名産の麦わら帽子を探しに。歴史やスイーツも楽しめるゆったり散歩コース
春日部(埼玉県)

2015/07/17 更新

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粕壁宿(かすかべじゅく)として発展してきた街

今回ご紹介したいのは、私の営業エリアである春日部。ここは、夏のファッションに欠かせない“麦わら帽子”の特産地なのです。理想の麦わら帽子を探して、春日部を散策してみます。

駅前から少し歩くと、のどかな風景が広がります

埼玉県の東部に位置する春日部市。市内を南北に走る国道4号や国道16号など、交通の要として人々の生活を支えています。最近では「クレヨンしんちゃん」の街としても知られ、都心から35キロ圏内ながら豊かな自然に囲まれた街並みも魅力です。

歩道も車道もゆったりと整備されているので、散策やドライブにも安心です

江戸時代より日光街道の宿場町“粕壁宿”として栄えてきた歴史から、市内の至る所に時代を感じさせる建物や史跡などが残っています。

公衆トイレも風情がありますね

気軽にアートを楽しめる街でもあるんです

駅前から続く通りを歩いていると見かけるのは、可愛いらしい彫刻の数々。「彫刻のあるまちづくり」をテーマに掲げ、駅前周辺に20個以上の作品が設置されています。

麦わら帽子をイメージしたアーチのかかる古利根公園橋

春日部駅から5分ほどの「古利根公園」にも、夏にぴったりの彫刻を見つけました!夏の高原にすくっと立つ少女をイメージした、桑原巨守氏による「夏」。少女がかぶっているのは麦わら帽子でしょうか…。そうだ!麦わら帽子を探しに来たんでしたね。

高原の風を感じられそうな、爽やかな作品です

春日部の特産品が一堂にそろいます

麦の生産地として栄えてきた春日部では、農家の副業として、麦を編みこんで組紐状にした「麦わら真田」作りが盛んでした。明治に入り、手縫いで帽子を作り始め、そしてミシンによる麦わら帽子生産が本格的にスタート。現在でも、市内の工房で帽子やバッグ、小物などの麦わら製品が生産されています。

週末もオープンしているので、気軽に足を運んでみてください

まず訪れたのは、春日部市商工振興センターの「アクシス春日部」。真面目な雰囲気の建物なので少し入りにくいかもしれませんが、春日部の特産品が一堂にそろう穴場スポットです。

奥にはスタッフの方もいるので、分からないことは聞いてみましょう

麦わら製品をはじめ、桐小物、押絵羽子板、藤の花をイメージした藤うどん、"かすかべフードセレクション"といった銘菓など、幅広い商品が購入できます。

男性用の中折れ帽やハンチングなど、珍しい麦わら製品も

麦わら製品はリーズナブルなものから、長く大切にしたいものまで多彩なアイテムがそろいます(女性用帽子2000円~、男性用帽子2500円~、子供用帽子800円~、鞄2200円~、小物400円~)。珍しいデザインの商品もあるので、遠方から買いに来るお客さんも多いそう。一点物も多いので、「いいな!」と思ったら迷わずゲットすることをおすすめします。

今回の散策で狙いをつけたアイテムたち…次は家族で来てみようと思います!

※2017年4月1日に閉館しました

商工振興センター「アクシス春日部」

ナチュラルな"カスカベーゼ"を目指すなら

続いて足を運んだのは、西武春日部店の「リミテッド エディション エリアモード」。シンプルながらも洗練されたスタイルを提案する、コンセプトショップです。高品質かつ着やすさを意識した品ぞろえの店内には、春日部の特産である麦わら帽子や麦わらを使ったバッグを展開しています。

麦わらの中折れ帽を、さらりとかぶってみたいです

創業130年の「田中帽子」の麦わら帽子や、明治創業の「吉村商店」による西武春日部店限定デザインのバッグなど、多彩な麦わら製品がそろいます。

ちょっとした散策にピッタリなバッグ。カラフルな色展開の小サイズ(1080円~)は浴衣に合わせても可愛いですね

魅力的な麦わら製品ばかりがそろう秘密をお店の方に聞いてみたところ、地元の麦わら企業とのコラボレーションは、西武春日部店の女性社員による開発プロジェクトから生まれたものだそう。
春日部に暮らすナチュラル派マダム"カスカベーゼ"をイメージして、シンプルながらもデザイン性の高い商品作りを進めたそうです。

麦わら製品としては珍しいコースター(216円)やランチョンマット(1080円)なども、西武春日部店のオリジナル商品。多彩な色がそろうので、和や洋、エスニックなど、いろいろなテーブルコーディネートに合わせても素敵ですね。

※現在は取扱いがございません(2017年時点)

西武春日部店 リミテッド エディション エリアモード

70年前の納屋をリノベーションしたカフェ

駅前周辺を歩いていると、雰囲気のある建物が見えてきます。こちらは、約70年前の納屋をリノベーションしたカフェ。オーナーが有名テーマパークのレストラン内装も手がけているだけあって、店内は雰囲気も抜群!ちょっとした非日常を味わえるので、仕事で疲れた時によくお邪魔しているんです。

もともと納屋だったとは思えない、おしゃれな店構えです

この日はスパイシーな香りに誘われて、「日替わりランチ」(1050円)を注文。本日は5種類のスパイス、3種類の豆が入った「ビーンズランチ」でした。早速いただいてみると、スパイスの豊かな香りとソイミートや豆の食感が楽しく、ヘルシーながらも満足感の高い一皿でした!

