
もち料理に空飛ぶだんご!?岩手・一関のおすすめ観光&グルメスポット!
一関(岩手県)
2024/06/27 更新
※情報は更新日時点のものです。施設や店舗の営業状況が変更されている場合があります。最新の情報は各施設や各店舗の公式ホームページでご確認ください。
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青森県の三大都市のひとつ、弘前(ひろさき)市。城下町の歴史が残り、全国的に桜の名所やりんごの生産地として知られていて、観光地としても人気のエリアです。
今回は、そんな弘前市を代表する観光スポット「弘前公園」に行ってきましたので、周辺施設と合わせて見どころを徹底的にご紹介したいと思います!
【目次】
・弘前公園 アクセス&駐車場情報
・弘前公園ってどんなところ?
・【見どころ①】天守が現存!「弘前城」
・【見どころ②】緑豊かな癒しスポット「弘前城植物園」
・【見どころ③】レトロなカフェが人気「藤田記念庭園」
・【見どころ④】建築にも注目!「弘前市民会館」&「弘前市立博物館」
・【見どころ⑤】桜など四季折々の風景
・開園時間などお役立ち情報
┗開園時間は?
┗所要時間はどれくらい?
┗犬を連れて入園できる?
┗周辺にホテルはある?
・弘前公園周辺のおすすめスポット
┗観光の拠点に!「弘前市立観光館」
┗洋館好き必見!「旧弘前市立図書館、ミニチュア建造物」
┗ねぷたの実物展示も!「津軽藩ねぷた村」
東北自動車道・大鰐(おおわに)弘前ICから国道7号線経由で約25分です。
※JR・弘南鉄道の弘前駅からはクルマで約10分
※冬はスタッドレスタイヤ、チェーンの装着が必要です
■駐車場について
弘前公園に専用駐車場はありません。公園の入り口まで徒歩約3分の場所にあるタイムズ弘前市立観光館駐車場(約80台)にとめるのがおすすめです。
傘の無料レンタルもあります!(本数限定)
こちらの駐車場は、最初の1時間が無料!また、最大料金もあるので、たっぷり観光したい時も安心です。
なお、さくらまつりの時期は弘前公園から徒歩約20分の場所に、無料の臨時駐車場が開設されます。さくらまつりの時期に行かれる方は、そちらもご利用ください。
最寄りはJR・弘南鉄道の弘前駅で、そこから徒歩約30分です。
■バスについて
弘前駅などから弘前市内を循環する100円バスが出ています。バス停「市役所前」で下車し、そこから徒歩約4分です。
弘前公園は、弘前城の敷地に広がる1895(明治28)年に開園した公園です。
園内には弘前城だけではなく、植物園や博物館、売店やカフェなどがあり、見どころがいっぱい!弘前に来たら、外せないスポットです。
約49.2ha(東京ドーム10個分以上)の広大な公園です
なお、弘前公園の入園は無料ですが、弘前城本丸・北の郭エリア、弘前城植物園、藤田記念庭園は有料です。
※冬季は天守内、植物園、藤田記念庭園の低地部は閉鎖。本丸・北の郭エリア、藤田記念庭園の高台部・洋館・匠館には無料で入れます
■入園料金
区分 | 本丸・北の郭 | 弘前城植物園 | 藤田記念庭園 |
---|---|---|---|
大人 (高校生以上) |
320円 | 320円 | 320円 |
子ども (小・中学生) |
100円 | 100円 | 100円 |
※本丸・北の郭・弘前城植物園・藤田記念庭園すべてに入れる共通券は大人520円、子ども160円
※未就学児は無料
※前売り券はありません
※現金のみ
公園内の有料エリアの入り口に券売所が数カ所ありますので、そちらでチケットを購入しましょう。
券売所。有料エリアの入り口などにあります
いろいろな見どころがありますが、まずご紹介するのは弘前公園のメインスポット、「弘前城」!
弘前城は、戦国時代に津軽を統一した津軽為信(ためのぶ)により計画され、三男の津軽信枚(のぶひら)によって築かれた城です。
津軽為信像。勇ましい風貌です
戦いに備えられた城ですが、歴史上、弘前城が戦場になったことはありません。なので、園内には今でも門や櫓など、多くの史跡が現存しているんです!
