山の上に立つ城

観光にもおすすめ!「掛川城」の見どころ徹底紹介|駐車場情報あり
掛川(静岡県)

2026/05/28 更新

※情報は更新日時点のものです。施設や店舗の営業状況が変更されている場合があります。最新の情報は各施設や各店舗の公式ホームページでご確認ください。

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“東海の名城”と名高い「掛川城」をご紹介!

静岡県西部に位置する掛川市。豊かな自然に囲まれ、全国有数のお茶の産地としても知られるエリアです。

今回はそんな掛川市にある、“東海の名城”と名高い「掛川城」へ実際に行ってきました!見どころから周辺のおすすめスポットまで徹底的にご紹介したいと思います!

階段でポーズをとる男性

アクセス&駐車場情報

クルマで行く場合

高速道路を利用する場合、東名高速道路・掛川ICから約10分で到着します。

■駐車場情報
専用駐車場(有料)は、掛川大手門駐車場と掛川城公園駐車場の2カ所があります。なお、土日祝日や桜の見頃の時期などは満車になる場合も。早めのお出かけがおすすめです。

屋内駐車場の入り口

掛川大手門駐車場。天守閣がある掛川城公園までは、歩いて5分ほどです

\料金・台数などはこちらでチェック!/

駐車場の詳細を見る

電車で行く場合

最寄り駅はJR掛川駅で、歩いて7分ほどで到着します。駅から掛川城公園までは一本道なので、スムーズに辿り着けますよ!

掛川城の歴史

掛川城は、室町時代に今川氏が家臣・朝比奈泰凞(やすひろ)に命じて築かせた城です。

1590(天正18)年に山内一豊が入城すると、城の大規模な修築を実施。同時に天守や城下町の整備を進め、現在に繋がる姿へと発展していきました。

その後安政の大地震で天守は倒壊しましたが、1994(平成6)年に復元され、日本初の本格木造天守閣となりました。

お城の外観

その美しさから“東海の名城”と呼ばれ、「日本100名城」にも認定されています

【見どころ①】城を守る玄関口!「大手門」

まずご紹介する見どころは、「大手門」。間口約12.7m、奥行約5.4mの木造入母屋造りの櫓門です。

1995(平成7)年に復元されたものですが、元々はここから50mほど南にあったそうです。

大きな櫓門

身長174cmの僕の何倍も大きい!

その大きさに目を奪われがちですが、屋根の見事な鯱瓦や重厚な門扉など細かい部分にもこだわった造りになっているので注目してみてください。

石の展示や鯱瓦など

門を支える礎石の根固め石の展示もありました(写真上)

個人的に気になったのが、門の北側にある「大手門番所」と呼ばれる建物。城内の出入りを監視する役人の詰め所として使われていました。

現在の建物は1859(安政6)年に再建されたものですが、番所が現存するのは全国的にも珍しく、市の文化財に指定されています。

歴史を感じる瓦屋根の家

番所ならではの張り詰めた空気が、今でも感じられる気がしました…!

【見どころ②】国の重要文化財指定!「二の丸御殿」

「二の丸御殿」は、城主の公邸・藩の役所・公式式典の場として使用された場所。全国で4カ所しか残っていない貴重な城郭御殿のひとつとして、国の重要文化財に指定されています。

畳敷きの広い部屋

畳敷きの部屋が約20も連なっていて、襖で仕切られています

二の丸御殿の奥の方へ進むと、これまでの明るく開放的な空間から一転して、板敷きで天井が低く薄暗い雰囲気に。

武家社会には厳格な身分制度があり、入り口も階級ごとに分かれていました。城主は「式台玄関(正面玄関)」、その他の武士は「玄関東側」、足軽は「北側の土間」から入ったとされています。こちらは、その足軽の入り口なんです。

光がさす土間

当時の階級社会の身分格差をひしひしと感じました

他にも二の丸御殿内には、時刻を知らせるために用いられていた大太鼓をはじめ、武具や歴史資料などが各所に展示されています。建物の見学をしながら、ぜひそちらにも注目してくださいね!

甲冑などの展示物

俳優・杉良太郎さんが寄贈した、松平氏の甲冑は迫力がありました!(写真右下)

また、二の丸御殿には売店も。地元の工芸品や掛川城オリジナルグッズなどお土産にもってこいの商品が揃っているので、立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

遠州の工芸品などを売る売店

入り口付近にあります

〜御城印をもらおう!〜

掛川城の来城記念として人気なのが、御城印。城名に山内一豊の家紋をあしらったデザインになっていて、通常版の他、数量限定の特別版もあります。(書き置きのみ300円〜)

いろいろなデザインの御城印

この日は、特別版として王将戦記念や切絵タイプのものなどがありました!

