
【特別企画(1)寛ぎのOff Time】自然の絶景に囲まれた、大人の隠れ宿6選
全国
2017/07/13 更新
※情報は更新日時点のものです。施設や店舗の営業状況が変更されている場合があります。最新の情報は各施設や各店舗の公式ホームページでご確認ください。
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みなさんは、「一の宿倶楽部」をご存知ですか?
“お客様を大切に思う気持ちと期待以上の満足と感動を提供したい”という共通の志を持った、個性あふれる小規模旅館の集まりです。
一の宿倶楽部には、『宿主が安心して常連客に紹介できる宿』…つまり『宿主が認めた宿』しか加盟することはできないそうです。
全国から厳選された19宿が加盟しています(2017年7月現在)
今回はそんな「一の宿倶楽部」に加盟する宿から、“旬や地元の素材にこだわった、料理自慢の宿”をご紹介したいと思います。
貸切露天風呂無料などタイムズクラブ会員だけの嬉しい特典(※一部対象外あり)も ご用意しましたので、ぜひ、お見逃しのないようご覧ください。
【1】湯田川温泉 九兵衛旅館(山形県)
【2】時わすれの宿 佳元(群馬県)
【3】梨木館 はせを亭(群馬県)
【4】蛍雪の宿 尚文(群馬県)
【5】お宿ひるた/紀伊乃国屋(千葉県)
【6】京料理とお庭の宿 八千代(京都府)
まずご紹介するのは、山形県鶴岡市の「九兵衛(くへえ)旅館」。鶴岡の奥座敷とも呼ばれる、湯田川の温泉地にある11代続く老舗旅館です。
藤沢周平などの文豪も訪れた、歴史あるお宿です
お料理は、いずれも地場の食材を中心としたもの。季節に合わせて一カ月ほどで内容が変わるので、その時期ならではの“旬”の味が堪能できます。
夏野菜がふんだんに使われた夏の膳。春はタケノコ、冬はあんこうなどが登場します
鶴岡は“庄内地方”と呼ばれる、日本海沿岸地域。海の幸に恵まれているんです。庄内の地魚をはじめ、夏は天然の岩牡蠣、冬はズワイガニなどを楽しむこともできます。
左:夏の岩牡蠣の膳 右:冬のズワイガニの膳
こだわりは、お米にも。“つや姫”など特別栽培米が使用されており、山形の美味しいお米が味わえます。また、山形牛や庄内豚など地元産のお肉も取り揃えていますので、お肉好きの方にもおすすめの宿です。
九兵衛旅館は、お料理を目的にリピートされる方も多いそう。海・山・陸、庄内の四季折々の味覚を満喫しに、訪れてみてはいかがでしょうか?
三軒目のご紹介は、群馬県の四万温泉にある、「佳元(よしもと)」。四万温泉の中でも静かな“ゆずりは地区”の一画に、ひっそりと佇むお宿です。
時が経つのを忘れてしまいそうな、静かな場所です
佳元でぜひ食べていただきたいのが、群馬特産の肉を用いた、お肉料理。佳元のある上州はとにかく、お肉が美味しいんです。
上州牛だけでなく、馬刺しや鹿刺しも食べられます
群馬産の上州牛は、脂と赤身が見事に調和した風味の良さが特長。“和牛トップレベルの肉質”とも言われています。
他にも肉質にコクと甘みがある赤城地鶏、あっさりとした味わいの麦豚なども食すことができます。
お料理はいずれも、一品一品、心が込められた手づくりの会席料理。器や盛り付けも美しく、舌だけでなく目でも楽しませてくれます。
季節に合わせて、料理だけでなく器も変わります
佳元には100種類以上の本格焼酎もあり、お酒と料理を合わせて楽しむことも。囲炉裏では地酒の試飲コーナーもありますので、お気に入りの地酒を見つけてみてはいかがでしょうか?
次にご紹介するのは、群馬の桐生市にある、「はせを亭」。山間に位置する、自然に囲まれた静かな一軒宿です。
“何もしない”という贅沢ができる、究極の一軒宿です
はせを亭の名物は、高級食材である“きじ”料理。きじ刺しにはじまり、きじの串焼きやきじしゃぶなど、希少価値の高い絶品料理が味わえます。
人気のきじ刺し。クセはなく、旨味はありながらもあっさりとした味わい
野菜は、自家農園により有機栽培で育てたものを使用していたり、魚は山の清水で育った新鮮な岩魚を使用していたりと、それぞれの食材に料理長のこだわりが詰まっています。
お肉だけでなく、四季折々の自然の恵みを堪能できます
朝・夕食ともに部屋食なのですが、驚くのは、生ビール、ソフトドリンクが飲み放題ということ。部屋にはエスプレッソマシーンもあり、食後などにオリジナルコーヒーを楽しむこともできます。
木々の緑に囲まれた隠れ宿で、美食と美味しいお酒を思いの限り堪能してみてはいかがでしょうか?