一部は国の重要文化財に指定されています
天守は、園内西側の本丸エリアにあります。訪れた時は※2008(平成20)年より開始されている石垣修理の工事中で、元の位置より約78m離れた場所に移動されていました。
※着工は2014(平成26)年
この時期だけのレアな光景です!工事が終了次第、元の石垣の上に戻ります
なお、天守は1627(寛永4)年の落雷により焼失し、現存のものは1810(文化7)年に再建されたもの。元々は5層でしたが、再建で3層になったそうです。
冬季を除き、天守は内部に入ることも。中では、弘前城一帯の模型や城にまつわる資料などが展示されています。
2階の様子。階段で3階に行きます
展示の他、石を落とすための窓(石落)や矢を射るための窓(狭間)も見られますので、ぜひチェックしてみてください!
戦国の城ならではの仕掛けです
〜御朱印ならぬ御城印!?〜
天守の1階には売店があり、そこでは御城印(登城記念符)が購入できます。お城好きの方は、集めてみてはいかがでしょうか?
料金は300円です
本丸エリアに来たら合わせて立ち寄ってほしいのが、すぐお隣に位置する北の郭エリア。
エリア内には「武徳殿休憩所」があり、ちょっと足を休めたい時におすすめのスポットです。
元々は柔剣道場として使用されていたそう
武徳殿休憩所ではなんと、「お殿様お姫様衣装着付け体験」が開催されています!身も心も、お殿様やお姫様になりきってみてはいかがでしょうか?
弘前城に来た良い記念になります!
着付け体験は1着500円〜とリーズナブルで、予約は不要。気軽に参加できますよ!
武徳殿休憩所は、喫茶店も併設。外の緑を眺めながら、軽食やスイーツなどが味わえます。
「喫茶 北の郭」。店内は古民家のような雰囲気!
今回、私はこちらでアップルパイセットをいただきました。弘前市のお菓子屋さん「タムラファーム」と「菓子司みしま」の2種類のパイを食べ比べでき、ドリンクもついてくるお得なセットです!
アップルパイセット(ドリンク付き)800円
タムラファームの方は程良い酸味と甘さの紅玉がゴロっと入っていて、パイはサクサク!菓子司みしまの方はりんごジャムが使われている、昔懐かしい美味しさのアップルパイでした。
喫茶店のお隣には、弘前のお菓子や名物などを販売している物産販売所もあります。こちらも合わせて、見てみてくださいね。
こちらで購入したものを園内で食べてもOKです
武徳殿物産販売所でのお会計時にタイムズクラブ会員証を見せると、お得な価格でお買い物ができます!
会員証はタイムズクラブアプリで簡単に発行できるので、ぜひダウンロードしてみてください。
※別途タイムズクラブの無料会員登録・ログインが必要
弘前城のイメージが強い弘前公園ですが、実は園内には約8haの広い 「弘前城植物園」もあります。
公園内の2カ所に入り口が設けられています
園内に植えられている草木の数は、約1,500種124,000本!多くの見どころがありますので、入り口のマップを参考にどのあたりを見るか決めてから散策するのがおすすめです。
世界自然遺産・白神山地を再現した場所もあります
植物園でぜひ見てもらいたいのが「大石武学流庭園」。大石武学流という津軽地方に伝わる技法で造られた、無骨で力強い印象の庭園なんです!
大きなゴツゴツとした岩が特徴。池の鯉には餌もあげられます
風雅な庭園とはまたひと味違った趣きが感じられますよ。
園内には、和洋問わずたくさんの花が植えられています。4〜11月の間、さまざまな花を楽しむことができます!
アジサイ、バラ、ヒガンバナ、フジなどが見られます
「藤田記念庭園」は、弘前公園の追手門から徒歩約5分、道路を挟んだ向かい側にある庭園です。
整備された綺麗な庭園が広がっています
こちらは、元々は青森出身の実業家・藤田謙一氏が大正時代に庭師を招き、造られた場所。その後、1991(平成3)年になり弘前市で整備し、開園されました。
大正時代の建築群も見どころのひとつ!
園内の高台にある洋館には、昔の建築を活かしたレトロなカフェも!美しい緑の庭園を眺めながら、優雅なひと時が過ごせますよ。
「大正浪漫喫茶室」。タイムスリップした気分になります
私のおすすめメニューは、さくらのクリームソーダ(605円)。ピンク色のソーダにアイスと洋館型のクッキーがのっていて、可愛いんです!
