船が浮かび街並みが見える港

「お林」と「三ッ石海岸」で堪能する真鶴の森と海
真鶴(神奈川県)

2015/05/08 更新

※情報は更新日時点のものです。施設や店舗の営業状況が変更されている場合があります。最新の情報は各施設や各店舗の公式ホームページでご確認ください。

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クルマで行く おすすめ真鶴探検コース

真鶴岬はマツの群生が生い茂る森と海に囲まれた美しい半島。東京から日帰りで行けるドライブスポットとしても有名です。今回は、私が考えた「クルマで行くおすすめ真鶴探検コース」をご紹介いたします!

「琴ヶ浜」で一休み、魚座で腹ごしらえ

ダイビング発祥の地「琴ヶ浜」

東京方面から西湘バイパスを抜け、海岸沿いをしばらく走ると左手に真鶴半島がみえてきます。真鶴半島に入ったら、海沿いに進んでください。やがて「真鶴港」が目の前に現れます。

ここまで来たら、「琴ヶ浜」まであとわずか。もう少しクルマを走らせましょう。左手に「琴ヶ浜」が見えてきたら、浜沿いにある駐車場にクルマをとめて一休み。真鶴の空気を思いっきり吸い込んでみてはどうですか?

道路沿いから見た琴ヶ浜の景色

天気のいい日は最高の眺めです

上の写真は、駐車場から眺めた「琴ヶ浜」です。この景色をみて、真鶴に来たんだと実感するとともに、これから味わう大自然の恵みに心を躍らせてください。駐車場からは、スロープを下って海岸に降りることもできます。

海岸近くの景色

このまま歩いて海に潜っていけそうな感じですが、それもそのはず。ここ「琴ヶ浜」は、日本のダイビング発祥の地と呼ばれているんです。透明度も高く、ウミウシやアンコウが見られます。

「海鮮丼」で腹ごしらえ

「琴ヶ浜」でちょっと休憩した後は、この後にひかえる真鶴探検に備え、腹ごしらえをしましょう。おすすめは、ここ「魚座(さかなざ)」。来た道を、少し引き返せば右手に見えてくる建物です。1Fが魚市場で2Fが食堂。2Fの食堂では魚市場で水揚げされた魚介類が頂けます。

真鶴魚座へ続く階段

「海の幸」の料理が充実している魚座

おすすめは、海鮮丼。窓際の席に座って、真鶴港を眺めながら食べる海の幸は最高です♪タイミングがあうと、港に入ってくる遊覧船もみれますよ。

海鮮丼と目の前に広がる海

食後の散歩に、テラスにでて真鶴港を眺めてみてください。港の向こうには、海が遠くまで見渡せます。

手摺り越しに見える真鶴港

魚座のテラスから眺める真鶴港

「お林」から「三ツ石海岸」に向かう

「お林」で森林浴

さて、腹ごしらえを終えたら、真鶴探検のスタートです。まずは「お林」に向かいましょう。魚座からクルマで南下すること約5分。右手にみえる駐車場にクルマをとめて、お林探検に出発です。

ここの「お林」は県指定の天然記念物。樹齢200~400年と言われるマツなどの巨木が生い茂っており、敬意をこめて「お林」と呼ばれています。入林する前に「お林のルール」をよく読みましょうね♪

お林のルールが書かれた看板

遊歩道を少し歩いただけで、そこはもう別世界。巨木が頭上に広がります。

木漏れ日

木に囲まれ、土と草の匂いを嗅ぐと、なんとも癒された気分になります。

空を覆う木々

一本、一本の木に目をこらしてみると番号が記載された札が。このお林が大切に管理されていることがわかります。いろんな方の努力でこの素晴らしい森林が維持されているのですね。

木に貼られた小さな札

いざ三ツ石海岸へ

「お林」の森林浴を終えたら、初日の出の名所として有名な「三ツ石海岸」に向かいましょう。「お林」から南下するとみえてくる「ケープ真鶴」の駐車場にクルマをとめて出発です。

ケープ真鶴を超えて少し歩くと、「真鶴最南端」の立て看板が見えてきます。看板の左後ろに見えるのが、「三ツ石海岸」。「三ツ石海岸」の先端にある「三ツ石」まで歩いて向かいます。(天気や潮の干満によっては、歩いて行けない場合もあります)

真鶴最南端の看板

海岸に向かう階段を下りて行きますが、途中、もう一枚の立て看板が。「撮っていいのは写真だけ 残していいのは足跡だけ 良い思い出を・・・」。旅の心得がこの短い文章に凝縮されています。

海岸利用者へ向けられた看板

名言です

その心得を肝に銘じ、階段を降りていきます。きちんと整備されている階段なので、歩きやすいです。

左右に柵がある道

ようやく「三ツ石海岸」の入り口に到着しました!目指す「三つ石」が目の前に!

三ツ石海岸入り口

思ったより遠い・・とは言わないでください。そのまま、前進あるのみです!

目の前に広がる砂利と岩

足元をみると、たくさんの砂利が・・。遠くを見渡すと岩肌までみえます。はたして無事にたどり着くのか??心が折れそうになっても、歩いて三ツ石まで行けるチャンスはめったにないことを考えて自分自身を奮い立たせましょう。

遠目に見える三ツ石

決して楽な道のりではありません

大きな石に足を取られながらも、歩くこと30分くらいでしょうか。大変な思いをしてたどりついた「三ツ石」が下の写真です。

三ツ石が二つ見える角度

まさに圧巻の佇まいです。切り立った岩肌は近くでみると大迫力です。岩が三つみえるので「三ツ石」というんですね。

三ツ石が三つ並ぶ角度
三ツ石の一番大きな石

しばらく岩肌を眺めていると、歩いてきた疲れも吹き飛びます。あたり一面も海で囲まれているためリラックス効果も抜群です。リラックスした気分のまま、後ろを振り返ってみてください。真鶴半島の全景がみえます。こうしてみると、真鶴半島が森と海に囲まれていることを改めて実感しますね。

真鶴半島の全景

さあ、来た道を引き返しましょう!心洗われた後には、そんなに疲れも感じない!はず。

くせになる街、真鶴

やや盛りだくさんではありましたが、私がおすすめする「真鶴探検コース」をご紹介しました。

自然にあふれていて、東京から日帰りで遊びに行ける真鶴。一度遊びに来た方が、季節を変えてまた訪れることも多いようです。思いのほか天気がよい休日など、真鶴に出かけてみてはいかがでしょうか?

真鶴には他にもこんな見どころが!

お林展望公園 パークゴルフ場

お林展望公園パークゴルフ場

※この記事は2015/05/08時点の情報です
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