お土産や割引情報も!「箱根ガラスの森美術館」5つの見どころ
箱根(神奈川県)
都内から日帰りでアクセスできる♪箱根“彫刻の森美術館”の魅力をお届け!
箱根(神奈川県)
2016/04/20 更新
2016/04/20 更新
※情報は更新日時点のものです。施設や店舗の営業状況が変更されている場合があります。最新の情報は各施設や各店舗の公式ホームページでご確認ください。
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「美術館」というと“格式張っている”“堅苦しい”というイメージの方もいるかもしれません。しかし、彫刻の森美術館は屋外展示がメインで、とても開放的な雰囲気。子どもと一緒に気軽にアートを楽しめる場所なんです。
行かれたことがある方も多いと思いますが、改めて彫刻の森美術館の魅力をお伝えしたいと思います!
彫刻の森美術館は、箱根・小涌谷と強羅の間にあります。
クルマの場合、東京方面からは東名高速道路の厚木インターで降りて、小田原厚木道路を利用すると良いと思います。箱根口インターで降りてそこから約20分ほどです。
駐車場もあります(普通車は5時間まで500円)
マイカーが無い方は、小田原駅からカーシェアリングを利用するのがおすすめです。
電車だと、箱根登山鉄道「彫刻の森」駅から徒歩2分です。入口には無料のロッカー(返却式)があるので、大きな荷物がある場合はここに預けましょう。
休日は埋まってしまう場合もあるのでお早めに!
ベビーカーの貸し出しも無料で行っているので、必要な方は本館ギャラリー・新館インフォメーションで聞いてみてくださいね。
彫刻の森美術館では、緑豊かな自然の中に、様々な芸術作品が展示されています。
この時はまだ芝が茶色でしたが、春~夏にかけて青々としてきます
とても広く、見どころが盛りだくさんなので、まずは入り口でマップを見てまわり方を決めると良いと思います。
あらゆるところに彫刻や展示物があります
なお、こちらの美術館では、外にある彫刻や展示物を自由に撮影することができるんです!彫刻と同じポーズで、子どもを写真におさめてみてはいかがでしょうか?
こんなポーズや…
こんなポーズなど
こんなポーズも…!
他にもフォトスポットが色々とあるので、カメラやスマホを持って遊びに行くことをおすすめします。
子どもが体を動かして遊べる作品もあります。私がおすすめしたいのは、屋外にあるこちらの“しゃぼん玉のお城”です。
“しゃぼん玉のお城”。小学生以下のお子様限定です
作品の中に入って、ジャングルジムのような感覚で遊ぶことができます。大人は中に入れないので、外から見守りましょう!
ワーワーキャーキャー、楽しそうです
ちなみに、このしゃぼん玉のお城は今のもので3代目だそう。私も子どもの頃、遊んだ記憶があります。自分が子どもの頃に遊んだ場所が残っているのは嬉しいですね。
他にも、迷路など子どもが楽しめるスポットがあります。
彫刻家によりつくられた迷路“星の庭”
簡単そうに見えましたが、中に入ると方向感覚が分からなくなってしまいました。もし子どもが出られなくて困っていたら、上から見えるので指示を出してあげると良いと思います。
美術館の入口付近には、屋内型のプレイルームもあります。屋内なので、雨のときでも安心ですね。
屋内にある「じぐザグ△(さンカく)ワーるド」
さまざまな図形が置いてありますが、どこで遊ぶのか、どうやって遊ぶのかは子どもたちの自由!上ったりすべったり、組み立てたり、隠れたり…。子どもの好きなように遊ばせてあげてくださいね。
美術館の奥には、ゆっくり休憩できるカフェもあります。遊んだり、歩いたりして疲れたら、こちらで休憩してみては?
明るく開放的な雰囲気
店内はガラス張りになっていて、外の景色を眺めながらくつろぐことができます。
贅沢なひと時です
色々とメニューがありますが、私のイチオシはこちらの“日本茶セット”です。
“日本茶セット”500円。(14時から16時半までの限定メニュー)
静岡県掛川産の“あさつゆ”という希少な品種の茶葉を使用しており、お茶の濃い香りと味が楽しめますよ。お茶請けのあられのお菓子も美味しいです。
真上から見ると桜に見えます。粋ですね!
カフェが混雑している場合は、テイクアウトしてベンチや芝生の上で食べるのがおすすめです。※柵のある芝生の中には入れないので注意!
