあげるときは、トングやスコップを使います
3〜10歳のお子さまは、ポニーの乗馬体験も可能。乗馬時間は10:30〜/13:30〜/15:00〜の1日3回で、定員が決まっているので、注意しておきましょう!
スタッフさんによる引き馬方式なのでお子さまも安心!
【どうぶつ広場】
・利用時間:
[ふれあい広場(仔ヤギ・仔ヒツジ)] 10:00~11:30/13:00~15:30
[ふれあいコーナー(ウサギ・モルモットなど)] 10:00~11:50/13:00~15:30
[フクロウの森] 10:00~15:30
・利用料金:無料
※ポニー乗馬はのりもの券1枚または現金100円
※天候や動物の体調により中止する場合あり
わくわくハウス2階にある「わくわくパーク」は、6カ月~12歳までのお子さま向けの室内遊び場です。
こちらの水色の建物が、わくわくハウスです
屋内施設ながらも、大型アスレチックや本格的なままごとコーナー、工作スペースなどが充実しています!
1歳半までの赤ちゃん専用エリアも(写真右下)
明るく使いやすいこどもトイレや、個室授乳室完備のベビールームも併設しているので、トイトレ中のお子さまや赤ちゃん連れの方も安心です。
授乳室にはミルク用のお湯も用意されています
わくわくパークは1日6回のプレイタイムが設定されていて、当日9時からすべての回の整理券が配布されます。
休日は午前中に受付終了となる場合もありますので、来園したらすぐに受付を済ませておくと良いと思います!
【わくわくパーク】
・営業時間:9:30~16:45
・プレイタイム:9:30~/10:45~/12:00~/13:15~/14:30~/15:45~(各1時間)
・利用料金:大人(中学生以上)のりもの券2枚、子ども(3歳から小学生)のりもの券3枚
※フリーパス利用可
※2歳以下無料
※大人の付き添い要(子ども3名に対し、大人1名以上)
園内でも少し趣向が異なる、こちらの洋館風の建物は、「ふれあいハウス」。
1階には模型や電車模型を展示する「下町都電ミニ資料館」。2階はワークショップなどを開催する多目的ルームですが、それ以外の日は休憩所として開放されています。
多目的ルームはおもちゃ・絵本スペースがあり、赤ちゃんの遊び場としてもおすすめ!
下町都電ミニ資料館には、本格的なジオラマ展示や鉄道模型の運転体験ができるコーナーがあり、なんと…入館は無料!電車好きのお子さまには、ぜひ訪れていただきたいスポットです。
ジオラマの中を走るNゲージの運転体験が楽しめます
【ふれあいハウス】
・利用時間:あらかわ遊園の営業時間に準ずる
・利用料金:無料
・利用制限:なし
※運転体験は日曜のみ実施、小学生まで利用可
開放的な芝生広場で存在感を放つのは、約40mあるロングすべり台!ゆるやかなカーブがかかっていて、程良い疾走感が楽しめます。
土日祝日には行列ができる人気遊具です
お隣には、小さいお子さまから遊べる複合遊具も。吊り輪やはしご、滑り台などたくさんの仕掛けがあるので、いろいろな楽しみ方ができますよ!
アトラクションの合間にも、おすすめ!
園内の一角に流れる小川は、水あそび広場。夏場は多くのお子さまで賑わう“ひんやりスポット”となっています。
遊ぶ際は、着替えを忘れずに!(更衣室なし)
こちらの水あそび広場は、夏に限らず通年で利用可能。最近は春や秋でも気温が高い日があるので、いつでも涼が取れるのは嬉しいですね!
※あらかわ遊園の「子どもプール」は、2023年の営業をもって廃止になりました
園内の飲食スペースでもっとも大きいのが、「もぐもぐハウス」。カレー・オムライス・うどんなどの主食から、ポテトやコロッケなどの軽食まで、幅広いメニューがずらりと揃っています!
2階建ての建物です
16時半からはディナーメニューになります(写真はランチメニュー)
注文した料理は、2階の休憩スペースや外のテラス席などお好みの場所で食べられます。休憩スペースには電子レンジが完備されていて、赤ちゃんの離乳食をあたためることもできますよ。
2階の休憩スペースからは、隅田川や園内の様子が眺められます!
なお1階では、あらかわ遊園オリジナルの雑貨やお菓子など、お土産にぴったりな商品も販売していますので、合わせてチェックしてみてくださいね!
いもむしコースターのグッズもこちらで販売しています!
