
都内から2時間で行ける!秩父・浦山ダムでひんやり避暑ツアー
秩父(埼玉県)
2016/08/25 更新
※情報は更新日時点のものです。施設や店舗の営業状況が変更されている場合があります。最新の情報は各施設や各店舗の公式ホームページでご確認ください。
SNSでみんなにシェア!
都心からクルマで2時間ほどで行くことができ、手軽に小旅行気分を味わうことができる秩父。これまでも、羊山公園や浦山ダムなどをご紹介してきました。
今回ご紹介するのは、芦ヶ久保!味覚狩りなどいろいろなアクティビティが楽しめる、知る人ぞ知るお出かけスポットなんです。
電車の最寄駅は西武秩父線・芦ヶ久保駅です
まずはこちら。芦ヶ久保の地図を見てみてください!
濃い緑色の部分は、なんと農園地帯!小高い日向山に10以上もの農園が集まっていて、それぞれで果物狩りが楽しむことができます。
今回はそんな芦ヶ久保で楽しむおすすめプランをご紹介します!
「たくさん農園があって、どこに行けばいいの?」とお悩みの方は、駅前にある観光案内所に行くのがおすすめ!
大きな看板が目印です!
こちらでは今採ることができる果物やおすすめの農園をご紹介してくれるんです!もちろん果物狩り以外の観光スポット情報もありますよ。
果物狩り以外の観光スポット情報も
所内のところどころには、秩父を舞台としたアニメコーナーも充実しています。
知らなくてもアニメを観たくなってしまいます!
電気自動車のドライバーさんにうれしいのが、クルマを充電できるようになっているところ。(※充電可能時間は、横瀬町ブコーさん観光案内所営業日のAM8:30~PM4:30)
この日も充電されているドライバーさんがいらっしゃいました!
ノープランの方はもちろん、プランが決まっている方もぜひ一度観光案内所にお立ち寄りください!雑誌やネットには載っていないお得情報がゲットできるかもしませんよ!
さて今回観光案内所でご紹介してもらったのが、「琴平農園」。農園が建ち並ぶ日向山の一番高いところにある農園です。
いちご(1月~6月上旬)、プラム(7月上旬~8月上旬)、ぶどう(8月中旬~10月中旬)を収穫できます
何と言ってもこちらの農園の見どころは、その見晴しの良さ!農園の目の前からは、雄大な武甲山や二子山などの山々を眺めることができます。
気持ちの良い景色が広がっています
さらにこちらの農園は斜面になっているので、なんと果物狩りをしながら、景色を楽しむことができるんです!
ぶどうの木の間から覗く武甲山!
景色に見とれて、果物を忘れてはいけませんよ!
ぶどう狩りのシーズンは、品種によって異なりますが8月中旬~10月中旬までです。この日も大きな粒を実らせたぶどうが、たくさんなっていました…!
こちらは一番人気の巨峰!8月下旬~9月下旬ごろまでが食べ頃です
私がおすすめなのは、緑色の「ヒムロット・シードレス」という品種。粒はビー玉くらいの大きさですが、房が大きいのが特徴です。
種なしのぶどうです。8月中旬~8月下旬ごろまでが食べ頃
なんと…一房500gを越えるものも!
大きいだけではなく、味も抜群!少し力を入れてつまめば、張りのある皮がプチッとはじけて、中からたっぷりの果汁とジューシーな実が飛び出します。
ぶどうジュースを飲んでいるかのような甘さですが、さっぱりしているのでどんどん食べてしまいます!
収穫体験のほか食べ放題メニューもあるので、いっぱい食べたいという方はおすすめです。
【ぶどう狩り料金】
もぎ取り(試食付き)1人200円 1kg700円~
食べ放題1人900円~ ※品種によって異なります
※最新の情報は公式ホームページをご覧ください
お子さま連れの方におすすめなのが、琴平農園からクルマを5分ほど走らせた場所にある「横瀬町農村公園」です。
この公園には滑り台があるのですが、ただの滑り台ではありません!
その長さ、なんと…100mもあるんです!!
滑り台の乗り場…先が見えません!
こんな滑り台見たことない…!
専用のマットをおしりに敷いて、いざ出発!
おしりの下のローラーが回り、気持ち良いスピードで自然あふれる公園の中を駆け抜けていきます!!
はじめは流れるように滑っていきますが、途中から波をうつように傾斜角度を変えていくのも、跳ねているようで楽しい~!!
爽快!!
スピードが出過ぎないようところどころカーブがあったり、保護柵があったりするので、お子さまでも安心です。
ちなみにこのロング滑り台のまわりはアジサイ。6~7月には満開のアジサイの中を滑ることができるのでおすすめです!運がよければ公園内の池でホタルにも出会えるかも。
滑り台のほかターザンロープも!これまた子どもが喜びますね!
自然あふれる中、子どもを遊ばせられるこちらの公園ですが、実は知る人ぞ知る穴場スポット。なんと無料で利用できます!果物狩りのあとにはぜひ遊びに行きましょう!
