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土気(千葉県)
2022/04/07 更新
※情報は更新日時点のものです。施設や店舗の営業状況が変更されている場合があります。最新の情報は各施設や各店舗の公式ホームページでご確認ください。
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千葉市の南東部にある緑区は、ニュータウン開発が進み、住宅地として人気のエリアです。
そんな緑区の大部分を占めるのが、県内最大級の総合公園「昭和の森」!
日本の都市公園100選にも選ばれています
広さはなんと、東京ドーム23個分!芝生の広場やキャンプ場、アスレチックやローラー滑り台などがあり、区外からの来園者も多い人気のスポットです。
園内のマップ。端から端まで歩くと30分以上かかります
今回、実際に昭和の森に行ってきましたので、楽しみ方などを詳しくご紹介したいと思います!
【クルマでお越しの場合】
東京方面からの場合、最寄りのICは千葉東金道路・中野ICで、そこから約15分で到着します。
木更津方面からの場合、圏央道・茂原北IC(昭和の森まで約15分)または圏央道・大網白里スマートIC(昭和の森まで約5分)の利用が便利です。
■駐車場
第1駐車場:普通車323台
第2駐車場:普通車420台
第3駐車場:普通車81台
(料金は1時間100円/1日最大400円)
※キャンプ場利用の方は昭和の森フォレストビレッジに駐車
※貸自転車利用の場合は第1(第1サイクリングセンターは繁忙期のみ)か第2、ローラー滑り台・アスレチック利用の場合は第2、下夕田池・スポーツ施設を利用の場合は第3の利用が便利です
第1駐車場。広くてとめやすい駐車場です
昭和の森は駅から少し離れた場所にあるので、クルマで行くのがおすすめです。マイカーが無い場合は、自宅近くのタイムズカー(カーシェア)ステーションでクルマを借りてみてはいかがでしょうか?※要事前登録・予約
【電車でお越しの場合】
最寄り駅はJR外房線・土気駅で、南口より徒歩約30分です。駅から昭和の森までは、ほぼ平坦な道です。
■バスについて
土気駅の南口から路線バスが出ています。「ブランニューモール行き」に乗車し、「昭和の森西」下車で徒歩5分。または「あすみが丘東4丁目」下車で徒歩3分です。
※スポーツ施設、キャンプ場へは土気駅で「あすみが丘南行き」に乗車し、「あすみ大通り中央」で下車
※バスは本数が少ないので、ご注意を
昭和の森の入園料は、無料です。アスレチックやローラー滑り台などの遊具も無料で利用できる、お財布に優しい公園です!
※貸自転車、スポーツ施設やキャンプ場の利用は別途料金がかかります
■営業時間
◆園内:24時間開放
※早朝にランニングをしたり、夜にワンちゃんを散歩させたりすることも可能です。ただし、街灯が少なく夜は暗いので、お気をつけください
◆駐車場:8:30〜17:30
◆貸自転車:9:00〜16:00(最終受付15:00)
※2023年1月現在、17時までに変更になっています(受付は15時まで)
◆ローラー滑り台:9:00〜16:30
(10月〜3月は16:00まで)
◆キャンプ場:後半の昭和の森フォレストビレッジのパートをご確認ください
◆テニスコート、球技場:9:00〜17:00
■休園日
なし
■施設について
ベビーカーの貸し出しなし、車椅子の貸し出しあり、授乳室なし、おむつ替えシートあり、犬の同伴可、遊具の持ち込み可、お弁当など飲食物の持ち込み可
園内は、リードをつけたままであればワンちゃんと一緒に楽しめます。自然豊かで、お散歩におすすめです!
※ドッグランはありません
訪れた日も多くのワンちゃんを見かけました!
昭和の森では、アルコール消毒液の設置や、ソーシャルディスタンスを促す看板の設置など、新型コロナウイルス感染症対策が行われています。
ソーシャルディスタンスの目安です
行かれる際にはマスクを着用し、他の方と密にならないように気をつけながら楽しみましょう!
園内はとにかく広いので、自転車でまわるのがおすすめ!自転車は、サイクリングセンターでレンタルができます。(自転車は持ち込みも可)
サイクリングセンターは、第1駐車場の近くと第2駐車場の近くの2カ所にあります。ただし、第1サイクリングセンターは繁忙期のみの営業ですので、ご注意を。
第2サイクリングセンター。こちらは毎日営業しています
自転車は子ども向けの20、22インチ、大人向けの24、26インチがあります。子ども向けのものは、小学1年生以上から(1・2年生は要保護者同伴)。
自転車にまだ乗れない小さなお子さまがいる場合は、補助椅子付き自転車を利用すると良いと思います。
※電動、補助輪付き、スポーツタイプはありません
料金(2時間)は大人200円、小・中学生100円、補助椅子50円
園内を自転車で走る場合、舗装されたサイクリングコースを走ります。サイクリングコースは、公園の北側〜中央付近にかけて整備されています。
アップダウンがある場所も。良い運動になります!