パン派の方には、わくわくハウス1階にある「コッペぱんクック」がおすすめ。おかず系からスイーツ系まで、さまざまな種類の手作りコッペぱんを販売するテイクアウト形式のお店です。
イメージキャラクターは、かわいいコックさん!
私のお気に入りは、「ナポリタンドッグコッペ」。
ナポリタンと大きなソーセージがサンドされていて、ボリューム満点!パンはふんわりやわらかく、お子さまでも食べやすいですよ。
ナポリタンドッグコッペセット(1,180円)。+110円で米粉パンに変更可能です
コッペぱん以外に、チュロスやソフトクリームなどスイーツメニューも豊富。とくに「あら」「かわ」を象った米粉チュロスパフェは、写真映えすると巷で人気を集めています!
米粉チュロスパフェ(各880円)
入園ゲートの近くにあり、ひときわ目を引くのが「カフェ193」。かつて「一球さん号」の愛称で親しまれた都電6000形の車両を、リノベーションして作られたカフェです。
今にも動き出しそう!
座席や吊り革など、車内の内装も当時の面影を残した雰囲気に!
どこか懐かしいノスタルジックな空間です
こちらのカフェ193では、自家焙煎コーヒーや自家製レモネードはじめとする、こだわりのドリンクや軽食をいただくことができます。
電車の吊り革のような「カタカタつりわぱん(350円)」はお店の名物メニュー!
都電グッズも販売しているので、電車好きの方はぜひ訪れてみてくださいね!
~持ち込みもOK!~
あらかわ遊園では、飲食の持ち込みが可能。もぐもぐハウスの2階やテラス席、わくわくハウス1階の休憩スペース、その他園内のベンチなどで食べることができますよ。
わくわくハウス1階の休憩スペース
あらかわ遊園では、休園日を除く金~日曜・祝日・祝前日に夜間開園を実施。閉園時間が20時まで延長されます。
その日は日没からイルミネーションが点灯し、園内は煌びやかに様変わり!日中の賑やかな様子とはまた違った雰囲気を楽しめますよ。
春休み・夏休み・冬休み期間、ゴールデンウィークにも毎日実施されます
詳しい夜間開園の実施日については、公式ホームページをご確認ください。
■営業時間
9:00~17:00(夜間開園日は20:00まで)
※どうぶつ広場・釣り堀・わくわくパークは、営業時間が異なります
■休園日
毎週火曜、年末年始(12月29日~1月1日)
※学校の春休み・夏休み期間などは無休
入園料 | フリーパス (入園料+のりもの乗り放題) | ライドパス (のりもの乗り放題のみ) | |
---|---|---|---|
大人 | 800円 | 1,800円 | 1,000円 |
65歳以上 | 400円 | 1,400円 | 1,000円 |
中学生 | 400円 | 1,000円 | 600円 |
小学生 | 200円 | 700円 | 500円 |
3歳以上 | 無料 | 500円 | 500円 |
※2歳以下無料
※荒川区民限定の年間入園券・年間パスポートあり
16時以降に入園する場合は、通常料金から割引になるお得なアフター4チケットもありますよ。
混雑のピークは開園時で、入園待ちの列ができるほど。夕方になるにつれ、落ち着く傾向にあります。また時期としては春や秋、とくにゴールデンウィークは混み合います。
公式SNS(X)では、リアルタイムの待ち時間・混雑状況をお知らせしてくれるので、要チェックです!
入園にあたり、予約は不要です。そのままお出かけください。
当日であれば、何度でも再入園可能です。再入園の際は、入園券かフリーパスの提示が必要になるので、無くさないように注意しましょう。
あらかわ遊園では、おむつ替えシートや授乳室が完備されている他、ベビーカーの無料貸出もおこなっています。小さなお子さま連れの方は、活用してみてはいかがでしょうか?
B型ベビーカーのみ。利用は2歳11カ月まで
以上、あらかわ遊園の見どころなどをご紹介しましたが、いかがでしたか?
アトラクションだけでなく、レストランや展示などが充実しているので、ファミリーはもちろん大人だけで訪れても楽しめる遊園地だと思います。またお財布にやさしい価格設定も嬉しいですよね。
ぜひ、次のお休みに訪れてみてくださいね!
※この記事は更新日時点の情報です
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※情報は更新日時点のものです。施設や店舗の営業状況が変更されている場合があります。最新の情報は各施設や各店舗の公式ホームページでご確認ください。
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