多摩川の映像と水槽

アクセス、料金情報も!「カワスイ 川崎水族館」完全ガイド
川崎(神奈川県)

公開日:2020/08/06 更新日:2023/09/21

※情報は更新日時点のものです。施設や店舗の営業状況が変更されている場合があります。最新の情報は各施設や各店舗の公式ホームページでご確認ください。

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都市型水族館「カワスイ 川崎水族館」をご紹介!

川崎駅のすぐ近くに、水族館があるのをご存知ですか? その名も、「カワスイ 川崎水族館」

川崎ルフロン外観

川崎ルフロンの9階と10階にあります

ビルの中にある都市型の水族館で、「世界の美しい水辺」をテーマに光・音・映像など様々な工夫がしてあり、見どころがいっぱいなんです!

昼と夜で演出が変わるのも特徴のひとつなのですが、今回は昼のカワスイに行ってきましたので、その見どころを徹底的にご紹介したいと思います!
※展示内容は変更になる場合があります

カワスイの料金、営業時間

川崎ルフロンの1階から直通エレベーターで10階に上がると、カワスイの入り口があります。

カワスイの入り口

まずはこちらでチケットを購入しましょう!料金は下記の通りです。

■入館料

【入館チケット】
大人2,000円、高校生1,500円、小・中学生1,200円、 幼児(4歳以上)600円、3歳以下無料

【年間パスポート】
大人4,000円〜、高校生3,000円〜、小・中学生2,400円〜、 幼児(4歳以上)1,200円〜、3歳以下無料
※誕生日プレゼント、同伴者割引など特典あり

なお、当日チケットが発売休止になることはありませんが、WEBで事前にチケットを購入しておくのがおすすめです。(WEBチケットがあればチケットカウンターに並ばず入館できます)

■営業時間

10:00〜20:00(最終入館19:00)

20時まで営業しているので、仕事帰りにも立ち寄れます。デートにもおすすめですよ!

多摩川の上流〜下流を再現!「多摩川ゾーン」

カワスイは9階と10階の2フロアに分かれていて、10階が入り口になっています。

入館するとすぐに、チョークアートで描かれた熱帯雨林が目に飛び込んできます!

壁一面に描かれたチョークアート

壁一面に描かれたモノクロの熱帯雨林

壁をじっと見ていると…オランウータンやカバ、ベンガルトラなど、次から次へと動物が現れました!壁の絵と動物の映像が一体化していて、おもしろいです。

壁に現れたベンガルトラ

モノクロの世界に色鮮やかな動物が登場します

気分が高まったところでさらに館内を進んで行くと、「多摩川ゾーン」がありました。

こちらでは多摩川の映像と共に、アブラハヤ(コイ科の川魚)やウグイなど、多摩川に棲む身近な生きものが展示されています。

3つの水槽と自然あふれる映像

奥の映像は時間帯によって変わります

下流に棲む生きものを展示した水槽には、こんな立派なコイがいました!

大きな黒いコイ

まるまると大きなコイ!カメラを向けると寄ってきてくれました

他にも、多摩川にいる外来種の展示などがあり、多摩川の現在の生態系を見て感じることができます。

QRコードを読み取って、さらに魚を知ろう!

実はカワスイには、魚の説明書き(魚名板)がありません。それぞれの水槽にQRコードがあり、読み取ると魚の名前や特徴が分かる仕組みになっています。

水槽のそばにあるQRコード

気になる魚がいたら、QRコードを読み込んでみてはいかがでしょうか?

世界初!水中の映像をリアルタイムでAI解析

館内にはところどころに大型ディスプレイがあり、水槽にある水中カメラの映像がリアルタイムで映し出されています。

さらに映像だけでなく、AIが自動で生きものを解析して種名と解説を表示してくれるんです!

水槽の映像が流れるディスプレイ

展示システム「LINNÉ LENS Screen(リンネレンズスクリーン)」

また、スマホアプリ「LINNÉ LENS」をインストールすると、スマホを水槽にかざすだけでその生きものの名前と解説を表示してくれますので、より詳しく知りたい方は利用してみてくださいね。

様々なアロワナに注目!「オセアニア・アジアゾーン」

続いて、多摩川ゾーンの奥にある「オセアニア・アジアゾーン」へ。

こちらでは、オセアニア・アジアに生息する淡水魚などを見ることができます。

水槽が際立つ暗めの館内

青い照明が印象的なゾーンです

ここで、ちょっと変わったカマボコのような形をした水槽を発見!

