
充実のコテージに絶品バーベキュー!PICA秩父で贅沢キャンプしてみよう
秩父(埼玉県)
公開日:2016/07/14 更新日:2023/08/10
※情報は更新日時点のものです。施設や店舗の営業状況が変更されている場合があります。最新の情報は各施設や各店舗の公式ホームページでご確認ください。
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ダムを巡るバスツアーがあったり、ダム写真集が発売されたり、世の中は空前の「ダムブーム」。ダム好きの女子=通称「ダムジョ」も増えているのだそう!
以前神奈川県・宮ヶ瀬ダムが紹介されていましたが、秩父にも自慢のダムがあります。
いくつかあるダムの中でも私のおすすめは、秩父鉄道浦山口駅からクルマで5分・赤石トンネルと後台トンネルの間の位置にある「浦山ダム」です。
荒川水系浦山川に建設されたダムで、洪水被害を軽減したり、水道用水として利用されたり、水不足の防止、放水を利用した発電など…いろいろな目的を持っている「やり手ダム」なのです!
こちらは模型です
都内から2時間ほどで来ることができ、夏でもひんやり涼しいので日帰りで楽しめる避暑地としても人気なんです!
え?ダムなんてダサいって?そんなアナタの心もガッチリ掴む、浦山ダムの魅力をご紹介します!
浦山ダムの特徴と言えば、その大きさです。
浦山ダムの堤高は156mと、重力式コンクリートダムではなんと国内第2位!1位とは1m差なので…ほぼ1位だと私は思っています。
で、デカすぎる…!
あれ?この光景どこかで…と思いませんか?
そう、あの超人気漫画「進撃の巨人」の城壁です!
そのダムの様子にファンも注目し、「進撃の巨人」とのコラボイベントが開催されたことも。
これだけの高さですから、もちろんダムの上からの眺めも最高!川のせせらぎを聞きながら、秩父の街を一望することができます。
私は高所恐怖症なので足がすくんでしまいます…
下流方面の秩父の街並みを堪能したら、グルリ。反対側にもご注目!そこには一面に広がる「秩父さくら湖」、その奥には秩父の山並みが続いています。
都内から2時間の場所とは思えないほどの雄大な自然!秋には山々の紅葉を楽しみながら、湖でワカサギ釣りをすることもできるそう。(※ワカサギ釣りに関しては秩父漁業協同組合へ問合せください)
湖面にうつる山も美しい!
景色を楽しみながら歩いていると、なにやらダムの両サイドに不思議なオブジェが点在しているではありませんか。
それぞれに意味やご利益があるようなので、ダムの自然と合わせてチェックしてみてください!
こちらは「安産守尊像」。白い大理石の卵のお腹を撫でると安産が出来るそう
※展示内容は変更になる場合があります
浦山ダムは「地域に開かれたダム」を目的につくられているため、ダム内部を無料で自由に見ることができます。
ダムを下から眺めるには、橋の真ん中付近にあるエレベーターを使いましょう。約132mの高さを1分半ノンストップで降りて、ダム内部に侵入します!
※毎月原則第3火曜はエレベーターの点検のため、エレベーターの使用・ダム内部の見学はできません
※天候その他の理由により、見学ができない場合もあります
なんだかドキドキします!
エレベーターを降りると、外は汗ばむほどの気温にも関わらず…驚くほどひんやり!ダムの内部は、いつも14~15度くらいの気温、90%の湿度に保たれているんだそう。
水面下100mの圧力を体験するマシンも!
ダムの内部には、浦山ダムがつくられた目的やできるまでを展示しています。一見難しいイメージのあるダム建設についても写真やイラストを使っているので、わかりやすい!
秩父の自然と生き物がわかる展示はお子さんに人気でした!
※展示内容は変更になる場合があります
ちなみにエレベーターを使わずに、この高さ156mのダムの頂上から下まで階段で降りることができます。その段数は…なんと498段!
果てしなく続く階段…
足腰に自信のある方は、動きやすい靴をご持参の上ぜひお試しください。(私は10段降りたところでギブアップしました)
全国にあるダムのうち限られた場所でのみ、無料配布されている「ダムカード」。実際にダムを訪れないと手に入らないレア感がマニア心をくすぐり、解説本も出版されるほど人気を集めているそうです!
ビックリマンシールを集めた世代としては、これは是が非でも手に入れたいところ。浦山ダムでもダムカードを配布されていると聞き、荒川ダム総合管理所にやってきました!
