
【道の駅特集】全国モデルに選ばれたファミリーに大人気の「道の駅もてぎ」
茂木(栃木県)
2025/04/17 更新
※情報は更新日時点のものです。施設や店舗の営業状況が変更されている場合があります。最新の情報は各施設や各店舗の公式ホームページでご確認ください。
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“焼き物の里“として知られる、栃木県の益子(ましこ)町。焼き物の窯元や販売店の数は160軒近くあり、多くの観光客で賑わっています。
今回はそんな益子で、毎年春と秋に開かれている「益子陶器市」をご紹介!駐車場調査でよく益子を訪れているタイムズのスタッフが、おすすめの楽しみ方や見どころをお伝えしていきたいと思います!
※益子陶器市期間中は、営業内容やメニューなどが変更になる場合があります。必ず各店舗の公式ホームページをご確認の上、お出かけください
益子陶器市とは、益子町で開催されている陶器販売を中心としたイベント。その歴史は古く、1966年に開かれたのが始まりです。
現在では毎年春のゴールデンウィークと秋の11月3日前後に開催され、合わせて約60万人が訪れる一大イベントとなっています。
やはり陶器市の一番の楽しみ方は、ショッピング!メインストリートである城内坂通りや、道祖土(さやど)地区を中心に約50の常設店舗と約600のテントがずらりと建ち並びます。
街全体が賑やかな雰囲気に!
「益子陶器市」という名前ではありますが、益子焼に限らず日本各地の陶芸作家さんが出店しています。
中には実店舗を持たない作家さんもいるので、初めて見る焼き物に出会えるかもしれませんよ!
お気に入りの焼き物を求めて、テント村を巡ってみましょう!
またお店やテントで、窯元の職人さんや作家さんと交流ができるのも陶器市の魅力のひとつ。作品のこだわりなどを、直接うかがってみてはいかがでしょうか?
イベントの醍醐味です
人気のお店やテントは入場制限や整理券制になっていたり、早朝から行列ができることも!出遅れないよう、気になる作家さんがいる場合は、事前に下調べをしておくと良いと思います。
当日は、店先の案内板をチェックしましょう!
会場は広いので、あらかじめ会場マップや出店者情報を見て、どのエリアに行くかを決めておくのがおすすめ。
なお、会場マップは公式ホームページにも掲載されています。事前にスマホに保存したり、印刷して手元に持っておくと、さらにスムーズに回ることができますよ!
第109回益子陶器市の会場マップ
(最新版はこちら)
〜最大1,000タイムズポイントもらえるスタンプラリー開催!〜
2025年春の益子陶器市では、デジタルスタンプラリーを開催しています。
会場内に設置された対象スポットを巡ってスタンプを集めると、スタンプ1つごとに50タイムズポイントをプレゼント!最大20スタンプ=1,000タイムズポイントがもらえますよ。
たまったポイントは、当日の益子観光南駐車場での精算や、対象店舗でのお会計でもつかうことが可能。ぜひチェックしてみてくださいね!
\デジタルスタンプラリーの詳細はこちら!/
※スタンプラリーの参加には、ここよりアプリ(無料)のダウンロードが必要です(iPhone限定)
※タイムズポイントを店舗で利用するには、タイムズクラブアプリにクレジットカード(Visa, Mastercard)のご登録が必要です
賑やかなテント村も良いけれど、陶器作品を落ちついて楽しみたいならギャラリーや美術館がおすすめ。ここでは、会場にあるおすすめスポットを2つご紹介します!
まず紹介するのは、「ギャラリー緑陶里(みどり)」。メイン会場の他、2つの会場があり、通年で展覧会を開催しています。
城内坂通りの「やまに大塚」2階にあります
有名作家さんの個展や若手作家さんのグループ展など、個性豊かな展示を開催していて、何度来ても楽しめます。
焼き物はもちろん、絵画や楽器が並ぶことも!
なお、こちらのギャラリーに展示されている作品は、誰でも購入可能。気に入った作品があれば、お持ち帰りしてみてくださいね!
続いてご紹介するのは、会場の北側・参考館通り沿いにある「濱田庄司記念益子参考館」。益子焼を全国に広めた陶芸家・濱田庄司が、作品の参考として蒐集した品々が展示されています。
自然豊かな館内。濱田庄司の自邸の一部を活用しています
濱田庄司自身の作品はもちろん、交流を持った作家たちの作品も公開。さらに実際に使用していた茅葺住居、工房や登窯なども見学することができます。
有形文化財に指定されている建物にもご注目!
※展示内容は変更になる場合があります
館内だけでなく庭にも作品が展示されているので、鑑賞しながら散策するのもおすすめ。秋には紅葉も楽しめますよ!
