
自発的な思考を生み出す!「日本科学未来館」に行ってみよう
お台場(東京都)
2015/08/07 更新
※情報は更新日時点のものです。施設や店舗の営業状況が変更されている場合があります。最新の情報は各施設や各店舗の公式ホームページでご確認ください。
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皆さん、青山と聞いてどんなイメージを持たれますか?
「オフィス街」、「ファッションの街」なんて想像しますよね。
ファッションに興味のある私は、DCブランドのショップが多くあるイメージです。
青山は「大人」が集まる街ですが、今回は青山にある、「子ども」が楽しめるスポットを紹介します。
お子さんにいつもと少し違った体験をさせるにはぴったりの施設だと思いますので、今回はその楽しさが伝わればと思います。
子どもをどこに連れて行けばよいか悩んでしまう、私のようなママさん必見ですよ!
青山のメインストリート「青山通り」
クルマで行きたい方もどうぞご安心を、施設に付帯しているタイムズの駐車場があります。
※「TEPIA先端技術館」は、2022年3月にリニューアルオープンし、展示内容が変更になっています
様々な分野の先端技術を集め、それらを身近なものとして体感できる体験型展示が充実しているのが特徴です。
なんとこちらの施設は基本、無料で体験できるんです。
館内は「テクノロジーパスウェイ」、「テクノロジーショーケース」、「テクノロジースタジオ」、「テクノロジーラボ」と大きく4つのゾーンで構成されています。
これから各ゾーンの特徴をお伝えします。
まず、入口からすぐのロビーに展示してある画面に目が奪われます。
これは「セグメントセンサ」という、人の顔画像を分析し、性別と年齢を推定するマシンです。
実際に前に立ってみると…、実年齢よりも若く推定され、子どもから「良かったね!」と言われました(笑)。
年齢を推定するのに約0.04秒!複数人も同時に可能です
ロビーを先に進むと、向こうから寄ってくる物体が…。"人と共に暮らすためのロボット"というコンセプトで作られた「wakamaru(わかまる)」です。
丸みがある見た目で、とても親しみがあるデザインだなと思いました。
子どもの目線に合わせて、色々な会話もできるんです!
子どもがなかなかロボットから離れようとしてくれませんでした
自然で豊かなコミュニケーションが取れるロボットと触れ合って、近い未来、家庭に一機という時代が来るかもしれないな、と感じました。
近くにはアザラシ型のロボット、「パロ」が展示されています。
このロボット、世界で最もセラピー効果があるロボットとしてギネスブックにも認定されています。
実際に触れるとさまざまな表情をしてくれ、とても愛らしいです。ぬいぐるみのような佇まいなので見た目も癒されます。
なでてあげると気持ち様さそうな表情を見せます
このように、子どもが喜びそうな家庭用ロボットの他には産業用ロボットも展示されています。
各ゾーンにはアテンダントがいて質問や疑問に答えてくれますが、平日に限り事前に予約をすれば、無料で解説付きのツアー見学も対応してくれます。
受付を済ませていざアテンドツアーへ!
私も予約をしていたのでアテンドツアー開始です!