ちなみ自転車のレンタルは2時間制ですが、それ以上利用することも可能です。2時間を超えて利用する場合は、あらかじめ延長料金を払っておくか、2時間経つ頃にサイクリングセンターで更新をしてくださいね。
昭和の森には「冒険広場」という場所があり、そこではアスレチックコースが楽しめます。
アスレチックコースの入り口
アスレチックコースの遊具は、全部で8種類。難易度の高い遊具もありますが、年齢制限は特にないので、小さなお子さまもチャレンジできますよ。(3歳〜12歳向け。6歳未満の幼児は要保護者同伴)
簡単な遊具から難しい遊具まで揃っています
コースは、「ネットトンネル」からスタート。ネットをのぼったり下りたりしながら楽しむアスレチックです。
訪れた日は5歳の男の子が挑戦していました!
ネットトンネルを抜けると、「タイヤ&ボールラリー」、「いろいろうんてい」、「ウッドクライム」などのアスレチックが続きます。バラエティに富んでいるので、飽きることなく遊べるのではないでしょうか?
タイヤ&ボールラリー、うんていは大人でも難しいです!
アスレチックコースには、人気の遊具である「ターザンロープ」もあります。土日祝日などは順番待ちになりますので、譲り合って楽しみましょう!
ターザンロープ。2基あります
ゴールは、こちらの「ウッドトリム」という複合型のアスレチックです。なお、コースになっていますが、どれかひとつの遊具だけ遊んでももちろんOKです!
滑り台やネット遊具が一体になっています
また、コースのお隣には山状に張り巡らされたロープをのぼる「ザイルロープ」もありますので、こちらでも遊んでみてくださいね!
頂上はかなり高いです!
アスレチックコースの近くには、6歳未満の幼児向けのエリアもあります。アスレチックがまだ難しいお子さまは、こちらで遊びましょう!
カラフルでかわいい遊具が並んでいます
砂場もあるので、砂場遊びの道具を持参すると◎
昭和の森で一番人気の遊具が、こちらのモミジ広場にある「ローラー滑り台」!
冒険広場のお隣にあります
県内最大規模のローラー滑り台で、全長約109m、高低差は25m。この規模のローラー滑り台が無料で滑り放題なのは、うれしいポイントです!
自然の傾斜を活かして造られています
ローラー滑り台は高低差が25mあるので適度にスピードが出て、スリルと爽快感が味わえます!
カーブをしながら、林の中を滑っていきます
対象年齢は、6歳〜12歳。保護者と一緒であれば、6歳未満のお子さまでも滑れますよ。
この日もママと一緒に小さなお子さまが滑っていました!
なお、ローラー滑り台はお尻が痛くなりますので、プラスチックのソリを使用するのがおすすめです。持参しても良いですし、お持ちでない場合は売店で購入できますので、チェックしてみてくださいね。
売店のソリ。700円で販売しています
実はローラー滑り台は、18点もの遊具が一体になっていて、滑った後はその遊具で遊びながらスタート地点に戻れるんです!
看板に遊具の名前などが書かれています
音の反響を楽しんだり、ゆらゆらするチェーンの丸太を渡ったり、傾斜のあるトンネルを通ったり…遊びごたえがありますよ!
遊具の一部。楽しみ方がいっぱい!
長い滑り台は滑った後にスタート地点まで戻るのが大変ですが、これなら楽しく戻れますね!
なお、ローラー滑り台は人気の遊具のため、土日祝日は5分〜10分程度並ぶことも。順番を守って、楽しく遊んでくださいね。
昭和の森には、165,000㎡の大きな芝生広場があります。レジャーシートを敷いてゆっくりしたり、バドミントンやシャボン玉をしたり…園内で一番人気のスポットです!
一面天然芝!5月〜10月頃は青々とした芝生になります
おすすめの過ごし方は、レジャーシートを敷いたり、小型テントを立ててのランチ!
※キャンプ用のテント、タープは禁止です
園内にカフェやレストランはないので、お弁当などを持参してこちらで食べましょう。
私はサンドイッチを持って行きました!