御城印は、二の丸御殿の売店で販売しています。気になる方は、チェックしてみてくださいね!

【見どころ③】歴史も景色も堪能!「天守閣」

掛川城の最大の見どころといえば…やはり天守閣ではないでしょうか!?

掛川城の天守閣は外から見ると3層ですが、実は内部は4階建て構造。本体は約12×10mのこじんまりとした造りながら、張り出しや付櫓を設けるなど、外観を大きく複雑に見せる工夫がされているのが特徴です。

お城へ向かう男性

白と黒のコントラストが美しい…!

入り口横には、「霧吹き井戸」という井戸が。徳川家康が掛川城を攻め落とそうとした際、井戸から立ち込めた霧が城を包み、徳川軍から城を守ったという、不思議な逸話が残っています。

木の古い井戸

そのため、掛川城は別名「雲霧城」とも呼ばれているそう

天守閣の中は昔の武具や歴史資料の展示の他、石落としや狭間といった“戦う城”としての名残も随所に再現されていて、見応えがあります!

武具などを展示する建物

当時の様子を想像しながら見学すると、より楽しめますよ!

なお各階への移動は階段のみ。手すりはありますが急傾斜になっているので、足元に気をつけてのぼりましょう!

急な階段をのぼる男性

こちらが最上階!四方の窓が開放されていて風通しがよく、眺望が楽しめます。城下の様子はもちろん、掛川市街も広く見渡せて気持ちが良かったです!

窓の外を指差す男性

富士山を発見!

〜掛川城戦国おもてなし隊に会おう!〜

毎月第1・第3日曜の忍者の日には、掛川城に忍者や武将に扮した「掛川城戦国おもてなし隊」が登場。イベント日には手裏剣投げゲームや忍者扮装体験などの催しもありますよ!

城の前でポーズをとる忍者など

登場スケジュールは、公式SNSをご確認ください

【見どころ④】王将戦の会場となった本格的茶室!「二の丸茶室」

掛川城散策の合間にひと息つくなら、天守閣のすぐ下にある「二の丸茶室」がおすすめです。

緑豊かな庭園を備える日本家屋

伝統的な数寄屋造りの建物です

広間・立礼席・小間を備えた本格的な構造の茶室ながら、気軽にお茶を楽しめるのが特長。靴を脱いで広間に上がるか(靴下の着用必須)、靴のまま座れる立礼席を選べます。

茶室やお菓子など

こちらでいただける掛川深蒸し茶または掛川抹茶は、地元産なんだそう

実は、二の丸茶室は王将戦の会場として使われている場所。室内には名だたる棋士たちのサインが飾られていました!

額縁に飾られた棋士たちのサイン

あの藤井聡太名人のサインも発見!

茶室の利用は有料(お茶・お菓子代含む)ですが、庭園だけなら無料で見学可能。四季折々の景色を楽しみながら、散策してみましょう!

【見どころ⑤】和モダンなカフェでひと休み!「竹の丸」

続いてご紹介するのは、「竹の丸」。1903(明治36)年に、葛布問屋を営んでいた松本家の本宅として建てられました。

趣きある日本家屋

近代和風建築の美しさを感じます

現在は1階を地元の掛川茶やスイーツなどがいただけるカフェ、2階を見学エリアとして開放されています。

和モダンな雰囲気のカフェ

カフェは和モダンな雰囲気。床の間の装飾にも風情を感じられます

今回僕は掛川茶を使った「CHABATAKE」というケーキをいただきました。あの藤井聡太名人も王将戦のおやつとして食べたケーキなんだそう!

抹茶の風味が濃く、ほんのり不知火の香りがアクセントになっていて美味しかったです。

ケーキを食べる男性

ケーキはドリンクとセットで800円でした

こちらのカフェではドリンクやスイーツの他、パスタやカレーも提供しています。休憩はもちろん、ランチにもおすすめです!

他にも見どころがいっぱい!

今回ご紹介したもの以外にも、二の丸御殿にあった大太鼓を納めていた「太鼓櫓」や、朱塗りの橋が掛かる「はす池」など、掛川城(掛川城公園)には見どころが多数!