写真映えするドリンクです!※期間限定メニューです
酸味のある爽やかなソーダに甘いアイスがよく合って、見た目だけでなく味も美味しいですよ。
大正浪漫喫茶室は人気店のため、土日祝日や繁忙期は1時間以上待つことも。店頭で予約ができますので、予約をしてから園内を散策するのがおすすめです。
弘前公園内には、「弘前市民会館」や「弘前市立博物館」など屋内施設もあります。
市民会館と市立博物館は、東京文化会館などを手掛けた日本近代建築の巨匠・前川國男氏の設計。建物だけでも、一見の価値ありです!
写真上:弘前市民会館、写真下:弘前市立博物館
弘前市民会館は、約1,300席の大ホールや会議室などがある、文化施設です。
管理棟のロビーに入ると、縦3.5m、横6.3mのステンドグラス『青の時間』(企画:日本交通文化協会、製作:クレアーレ熱海ゆがわら工房)がお出迎え!日差しにキラキラと輝くブルーがとても綺麗です。
弘前市出身の洋画家で、女子美術大学元学長でもある佐野ぬい氏の原画をステンドグラスにしたそう
館内にある「喫茶室baton(営業時間11:00〜17:00)」では、ステンドグラスをイメージしたスイーツをいただくこともできるので、ぜひ立ち寄ってみてください!
5色のゼリーポンチ『青の時間』715円。さっぱりしたゼリーです
弘前市民会館のすぐお隣の弘前市立博物館は、津軽の歴史や伝統にまつわる展示がある、小さな博物館です。
常設展では、弘前で見つかった縄文時代の土器や、弘前藩の藩政資料などが見られますよ。
入園料は一般300円。猪形土製品(写真右下)が人気!
そして博物館は、ロビーも見どころのひとつ。窓が大きくとられていて、城の櫓と公園の緑がよく見えるんです!
天井が高く、開放的な雰囲気のロビーです
展示を見た後は、ロビーのソファで寛いでみてはいかがでしょうか?
開館時間は、9時半から16時半まで。なお、博物館は常設展と企画展があり、企画展は時期により変わります。最新情報は公式ホームページをご確認ください。
※展示替えなどで休館している場合もあります。公式ホームページで開館状況をご確認の上、お出かけください
弘前公園と言えば…桜が思い浮かぶ方も多くいるのではないでしょうか?
続いては、桜や紅葉など、季節ごとの風景の一部をご紹介します!
弘前公園は、日本有数の桜の名所。春になると、ソメイヨシノやシダレザクラなど、園内に植えられている約2,600本の桜が見頃を迎えます。
開花時期には園内がピンク色に包まれます!
SNSでは、桜の枝が重なり空にハートが見えるスポットも話題です!こちらの場所の詳細は非公開になっているため、現地で探してみてくださいね。(ハートの切り株が目印だそう)
夏には緑のハートも楽しめます
桜が散る頃には外濠に花びらが落ち、“花筏(はないかだ)”と呼ばれる光景も出現!こちらは写真撮影に来る方も多い、期間限定の絶景スポットです。
“桜のじゅうたん”とも例えられています
なお、こちらの桜は“チーム桜守(さくらもり)”と呼ばれる公園の樹木医を中心としたメンバーにより、時間と手間をかけて管理されています。
その努力の結晶がこの美しい風景を生み出していると思うと、感慨深いですね!
〜開花時期にはお祭りが開催!〜
例年4月中旬〜5月上旬頃には、毎年約200万人以上が訪れる「弘前さくらまつり」が開催。お祭りでは屋台が出店し、夜にはライトアップが行われます。
弘前さくらまつりの様子
開催日程など最新情報は、公式ホームページをご確認ください。
夏の時期には、西の郭エリアにある蓮池のハスが見頃になります。蓮池の近くに東屋やベンチがありますので、そちらに座ってのんびり眺めるのもおすすめですよ。
濃いピンクのハスが水辺に咲き誇ります
ハスの花は早朝に咲き、午後になると花が閉じてしまうそうなので、見たい方はお早めに!
弘前公園は、紅葉の名所としても知られています。秋が深まると、園内のイチョウやカエデが黄色や赤に色づきます!
桜の木も紅葉するそう
紅葉時期にはメイン会場の弘前城植物園で「弘前城菊と紅葉まつり」も開催され、プロジェクションマッピングが投影されたり、フラワーアートなどが展示されます。この時期に行かれる方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
冬の時期には、東北ならではの雪景色も楽しめます。あたり一面雪に覆われた白い世界は、幻想的!