次のゾーンは私たちを取り巻く社会全体ではどんな新しい技術が生まれているのか、世界を変える技術と開発者の想いを展示しています。
ゾーンに入ってすぐ、医療の世界が変わるテクノロジーを紹介しているコーナーがあります。
3Dプリンターと様々な樹脂を使い、患部の臓器の再現や、人間の骨を忠実に作って展示しています。
ショーケース左と中央が臓器、右が骨の立体模型
これらには実際に触ることもできます。
「骨ってこんな感触なんだ、へー」と子どもはうなっていました。
実際に触れるとその精密さに驚きます
私たちの生活の中でどのようにテクノロジーが生かされているかを丁寧に教えてくれるので、子どもでも十分理解できます。
学生も興味津々で展示物に触れていました
続いては、現在の先端技術がちょっと先の未来で、暮らしや社会においてどんな製品やサービスになっているかを体験できるゾーンです。
こちらのゾーンには、先端技術を身近に感じられる展示物が多く並びます。
家庭用ゲーム機を使い、実際の映像に「ARボット」の画像を合成させ、人の動きに合わせてあたかも実際に一緒に遊んでいるように見えます。
「AR」とは拡張現実の略語で、現実の世界をベースに情報を加える技術のことです。
画像にたくさんのARボット達が写っています
この「AR」という技術は、ちょっと先の未来に我々の生活に入ってくるんだろうなと思いました。
次はゲームセンターで実際に遊べるコーナー「え~でるすなば」。プロジェクションマッピングの技術と特殊な砂を使った「未来型の砂場」です。砂は水がなくても造形ができ手につかないので衛生的。砂を掘ると川や海が映し出されたり、砂を盛って積み上げると高低差を感知して山が投影されたりと、楽しい遊び場となっています。
自分で造形した砂と様々な映像との組み合わせが見ていて面白いです
このコーナーは一番のお気に入りみたいで、子どもがまったく離れようとしてくれませんでした(笑)。
多くの子どもは一度はマンガの主人公になりたいと思うはずです。
そんな願いをかなえてくれるのが「Manga Generator瞬刊少年マルマル」です。
カメラが人の動きを読み取るモーションキャプチャーを使い、自分が主人公の物語をいくつかのパターンから選んで、それに沿ったポーズをしてマンガの世界に入り込みます。
最後に自分がポーズを決めたマンガがプリントアウトされます。
パパが一番はしゃいでいました(笑)
このコーナーはパパがハマってしまい、凝ったポーズで決めていました。
そんな姿を横で見ていた子どもが大ウケしていました。
このゾーンで紹介したコーナーは一部ですので、実際に来て色々と体験してみてくださいね。
ワークショップのコーナーでは、週替わりで様々なテーマに取り組むことができます。
土日祝は先着順、平日は事前予約で参加できます。
身の回りにあるテクノロジーの仕組みを学べます
今日行われていたテーマは、電気と回路の仕組み。回路になる特殊なペンとミクロなLEDを使って実際にLEDに電気を通して学ぶという内容でした。
右のペンが回路になる特殊なペン
回路に電気が通り、上手くLEDが光りました!
今日のワークショップは20名程度が定員になっていて、小学3年生くらいからが対象になっています。
いずれのプログラムも、講師の方が分かりやすく丁寧に説明してくれるので、理科が苦手なお子さんも安心して参加できますよ。
最後に紹介するのは、ロボットに実際に触れることができ、ロボットの原理が分かるゾーンです。
ロボットの面白さが分かりやすく理解できるようになっています。
ロボットが身近にあるテクノロジーだと感じられるゾーンです
毎週日曜日には小学5年生以上を対象にした「ロボット教室STEP2」を開催。四足歩行のロボットを自分の思い通り動くようにプログラミングします。難しいプログラミング用語を使わずに、ロボットがオリジナルダンスを踊れるようにチャレンジです!
また、小学校3年生以上を対象にした「ロボット教室STEP1」も行っています。
ロボットを動かすための基本的な仕組みを勉強できます。
※要事前予約
簡易なプログラミングでロボットを動かします
このゾーンには、3Dプリンターでロボット型のオブジェ製作体験ができる教室もあります。
※要事前予約
大人の街、青山にこんな施設があるなんてびっくりですね!今日ご紹介したのは、施設の一部、まだ紹介していない先端技術がまだまだあります。
休みの日にお子さんとぜひ訪れてみてください!
※この記事は2015/08/07時点の情報です
※表示価格は更新日時点の税込価格です
※金額・商品・サービス・展示内容等の最新情報は各公式ホームページ等をご確認ください
※情報は更新日時点のものです。施設や店舗の営業状況が変更されている場合があります。最新の情報は各施設や各店舗の公式ホームページでご確認ください。
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