
アイスの試食も!工場見学グリコピアCHIBAは子連れにもおすすめ!
野田(千葉県)
2024/12/19 更新
※情報は更新日時点のものです。施設や店舗の営業状況が変更されている場合があります。最新の情報は各施設や各店舗の公式ホームページでご確認ください。
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千葉県野田市にある「清水公園」をご存知だろうか?
約28万㎡、東京ドーム6個分の広さを誇る民間の自然公園なのだが、一部で「ガチすぎる」と話題になっている。
私が担当する野田エリアでなにが起こっているのか…実情をこの目で確かめるべく、清水公園に潜入した。
これはその調査報告である。ぜひさいごまでご覧いただきたい。
※ポニー牧場は、リニューアル工事のため2026年まで休場しています。営業再開については公式ホームページをご確認ください
清水公園でまずご紹介するのは、「ポニー牧場」。名前こそ「ポニー牧場」だが、ポニーのほかにもヤギやうさぎなどの動物がいて、エサやりを体験できる。
おやつのニンジンを入手して、いざ潜入。
色鮮やかなニンジンは見るからにおいしそう
まず見えてくるのが、ヤギのいる「ふれあい広場」。入口がすべり台になっていて、なんとも楽しそうだが、看板に書かれた注意事項が危険な雰囲気を漂わせている。
「にんじん」「キケン」という赤字が目に飛び込んでくる
ニンジンを持って中に入ると、一瞬にして囲まれる。
思っているよりもずっと迫ってくる
ヤギのとなりのうさぎコーナーに移動して、気を抜いていると、至近距離まで詰め寄られる。
目がガチだ
何匹かのヤギにニンジンを差し出し、次はうまへ。
ちなみにおやつのニンジンをあげられるのは、「うま」「ヤギ」「うさぎ」「モルモット」「かめ」のみだ。
つぶらな瞳がチャーミングな、タンゴくん。…とキュートな字体で書かれた看板。
「かみます」?
「かみます」が気になったので、こちらのエサやり道具を使ってみる。
見た目はフライパンのようだ
この上にニンジンを置いて、タンゴくんの前へ差し出すと、まさかの豹変。
タンゴくんのワイルドな一面を見ることができた
ちなみに彼らはきちんとエサを与えられているので、決して空腹な訳ではないという。限りなく貪欲なだけなのだ。
ほかにもポニー牧場では、求愛中のクジャクや、アヒルの大浴場、元野生のフクロウなど貴重な動物を見ることができた。
※写真は取材日時点のものです。展示されている動物は変更になっている場合があります
オスクジャクの求愛は、メスにあえなく無視されている
愛らしい動きのアヒル
もちろん乗馬コーナーもある。スタッフの方がしっかりとエスコートしてくれるので、初めての方もぜひチャレンジしていただきたい。
3歳から体験可能だ
清水公園の「ポニー牧場」は、かわいさとガチすぎる食欲を兼ね備えた動物とふれあえるスリリングな空間だった。
≪必要なもの≫運動靴・汚れてもよい服・動物への寛大な愛情
清水公園といえば「アスレチック」と言っても過言ではない。広い敷地には「チャレンジコース」「冒険コース」「水上コース」という3つのコースがあって、全100もの種目が待ち受けている。
それぞれの種目で出来たか否かでポイントを付けていき、合計得点と所要時間を測る。
こちらが得点を記入するスコアカードだ
※スコアカードのデザインは変更になる場合があります
まずは陸上コースの「チャレンジコース」「冒険コース」から潜入。はじめのうちはなんとかこなせるレベルだが、一瞬にして難易度が上がる。