夜の雪景色も素敵です
主要園路は除雪されますが、この時期は雪の上を歩きやすい靴で行きましょう!
※天守は冬季閉館のため建物の中には入れません
ここでは、弘前公園に行く前に知っておきたいお役立ち情報をお伝えします!
弘前公園自体は24時間入れますが、一部区域は開園時間が決まっています。
■開園時間
弘前城本丸・北の郭:
9:00~17:00(4月1日~11月23日)
7:00~21:00(4月23日~5月5日)
弘前城植物園:
9:00~17:00(4月中旬~11月23日)
9:00~18:00(4月23日~5月5日)
※券販売は閉園30分前まで
藤田記念庭園
9:00〜17:00(4月中旬〜11月23日)
9:00〜21:00(夜間開園期間)
※券販売は閉園30分前まで
※大正浪漫喫茶室は9:30〜16:30
(弘前さくらまつり期間中は延長あり)
※冬季は高台部・洋館・匠館のみ開園
■休園日
無休
※冬季は天守内、弘前城植物園、藤田記念庭園の低地部は閉鎖
弘前城、弘前城植物園などざっとひと通りまわるようであれば2〜3時間程度、市民会館や市立博物館、藤田記念庭園も見るようであればさらに1〜2時間程度あると良いと思います。
見どころが多いので、あらかじめどのスポットを見るか決めておくのがおすすめです。
ケージやカートを使用するか抱っこをすれば、ワンちゃんと一緒に入園可能です。お散歩は禁止なので、ご注意を。
※建物内には入れません
弘前公園の周辺には、ビジネスホテルをはじめ宿泊施設が数多くあります。
ただし、さくらまつりの時期はすぐに周辺の宿泊施設が満室になってしまうので、早めに予約するようにしましょう!
見どころいっぱいの弘前公園ですが、周辺にも魅力的なスポットがたくさんあるんです!弘前公園に行く前や後に、立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
「弘前市立観光館」は、お土産店・観光案内所などがある複合施設です。
お土産は配るのにもぴったりな個包装の箱菓子や、りんごジュースなど弘前の名産品が揃っています!
お土産屋さん(写真下)では伝統工芸品の販売も
なお、観光館ではレンタサイクルの他、長靴(冬期のみ)やスマホ充電器の設置もあるので、困ったことがあった時にも相談してみてはいかがでしょうか?
弘前市立観光館のすぐ近くには、1906(明治39)年に建てられ、1931(昭和6)年まで図書館として利用されていた建物「旧弘前市立図書館」があります。
赤い八角形の塔が目印。内部は無料で見学可能!
設計・施工は、弘前出身の棟梁・堀江佐吉氏。一見洋風ですが、随所に和風様式が取り入れられている、ユニークな建築物です。
建物の裏手では、「ミニチュア建造物」を見ることも!明治〜大正期に弘前市内にあった建物が、10分の1サイズでズラリと並んでいるんです。
旧弘前市役所や当時の商家など13棟を再現しています
まるで人形の家のようなサイズで可愛いです!写真撮影にもおすすめのスポットなので、立ち寄ってみてくださいね。
さいごにご紹介するのは、「津軽藩ねぷた村」!弘前のお祭りの際に使用される山車灯籠“ねぷた”が展示されている、観光施設です。
なお、同じ意味ですが方言の違いで、青森市では“ねぶた”、弘前市では“ねぷた”と呼ばれているそうです。
弘前のねぷたは扇型で、表には武者絵、裏には美人画が描かれているのが主流
ねぷたが登場する「弘前ねぷたまつり」は例年8月1日〜7日の開催ですが、ここに来ればいつでもお祭り気分が味わえますよ!
ねぷたの展示の他、津軽三味線の生演奏や民工芸製作体験、郷土料理が味わえるお食事処やお土産が揃う売店もあり、おすすめのスポットです。
【津軽藩ねぷた村】
・営業時間:9:00〜17:30
※最終入館は閉館30分前
・休館日:なし
・入館料金:一般600円、高・中学生400円、小学生300円、幼児(3歳以上)100円
以上、弘前公園の見どころと周辺のおすすめスポットなどをご紹介しました。
弘前公園はさくらまつりが有名ですが、それ以外の時期も季節の風景やご当地グルメなど、たっぷりと楽しめますよ。
何度でも訪れたくなる場所ですので、ぜひ足を運んでみてくださいね。
弘前公園
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