テイクアウトには、こちらの珍しいお菓子はいかがでしょうか。
ファゴッティーノ600円。イタリアの伝統菓子です
リンゴ・シナモン・レーズンを練りまぜた洋風の餡がパイで包まれています。見た目はどっしりしていますが、甘さ控えめで食べやすいです。お子さんには、足柄きんたろう牛乳を使用したソフトクリームも人気ですよ。
カフェの近くには、足湯ができるコーナーもあります。
天然温泉を使用した足湯
しばらく足湯に浸かれば、疲れも吹き飛びますよ。タオルをお持ちでない方はオリジナル足湯タオル(100円)を利用されると良いと思います。
彫刻の森美術館では、ピカソの作品を300点余り所蔵しており、「ピカソ館」で順次そのコレクションを公開しています。
「ピカソ館」。ロゴが巨大です…!
陶芸を中心に、絵画や版画、彫刻や金のオブジェなどさまざまなジャンルの作品が展示されています。
子どもの頃、教科書で見た作品もありました
ちなみに、ピカソは65歳を過ぎてから陶芸に熱中したそうです。すごい創作意欲ですね!作品からもエネルギーを感じました。
展示内容は時期によって変わりますが、「ピカソ館」は常設ですので、いつ来てもピカソの作品を見ることができますよ。ぜひ、立ち寄ってみてください。
入口近くの本館ギャラリーでは、不定期で著名なアーティストの企画展が行われています。私が訪れた時は「横尾忠則 迷画感応術」が開催されていました。
“名画”ではなく、“迷画”!
横尾忠則氏は、現代アートを代表するグラフィックデザイナー・美術家です。みなさんも一度は作品を目にしたことがあるのではないでしょうか。
今回の展示は、ピカソ、デュシャン、ピカビアなど芸術家たちへの敬愛とエスプリに満ちた作品が集められています。
横尾氏の“Y字路”をイメージした会場
そして、目玉は今回の展示会のために描きおろされたこちらの作品です。
《At Box Roots》2016年 キャンヴァスに油彩 彫刻の森美術館蔵
彫刻の森美術館と箱根を主題とした作品
ピカソ館や彫刻など、彫刻の森美術館にあるものが描かれています。ロープウェイや遊覧船など箱根のイメージも散りばめられているので、子どもと一緒に探してみては?
外のアートカー(スマートにペイントしたもの)もお見逃しなく!
こちらの展示は箱根彫刻の森美術館の入館料(1600円)を払っていれば、自由に観ることができます。ぜひ、最新のアートに触れてみてください。
※2016年の情報です。展示内容やアーティストは時期によって変わるので、こちらをチェックください。
彫刻の森美術館の魅力、伝わりましたでしょうか?大人も子どもも、美術に興味のある人もない人も楽しめる場所だと思います。休日に、ピクニック気分で行かれてみてはいかがでしょうか?
彫刻の森美術館
彫刻の森美術館のすぐそばに、ちょっと変わったカフェ&バー「WOODY」があります。
目を引くお店です
何が変わっているかというと、“ウッディ”という名前の通り、お店の中も外も“木”で作られているんです。
椅子やテーブルも木です
なんと食器も“木”です!
今後は緑を増やしてジャングル(!?)にする予定だとか。どんなお店になっていくのか楽しみですね!
カレーやハンバーグなどの食事メニューがありますが、おすすめはこちらの箱根バーガーです。
箱根バーガー温玉くん900円。ポテトつき!
ハンバーグ・オニオンリングの上に温泉たまごがのった、お店オリジナルのハンバーガーです。
上からギュッと押して紙で包んで食べます
たまごの甘みとハンバーグのタレがまじりあって、美味しいです。オニオンリングと野菜のシャキシャキ感も良いアクセントになっていました!
こちらのハンバーガーはテイクアウトもできます。他にもソフトクリームやジェラートのテイクアウトがあるので、利用してみてはいかがでしょうか。
テイクアウトメニューも充実しています
小腹が空いた時にピッタリのお店です。彫刻の森美術館への行きがけや帰り際に、立ち寄ってみては?
Café・Bar WOODY
※この記事は2016/04/20時点の情報です
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※情報は更新日時点のものです。施設や店舗の営業状況が変更されている場合があります。最新の情報は各施設や各店舗の公式ホームページでご確認ください。
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