橋や池など

池には鯉や亀がいました(写真左上)

さらに国内初の公立ステンドグラス美術館「ステンドグラス美術館」や美術工芸品や近代日本画を多く所蔵する「二の丸美術館」、現存する最古の公会堂「大日本報徳社大講堂」といった施設もあるので、たっぷり楽しめますよ!
※「ステンドグラス美術館」「二の丸美術館」は、掛川城の半券提示で割引サービスあり

ステンドグラス美術館の館内など

各施設の詳細は、公式ホームページをご確認ください

掛川城公園内の営業情報

営業時間

【掛川城公園】 24時間開放
【天守閣・二の丸御殿・竹の丸】 9:00~17:00(最終入館16:30)
【二の丸茶室】 9:30~17:00(最終入館16:30)

定休日

年中無休

料金

天守閣・二の丸御殿 二の丸茶室 竹の丸
大人
(高校生以上)
410円 510円 100円
中学生以下 150円 250円 50円

※掛川城公園の入園は無料
※二の丸茶室は、料金にお茶・お菓子代含む。庭の見学は無料
※半券提示でステンドグラス美術館・二の丸美術館の割引サービスあり

掛川城へ行く前に知りたい!気になる疑問

所要時間はどれくらい?

掛川城は、天守閣や二の丸御殿などをじっくり見学して、1時間~1時間半程度が目安です。さらに二の丸茶室や美術館へ行く場合は、その分をプラスして考えておくと良いと思います。

混雑するのはいつ?

混雑のピークは、土日祝日のお昼~午後にかけて。混雑を避けたい方は、平日や開館直後(9時台)は比較的落ち着いているのでおすすめです。

クルマで巡ろう!周辺のおすすめスポット

掛川市には掛川城以外にも、観光やおでかけにぴったりな場所がたくさん!その中からクルマで15分圏内にあるおすすめのスポットを3つご紹介します。

掛川城周辺の地図

【掛川城からクルマで約10分】掛川花鳥園

花や鳥が好きな方にぜひ訪れてほしいのが、「掛川花鳥園」。“花と鳥とのふれあい”をテーマにした人気テーマパークです。

たくさんの花が飾られた温室

満開の花々がお出迎え!

フクロウやインコなど個性豊かな鳥たちとふれあえたり、迫力満点のバードショーが楽しめたりします。

さまざまな種類の鳥

餌やり体験ができる鳥も!

【掛川花鳥園】

・営業時間:9:00~16:30(最終入園16:00)
・休園日:第2、第3、第4木曜日
※営業時間や休園日は時期により変動あり
・駐車場:400台(無料)

公式サイトを見る

【掛川城からクルマで約15分】道の駅掛川

お土産を探すなら、掛川城から東に7kmほどの場所にある「道の駅掛川」がおすすめ!敷地面積約4万㎡を誇る大型の道の駅です。

煉瓦色の屋根が印象的な建物

国道1号線・掛川バイパス沿いにあり、上り・下りどちらからでもアクセス可能

店内の直売所には、地場の新鮮野菜や果物がずらり!他に季節ごとの地元食材が楽しめるレストランや、自然薯のとろろそば、パン、ソフトクリームのお店があり、お腹も満たせますよ。

たくさんの商品が並ぶ店内

普段使いする地元の方も多いのだとか!

【道の駅掛川】

・営業時間:特産物直売所9:00~17:00、レストラン(うまい処)8:00~19:00、コンビニエンスストア24時間営業
※その他、店舗により異なります。詳細は公式ホームページをご確認ください
・定休日:第2月曜
※時期により変動あり
・駐車場:大型車75台、車椅子用6台、普通車226台(無料)

公式サイトを見る

【掛川城からクルマで約10分】掛川市役所本庁舎

さいごにご紹介するのは、「掛川市役所本庁舎」。市民のための行政施設ではありますが、市外の方にもおすすめのスポットなんです。

段々畑状に作られた吹き抜けスペース

お茶の段々畑をイメージした、ダイナミックな吹き抜けが特徴的です

掛川の観光情報を収集できるのはもちろん、掛川の街並みを見渡せる展望ロビーや掛川茶を無料で飲める給茶器など、掛川を満喫できる設備が整っていますよ。

屋上や給茶器

給茶器のお茶は、ちょっと濃いめで美味しい!

【掛川市役所本庁舎】

・開庁時間:8:30~17:15
・閉庁日:土日祝日、12月29日から翌年1月3日
・駐車場:166台(無料)

公式サイトを見る

マイカーが無い場合はカーシェアで!

掛川市内はバスでも移動できますが、時間に縛られずスムーズに移動するなら、クルマがあると便利です。掛川駅周辺からタイムズカー(カーシェア)を利用して、観光を楽しんでみてはいかがでしょうか?

さいごに

以上、掛川城(掛川城公園)の見どころをご紹介しました。

ちなみに掛川城周辺は、桜の名所としても有名。3月中旬頃になると、城の南側を流れる逆川沿いに植えられた約300本の掛川桜が咲き誇ります!

満開の桜と城

掛川桜と掛川城が織りなす眺めは、格別です!

また10月上旬の「掛川祭」など、掛川には季節ごとの楽しみもあります。ぜひ時期を合わせて、訪れてみてください!

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