半円状で横に長い水槽

色々な角度から楽しめる水槽です

近くで水槽をのぞいてみると…

水槽を泳ぐ魚

まるで海に潜って魚を見ているかのような気分に!ちょっとしたダイビング気分が味わえました。

オセアニア・アジアゾーンには、魚の他にもカエルやカワセミ、モモンガ、カメなどの生きものもいます。

カエルとカワセミとカメ

カメがこちらに向かって挨拶してくれました(笑)!

時間帯によっては隠れていたりするので、じっくり探してみてくださいね。

人気の古代魚、アロワナ

そしてこちらのゾーンでぜひ見ていただきたいのが、アロワナ!アロワナとは古くから地球に棲む古代魚で、鑑賞魚としても人気が高い魚です。

オーストラリアのアロワナ、ノーザンバラムンディや…

大きなアロワナ

体高と厚みがあり、ずんぐりしているのが特徴

キレイな色をしたアジアアロワナを見ることができます。

赤っぽいアジアアロワナ

中国では龍魚という呼称で親しまれているそう

ゆっくりと優雅に泳ぐ姿に、思わず時間を忘れて釘づけになってしまいました!

個性的な生きものがいっぱい!「アフリカゾーン」

オセアニア・アジアゾーンの先には、「アフリカゾーン」があります。

赤い照明のゾーン

入り口ではゴリラがお出迎え!

赤とオレンジで照らされたゾーンには、カラフルな魚やミステリアスな風貌の魚など、個性豊かな生きものが集まっています。

水槽を泳ぐカラフルな魚たち

色とりどりの魚が泳いでいます

こちらの三角の形をした熱帯魚は、ヒメツバメウオです。

三角の形をした魚

温暖な海に生息しています

ユニークな形ですよね。観賞魚としても人気の品種だそうです。

ちょっと微笑んで見える、かわいい姿の魚もいました!

微笑んで見える魚

笑っているように見えませんか!?

テトラオドンファハカという、フグ科の魚です。アフリカゾーンに来たら、ぜひ見てみてくださいね。

美しい演出にうっとり!「南アメリカゾーン」

続いて、エスカレーターで9階へ移動。9階は、「南アメリカゾーン」からスタートします。

大きな水槽のある暗い部屋

南アメリカゾーン。入り口にはイグアナの展示があります

こちらでは、アマゾン川の流域に棲む魚が展示されています。大きな水槽や映像を生かした場所などがあり、必見のゾーンです!

水槽と映像が調和!「パンタナルエリア」

南アメリカゾーンを進んで行くと、カワスイで最も大きな水槽が映像と共に現れます。

暗闇に浮かび上がる映像と水槽

大きなコの字型の水槽です

こちらの「パンタナルエリア」では世界最大級の南アメリカの熱帯湿原が再現されていて、ネオンテトラなど約8,000匹の小さな生きものが展示されています。

水色に見える水槽

水槽からは映像が透けて見えて、とてもキレイ!

水槽の底にも、ご注目!この水槽ではパンタナルに棲む生きものが展示されているのですが、実は底にいるヤマトヌマエビのみ、パンタナルの生きものではないんです。

底を歩く数匹の小さいエビ

ヤマトヌマエビ。かわいらしい、小さなエビです

ヤマトヌマエビは、コケやエサの残りなどを食べて水槽をキレイにしてくれるので、あえてパンタナルの水槽に入れているそうですよ。

真っ白な美しい世界、「レンソイスエリア」

さらに奥へと進むと、ブラジルにある真っ白な砂丘レンソイスを再現した「レンソイスエリア」があります。

水槽と5つのモニター

モニターにはレンソイスの映像が流れ、幻想的な雰囲気

レンソイスは乾季には湖が無くなり、魚も姿を消すそうです。その間、生きものはどこに行っているのか、雨季はどこからやってくるのかなど、まだ謎が多いんだとか。

白い水槽を泳ぐ魚

水槽の底の白砂はレンソイスをイメージしたもの

レンソイスの不思議な世界に、浸ってみてくださいね。

意外と大人しい!?ピラニア

南アメリカゾーンには、3種類のピラニアがいます。

こちらは、よくテレビなどでも見かけるピラニア・ナッテリー。

数匹のピラニア

哺乳類や鳥などを食べる肉食性の魚です

ピラニアというと凶暴なイメージがありますが…本来は臆病な性格なんだとか。

続いてご紹介するのは、ピラニアピラヤとブラックピラニアというピラニア。

様々なピラニア

(上)ブラックピラニア、(下)ピラニアピラヤ

ブラックピラニアの口元を観察してみると、歯がギザギザとしていて、下顎が出ていました。噛まれたら痛そうですね…。同じピラニアでもちょっとずつ特徴が違いますので、見比べてみてくださいね。

また、南アメリカゾーンには、「アグア・ラボエリア」という場所があり、水族館の裏側を見ることができます。

ガラス越しに見えるバックヤード

予備水槽や濾過循環ポンプなど、普段は見ることができないものがいっぱい!