こちらは冒険コース3番目。3番目にして下が池だ
「幼児禁止」の看板を掲げる種目が多く存在する。
ちなみにこの「幼児禁止」の種目は、保護者同伴であっても未就学児は参加できないので注意したい。
いくつか紹介しよう。
まずは、ロープをつたって斜面をのぼり、反対側のネットをおりる「お山の大将」。ビルの2階をゆうに越える高さを、腕力と脚力で登らなければならない。
斜角がガチすぎる
こちらは、輪の中で走って、輪を一回転させる「輪まわし」。走りだしたはいいが、止まり方が難しい。
ハムスターも実はすごいのではないかと思う
数ある種目の中でも、最高難易度を誇るのが「ありじごくランニング」。丸太の斜面を反時計回りに2周して外へ出るというもの。
高い…
まずは「ありじごく」の真ん中に降り、そこからスタート。勢いを付けて勾配のある斜面を駆け上る。充分な勢いをつけなければ、なかなか一番上まで上ることができない。まさに「ありじごく」。
子どもたちが軽々と上っているが簡単ではない
「冒険コース」「チャレンジコース」をあとにし、「水上コース」へ移動。
なんとこの移動の間にも、高さと長さのある吊り橋を渡らなければならない。さすが清水公園。「帰るまでが遠足です」と言わんばかりに、移動中も「アスレチック」だ。
吊り橋の下はもちろん池
なんとか吊り橋を渡りきると、あらわれるのが見渡す限りの池。その池の上に設置されたアスレチック。
そして、ずぶ濡れになった人々。
『SASUKE』の会場に迷い込んでしまったようだ
それもそのはず。水上アスレチックは、「一歩間違えればドボン」のポイントが満載なのだ。
いくつか紹介しよう。
まずは、ロープにぶらさがって右側にあるネットにとび移る「水上ターザン」。ターザンも驚きの難易度だ。
ネットにとび移れないと、こうなってしまう
次は、ボートに乗って斜面をすべり、左側の岸へ渡る「水面突進」。ボートは思いのほか不安定なので、油断すると沈没してしまう。
着水した瞬間に確実に濡れる
しかし、そこはアスレチックの聖地・清水公園。洗濯乾燥機・シャワー・ロッカーなど万全の設備が整っているので、万が一ずぶ濡れになっても安心なのだ。
きれいで充実した施設なので、利用者にとってうれしい。
コイン式の洗濯機・乾燥機
清潔感のあるシャワー室。コインシャワー5分100円
※シャンプー・ボディソープなどは無し
清水公園のアスレチックは、一切の妥協を許さない!濡れてナンボのガチすぎるレベルだった。
≪必要なもの≫スニーカータイプの運動靴・動きやすい服・着替え・替えの靴・タオル・濡れてもいいという覚悟
※「アクアベンチャー」は2022年7月にリニューアルし、内容が変更になっています。最新の情報は公式ホームページをご確認ください
清水公園には、「アクアベンチャー」と呼ばれる巨大な迷路がある。アクア?水?
…そう、これは世界初の噴水迷路なのである。
この噴水は見るものじゃない、挑むものだ
吹き上がる数々の噴水が行く手を阻む。うまく活路を見出して進んでいかなくてはならない。進もうと思うと、突然水が吹き出してくるトラップもあるので油断できない。
奥にゴールが見えるのに、ずいぶん遠くに感じるのはなぜだろう
子どもたちは迷路とは関係なく、噴水を突っ切っていくが、大人になるにつれて濡れることを恐れるあまり、先に進めなくなるそうだ。ぜひとも大人の皆さんも童心に返って、水の壁を突き抜けてほしい。
噴水の迷路をようやく越えた先に待っていたのは…
ス、スタート…!?