実はさきほどご紹介した農園や公園へはハイキングコースでつながっていて、歩いて移動することもできるんです!
日向山の山頂にある公園「あしがくぼ山の花道」の無料駐車場にクルマをとめて出発です。
この道から上っていきます
途中途中には、カタクリやモミジ、ツツジなど四季折々で楽しめるポイントもあります。クルマでの移動もいいですが、お天気の日はのんびり歩いて散策を楽しんでみてはいかがでしょうか?
1時間もかからず回ることができます
たっぷり遊んでお腹が空いてきたら、芦ヶ久保駅まで戻って、「道の駅果樹公園あしがくぼ」へ!
こちらの道の駅は、建物の集まりになっていて、それぞれの建物ごとにいろいろな楽しみ方ができるのが特長です!
うしろには山、目の前には川…豊かな自然に囲まれた道の駅です
この日もたくさんの方が川遊びを楽しんでいました!
河原でバーベキューをすることも!材料も道具も用意されているので、手ぶらで行ってもOKなんです。
心地良い川のせせらぎを聞きながらバーベキュー…絶好のシチュエーションです
まずは腹ごしらえを。私のおすすめは、うどん・そば専門店「体験道場」でいただける秩父名物「ずりあげうどん(500円)」です。
一見普通のうどんですが、うどんが浸かっているのは出汁ではなく、ゆで汁。硬めに茹でられた麺を小皿に取り分け、お好みで醤油や薬味をかけていただきます。
私は間違えてしまったのですが、薬味は別皿に取って、食べる前に入れるのがおすすめ(笑)
シンプルながら、麺のおいしさを最大限活かした味わい。コシが強めなので、すごく太い訳ではないのに食べごたえがあり、大満足の一品です!
「体験道場」ではお食事だけでなく、その名の通り手打ちうどん体験をすることもできます。絶品うどんに感動したら、自分の手でもチャレンジしてみては。
次はお食事処。吹き抜けの天井が実に開放感ある店内には、テーブル席・カウンター席・お座敷が並び、思い思いにお食事を楽しむことができます。
お休みの日には多くの人で賑わいます
数あるメニューの中でもおすすめなのが、秩父名物「みそポテト(2本350円)」です。
輝いています…!
大き目にカットされたジャガイモに、天ぷらのような厚めの衣を付けて揚げられ、上から甘辛いみそダレがたっぷりかけられています。
注文を受けてから揚げられるため、アツアツさくさく!ホクホクのジャガイモとみそダレの相性も抜群。どこか懐かしい味わいが病みつきになる一品です。
おやつのほか、おかずとして、おつまみとしても良さそう!
お腹が満たされたところで、農産物直売所へ。こちらでは秩父で採れた新鮮なお野菜や果物から名産品まで、地元ならではの商品がずらりと並んでいます。
ついつい買いすぎてしまいます!
このほかにも陶芸体験(毎月第2・第4日曜日開催)ができたり、ギャラリーがあったり…見どころいっぱい!ドライブの休憩所としてもぜひお立ち寄りください。
都内から手軽に!日帰りで行ける!おすすめスポットとして、秩父・芦ヶ久保をご紹介しました。いかがでしたか?
え?味覚狩りのシーズンに行けないって?
残念ながら味覚狩りのシーズンに行けないという方は、芦ヶ久保の自然がつくりだすこんな絶景はいかがでしょうか?
毎年1~2月になると「氷柱(ひょうちゅう)」と呼ばれる、つららが山一面に広がる様子を楽しむことができます!
まるで氷の魔女が魔法をかけたように、木々が氷に包まれている様子はなんとも幻想的。寒さも忘れて見入ってしまう絶景です。
芦ヶ久保駅から徒歩数分で行くことができる距離です
夜には氷柱がライトアップする日もあるので、ぜひお見逃しなく!
※氷柱の開催日等は公式ホームページをご確認ください
ロマンチックな雰囲気
冬まで待てない!という方にはこんな秋のイベントはいかがでしょうか?
県内最大級の棚田と言われる寺坂棚田に、約30万球の彼岸花が植えられ、稲が黄色く実る秋になるとこの絶景を楽しむことができます!
毎年9月下旬には「彼岸花まつり」と「よこぜまつり」が同時開催され、郷土芸能上演、古代米・つきたてのお餅など販売、各会場でいろいろな催し物があります。
※最新の開催日程などは公式ホームページをご覧ください
黄金色に輝く稲穂と真っ赤な彼岸花のコントラストがきれい!
味覚狩り以外にも、さまざまな楽しみ方ができる見どころ満載の芦ヶ久保。ご家族での日帰り旅行先としても、カップルのデートとしてもぜひおすすめのスポットです!
※この記事は2016/08/25時点の情報です
※表示価格は更新日時点の税込価格です
※金額・商品・サービス・展示内容等の最新情報は各公式ホームページ等をご確認ください
※情報は更新日時点のものです。施設や店舗の営業状況が変更されている場合があります。最新の情報は各施設や各店舗の公式ホームページでご確認ください。
SNSでみんなにシェア!