飼育員さんが水族館の裏側を案内するバックヤードツアーもありますので、ぜひ参加してみてくださいね!

イルカやマナティに会える!「パノラマスクリーンゾーン」

続いて、南アメリカゾーンのお隣にある「パノラマスクリーンゾーン」へ。

横に長い大きなスクリーン

アマゾン川に暮らす生きものが映像で展示されています

こちらには、楽しい仕掛けが!スクリーンの前で手を振ると、イルカやマナティが反応して、そばに寄ってきてくれるんです!

スクリーンに映るリアルなイルカ

映像がキレイで、本物のイルカみたいです!

近くに来ると、人の動きに反応して手を振ったり、くるくると回ってくれますよ。実際にふれあったような気分になりました!

カピバラも登場!「アマゾンゾーン」

さいごにご紹介するエリアは、緑に囲まれた水辺の楽園「アマゾンゾーン」

自然光が入るエリア

吹き抜けを生かした造りで、開放的な雰囲気

屋内なのですが自然光が降り注ぎ、雨霧の演出もあり、ジャングルの中を探検しているような気分が味わえますよ!

巨大な古代魚、ピラルク

アマゾンゾーンの1つ目の水槽には、ピラルクがいます。ピラルクは古くから姿を変えていない古代魚で、根強いファンも多い魚です。

自然環境を再現した水槽

レッドテールキャットなどと一緒に展示されています

こちらの水槽では大きいピラルクは体長が130cmくらいありましたが、まだまだこれから成長するそうです!成長が楽しみですね。

大きなピラルク

成魚は2m〜3mになると言われています

ちなみに水槽の周りに植えてある植物もすべて本物なので、植物の成長も見ることができます。再訪した際には、合わせてチェックしてみてくださいね。

カピバラともふれあえる!「アマゾンデッキ」

アマゾンゾーンには「アマゾンデッキ」という滝や木像がある半屋外空間があり、自由に出入りすることができます。

エスニックな木像と滝

フォトスポットとしてもおすすめ!

また、アマゾンゾーンではオニオオハシ(黄色いくちばしの鳥)、リクガメ、アルマジロ、ナマケモノなども展示されています!

なお、時期や時間帯によってはカピバラとふれあえるイベントも実施しています。実施の詳細は、当日現地でご確認ください。

猫カフェもある!カワスイの3つのカフェ

カワスイの館内には、3つのカフェがあります。休憩やランチがてら、立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

ゆっくり寛げる!「こもれびカフェ Sweets&Cafe」

9階にある「こもれびカフェ Sweets&Cafe」は、森をコンセプトにした緑豊かな癒しのカフェです。

植物がディスプレイされた店内

店内はウッディーでおしゃれな雰囲気!

バリスタが淹れる本格的なカフェメニューや、ワッフルなどオリジナルスイーツが楽しめるのですが、私のおすすめは、こちらのバタフライピーティー!

青い色をしたドリンク

バタフライピーティー430円

レモン果汁を入れると、なんとドリンクの色が変わるんです!何色に変化するかは…実際に訪れて確かめてみてくださいね。

他にも、こもれびカフェにはカレーなど食事メニューもあります。こちらのカレーはなんと、ピラルク入り!

黄味がかったカレー

ピラルクココナッツカレー
※2023年9月現在、販売終了しています

ピラルクは初めて食べましたが、臭みやクセがなく、ふわっとした白身魚で、美味しいですよ。

ちなみに、こもれびカフェはお子さま連れも歓迎のカフェで、赤ちゃんと一緒に食事が楽しめる席もあります。こちらのテーブルに空いている穴は、実は赤ちゃんが座れる椅子になっているんです!

大きな穴のあるテーブル

穴は、足が通せるようになっています

お子さまと対面で座れるのは珍しいのではないでしょうか?お子さま連れの方は利用してみてくださいね。

【こもれびカフェ Sweets&Cafe情報】

◆営業時間:11:00〜19:00
(フードL.O.18:00、ドリンクL.O.18:30)
◆席数:86席、お子様用ポケットシート4席
◆その他設備:Wi-Fiと電源完備

かわいい猫と遊べる!「ソラネコカフェ」

猫好きの方に朗報です。カワスイにはなんと、猫とふれあえる猫カフェ「ソラネコカフェ」もあるんです!