【濱田庄司記念益子参考館】
・営業時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
・定休日:月曜、年末年始、展示替え休館年2回
※月曜が祝日の場合は翌日。他、臨時休館あり
・入館料:大人1,000円、中高生500円、小学生以下無料
たくさんの作品を見ていたら、なんだか創作意欲が湧いてきた!そんな方には、陶芸体験がおすすめです。会場には体験スポットがいくつかありますが、その中の1つをご紹介しましょう。
城内坂通りにある「やまに大塚」には、陶芸体験ができる陶房があります。
通り沿いの「YAMANI」の大きな看板が目印です
ろくろや手びねり、絵付け体験などさまざまなコースがあり、子どもから大人まで楽しめます。スタッフさんが丁寧に教えてくれますので、初めての方もご安心を!
※ろくろ体験は小学3年生から
所要時間は1時間ほど。気軽に体験できます
※完成は2~3カ月後
他にもやまに大塚には、先ほどご紹介したギャラリーと、販売店、カフェなどのお店が集まっているので、合わせて楽しんでみてくださいね!
スパイシーで深い味わいが人気のカレー専門店も!(写真左下)
【やまに大塚 陶芸教室】
・営業時間:10:30~15:30
・定休日:金曜
・料金:ろくろ体験3,500円~、手びねり体験3,500円~、絵付け体験900円~など
※配送希望の場合、別途送料
※陶器市期間中は、一部体験が休止の場合あり
・当日申し込み可
※陶器市期間中は要予約
益子陶器市では、焼き物を販売するテントの他にフードやドリンクを販売するお店も出店していて、陶器市の見どころとなっています。
地元の美味しいグルメなどが揃っています!
今回は陶器市期間内でもそれ以外でも楽しめる、常設のお店を2つご紹介したいと思います!
1軒目は、益子鹿島神社の目の前にある「YOUNOBI(ヨウノビ) Cafe and Bistro」。カジュアルに本格フレンチが味わえるお店です。
落ち着いた雰囲気の店内。カウンター席もあります
ランチメニューは3種類ありますが、中でも私のおすすめは「YOUNOBIランチ(1,850円)」。
日替わりの肉・魚料理から選べるメインディッシュの他、惣菜&サラダ・パン・ドリンクもセットになったお得なセットです。
ボードにその日のメインディッシュが書かれています
この日の肉料理は「鶏モモ肉の香草パン粉焼き」。
チキンは肉厚でジューシー!パン粉に混ぜられたパセリなど数種類の香草が、お肉の旨みを引き立て、美味しかったです。
お皿は益子焼!素敵な器にも目を向けてみてくださいね
また、こちらのお店の自家製チーズケーキも絶品!食後のデザートとしても、ティータイムのお供としてもおすすめですよ。
【YOUNOBI Cafe and Bistro】
・営業時間:11:30~15:00(L.O.14:30)
・定休日:第3日曜、月曜、月末日
※その他、臨時休業あり
・予約可
・一部テイクアウト可
続いてご紹介するのは、「Midnight Breakfast」。益子産卵・栃木県産小麦・甜菜糖・黒糖で作る、こだわりの焼き菓子が人気のカフェです。
ガソリンスタンドをリノベーションしたユニークなお店
お店の名物は、見た目もかわいいアメリカンクッキー。厚みがありながらソフトな食感で、チョコレートやマシュマロ、ナッツなどがゴロゴロと入っていて、食べごたえ抜群です!
スモアクッキー(400円)
“益子で1番朝早くオープンして1番早く閉まるお店”を謳う、Midnight Breakfast。朝7時から営業しているので、陶器市の前に立ち寄ってモーニングを楽しむのも良いですよね!
益子には、街を見守る一匹の動物がいるのをご存知でしょうか?
それがこちら…!
なんと全長10m!日本一大きい狸です
こちらの大狸は、通称「ぽんたくん」。陶器市会場のちょうど真ん中あたりにある「益子焼窯元共販センター」のシンボルです。
「なぜ“信楽のたぬき”が?」と不思議に思う方がいるかもしれませんが、実は益子焼のルーツは信楽焼。信楽焼→笠間焼→益子焼と技術が伝わった経緯があるんです。
益子に“信楽のたぬき”がいるのも納得です!
益子焼窯元共販センターには売店や飲食店、陶芸教室があり、ショッピングや食事を楽しむことができます。愛らしくも迫力満点のぽんたくんに、会いに行ってみてはいかがでしょうか?
店内でも狸の焼き物を販売しています!
