
宮沢賢治童話村に山猫軒!岩手の花巻でファンタジックな世界にトリップ☆
花巻(岩手県)
公開日:2017/10/26 更新日:2019/06/20
※情報は更新日時点のものです。施設や店舗の営業状況が変更されている場合があります。最新の情報は各施設や各店舗の公式ホームページでご確認ください。
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仙台名物・笹かまぼこ。仙台にはその“笹かまぼこ”をはじめとする宮城の食文化をテーマにしたアミューズメントパークがあるんです!
その名も…「鐘崎 総本店 笹かま館」!
こちらがその場所です
館内に入ると、笹かまをモチーフにした“かまぼこハウス”や…
煙突は“ちくわ”でしょうか!?
笹かまの顔出しパネルがお出迎え!
程良く焼けておいしそうな笹かまに変身して、記念撮影ができます!(笑)
この時点でもすでに楽しさが醸し出されていますが、今回は笹かま館の見どころを少しだけご紹介したいと思います!
…と、その前に、笹かま館へのアクセスをお伝えします。
【クルマでお越しの方】
仙台東部道路の仙台東I.Cで下りて約5分。無料の専用駐車場があります!
【電車でお越しの方】
地下鉄東西線・荒井駅から市営バスに乗って約10分、卸町東五丁目北で下車してすぐの場所にあります。
笹かま館は、あのかまぼこの老舗メーカー「鐘崎」が運営する施設。隣にはかまぼこ工場も併設されていて、希望者は見学が可能なんです!
扉を抜け、目に飛び込んできたのは…海!?
映像が壁いっぱいに映し出されて、まるで海の中にいるような気分に!
こちらにはキチジやスケトウダラなど笹かまの原料になる魚たちのイラストが泳いでいて、魚にタッチすると名前を名乗ってくれます。
泳ぐ魚に触れるのが楽しくて、つい夢中になってしまいます!
何種類見つけられるかな?
次にスタッフの方がガイドとして、かまぼこの歴史や作り方などをパネルや映像を使って説明してくれます。
たまにクイズを出してくれて、回答を考えるのもまた楽しい♪
“笹かまぼこ”という名前は伊達家の家紋に由来しているなど、思わず「へぇ~」と言ってしまう情報が盛りだくさんでした!
こちらが伊達家の家紋。たしかに笹の葉の形が似ています!
工場内部は残念ながら撮影NGでしたが、厳しい衛生管理や生産における工夫などをガラス越しに見ることができます。ぜひ実際にその目でご覧くださいね!
工場見学ツアーは、1日2回(10:30~/14:30~)開催されています。所要時間は45分ほど、参加は無料です。(※要予約)
予約無しでも当日空きがあれば参加も可能だそうですが、満員になってしまうこともあるので、日程が決まっている方や人数が多い方はご予約がおすすめ!
※2019年現在、開催回数や時間などが変わっています。最新の情報を公式ホームページでご確認のうえ、ご予約ください
「笹かまの製造工程を見ていたら、作ってみたくなった!」という方は、笹かまの手作り体験教室がおすすめ。
こちらも要予約。休日はすぐに埋まってしまうこともあるそうなので、早めのご予約をおすすめします!
まずは入口にある「おもてなしカウンター」で申し込みます。笹かまの味は、プレーンとチーズ入りの2種類!
申し込みを終えたら、待ち合い広場へ。
待ち合い広場。こちらでエプロンと帽子を着けます
スタッフさんに呼ばれたらいよいよ開始です!
しっかりと手洗いをして、作業場へ。
こちらが笹かま作りに必要な材料と道具です。
ボールの中には冷水が入っています
鮮度保持とくっつき防止のため、手をボールの冷水で冷やし、笹かまの型も同様に濡らします。
次に魚のすり身でできた生地をこねていきます。
よくこねると弾力が生まれるそうです
生地がもちもちするまでこねたら、丸く球状にして、串を刺し込みます。
スタッフさんのようにキレイな丸になりませんでした…
続いて串に刺さった生地を、きりたんぽ状に成形し、横向きにして型の中に置きます。
見た目は本当にきりたんぽのよう!
指の腹を使って、型の中にぴったり収まるように押し込んでいきます。
生地がはみ出してしまい、うまくできずにいると…
スタッフさんが「生地は目分量でとったので、多かったのかもしれないです~」とやさしさ溢れるフォローを…!違います、絶対私が下手なだけなんです…!!