フローリングのスペース

ソラネコカフェ 。9階こもれびカフェのお隣にあります

窓からの景色を楽しみながら、かわいい猫たちとまったり過ごせますよ。

フサフサした白っぽい猫

見ているだけで癒されますね!

ベンガルやマンチカン、メインクーンなど人気のネコちゃんたちが揃っていますので、猫好きの方は、お見逃しなく!
※ネコの種類は変更になる場合があります

【ソラネコカフェ情報】

◆営業時間:11:00〜19:00(最終入場18:30)
◆その他設備:Wi-Fiと電源完備

持ち込みOKなメニューも!「CAFE CRAM」

「CAFE CRAM(カフェクラム)」は、10階の水族館エントランスに併設するカフェです。

雲のようなデザインのうねった外観

お子さま用のシートもあります

カフェクラムではソフトクリームや、館内への持ち込み可能なボトル入りのポップコーンやドリンクが販売されています。

ソフトクリームなど

小腹を満たすのにピッタリなラインナップ!
※更新日時点の情報です。最新のメニューは公式ホームページをご確認ください

エントランスのすぐ隣にありますので、入館前の待ち合わせ場所としてもおすすめのカフェです!

【CAFE CRAM情報】

◆営業時間:平日12:00〜17:00/土日祝10:00〜18:00
◆その他設備:Wi-Fiと電源完備
◆カワスイ入館者以外も利用可

お土産を買うならここ!「カワスイ オフィシャルショップ」

9階の出口を出たところに、お土産屋さん「カワスイ オフィシャルショップ」があります。

さまざまな商品がありますが、私のおすすめはカワスイオリジナルのお菓子!
※商品のラインナップは変更になる場合があります

クッキーやドロップなど

オリジナルのお菓子。パッケージもインパクト大!

お菓子以外に、オリジナルのぬいぐるみもあります。こちらのピラニアとピラルクのぬいぐるみは、カワスイの限定品です!

ピラニアとピラルクのぬいぐるみ

上段がピラニア、下段がピラルク。ピラルクは押すと音が鳴ります

また、オリジナルのTシャツやクリアファイルなどの雑貨も販売しています。

クリアファイルやTシャツ

左下のクリアファイルはカワスイの主要な生きものがリアルなタッチで描かれています

そしてこちらのショップには、あのLINEスタンプでもおなじみのカナヘイ氏とのコラボグッズも!カワスイの生きものが、かわいいタッチで描かれています。

カナヘイとのコラボグッズ

トートバッグやTシャツ、クリアファイルなどがあります

ご紹介した他にも、猫グッズや動物のフィギュア、記念メダルや標本など、様々なグッズがありますので、お気に入りを見つけてくださいね。

※カワスイ オフィシャルショップは水族館入館者以外も利用可能です

モルモットとふれあえる!「ふれあいパーク」

カワスイ オフィシャルショップのお隣には、モルモットにふれあえる「ふれあいパーク」もありますので、立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

数匹のモルモット

モルモットが自由に過ごす空間の中に入れます

【ふれあいパーク情報】

◆営業時間:11:00〜17:00(受付終了16:30)
◆カワスイ入館者以外も利用可

カワスイの子ども向け設備

【キッズルーム】
9階こもれびカフェ Sweets&Cafe横にはお子さま連れの方が無料で利用できるキッズルームがあります。お絵描きや絵本などが楽しめますよ。

ローテーブルがあるフローリングの部屋

靴を脱いで遊べます!

【授乳室】
9階の化粧室前には、mamaroという個室の授乳室があります。授乳だけでなく、離乳食をあげたり、オムツ替えなどにも利用可能です。

椅子などがある授乳室

個室は鍵つきで安心!

さいごに

以上、見どころいっぱいのカワスイをご紹介しました!

今回ご紹介したのは昼の部ですが、夜は流れる映像やライトアップなどが変わり、また違う雰囲気が楽しめますよ。

ぜひ、夜も訪れてみてくださいね!

アクセス&駐車場情報

【クルマで行く場合】
◆東京方面から
首都高速横羽線・浜川崎出口を出て、約10分で到着します。
◆横浜方面から
首都高速横羽線・浅田出口を出て、約13分で到着します。

専用の駐車場はありません。川崎ルフロンの駐車場か、周辺のタイムズパーキングの利用がおすすめです。

\最大料金がある場所も!/

周辺の駐車場情報を見る

【電車で行く場合】
最寄り駅はJR川崎駅で、東口から徒歩1分です。京浜急行川崎駅からは徒歩約5分です。

※この記事は更新日時点の情報です
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※金額・商品・サービス・展示内容等の最新情報は各公式ホームページ等をご確認ください

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