さいたま水族館と鬼平江戸処

さいたま水族館&羽生PAを楽しむ日帰りプチトリップ
羽生(埼玉県)

2016/05/26 更新

※情報は更新日時点のものです。施設や店舗の営業状況が変更されている場合があります。最新の情報は各施設や各店舗の公式ホームページでご確認ください。

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気軽に安くプチトリップが楽しめる街・羽生

皆さん、休みの日の過ごし方にいつも悩んでいませんか?
そんな皆さんのために、今回は家族で楽しめ、安く気軽にお出かけできる、埼玉県羽生市のおすすめスポットをご紹介します。

羽生市はどこにあるの?

羽生市は埼玉県の北部、群馬県境に位置しています。東北自動車道の出発点の浦和ICから約30分ほどの距離です。

県内に生息する魚が鑑賞できる「さいたま水族館」

まず訪れてほしいスポットは「羽生水郷公園」内にある「さいたま水族館」です。
こちらには埼玉県に生息する淡水魚約90種類の内、約70種類が展示されています。

さいたま水族館外観

水郷公園の北側にあります

こちらの特長は何と言っても入館料が安いこと!大人が310円、小中学生が100円です(特別展開催中は大人410円、小中学生100円)。
小学校未就学児は無料です!

料金表

年間パスポートの安さも見逃せません!

中に入るとまず大きな池があります。

大きな池に鯉とこいのぼり

何か大きな魚影が見えます

ニシキゴイなどが飼育されており、ガラス越しに魚を鑑賞することができます。

ガラスから見える鯉たち

魚が泳いでいる姿を横から観察できます

魚用の餌も売っているので気軽に餌やり体験が楽しめます。

白いカップが沢山並んでいる

「お魚ごはん」は1つ50円

この池の特徴としておすすめしたいのがチョウザメもガラス越しに鑑賞できること。
あの“キャビア”を産む魚ですね。

大きなチョウザメを見る子どもたち

チョウザメが泳ぐ姿は珍しいですよね

池を鑑賞した後はいよいよ館内へ。

荒川の上流から河口域へと順に展示されています

館内は荒川の上流から下流へと流れに沿って、生息する魚を展示しています。

上流は冷たく澄んだ水を好む魚が展示されています。

右へ泳いでいくイワナ

白やオレンジの斑点が特徴の「イワナ」

サクラマスの左側面

楕円形の斑点が目立つ「サクラマス」

水槽の縁に顎を乗せている

国指定の特別天然記念物「オオサンショウウオ」

続いて中流に棲む魚です。
主に秩父市から熊谷市にかけてのエリアが中流域です。

岩の隙間から顔を出すビワヒガイ

一対の短いヒゲが特徴「ビワヒガイ」

砂利の中に隠れているシマドジョウ

6本の口ヒゲがかわいらしい「シマドジョウ」

次に展示されているのは下流に棲む魚。
流れも緩やかになり、大型の魚が生息しています。

青みがかった灰色のアオウオ

1.5mにまで成長する「アオウオ」

下の方で集まってじっとするコイ

おなじみの「コイ」

荒川の生態系に影響を与える様々な外来種も展示しています。

こちらをじっと見つめるオオクチバス

「オオクチバス」はルアー釣りの対象として良く知られています

そして水族館に隣接する宝蔵寺沼に日本で唯一自生する「ムジナモ」もぜひ見ていってください。
水中に生息するとても珍しい「食虫植物」で、ミジンコなどを捕まえて栄養にしています。

水槽の片隅にいるムジナモ

とても小さいですがとても貴重な生物です

カメと触れ合えるコーナーがあるのもおすすめの1つ。お子さんに是非体験させてみてください。

岩場で休憩中の4匹のカメ

体長が40cm程度あるクサガメ

今回は館内に展示されている一部しか紹介できませんが、普段あまり見ることの無い淡水魚が多く観察できます。

様々な企画を展示している特別展示室棟

特別展示室棟では、定期的に特別展を開催しています。今回訪れた時には、「おもしろ名前の魚大集合!」という特別展が行われていました。

特別展示室棟入口

水族館の隣にあります

“おもしろ名前”というだけあって思わず笑ってしまう名前の魚たちばかりです。
その中でも私が気になったのは「ミッキーマウスプラティ」です。
写真を見てください。ほら、いますよね?ミッキー!

朱色の魚に3つの黒い丸

魚なのにミッキーマウス…面白いです

あとこちら、お馴染みの「ウーパールーパー」です。
でもこの名前、実は日本人が商標用に付けた名前で本名は英語で「メキシコサラマンダー」なんです。
皆さんご存知でしたか?

つぶらな瞳のウーパールーパー

見た目がとても可愛いです

特別展は年に3回程度内容を変えて行われています。
こちらもぜひ足を運んでみてくださいね。

様々なイベントも実施しています

その他にも土・日曜日にはイベントも行われています。
普段は入ることのできないバックヤードを覗くことができる「水族館探検ツアー」や魚たちがどのように餌を食べるか観察できる「給餌タイム」などを実施しています。
詳しくはこちらをチェックして、参加してみてはいかがですか?

