棒にとまっている茶色の鳥

レイクタウン帰りにGO!オーストラリアを感じる穴場スポット
越谷(埼玉県)

2015/10/02 更新

※情報は更新日時点のものです。施設や店舗の営業状況が変更されている場合があります。最新の情報は各施設や各店舗の公式ホームページでご確認ください。

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こんなところにオーストラリアが!?

今回は、越谷で見つけたちょっと変わったスポットをご紹介します。

その名も「キャンベルタウン野鳥の森」。
キャンベルタウン?そう!オーストラリアの都市です。

キャンベルタウン野鳥の森の入口

入口がちょっと分かりにくいので注意です

「キャンベルタウン野鳥の森」は、オーストラリア・キャンベルタウン市と越谷市の姉妹都市交流10周年を記念して開設された公園。

オーストラリアの貴重な野鳥やワラビー、エミューなどが寄贈され、一般公開されています。

越谷レイクタウンからクルマで15分程度なので、ショッピングの帰りにふらっと立ち寄るのにぴったりのスポットです!

入口からびっくりさせられます

今回はタイムズ北越谷第3から、カーシェアリングを利用して向かいます。

10分ほど走ると、見えてきました。公園全体が大きなバードケージで囲まれていますね。

とんがったバードゲージの天井部分

日本最大級のバードケージだそう

どんな鳥に出会えるかワクワクします。さっそく入園してみましょう!

カウンターがある入口

大人は100円、小・中学生は30円、未就学児無料です!

左手のカウンターで入園料100円を払います。ふっと後ろに目をやると…うわっ!何かいました!

止まり木にとまる茶色い鳥

木の枝になりきっています…

ふむふむ。説明ボードによると、この鳥は「オーストラリアガマグチヨタカ」。外敵から身を隠す"擬態"がとても上手な鳥で、灰色の羽色から木の枝に見えるそう。

鳥の横で微笑む男性

野鳥の森を案内してくれた齋藤さん

いつもお世話をしてくれる職員さんが近寄っても、この姿勢は崩しません。

そっと写真を撮っている時も、うっすら目を開けて様子を伺っているんです!何とも健気でたまりません。

2匹のワラビー

タスマニア島に生息する「ベネットアカクビワラビー」

バードケージに入る前には、ワラビーやエミューなどもいます。聞いたことはあるけれど、なかなか見る機会のない動物ですよね!

餌を食べるエミュー

オーストラリアの国鳥「エミュー」もいます

日本最大級のバードケージの中へ

では、いよいよバードケージに入ります!

緑色の小屋

貴重な鳥たちが逃げないように、出入口は二重のゲートで厳重に管理されています

中に一歩入ると、公園全体が大きなバードケージで覆われているのが良く分かります。

バードケージの天井

早速、園内を歩き始めると…あっ!いました!

あれは「ブロンズトキ」ですね。朝日を浴びて羽が赤紫色に光っています。

通路を歩く黒い鳥

こんな間近で珍しい鳥を見られるなんて!

あっそうだ。入口横にあったチェックシートで、見つけた鳥を確認しながら進もうっと。

鳥の写真が並んだ紙

全部見つけられるかな…

オーストラリアの森を探検している気分に

園内には、イチョウやサクラなど日本の木々のほかに、ユーカリやアカシアなどのオーストラリアの木々も茂っています。

まるでオーストラリアの森を探検しているような気分になること間違いなしです!

緑豊かな通路

秋になっても蚊がいるので虫除けは必須です

頭上に気配を感じたので見上げてみると、「キンショウジョウインコ」がいました!

木にとまる赤い鳥

けっこう大きめなので、近くに止まっていてビックリしました

鮮やかな赤色と堂々とした姿に見とれていると、うつらうつらと目を閉じ始めました。寝ちゃったのかな…。つぶらな瞳がとっても可愛いかったです。

観察棟に上がってみます

まだまだ探検は続きます。少し上から見てみましょう!

