
自然があふれる鎌倉の隠れ家的おすすめカフェ5選!
鎌倉(神奈川県)
2015/06/19 更新
※情報は更新日時点のものです。施設や店舗の営業状況が変更されている場合があります。最新の情報は各施設や各店舗の公式ホームページでご確認ください。
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日本有数の観光スポット、鎌倉。そんな鎌倉に、「鎌倉野菜」というご当地野菜があるのをご存じでしょうか?
鎌倉野菜は、日本の伝統野菜から外国産の品種まで、鎌倉で育てられた多種多様な野菜のことです。豊かな土壌で育てられた鎌倉野菜は、美味しさと鮮度抜群!地元の方はもちろん、首都圏のシェフもその味を求めて鎌倉を訪れるほどなんです!
今回は、鎌倉野菜にフォーカスし、鎌倉野菜を食べたり買ったりできるスポットをご紹介したいと思います!
ホスピタリティあふれる接客も癒されます
まずご紹介するのは、鎌倉パークホテルにある鎌倉フレンチのお店「レストラン ペルゴーラ」。こちらでは、鎌倉野菜など地元の食材をたっぷりと使用したランチが味わえます。ランチは数コースありますが、今回は前菜・メイン・パン・デザート・コーヒーがセットになった「Bコース(2,700円)」をセレクトしました。
一口ごとに違う味が楽しめる魅惑のサラダ
まずは前菜の「地元海の幸 湘南風サラダ」が運ばれてきました。紫ラディッシュ、赤・黄・緑のプチトマト、レタス、丸ズッキーニ、スナップエンドウ、オクラ、ニンジン、ダイコン、ハーブ類。そしてアジ、スズキ、ヒラメ、シログチ、イカ、カマス、タチウオ、タコ、シラスといった食材が、シェリービネガーとジェノベーゼの2種類のドレッシングで和えられています。
海の幸と野菜の甘み、ドレッシングの酸味が見事なハーモニーを奏でている逸品!前菜だけで、もう涙が出るくらい幸せです。
色鮮やかな盛り付けが芸術品のよう
続いてメインの「獲れたて鮮魚のポワレ」(この日はマダイでした)。鎌倉・三浦で採れたうずまきビーツやアスパラソバージュ(フランス産の野生アスパラ)、芽キャベツ、ディルの花などを、オレンジパウダー・ゆず風味のソース・トマトソースでいただきます。
ホロホロとやわらかいマダイの身とカリッと香ばしい皮目、野菜の甘味がソースと複雑に絡み合い、幸せな美味しさが口いっぱいに広がります。
女子に嬉しいデザートも♪
料理長の西田シェフは、東京でのレストラン勤務を経て、鎌倉パークホテルで18年ほど料理長を務める、鎌倉の食材を知り尽くしたスペシャリストです。
「これからはトウモロコシやナス、ズッキーニ、スイカなど夏の野菜も楽しみですね!」
「40~50種類の鎌倉・三浦野菜を仕入れていますが、この辺りは土壌が良いのでうま味も濃く、素晴らしい野菜が多いんです。あとは農家の方に作って欲しい野菜を提案して、ポロネギやブラックレタス、ベニサンゴなどの珍しい洋野菜を作ってもらったり、農家の方と連携を取りやすいのも鎌倉の魅力ですね。魚介に関しても、毎朝私が片瀬漁港に足を運んで選んでいるので、素材の美味しさには自信がありますよ。旅慣れたお客様が多いので、美味しいメニューの作り甲斐があります!」
ホテル内には、米糠酵素風呂やゲルマニウム温浴などのリラクゼーションスペースもあるみたいなので、また今度ゆっくり来てみたいと思います!
2012年のオープンから確かな人気を集めています。平日は近隣の方、週末には遠方からも多くの方が訪れます
鎌倉野菜の美味しさを堪能した後は、鎌倉野菜の即売所「鎌倉野菜市場 かん太村」へGO!