魚の模型を使って説明するスタッフ

子ども達はスタッフの話に興味津々

とにかく広い!羽生水郷公園

魚の観察を楽しんだ後は「羽生水郷公園」で思いっきり体を動かしてみては?
というのも、とにかく広い!敷地は約37haあり東京ドーム約8つ分もあります!

羽生水郷公園案内板

敷地内には大きな池や沼もあります

小学生の子どもがいる我が家は遊具がある公園南側のエリアがお気に入り。

上まで登ると結構な高さに驚く複合遊具があります。

草原にある丘にそびえる大型遊具

大型の滑り台、子ども達は大好きです

隣のわんぱく広場にも4種類の遊具があります。

4種の個性豊かな遊具

天気の良い日はとても気持ちが良いです

その他にもバーベキュー場(※事前予約)やカヌー体験(※冬季休み)もできます。

天気の良い日はレジャーシートを敷いてピクニック気分を味わえる「羽生水郷公園」がおすすめです。

羽生PAに江戸の街が現れた!?

羽生水郷公園で遊んで家路に着く前に、ぜひ立ち寄ってほしいスポットが東北自動車道上り線「羽生パーキングエリア」。
“パーキングエリア”って休憩するところですよね?
ところが「羽生パーキングエリア」は時代小説「鬼平犯科帳」に描かれた世界観を表現したテーマ型のパーキングエリアなんです。

徒歩で入場できるパーキングエリア

実は上り線に限り駐車場が用意されていて、高速道路を利用しなくても入ることができます。
公園から高速道路で帰る方も最寄の羽生ICから高速に入る前に立ち寄ることができます。
駐車場も用意されているのでクルマをとめて早速行ってみましょう!

お客様駐車場案内板

入口のすぐ近くに駐車場(40台分)が用意されています

入口に着きましたが…門が江戸の雰囲気を出しています。
入ってみると…
※一般道からの入口のオープン時間は7時~22時までとなっております。

鬼平江戸処入口

ずいぶん昔からあったのでしょうか?

江戸の街が現れました!
こちらは時代小説「鬼平犯科帳」に描かれた世界観を表現したパーキングエリアなんです。
その名も「鬼平江戸処」。町人文化が盛んだった1800年初頭頃の江戸の街を表現しています。

江戸の町並み

“なんちゃって”な雰囲気ではなく本格的なたたずまい

江戸の街に入る関所です。
実際に羽生の隣町にあった日光街道栗橋関所をイメージして作られています。

羽生の提灯がかかった関所

こちらの関所は誰でも通れます(笑)

散策しながら良く建物を見てみると…大きなのれんが掲げられています。
「近江屋」は小説に出てくる呉服問屋。

鮮やかな藍に白字の店名

こちらで呉服は卸してくれません…

何十年も前からあったかのように「エイジング」と呼ばれる技法を施し、江戸の街の日常を演出しています。

奉行からの定めが書かれた看板

看板も本当に長い時間をかけて汚れた雰囲気です

パーキングエリアといえばフードコート、食事を提供しているお店が数店舗あります。

江戸のフードコート

フードコート内ももちろん江戸の街の雰囲気

今回は「鬼平江戸処」ならではの一品を紹介します。
鬼平犯科帳の重要な舞台となった「五鉄」に行ってみましょう。

五鉄のカウンター

事前に券売機で食券を買ってください

私がおすすめするのは、開発に約3年をかけてできた「一本うどん(800円)」。

ご覧の通り見た目がとても印象的です。
もちろん一気にすすれないので、箸で一口サイズに切って温泉玉子と絡めて食べてみてください。

黒い器に堂々と一本うどん

小説でも実際に登場する「一本うどん」

食感はコシが強く、甘辛い割り下との相性がとても良いです。

食べ歩きグルメもココならではのものがあります。
その名も「しゃも焼き(6個入り530円)」。
たこ焼きをアレンジして具材を軍鶏(しゃも)にしたものです。

6個並んだしゃも焼き

見た目はまさに“たこ焼き”です

味は軍鶏独特の旨み・食感がとてもおいしいです。
生地にしっかり下味がついているので、ソース・マヨネーズはかけなくても十分おいしいです!

その他、お土産コーナーなどもありパーキングエリアというよりはテーマパークと言って良いと思います。
みやげ処「屋台連」は江戸一番の賑わいだった「両国広小路の屋台の連なり」を見立てています。

みやげ処「屋台連」

江戸の街の賑わいが伝わってくるような雰囲気

こちらでも小説に因んだ商品などが販売されています。

見ても、食べても飽きない「鬼平江戸処」、ぜひ帰りに立ち寄ってください。

羽生は一日たっぷり遊べる街です

いかがでしたか?
都心から近いのに家族で楽しめるスポットがたくさんある街、羽生。
次のお休みにお出かけしてみてはいかがですか?

※この記事は2016/05/26時点のものです
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