和風の重厚感ある建物

千と千尋の神隠しのモデルにも!?松山にある道後温泉に行ってみよう
松山(愛媛県)

2017/03/16 更新

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松山と言えばやっぱり“道後温泉”!

前回、松山城をご紹介しましたが、ここ松山には、あの有名な“道後温泉”があるんです。松山に来たからには寄らずに帰るわけには行かない…ということで、営業の合間を縫い、実際に道後温泉に行ってきました!

それではさっそくですが、その様子を皆さまにお伝えして行きたいと思います!

道後温泉周辺も見どころいっぱい!

市営の道後温泉駐車場にクルマをとめ、まずは道後温泉の温泉街を散策。

ぶらぶらと歩いていると、西洋風のレトロな建築の駅舎がありました。

道後温泉駅の駅舎

道後温泉駅

一見、駅には見えないですよね!こちらは伊予鉄道城南線の“坊っちゃん列車”の終着駅になっていました。“坊っちゃん列車”とは、夏目漱石の小説「坊っちゃん」の登場人物が利用していたことからこの名前がついた機関車です。

坊っちゃん列車の模型

坊っちゃん列車。昔は蒸気機関車でしたが、現在はディーゼル機関になっています

実は坊っちゃんは松山が舞台となっていて、小説中では道後温泉が“住田の温泉”として登場しているんです。道後温泉に来る際は、坊っちゃんを読んでから来ると、より楽しめると思います!

駅の正面には、“坊っちゃんカラクリ時計”なるものもあります。

家のような形の時計

坊っちゃんカラクリ時計。道後温泉本館がモチーフになっています

こちらの時計はなんと、8時~22時までの1時間ごと(土曜・日曜・祝日及び特別期は30分ごと)に坊っちゃんの登場人物達が現れるんです!

色々なところから出てくる人形

軽快な音楽にのって時計台がせり上がります

色々な人物がいておもしろいので、ぜひ、訪れた際には開いたところを見ていただきたいです。また、カラクリ時計の横には無料の足湯もありますので、チェックしてみてくださいね。

道後ハイカラ通り

続いて、近くにある道後ハイカラ通り(道後商店街)を訪れました。

白い提灯がある入口

道後ハイカラ通り入口。提灯がよい味を出しています

こちらは道後温泉駅と道後温泉本館の間にある短い商店街ですが、さまざまなお店が軒を連ねていて、歩いているだけでも楽しい気分に!

屋根があるので、雨の日でも安心です。天井のアーチの飾りなど、どこか明治ロマンの香りが漂う温泉街ならではの造りになっています。

アーチ型の天井

まさに“ハイカラ”な造りですね

お土産屋さんも多く、愛媛のお土産として有名なタルトやみかんのお菓子、今治タオルなどもこの通りで購入できますよ!

ハイカラ通りの様子

色々なお土産があって迷います

あれこれと見ながら歩いていると、こんな美味しそうなスイーツが目に飛びこんできました…!

ショーケースともなか

六時屋のアイスもなか130円

手に持つのにちょうど良いサイズで、食べ歩きにピッタリです!購入してひとつ食べてみましたが、適度な甘さでさっぱりとしていて、美味しかったです。道後温泉のお風呂あがりにもおすすめですよ♪

いざ!道後温泉本館へ

道後ハイカラ通りを後にして、いよいよ道後温泉街の本丸、道後温泉本館へ!

瓦屋根の和風な建造物

道後温泉本館。重厚感のある佇まいです

道後温泉本館は明治27年に建てられ、国の重要文化財や経済産業省の近代化産業遺産に認定された、貴重な建物です。

本館上の振鷺閣(しんろかく)には、伝説のシラサギの姿が…!

シラサギのオブジェ

なぜシラサギがいるかというと、シラサギが足の傷口を温泉につけて、その後元気に飛び去った姿を見たのが道後温泉の発見とされているため。振鷺閣のほかにもあちこちにシラサギがいますので、探してみてくださいね。

道後温泉の歴史は3000年もあり、日本最古の温泉でもあります。日本書紀や源氏物語に登場したり、聖徳太子や伊藤博文など名だたる歴史上の重要人物が訪れていたりと、何かとすごい温泉なんです!

道後温泉外観

歴史を感じる温泉です

また、木造3層の珍しい建築様式の建物は、映画「千と千尋の神隠し」に出てくる“油屋”のモデルになった場所のひとつとも言われています。

道後温泉入口

たしかに、屋根の感じが似ているような…

ジブリファンにはたまらない場所ですね!もちろん、外から観るだけでなく、温泉施設なので中に入ることもできます。館内には神の湯と霊の湯(たまのゆ)という2つの浴場があり、入浴料金はコースごとに設定されています。料金は、以下の計4コースです。

・【神の湯階下】(410円):神の湯のみの入浴、休憩室利用なしのコース
・【神の湯2階席】(840円):神の湯のみの入浴、2階の神の湯休憩室を利用するコース
・【霊の湯2階席】(1,250円):霊の湯、神の湯に入浴し、2階の霊の湯休憩室を利用するコース
・【霊の湯3階個室】(1,550円):霊の湯、神の湯に入浴し、3階の個室で休憩するコース
※いずれのコースも利用時間制限あり。宿泊はできません