青空の下で食べると、食べ物がより一層おいしく感じますね。芝生は広々としていますので、他の人と密にならず、ゆっくり過ごせますよ。
第1駐車場付近とモミジ広場付近の2カ所に、売店があります。
売店にはカップ麺・アイス・お菓子がありますので、お弁当を持ってこなかった場合はこちらで購入すると良いと思います。
※第1売店は自動販売機のみ
第2売店。園内で食べ物が買えるのはここだけです
凧揚げやシャボン玉などの遊具も販売しています
※商品ラインナップは変更になる場合があります
なお、土日祝日は第2売店の近くにキッチンカーが出店しますので、合わせて利用してみてはいかがでしょうか?(都合により出店しない場合もあります)
園内には他にも、見どころがいっぱい!自然が多く、散策するだけでも楽しいですよ。
園内の東側には展望台があり、九十九里平野(太平洋に臨む海岸平野)の景色が一望できます!
元旦には、初日の出を見に来る方で賑わうそう
展望台は、標高101m。千葉市内で一番高い場所です!屏風ヶ浦や九十九里海岸、JR大網駅、小中池、圏央道などが見えますよ。
遠くには太平洋の水平線がくっきり見えます
望遠鏡(1回100円)もありますので、景色をより楽しみたい方は利用してみてください!
昭和の森といえば、園内に植えられている花々も見どころのひとつ!時期により、ウメ、サクラ、ツツジ、ハナショウブ、アジサイ、コスモスなどが見られますよ。
(左上)アジサイ、(右上)カタクリ、(左下)スイレン、(右下)ツツジ
サクラは園内の中央付近に大きなお花見広場があり、そこに約200本(園内全体では600本)植えられています。毎年、時期になると多くのお花見客が訪れます。
見頃は例年3月下旬〜4月上旬頃
なお、園内にはソメイヨシノだけでなくカワヅザクラやヤマザクラ、シダレザクラなども植えられていますので、こちらも見てみてくださいね。
園内の北側には、下夕田池という大きな池があります。こちらでは、野鳥や亀、鯉などの生き物が観察できます。
スイレンが有名な池でもあります
見られる野鳥は、カモ、オシドリ、カワセミ、カワウなど。また、なんとこちらの池では白鳥を見ることができるんです!
訪れた日は竹林側のほとりにいました
こちらの白鳥はモンタくんという名前で、公園の方で飼育されているそうです。とてもかわいらしいので、ぜひ見てみてくださいね。
なお、池では鳥の餌やり、釣り、遊泳は禁止ですので、ご注意を。
続いてご紹介するのは、園内にあるキャンプ場「昭和の森フォレストビレッジ」!
園内の南側にあります
こちらのキャンプ場はさまざまなサイトやプランがあり、初心者からベテランキャンパーまで楽しめるんです!ロッジ以外はワンちゃんも利用可能なので、愛犬連れで利用するのもおすすめです。
窓が大きく、おしゃれなロビー。こちらで受付をします
キャンプ用具は、持ち込みもレンタルもできます。レンタル品が充実していますので、食材を持参すればほとんど手ぶらでもOKです!
■レンタル品
テント、タープ、マット、寝袋、毛布、LEDランタン、焚き火台・焚き火シート、ストーブ(薪・石油)、延長コード、チェア、テーブル、BBQコンロ、クーラーボックス、調理道具、ポケットWi-Fi(ロッジ内は一部Wi-Fi環境あり)、ポータブル電源
※炭、薪、洗い物セット(洗剤・スポンジ・ステンレスたわし・クロス)は販売
※レンタル品ラインナップは変更になる場合があります。最新の情報は施設までお問い合わせください
■食材について
ジビエ肉(鹿・猪)以外の販売はありませんので、食材は持ち込むようにしましょう。徒歩10分の場所にスーパーとコンビニがあります。
日帰りプランの場合、こちらの芝生のデイキャンプエリアを利用します。テント、タープを設営し、バーベキューをして楽しむ方が多いプランです。
平坦な場所で、テントが張りやすいです!
なお、キャンプ場はクルマを横付けできるエリアとできないエリアがありますので、予算やお好みで選んでくださいね。
また、昭和の森フォレストビレッジには、日曜・平日限定で「焚き火プラン」もあります。
揺れる炎を見ていると、癒されますよね
デイキャンプと組み合わせて楽しむ方のほか、仕事帰りなどに焚き火だけ楽しみに来る方もいるそうです。
宿泊で初心者の方におすすめなのが、テント・タープ・ファニチャー、BBQグリルや焚き火台がセットになった手ぶらプラン!
テントやタープは人気のアウトドアブランドColeman、snowpeak、ogawaから選べますよ。
※選ぶブランドにより、料金が異なります
ogawaのテントは、なっぷ(キャンプ予約サイト)と共同開発したものだそう
テントやタープはあらかじめ設営してあるので、気軽にキャンプ体験ができちゃいます!
なお、手ぶらプランのサイトはロッジから近い場所にあるので、シャワーやトイレに行くにも便利ですよ。
初心者の方にもうひとつおすすめのプランが、ロッジに宿泊するプラン。ロッジは元々が団体向けの合宿所でしたが、現在は個人でも宿泊が可能なんです!