東北方面からの場合は、東北自動車道を経由して北関東自動車道・真岡ICで降りましょう。そこから約25分で到着します。
東京方面からの場合は、常磐自動車道を経由し、北関東自動車道・桜川筑西ICで降り、約20分で到着します。
最寄りは真岡鐵道・益子駅で、下車して会場までは歩いて15~20分ほどかかります。期間中、益子駅や会場を巡回するシャトルバスの利用がおすすめです。(1回100円)
また東京方面・東北方面から行く場合は、JR東北新幹線宇都宮駅で降り、そこから会場中心部に向かう路線バス(1,350円)が運行しています。
■高速バス
秋葉原駅から笠間を経由して益子駅へ向かう高速バスが、通年で運行しています。本数は1日2~3本と限られますが、最短3時間で到着できます。
※陶器市期間中は臨時便も運行
■バスツアー
陶器市期間中のみ、新宿・東京・上野/横浜/志木・大宮・さいたま新都心/千葉・西船橋/ひたち野うしく・つくば/郡山発着のバスツアーも催行しています。添乗員さん同行型で安心ですが、現地での滞在時間が決まっているのでご注意ください。(3~5時間程度)
駐車場は会場各所に点在するような形で、13カ所。会場中心部の駐車場は有料、少し離れたところは無料となっています。
当日迷わないように、どこにとめるかを事前に2~3カ所決めておくと良いと思います。また混雑時は満車になる場所もあるので、公式ホームページのリアルタイムの空き情報も合わせて確認しましょう!
益子焼窯元共販センター周辺など会場中心部には、有料駐車場が6カ所あり、いずれも駐車料金は1回500~1,000円です。
初日を除いて7~18時営業の駐車場が多いですが、益子観光南駐車場のみ24時間入庫可能。早朝から利用したい方は、要チェックです!
※精算は6:00〜17:00(最終日のみ15:00)
益子観光南駐車場。こちらはキャッシュレス決済専用駐車場です
〜タイムズパーキング キャラバンを導入しました!〜
第109回益子陶器市から、益子観光南駐車場に移動式駐車場管理運営サービス「タイムズパーキング キャラバン」が導入されました。
精算機を積んでいて、タイムズパーキング キャラバンがあれば駐車場ではなかった所も、すぐにタイムズパーキングに大変身するんです!
今後続々と全国に展開予定なので、街で見かけたらぜひ利用してみてくださいね。
屋根のソーラーパネルで自家発電もできちゃいます!
無料駐車場は7カ所。駐車料金はかかりませんが、会場まではいずれも徒歩で10~15分ほどの場所にあります。
先ほどご紹介した巡回バスを利用するか、街の散策を楽しみながら移動しましょう。なお土日祝日のみの駐車場もありますので、ご注意ください!
満車が心配な方は、益子焼窯元共販センター近くに事前予約できる駐車場(タイムズのB)が2カ所あります。駐車料金は1,300円ですが、入庫待ちがなくスムーズに駐車できる上に、当日は出し入れ自由なので大変便利です!(ご利用日の最大13日前から予約可能)
開催初日の午前中、期間前半の土日祝日は混雑しやすくなっています。駐車場が満車になる場合もあるので、混雑を避けたい方は、2日目以降の来場がおすすめです。
益子駅周辺にはありませんが、会場の西側「益子県立自然公園益子の森」方面に、ホテルや民宿などがあります。
ただし数が多くないため、陶器市期間中は埋まってしまうそう。益子エリアで宿泊を検討されている方は、2~3カ月前から予約しておくのがベターです。
〜おすすめの宿泊施設「益古時計」〜
益子駅からクルマで3分ほどの場所にある「益古時計」は、ベッド&ブレックファースト形式のプチホテルです。
1階にはギャラリーがあったり、客室にも益子焼が使われているなど、益子ならではのおもてなしが楽しめます。
開放的な露天風呂もあります!(写真右下)
よほどの荒天でない限り、雨が降っても開催されます。傘よりも、両手が空くレインコートの方がおすすめです。
会場には10カ所以上の常設トイレの他、仮設トイレも設置されます。各所にあるので、トイレに困ることはないと思いますが、会場マップでトイレの位置を確認しておくと安心です。
益子焼窯元共販センターには益子焼を壁に展示したユニークなトイレも
基本的に屋外での開催なので、ペットの同伴は可能です。ただし建物の中は入店NGの場合もあるので、お店ごとに確認してみてくださいね。
以上、益子陶器市の楽しみ方をご紹介しました。
焼き物以外の見どころもたくさんあり、初心者でもお祭り感覚で楽しめると思います。春と秋で内容の違いはないので、どちらに参加しても同じ楽しみ方ができますよ。
ぜひ気軽に参加してみてくださいね!
【益子陶器市 開催情報】
・開催時期:
[春] 例年ゴールデンウィークの約10日間
[秋] 例年11月3日前後の約4日間
・開催場所:益子町内各所(城内坂・道祖土地区中心)
・開催時間:9:00~17:00(最終日は16:00まで)
※各店舗・テントにより異なる
益子陶器市(益子町観光協会)
※この記事は更新日時点の情報です
※表示価格は更新日時点の税込価格です
※金額・商品・サービス・展示内容等の最新情報は各公式ホームページ等をご確認ください
※情報は更新日時点のものです。施設や店舗の営業状況が変更されている場合があります。最新の情報は各施設や各店舗の公式ホームページでご確認ください。
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