せっかくですので、神の湯と霊の湯、両方に入れるコースがおすすめですよ!今回、私は3階個室が利用できる入浴コースにしました。
※2019年1月現在、一部改修工事が行われています。営業日、営業中のコースなどは公式ホームページでご確認ください

神の湯

3階の個室で浴衣に着替えた後、まずは神の湯へ行ってみました。なお、館内は撮影禁止ですので、ご注意を。※館内の写真は松山観光コンベンション協会提供

浴場はレトロで、味がある雰囲気。観光のお客さんだけでなく、地元の方も来られているようでした。

円柱形の湯釜が鎮座する浴場

神の湯。壁のタイル絵にも注目です!

道後温泉のお湯は、“美肌の湯”とも言われているアルカリ性単純温泉。無色透明で、とてもなめらかなお湯です。刺激の少ない温泉ですので、敏感肌の方にもおすすめですよ。

ちなみに、神の湯の休憩室はこのような大広間になっています。

旅館のような畳敷きの広間

2階にある神の湯休憩室

神の湯2階席のコースの方はこちらの利用になります。貸し浴衣もあり、畳でのんびりと寛げますよ!

霊の湯

次いで、霊の湯へ。霊の湯は神の湯よりも広さはありませんが、壁が大理石だったり、浴槽には香川県の庵治石や今治市の大島石が使われていたりと、高級感が漂っています。

高級感のある石造りの浴場

霊の湯。落ち着いた雰囲気です

平日だったためかお客様も少なく、ゆっくりとお湯に浸かり、道後温泉を満喫することができました!なお、ドライヤーは備えつけのものがありますので、持ち込まなくてもOKですよ。

坊っちゃん団子も食べられます

湯あがり後は個室へ戻り、3階の個室コースに含まれている“坊っちゃん団子”をいただきました。

風情のある和室

3階個室。窓からの風が気持ち良いです!

“坊っちゃん団子”とは、小説“坊っちゃん”の中で主人公が温泉帰りに食べた湯ざらし団子をアレンジしたものです。普通のお団子よりも小ぶりで、3色なのが特長です。

お茶とミニ団子

坊っちゃん団子。かわいらしい見た目ですね!

どこか懐かしい、ほっとするお味でした!お茶ともよく合い、あっという間に食べてしまいました。なお、3階の個室コースでなくとも単品で購入することができますので、ぜひ、食べてみてくださいね!

坊っちゃんの間

3階の一室には、“坊っちゃんの間”という、夏目漱石ゆかりの部屋もあります。こちらは、どのコースでも無料で見学をすることができますよ。

写真などが飾られた和室

坊っちゃんの間

ここは実は、夏目漱石本人がかつて使用していたと言われている1室を「坊っちゃんの間」として開放しているんです。室内には漱石のお見合い写真や胸像などが飾られていますよ。

私は昔に一度坊っちゃんを読んだきりでしたが、また改めて坊っちゃんを読み返してみたくなりました…!

坊っちゃんの間のほかにも、道後温泉の重要な資料や貴重なお宝などを集めた展示資料室も自由に見学できますので、ぜひご覧になってくださいね。

又新殿(ゆうしんでん)

館内の一角には又新殿と呼ばれる皇室専用浴室があり、霊の湯2階席・霊の湯3階個室コース利用の場合はこちらも無料で見学することができます。

豪華絢爛な和室

明治32年に建てられた又新殿

金箔のふすまに極彩色の絵が描いてあったり、畳には備後表を、縁は高麗縁(こうらいべり)が使用されていたりと、豪華絢爛な造りになっており、一見の価値ありです!皇室専用の浴場は日本でここだけですので、ぜひ、見てみてくださいね!

夜の道後温泉も素敵です!

今回は夕方頃に訪れましたが、日が沈むと道後温泉本館に明かりが灯り、また違った雰囲気になります。

赤い光が灯る道後温泉

夜の道後温泉本館

より不思議で神秘的な印象ですね。道後温泉は23時まで開館していますので、夜にもぜひ、訪れてみてくださいね!
※エリアによって営業時間が変わります。詳しくは公式ホームページをご参照ください

一度は訪れてほしい場所です

道後温泉のお湯に浸かり、出張の疲れも吹き飛びました!道後温泉周辺は雰囲気が良く、歩くだけでも風情が味わえるので、ぜひ、一度は行ってみていただきたいです。

松山市内からクルマで約15分(今回、私は松山駅でカーシェアをして向かいました)と交通の便も良く、おすすめの場所です。

他の温泉にはない歴史と文化を感じることができる道後温泉、私も今度は家族や友人と訪れたいと思います!

※この記事は2017/03/16時点の情報です
※表示価格は更新日時点の税込価格です
※金額・商品・サービス・展示内容等の最新情報は各公式ホームページ等をご確認ください

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