高いところにつくられた小屋

けっこうワクワクします

秘密基地のような観察棟に上がってみます。

開放的な小屋の内観

高いところにとまっている鳥も間近に観察できます

おお、けっこう広いですね!柵に寄りかかりすぎないように気をつけて観察を続けます。

木にとまる鳥

可愛い顔が枝に隠れてしまいました…

来ました!枝に隠れてよく見えませんが…きっと「キンカチョウ」でしょう。小さな体から、ちょっと高めの鳴き声を発しています。なんとなくスズメっぽいと思ったら、スズメの仲間でした。

地面を歩く鳥

ハトはハトでも、オーストラリアのハトはおしゃれですね

その後もあまりうまく写真が撮れず、観察棟をとぼとぼと降りると…。

「レンジャクバト」くんがこっちを見ていました。モヒカン頭のクールな彼が、「うまくいかない時もあるさ」となぐさめてくれたように感じました…。

大型のインコやオウムもいます

気を取り直して園内を進みます。

次に目指すのは、少し大きめのインコやオウムのいるケージ。鉄製のケージの中で飼われているので、次はちゃんと写真が撮れるはず!

オリの奥にいる白い鳥

キバタンは知能が高いそうです。写真を撮りたいので、空気を読んで前に出てきておくれ…

チーン。
白色オウムの代表的存在の「キバタン」。奥に隠れています…。

オリの奥にいる赤い鳥

あまりの仲良しぶりにちょっと嫉妬してしまいました

隣の「モモイロインコ」も、奥で2羽が毛づくろいをしていました…。

ううっ、ここでも上手く写真が撮れないのか…。と泣きそうになっていると、突然「キーキーギャーギャー」と大きな鳴き声が!

オリにしがみつく黒い鳥

これでもか!というくらいグイグイきます

「アカオクロオウム」です。真っ黒でカラスみたいですが、尾っぽの赤が特徴です。

ずっと興奮気味で柵につかまっていたので撮れませんでしたが、この子はモヒカンというかリーゼントというか頭部がとってもカッコいいんです。

水辺にいる鳥たち

池のほとりで「ブロンズトキ」が同じポーズをしていました。首をかしげている…?

楽しいイベントも開催

モルモットと触れ合える「ふれあいコーナー」など、楽しいイベントも不定期で開催しているそう。

詳しくはホームページに書いてあるので、おでかけ前にチェックしてくださいね。

埼玉県、そして越谷市の鳥"シラコバト"もいます

園内を一通り回ったら、さいごに出会えるのが「シラコバト」。埼玉県の県の鳥や越谷市の市の鳥に指定されている鳥です。埼玉県のマスコットキャラクターの「コバトン」にもなっていますね。

オリの中のとまり木にとまる鳥たち

街中で見かけるハトより、全体的にシュッとしています。体は白くて、首の後ろに線があるのが特徴です

このとき展示していた5羽のうち3羽が、同園で生まれた子たち。野鳥の森の齋藤さんによると、飼育をスタートしてから6年目で、やっと繁殖に成功したとのことです。

ガイドブック片手にチェックしても◎

けっこうじっくり見て回ったのですが、結局、見つけられた鳥は13種類でした。園内すべての鳥を見つけると20種類以上にもなるそうですが、なかなか難しいですよ。お子さんとゆっくり探してみてください!

棚に並べられた青いファイル

入口横に置いてあります

「うまく見つけられるか不安だな」「子どもに説明しながら散策したい」という方には、ガイドブックもありますよ!

鳥の説明書き

これがあれば、子どもの「これなーに?」にもバッチリ対応できますね

帰りにはお土産も。カンバッチ100円、ストラップ300円と懐に優しい値段が嬉しい!

小さいぬいぐるみや缶バッジなどのグッズ

オカメインコのストラップが一番人気だそう

ちなみに、隣には「大吉公園」もあるので、遊び足りない子どもを遊ばせるのも良いですね!

のんびり過ごしたい時に来てください

埼玉県有数の都市として発展を続ける越谷ですが、のんびり自然が楽しめるスポットもたっぷりあります!

「たまにはのんびり過ごしたいな」「可愛い動物たちに癒されたい」と思ったら、ぜひ野鳥の森へ!オーストラリアの動物たちが、あなたを笑顔にしてくれるでしょう♪

キャンベルタウン野鳥の森

キャンベルタウン野鳥の森と書かれた石

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