部屋は4タイプ。いずれも冷暖房完備です(トイレ・洗面所は共同)
小さなお子さまがいる場合や、真夏や真冬にアウトドア体験がしたい場合などにおすすめですよ。
本格キャンプをしたい方におすすめなのが、オートサイトプラン!オートサイトプランは、こもれびサイト、ひだまりサイト、こかげサイト、フリーオートサイトから選べます。
地面は土または大きめのウッドチップです
それぞれ広さや雰囲気、料金や電源の有無などが違いますので、詳しくはホームページでチェックしてみてくださいね。
昭和の森フォレストビレッジには、ソロ・デュオキャンプ専用サイトもあります。おひとり様やカップル、夫婦などで利用するのに最適です!
ロッジから離れた静かな場所にあります(炊事場やトイレからは徒歩1分)
1区画につき、それぞれウッドデッキがありますので、テントはそちらに張りましょう。
■お風呂・シャワー・トイレ
お風呂とシャワーは、ロッジの中にあります。シャワーは浴場のほか、個室のシャワーブースもあり、落ち着いて利用できますよ。
※2023年1月現在、利用できるのはシャワーブースのみとなります
シャワーブース(左下)はランナーなど宿泊者以外も1人200円で利用可
なお、クルマで約10分の場所に日帰り温泉もありますので、利用してみてはいかがでしょうか?
トイレは、フォレストロッジと宿泊フリーキャンプサイトの奥の2カ所にあります。どちらもウォシュレット付きの暖房便座です。
宿泊フリーキャンプサイトの奥のトイレ
■炊事場
炊事場は、キャンプ場に2カ所あります。どちらの炊事場も、お湯が使えます!
スポンジ・洗剤はないので、持参するか洗い物セットを購入しましょう
■焚き火、花火について
焚き火台と焚き火シート(レンタルあり)を使用すれば、どのサイトでも焚き火が可能です。薪は持参するか、受付で購入しましょう。
※ロッジ宿泊の方はキャンプファイアーサイトを利用
薪は針葉樹と広葉樹があります
花火は専用エリアがあり、18時以降にそちらで楽しめますよ。
■予約について
公式ホームページに記載の予約ページから予約できます。土曜日はすぐに埋まってしまいますので、早めのご予約がおすすめです。
※3カ月前の1日から予約可能
◆料金:デイキャンプ1人500円〜、手ぶらプラン1泊22,000円〜、オートサイト1泊4,500円〜、ソロ&デュオサイト1泊3,500円〜
◆チェックイン、チェックアウト時間:プランにより異なります。詳しくは公式ホームページに記載の予約ページをご確認ください
◆定休日:水、木曜
■フットサルコート
昭和の森フォレストビレッジ内には、人工芝の屋外フットサルコートもあります。
フットサルコート。キレイに整備されています
チームでの練習や試合利用のほか、個人利用もOK!1時間あたり、1人500円で利用できますので、気軽に利用してみてくださいね。
昭和の森にはスポーツゾーンもあり、野球、サッカー、テニスなどを楽しむことも!
球技場はサッカー場と野球場併用で、サッカーコート68m×105m、野球場両翼92m×センター120m。テニスコートは砂入り人工芝6面、ハードコート2面です。
また、園内は広いので、ウォーキングやランニングにも適しています。ウォーキングはおすすめコースがありますので、参考にしてみてくださいね。
ここでは、昭和の森に行く前に知っておきたい情報をご紹介します!
一年を通してお花見の時期、GW、秋の行楽シーズンが混雑します。GWはクルマをとめるのに30分くらい待つ場合もありますので、早めに行かれるのがおすすめです。
また、繁忙期はローラー滑り台が30〜40分待ちになったり、自転車を借りるのに並ぶ場合がありますので、時間には余裕を持って行きましょう。
太陽の広場と冒険広場を中心に遊ぶ場合や、サイクリングをする場合は、2時間くらい見ておくと良いと思います。
園内を歩いて一周される方は、2時間より多めに見ておくのがおすすめです。
トイレは園内に10カ所(キャンプ場を除く)あります。2021年にリニューアルされた第1駐車場と第2駐車場のトイレがキレイでおすすめです。
以上、昭和の森の楽しみ方などをご紹介しました。園内はとにかく広いので、あらかじめどこを中心に遊ぶか、計画を立ててから行かれると良いと思います!
なお、昭和の森のすぐお隣にはホキ美術館という写実絵画専門の美術館がありますので、合わせて行くのもおすすめですよ。
都心からもクルマで1時間程度で行けますので、ぜひ足を運んでみてくださいね。
千葉市 昭和の森
※この記事は2022/04/07時点の情報です
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