ビーンズランチ(1050円)。お肉は入っていませんがボリューム満点

食事と一緒にいただいたのは、「オーガニックハーブティー トゥルシー(700円)」のスウィートローズ。インドで古くから愛飲されている「トゥルシー」は、『葉を食べれば医者が要らない』と言われるほど、新陳代謝促進や免疫力アップに効果があるとされているハーブです。
難しいことは苦手ですが、飲んだ瞬間に「ふう~」と呼吸したくなるほど癒されることは間違いありません。体全体に染み渡る味わいと香りを、ゆっくり堪能してください。

テラス席でゆったり過ごすのも素敵ですね

ボリューミーなパティと野菜の食感が楽しい「nayaバーガーランチ」(1150円)やカレー、サラダ、スイーツなど、メニューも豊富なので、散策の腹ごなしにおすすめです。

カウンターや小物類もエイジング加工され、雰囲気ある仕上がりに

※現在は閉店しました(2017年時点)

名パティシエによるスイーツを堪能

続いて紹介するのは、私も娘も大好きな「菓子工房オークウッド」。2004年にオープンした地元の人気スイーツショップで、併設のカフェではケーキや食事も楽しめます。

爽やかな木々のアプローチを抜けると…

まるでお菓子の家のような可愛らしいお店が現れます

オーナーの横田シェフは、東京の有名ホテルで20年以上の経験を有し、厚生労働省「現代の名工」も受けた日本指折りの名パティシエ。横田シェフによるお菓子教室も定期開催され、スイーツ好きの女性などから人気を集めています。

まずはケーキショップにGO!ショーケースには色とりどりの美しいケーキが並びます。

「可愛い!」と何度も言ってしまうほどの可愛さです

焼き菓子やチョコレートなども充実。迷ってしまいますね

「パイ生地の人気クッキー『オークの木の葉』や夏にぴったりのゼリーなども用意しています!ぜひ遊びに来てください」

カフェで、魅惑のスイーツをいただきます♪

続いて、ショップに併設されたカフェにお邪魔します。ナチュラルでウッディな店内は、足を踏み入れるだけで落ち着く空間。カフェメニューのスイーツも注文できますし、ショップでケーキを購入してこちらでいただくことも可能です。

注文を受けてから焼き上げる「パッションとバナナのふわふわスフレ」

この日は娘と訪れたので、2人で3つもいただいてしまいました。まず私が頼んだのは、「パッションとバナナのふわふわスフレ」(850円)。注文してから作ってもらえるので、ほかほか焼き立てが楽しめます。
ふんわりしたスフレに軽くスプーンを入れると、パッションフルーツのクリームと甘く柔らかなバナナが顔を出します。一口ほおばると、すべての味わいが優しいハーモニーを奏でます。オレンジのお酒も少し入っているので、「大人だけよ」と言って一人でペロリといただいてしまいました!

「桃のパリパリタルト」

娘がチョイスしはのは「桃のパリパリタルト」(450円)。ジューシーな桃となめらかなカスタード、しっとりとした食感のアーモンド生地が、パリパリしたパイのようなパータフィロで包まれた一品です。「甘い桃とパリパリが好き!」と娘も喜んでいました。

ピンクや赤、グリーンのコントラストが美しい「エクラテ」

最後は、ラズベリー風味のバタークリームとピスタチオ風味のバタークリーム、ナッツの生地を丁寧に重ねた「エクラテ」(480円)。バタークリームの甘酸っぱさと風味、ナッツ生地のさくさくとした食感を二人で楽しみました。

カフェには珍しいベビーキープからも、お店の温かさを感じます

そのほかにも、自家製のトフィークリームが隠し味の「オークプリン」(300円)、キャラメル風味のカスタードクリームとバナナ、生クリームが入った「キャラメルシュークリーム」(320円)、自家製バニラアイスと季節のフルーツが盛られた「お子様パフェ」(550円)などもおすすめです。

菓子工房オークウッド

散策情報を見つけるならココ!

春日部の情報を手にするなら、「ぷらっとかすかべ」が便利です。スタッフの方に観光情報を教えてもらえるほか、街中をめぐるガイドツアーの受付もしています。クレヨンしんちゃんの展示コーナーもあるので、お子さんも喜ぶと思います!

春日部情報発信館「ぷらっとかすかべ」

さいごに

旧日光街道沿いにある東陽寺。「奥の細道」紀行時に松尾芭蕉が宿泊したと伝えられています

麦わら帽子をテーマにご紹介した春日部ですが、奥深い歴史や新しいスポットもたくさんありました。首都圏からも気軽に行ける距離なので、週末の散策にぜひ訪れてみてください!また魅力的なスポットを見つけたら紹介します。

※この記事は2015/07/17時点のものです
※金額・商品・サービス・展示内容等の最新情報は各公式ホームページ等をご確認ください

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