次いでご紹介するのは、谷川岳や利根川など雄大な自然に囲まれた群馬県のみなかみにある、「尚文(しょうぶん)」。水上温泉郷から少し離れた場所にある、落ち着いた雰囲気の宿です。
里山の景色の中、ゆっくりと寛げます
こちらで味わえるのは、みなかみならではの郷土料理をもとにした、田舎料理。地域に根差した食材が味わえる、繊細さと豪快さを合わせもった料理です。
炭火で焼く囲炉裏料理も人気メニューのひとつ
時期によっては、猟師でもある料理人の猟師料理が食べられることも。熊や鹿、猪などを狩り、最良の調理方法で提供してくれる“ジビエ料理”は格別です。
ジビエ料理はワインとの相性も抜群です
野山を駆けた動物の天然肉は、身が引き締まり脂肪が少なく栄養価が高いそう。健康志向の方にもおすすめの一品です。
都会では味わうことのできない、自然に恵まれた立地ならではのお料理。虫の声や小川のせせらぎとともに、楽しんでみてはいかがでしょうか?
続いてのご紹介は、千葉県鋸南町にある、「お宿ひるた」。波が静かで美しい勝山海岸が目前に広がるお宿です。
波の音を聞きながらのんびりと寛げます
こちらのお宿の自慢は、近隣の勝山漁港と保田漁港から仕入れた新鮮な魚を使用した、海鮮料理。名物のお造りは、地元漁港の定置網で揚がった地魚のみを使用しているというこだわりの逸品です。
宿主自らが毎朝漁港で厳選した、鮮度の高い魚が味わえます
お造りもおすすめなのですが、お宿ひるたに来た際にぜひ食べていただきたいのが、朝獲れの地魚でつくる“姿煮”。
金目鯛・真鯛・黒ムツなど、魚はその日の水揚げにより変わります
甘辛く煮た料理長特製の煮魚は、身が柔らかく別格の美味しさです。また、こちらでは魚だけでなく、伊勢エビやあわびの踊り焼きなど、贅を尽くした魚介料理も味わえます。
お部屋で海を眺めながら、思う存分、海のごちそうを堪能してみてはいかがでしょうか?
なお、すぐ近くの場所には同グループの「紀伊乃国屋」があり、そちらでもお宿ひるた同様に漁港で仕入れた新鮮な海の幸を味わうことができます。
紀伊乃国屋の一室。夕食はすべて部屋食でゆっくりといただけます
お部屋には、すべて“友禅”“山水”などお料理の盛り付け方の名前がついていて、お料理にこだわる宿ならではの心意気が感じられます。
ぜひ、こちらの宿にも足を運んでみてください。
さいごにご紹介するのは、京都市内にある「八千代」。池泉山水庭園に囲まれており、市中でありながらも静かでゆっくりとした時が流れている場所です。
南禅寺の参道に面しています
京の宿、八千代のはじまりは料亭。料亭ならではの見た目も味も洗練された京料理が楽しめます。
京料理の命は、“だし”。お料理には、京都の軟水と利尻昆布、削り節で毎朝丁寧にとった、繊細で上品なだしが使われています。
南禅寺名物の湯豆腐もこちらで味わえます
古くから京料理が受け継いできたものは、季節感。夏は鱧、冬はすっぽん鍋など、旬の食材を活かした季節のお料理も堪能できます。
夏限定で高級魚、鱧のしゃぶしゃぶもあります
庭園レストランで歴史あるお庭を眺めながら食事を楽しむも良し、お部屋で気兼ねなくゆっくりと食事を楽しむも良し…。
古都の雰囲気を感じながら、代々受け継がれてきた伝統的な京料理に舌鼓を打ってみてはいかがでしょうか?
一の宿倶楽部の“旬や地元の素材にこだわった、料理自慢の宿”を6軒ご紹介しました。
いずれの宿も、地場のものや旬のものを使用したお料理が堪能できます。料理人が丁寧に作った個性あふれるお宿の料理、ぜひ、実際に訪れて味わってみてください。
一の宿倶楽部には、今回ご紹介した以外にも個性豊かなお宿がたくさん。ぜひチェックして、お気に入りの宿を探してみてくださいね。
※この記事は2017/07/13時点の情報です
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