そう、さらなる迷路が続いているのだ。ガチすぎる。
さらに驚くことに、この迷路は平面迷路と立体迷路の二部構成になっている。
黄色が平面迷路、緑色が立体迷路だ
迷路は単純にゴールへ向かえばいいというものではなく、「立」「体」「迷」「宮」の4つのスタンプを集めなくてはならない。まずはチェックポイントを目指し、進んでいく。
行ける!と思っても
…行き止まり。
迷路特有の絶望感に打ちひしがれる。
立体迷路は段差を上り降りするため、どんどん体力を消耗していく。決して私が運動不足な訳でない(と思う)。
やっとの思いでチェックポイントに辿り着く。
「このうしろチェックポイント3」の文字が見えるが、
…つながっていない。
全3種類の迷路を制覇しなければならない。そんな迷路、経験したことがあるだろうか?さらに、定期的にメンテナンスがおこなわれ、ルートが変更になるというガチっぷりだ。
清水公園の「アクアベンチャー」は、濡れる!迷う!リピーター続出のガチすぎる3つの巨大迷路だった。
≪必要なもの≫サンダル・着替え・諦めない心
清水公園はガチすぎるポイントだけではない。ほかにも、大自然のなかでバーベキューやキャンプを楽しむことができる。
バーベキューは全部で13棟最大1,000人収容でき、すべてが屋根付き。
この規模でバーベキューができるところは、なかなかない。
秋は紅葉を楽しみながらバーベキューができる
バーベキュー場にはマス釣り場が隣接していて、2,000尾以上のニジマスが放流されている。釣ったニジマスはその場でさばいて焼いてもらい、食べることができる。ちなみにこのマス釣り場は「入れ食い」なので初心者でも安心だ。
ふっくらした身に、ちょうどいい塩加減。おいしい
キャンプは自由なスタイルを楽しめるデイキャンプのほか、バンガローでも宿泊が可能。バンガローは全34棟、1棟あたり6名まで宿泊することができる。
バンガロー内はきれいで快適な空間だった
【バーベキュー】
◆営業時間
[昼の部]9:00〜16:00(用具返却15:30まで)
[夜の部]17:00〜21:00(用具返却20:30まで)
※冬期(11〜2月頃)は営業時間が変わります。詳細は公式ホームページをご確認ください
◆定休日:年末年始(12月30日〜1月1日)
◆入場料金:4歳以上450円
※3歳以下は入場無料
◆その他料金:貸炉料(平日4,100円/土日祝4,600円)、鉄板レンタル料(600円)など
◆定員:1卓テーブル10名まで
※バーベキュー利用は要予約
【ニジマス釣り】
◆営業時間:9:00〜16:00(受付終了15:30)
※冬期(11〜2月頃)は営業時間が変わります。詳細は公式ホームページをご確認ください
◆定休日:年末年始(12月30日〜1月1日)
◆入場料金:無料
◆その他料金:貸竿料(1本200円※エサ付き)、ニジマス代(1尾600円※焼き代込み)など
※ニジマス釣り利用は予約不要
【バンガロー】
◆営業時間:チェックイン13:00/チェックアウト10:00
◆定休日:年末年始(12月30日〜1月1日)
◆入場料金:4歳以上750円
※3歳以下は無料
◆宿泊料:11,000円〜
◆その他料金:朝食セット(800円)など
◆定員:1棟6名まで
※バンガロー利用は要予約
さらに園内はバラやツツジなど四季を彩る花々も咲いている。とくに桜は「日本さくら名所100選」にも選ばれるほど。
料金は施設ごとにかかるが、清水公園自体の入退園は自由なので、散歩をするだけでも気持ちが良くおすすめだ。
桜の季節にもぜひ訪れたい
かくして野田市の清水公園を調査はこれにて終了。
清水公園はガチすぎるポイントもあるが、子どもから大人まで楽しめる自然と見どころあふれるスポットだった。
野田市には清水公園以外にも、まだ報告したいスポットが数多くある。次回は野田の代名詞とも言える「醤油」を調査報告したい。
さいごに清水公園への行き方をご紹介しておこう。
清水公園は東京からクルマで約1時間の場所にある。常磐自動車道・流山ICもしくは柏ICでおりて、30分ほどで到着する。
駐車場は第1〜5まであり、合わせて約1,200台(有料)とめることができる。またゴールデンウィーク等の休日は混み合うため早めの入場がおすすめだ。
※駐車場の場所・料金については公式ホームページをご確認ください
東武アーバンパークライン(東武野田線)の清水公園駅で下車し、西口から歩いて10分ほどで到着する。
※この記事は更新日時点の情報です
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