スタッフさんは、終始やさしくフォローしてくれました
やっとの思いで型に生地を収め、型からそっと外して…
おっ、これはうまくできました!キレイな笹の葉型です
目の前にある焼き場にセットしたら、しっかり焼き上げていきます。様子を見ながら焼くこと数分。
その間、表裏を数回ひっくり返します
生地がぷくっと膨らんできて、中から溢れ出したかまぼこの汁が下へぽたぽたと落ちていきます…!
ずっと眺めていたい!(笑)
「昔のかまぼこは皮や骨もそのまますり潰していたので、このようなキレイな色にはならなかったんです。」
なんて、スタッフさんから豆知識をうかがっているうちに、あっという間にキレイな焼き色がついて、完成しました!
おいしそうな香りが漂っています!
台に乗せて粗熱をとったら…できあがり!
それでは、冷めないうちにいただきます!
表面はぱりっと香ばしく、中はもちっと弾力がありつつもふわふわした食感。やさしい甘みが口中に広がります。
どちらの味もおいしいですが、とくにチーズ入りは、とろけたチーズがかまぼこの味とよく合ってとってもおいしかったです!
自分でつくると、おいしさもひとしおです
手作り体験教室は1日6回(10:30~/11:30~/12:30~/13:30~/14:30~/15:30~)。所要時間は45分ほど、お一人様500円(税込)で体験できます。
※2019年現在、開催回数や時間、料金などが変わっています。最新の情報や予約は公式ホームページをご覧ください
小学3年生以上であれば、お子さまの体験もOKです!※5歳以上から小学2年生は大人の方の付き添いがあれば体験可
ぜひ笹かま館に来たら、体験してみてください!私のような不器用な方も、スタッフさんが丁寧に教えてくれるので安心ですよ♪
実は笹かま館の見どころは、笹かまだけではありません!
毎年8月に仙台で開催される、東北三大祭りの一つ「仙台七夕まつり」。笹かま館には「七夕ミュージアム」という別館が併設されていて、お祭り期間以外でもその七夕飾りを楽しむことができるんです!
とっても大きな七夕飾りに圧倒されます
七夕飾りは2階建ての吹き抜けエリアに展示されているので、2階にあがるとこんなに間近で見ることもできます!
細かい飾りがたくさん付いています
実際に使用されている折り紙の飾りの展示も!精巧にできています…!
こちらは2017年度の七夕まつりで、金賞を受賞した七夕飾りです。木製の格子が使用されているのが、素敵ですよね~!
和の趣きを感じます!
きらびやかなもの以外にも、ちょっと変わった飾りを発見!
一見人形劇のように見えますが「仙台仕掛けもの」と呼ばれる七夕飾りで、下から紐を引いて人形を動かす仕組みになっています。
お子さまに人気の展示です!
展示以外にミニチュアの七夕飾りをつくる体験コーナーもありますので、ぜひ体験してみてくださいね!※有料・要予約。詳細は公式ホームページをご覧ください
このほかにも笹かま館には、鐘崎の商品パッケージや、藤城清治氏の影絵作品などさまざまな展示があります。
お祭で使用された鐘崎の提灯の展示も!
いずれも無料で観覧できますので、じっくり見て回るのも楽しいですよ!
笹かま館には、販売のコーナーも。鐘崎商品のほか、宮城県の名産品を購入することができます。
牛たん入りの笹かまや、旬の食材を入れた期間限定の笹かまなど、普段なかなか出会えない商品もあり、お土産におすすめです!
鐘崎の牛たん商品もありました!
「かまぼこ塾」という場所では、職人さんが昔ながらの製法で一枚一枚笹かまぼこを焼き上げる様子を見ることができます。
創業当時の店舗が再現されています
時間が無くて工場見学や体験ができないという方は、ぜひこちらで楽しんでみてくださいね!
子どもから大人まで楽しめる、仙台の魅力が詰まったアミューズメントパーク「鐘崎 総本店 笹かま館」。これだけ充実した内容ですが、入館料は無料です!スタッフの方々も皆様やさしく、素敵な笑顔でおもてなししてくれます!
仙台へ観光に行かれる方はもちろん、県内にお住まいの方も週末のお出かけに訪れてみてはいかがでしょうか?
施設自体の営業は18:00までですが、体験メニューやレストランなどはその前に終わってしまうので、早めのご来館がおすすめです!
※各営業時間は公式ホームページでご確認ください
ここで、タイムズクラブ会員の方に朗報です!
お会計時にタイムズクラブ会員証を提示すると、笹かま手作り体験教室の料金が10%OFFになるんです!
会員の方は、ぜひご利用くださいね!
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