村長の吉田剛さんは東京や鎌倉・稲村ケ崎でレストランを手がけた後、地元で農業を営むオーナーとともに、生産者と消費者がつながる即売所をスタートしたそうです。
「採れたて、美味しい鎌倉野菜を味わってください!」
「鎌倉の野菜畑は"七色畑"と呼ばれるほど、色とりどりの野菜が多く栽培されています。鎌倉にはイタリアンをはじめとする美味しいお店が多いですが、シェフからの『こんな野菜が欲しい』というニーズに応えて、イタリアから種を仕入れて栽培したり、料理人と密に連携を取りながら野菜を育てているんですよ」
一番人気の大ちゃんトマトは、朝採れなのでピチピチ!手に持ってみるとズッシリ重い~。甘味を堪能するならサラダで、身が締まっているのでマリネなどにもおすすめだそう。トマトピューレにしてパスタなどといただくのも美味しいとのこと。よしっ、家に帰ったらサラダにしてみよう!
かん太村オープンより販売を担う多田さん。美味しい野菜の選び方やオススメの食べ方など何でも教えてくれます!
朝採れなので葉物もフレッシュ!
色鮮やかな野菜が多いのが、鎌倉野菜の魅力です
ルッコラ、わさび菜、レッドマスタードなどがセットになった「サラダミックス」(250円)。洗ってカットするだけで豊かな味わいのサラダをいただけるので、近隣の主婦の方々に大人気だそう!
毎週末に各種イベントを開催しているかん太村。夏は冷やしキュウリ・トマトの直売、秋には焼き芋の収穫祭や芋煮会、冬は餅つき大会など、その時期に美味しいものをいただけるので嬉しいですね!
直売所の横には軽食コーナーがあります。一番人気は、色とりどりの鎌倉野菜と、柔らかく煮こまれたチキンが入ったかん太カレー(600円)。野菜たっぷりだからヘルシー?なんて思いながら、ペロッと食べてしまいました!
そのほかにも、鎌倉野菜がふんだんに入ったキーマカレー(550円)、野菜天丼(500円)、焼きそば(500円)、手作り菓子などがラインナップ。ちなみに、このカレーが味わえるお店が鎌倉・小町通りにあるそう。今度行ってみようっと!
ピクルスやジャム、ドレッシングなどの加工品も人気
美味しいものをたくさん食べすぎてしまったので、少し海岸沿いを散策してみました!国道134号線を進み、鎌倉海浜公園地下の由比ガ浜地下駐車場へクルマを停めて、海岸沿いに足を運びます。
晴れた日には富士山や伊豆半島も眺められる由比ガ浜。訪れたタイミングで少し曇ってしまいましたが、それでも十分に見晴らしの良さを堪能しました。
右手に見えるのが江ノ島
ボーっと波音を聴いていると、幸せそうな家族連れが波打ち際で遊んでいる姿が。私もいつかは…と思っていたら、自然と砂浜にハートを描いていました。私も次は大好きな人と来るぞ!という決意を胸に、帰途につきました。(笑)
お土産で買った鎌倉野菜は、翌日の朝食でたっぷりいただきました。いつもはパンで済ませてしまうところですが、せっかく美味しい食材を仕入れたのでサラダにしてみました!辛みの少ない紫ダイコンやサラダミックス、大ちゃんトマトなど、かん太村の人気野菜が勢ぞろい♪
朝から色とりどりのサラダを作ったりして、少しは女子力が上がったような気分になりつつ…いただきます!
食べてみてびっくりしたのは、味の濃さ。豊かな土壌で一つひとつ大切に育てられたんだなあと実感しました。
いつもの朝食がぐんとランクアップします
多くの観光スポットが点在する鎌倉ですが、今回は"鎌倉野菜"をテーマに散策をしてみました。鎌倉の美味しい食材と豊かな自然に、身も心もすっかり癒されました。ぜひ、鎌倉野菜を求めて鎌倉を訪れてみてくださいね!
※この記事は2015/06/19時点の情報です
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