逸品を探しに高架下へ出かけよう!~新発見いっぱいAKI-OKAエリア
秋葉原(東京都)

2015/08/07 更新

※情報は更新日時点のものです。施設や店舗の営業状況が変更されている場合があります。最新の情報は各施設や各店舗の公式ホームページでご確認ください。

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「高架下=暗い、何もない」はもう古い

「高架下」と言うと、みなさんはどんなイメージを思い浮かべますか?
古い、暗い、汚い…などネガティブなイメージを持つ人は少なくないかもしれません。
そんなイメージを覆す新しいお出かけスポットが、私の営業エリア・AKI-OKA(秋葉原-御徒町)エリアにあるんです。

外から見ると、普通の高架下です

AKI-OKAエリア

秋葉原~御徒町にかけての高架下はこれまで、駐車場や倉庫としてしか活用されていない空間でした。
「駅を始め、周辺の都市開発はどんどん進んでいるのに高架下だけ取り残されている…」。そんな地域からの声もあったそうです。
そうした声を受けて、高架下の空間を活用した商業施設が次々とオープンしているのが、「AKI-OKAエリア」なのです。
今回は、秋葉原駅から御徒町駅に向かいながらAKI-OKAエリアを散策したいと思います!

新しい食の発信基地!

JR秋葉原駅電気街口から御徒町方面に向かって線路沿いに直進すると、道端までにぎやかなお店が見えてきます。
日本の食の逸品を集めた市場「CHABARA AKI-OKA MARCHE」です。
このエリアにはかつて神田青果市場があり、食の拠点としてにぎわったことにちなみ、作られました。

秋葉原駅から歩いて約1分の好アクセスです

こちらには、「日本百貨店しょくひんかん」、「やなか珈琲」、「こまきしょくどう」の3店舗が入っています。
中でも注目したいのが、日本百貨店しょくひんかん。
全国の農家や食品企業の優れた商品が並ぶ"食のテーマパーク"なんです。

歩きながら次々と目移りします

県や食品の種類ごとにブースが分かれています。
野菜や調味料、缶詰、菓子、ジュースなど多彩なラインナップがずらり!

入口のマップでお目当てのブースを探します

都内ではなかなか見ることができない商品ばかり!
所狭しと並ぶ逸品は一度には見切れません。
商品を見ているうちに、もっと商品のこと、産地や作り手のことを知りたくなってきました。

和歌山県の果樹園こだわりのみかんジュース(左上)、ご当地カップラーメンがずらり(右上)、
千葉県産ラッカセイのお菓子「Rattsu」は詰め放題!(左下)、愛知県の飴屋「大丸本舗」の日本の四季をイメージした飴(右下)

そんな私に店長の蓑島学さんが声を掛けてくれました!
「ぜひスタッフに声を掛けてください。当店のスタッフは、ここで扱う商品すべての詳細はもちろん、作り手の思いまで知っていますよ」。

このように一つ一つ丁寧に話してくれます

さらに、「農家や加工業者自ら店頭でPRしていることが多いですから、ぜひ直接話をしてみてください」と蓑島さん。
辺りを見渡してみると、ちょうど高知県からかつお節メーカーのスタッフが来ていました!
PRしていたのは、高知県土佐清水市特産のかつお節「宗田節」を使って自宅でだししょうゆが作れる商品。
どんなしょうゆが合うか、他のかつお節と何が違うかなど作り手だからこそ知っているポイントを教えてくれました。

この笑顔に後押しされて、商品を購入しました

作り手と消費者が直接つながることができる温かい場所です。次々と新しい商品が入荷するそうなので、定期的に通いたいお店です!

CHABARA AKI-OKA MARCHE(チャバラ アキ-オカ マルシェ)

ものづくりの心意気を感じて

さらに御徒町方面に向かって直進すると、古びた高架下が白いおしゃれな建物に変化しているところが見えてきます。
ここは、さまざまな職人が店舗兼工房を構えている「2k540 AKI-OKA ARTISAN」です。

店舗を持たなくても期間限定で販売できる催事スペースもあります

御徒町を中心としたエリアは、古くから革製品やジュエリー雑貨の職人や企業が多く集まっている場所。
このことにちなみ、工芸品などのクリエイターの拠点として高架下を再開発したそうです。
現在48店舗あり、革製品、銀細工、ガラス細工、染め物、陶芸品など多彩なお店が入っています。

外からいろいろ眺めながら歩きました

どのお店も素敵でしたが、今回は私が足を止めた2つのお店をご紹介しますね。

まずは、田畑硝子工房です。
涼しげで繊細なガラスのお猪口がディスプレイしてあるのが、外から見えます。
さらに入口には「常時体験教室できます」という看板が。どんな体験ができるのでしょうか?

キラキラした小物が並んで気持ちもウキウキします

「アクセサリーや箸置き、お猪口などに模様を付ける体験ができますよ」と教えてくれたのは、工房の田畑裕香さん。
砕いたりカットした色ガラスを、土台となる透明なガラスの上に乗せて焼くことで模様を付ける技法で、土台の形や焼き方で、お猪口になったり箸置きになったりします。

砕いたガラスは色とりどり。焼くと微妙に色が変わるものも(左)
箸置きの土台に色ガラスでデザインしていきます(右上)
高温の電子炉で焼きます(右中)
焼いて模様を付けたプレートが、田畑さんの技でお猪口の原型に!(右下)

体験は2000円~で、当日予約もOKとのこと。
自分だけのガラス小物を作ってみたい方は、ぜひ寄ってみてくださいね。
田畑硝子工房

もう1店は、革小物の「inoui」です。
カントリー調の店内には、小物がたくさん!

かわいい小物好きの女性の心をくすぐる店内です

inouiは、革の風合いを生かすようになめした牛革だけを使った小物を製作している工房です。
人気商品はビスケットシリーズ。まるで本物のようなビスケットの形のキーホルダーやブローチ、ブックバンドなど30アイテムを展開しています。

色といいサイズといい本物のようなビスケット小物(右上)
店主の原田操さんが気さくに話しかけてくれます(右下)
刻印をしている様子を見せてもらいました(左)

無料で好きな文字やマークを刻印してくれます。
贈り物にぴったり!ぜひのぞいてみてください。
inoui(イヌイ)

職人のこだわりの商品を、職人から直接買うことができるってうれしい!
何回も来たいですね!

2k540 AKI-OKA ARTISAN(ニーケーゴーヨンマル アキ-オカ アルチザン)

あっという間の高架下散歩

2k540を最後まで歩ききって外へ出ると、JR御徒町駅まであと500mほど。あっという間です。
この短い距離に、いくつも素敵なものに出会うことができました。
もう「高架下に何もない、暗い」なんて言えませんね!
ぜひ秋葉原駅から御徒町駅までの散歩を楽しんでみてください。

※この記事は2015/08/07時点のものです

※情報は更新日時点のものです。施設や店舗の営業状況が変更されている場合があります。最新の情報は各施設や各店舗の公式ホームページでご確認ください。

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