※2023年8月現在、ダムカードは資料館「うららぴあ」で配布しています
荒川ダム総合管理所はダムのすぐ隣にあります
入口を入ってすぐの電話で「ダムカードをいただきたいんですが…」とお願いすると、カードをゲットすることができます!
ダムクイズを出題されたらどうしよう…と心配していましたが、大丈夫でした(笑)
本格的なカード!裏にはダム情報が書かれています
ちなみに秩父には浦山ダムを含む4つの大きなコンクリートダムがあり、それぞれでダムカードを入手できます!そしてそのすべてを集めると、幻のカードがもらえるのだとか…。
クルマを使って2時間半ほどで回れるので、ぜひお時間のある方はチャレンジしてみてください!
浦山ダムと合わせて訪れたいのが、ダム防災資料館「うららぴあ」。
ダムの隣に併設されていて、こちらでは、浦山ダムの模型や秩父の自然、荒川にまつわる映像などの展示を見ることができます。
※展示内容は変わっている場合があります。最新の情報は、施設までお問い合わせください
シアターの光るイスはなんとも神秘的!
ちょうどこの日は、一般の方から募集してのダム写真コンテストも開催されていました。ここでも「地域に開かれたダム」をひしひしと感じました!
ちなみにうららぴあからの景色は、意外と知られていないビューポイント。ダムの堤頂を上から眺めることができます!
2階に上がった階段横の窓にご注目!
「ダムカレー」とはご飯をダム、カレーをダム湖に見立てて器に盛りつけたカレーライスのこと。各地のダムでオリジナルダムカレーが販売されています。
浦山ダムにももちろんダムカレーがあります!
うららぴあ1階にある「さくら湖食堂」で、そのダムカレーをいただくことができます。
大きい窓がなんとも開放感のあるスペース
窓からの眺めも最高!
こちらが浦山ダムの「ダムカレー」(900円)。旧秩父橋をイメージしたハムカツが目を引く豪華なカレー。カレールーの真ん中に浮かんだゆで卵は水質観測装置、福神漬けは清水バイパスを表現しています。
レタスは秩父の木々をイメージしているのでしょうか
厚みのあるハムカツはサクサクに揚げられ、食べごたえ抜群!中辛のルーとハムカツを一緒に食べれば、どこか懐かしい味が口の中に広がります。
シャキシャキのレタスや、酸味のある福神漬け、まろやかなゆで卵もあわせて、いろいろな味わいが楽しめるカレーライスです!
ただの資料館と侮るなかれ。「うららぴあ」、ぜひダムと合わせてご覧ください!
浦山ダムの周辺も見逃せません!ぜひ立ち寄っていただきたいのが、「橋立鍾乳洞」です。浦山ダムからクルマで浦山口駅方面に3分ほど走ったところにあります。
趣ある日本家屋が受付になっています
受付を抜けると下り階段が続いていて、そして入口。この日は25度を超える夏日でしたが、鍾乳洞の中はひんやり。
普段、洞内は撮影禁止ですが、今回は特別に撮影させていただきました!
白い息が出るほど…!
この橋立鍾乳洞は、石灰岩でできている山が雨水によって溶かされてできた鍾乳洞。全長140mほどの洞内には、さまざまな鍾乳石・石筍・石柱が点在しています。
自然が造り出す造形美に、思わずため息が漏れます
洞内の石筍や石柱の中には、その変わった形にちなんだ名称が付けられたものもあります。たとえば、こちらは「弘法大師の後姿」。
荘厳な雰囲気が漂っています
鍾乳洞の中は、道幅が狭かったり、天井が低かったり、ほぼハシゴ状態の階段を登らなければならなかったり…なかなかワイルドな工程になっています!
足元にはくれぐれも気を付けて進みましょう
洞内は湿気が多く、濡れている場所もあるので、浦山ダムと同じく動きやすい靴と汚れてもいい服装で臨むのがおすすめです!
だいたい10分程で見て回れる鍾乳洞ながら、お子さんにとってはちょっとした冒険気分を味わえること間違いなし!ご家族で鍾乳洞探検はいかがでしょうか。
都内から2時間で行ける避暑地として、埼玉県秩父市・浦山ダムの魅力をご紹介しました!
はじめはダムに苦手意識があったアナタも記事を読みながら、思わず秩父までのドライブルートをチェックしちゃったんじゃないですか?(笑)
ひんやり涼しい秩父で、自然を満喫してみてはいかがしょうか。
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