タイムズ営業マンがお勧め!東京から軽井沢までの渋滞回避&寄り道ルート
軽井沢(長野県)

公開日:2017/09/07 更新日:2023/07/20

※情報は更新日時点のものです。施設や店舗の営業状況が変更されている場合があります。最新の情報は各施設や各店舗の公式ホームページでご確認ください。

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東京方面から軽井沢までのドライブ。さてどのルートで

通年で楽しめる、日本を代表するリゾート「軽井沢」。
歴史ある避暑地・リゾート地ですので、お買い物やお食事、アクティビティのスポットが沢山あります。

歩道橋がある駅の外観

JR軽井沢駅。駅舎内には土産店や飲食店があります

クルマで東京方面から軽井沢を目指す場合、事前に地図・ガイドブック・旅に関するサイトを見られる方、ナビに任せる方など色々あるかと思います。

時間帯や季節により多少変動はありますが、大方は関越自動車道を通って藤岡JCTから上信越自動車道に入り、藤岡・長野方面に向けて進み碓氷軽井沢ICで降り、その後県道43号線を進んで軽井沢方面を目指すルートが多いようです。

然し、クルマでの旅行は「ちょっと寄り道」が気軽にできるのが良いもの。

そこで今回は軽井沢エリア担当の私が、ちょっと寄り道プランとして、クルマでの旅が楽しくなる別ルートをご紹介します。

まずは上信越自動車道の「碓氷軽井沢IC」の1つ手前の「松井田妙義IC」で高速を降りて、県道18号を進みましょう。

車窓から見た高速道路の降り口

松井田妙義ICで降りて

分岐にある青い案内標識

国道18号方面へ

【寄り道スポット①】 峠の釜めし

1つ目の寄り道スポットは、「峠の釜めし」で有名な「荻野屋」です。松井田妙義ICを降りて、県道18号を走ること約10分で荻野屋に到着します。

「峠の釜めし」と言えば、駅のホームで売られている代表的な駅弁と思われる方も多いと思いますが、こちらがその「峠の釜めし」の発祥の地です。

2階建ての大きな建物

荻野屋 横川店。人気のスポットで、伺った時も多くのクルマがとまっていました

今ほどクルマでの移動が多くなかった時代、鉄道の難所であった碓氷峠を越える為に、信越本線の横川駅において、客車を区間専用車へ付け替える必要がありました。

付け替え作業の長い停車時間に、荻野屋はホームから乗客に向かって駅弁を販売。その姿は当時の名物となり、昭和42年には荻野屋をモデルとしたテレビドラマまで放映されました。

荻野屋はその状況に安住せず、自動車社会の到来を予見し、今回お勧めするルートである国道18号沿いに昭和37年店舗をオープン。

2017年には銀座の「GINZA SIX」にも東京1号店をオープンしています。

釜めしの写真が載った看板

店頭には大きな看板が!

時代の趨勢に合わせて、アプローチの形は変えながらも、変わらず美味しい「峠の釜めし」。折角ですので「峠」でいただきたいものですよね。

私もひとつ購入。
コシヒカリを利尻昆布と秘伝のダシでふっくら炊き上げたご飯の上には、甘辛く煮つけた鶏肉やゴボウなど9種類の具材がぎっしりと詰まっています。

「峠での釜めし」に期待を膨らませ、クルマを進めます。

陶器の器に入った釜めし

峠の釜めし(1,300円)

【寄り道スポット②】 めがね橋

寄り道スポット2つ目が、碓氷峠にある「めがね橋」。

荻野屋から約5キロ、県道18号を進むと右手に国内最大の煉瓦造りのアーチ橋・めがね橋を見る事ができます。

めがね橋を通り過ぎた少し先に、公衆トイレも有る「めがね橋駐車場」がありますので、そこにクルマをとめ徒歩で橋まで戻りましょう。路上駐車は厳禁です。

下から見ためがね橋

煉瓦作りの通称「めがね橋」。正式名称は「碓氷第三橋梁」です

緑深い木々の中、青空に映える煉瓦造りの橋はとてもダイナミック。このめがね橋を見ながら、美味しい釜めしを食べることにしましょう。

この橋の上を昔は鉄道が走っていました。電車に乗って眺めてみたいなと思う気持ちと、少し怖い気持ちがこみ上げてきます。

近くから見た迫力あるめがね橋

勇壮ですね

坂道を上って橋の上へ。

元々レールが敷かれていた橋の上は、現在では遊歩道が整備されており、碓氷峠鉄道に関する遺産を見学する事も出来ます。

緑が豊かで眺めの良い道

「めがね橋」の上

西側にはトンネルが。

緑に覆われた石のトンネル

遊歩道にはこのようなトンネルがいくつも続いています

勇壮な橋の見学に腹ごしらえも出来たら、近隣を散策して体をリフレッシュ。安全運転には適度な休憩が必要です。

しばし身体を休め、クルマに乗って出発。目的地の軽井沢までは後少しです!

めがね橋(碓氷第三橋梁)

青空とめがね橋

【裏情報】 中心部迂回で渋滞回避

今回ご紹介するルートは寄り道が楽しめるだけでなく、「軽井沢町中心部の渋滞回避」という利点もあります。

どうしても混雑しやすいポイントを迂回することで、渋滞に巻き込まれる可能性はグッと下がります。

今回は東京方面からの渋滞回避方法として、碓氷軽井沢ICの1つ手前のICで降りる事をご紹介しました。関西エリアから軽井沢を目指される場合や、東京方面からのもう一つの渋滞回避方法として、碓氷軽井沢ICから東京方面から見て1つ奥の佐久ICで降りるのも、渋滞回避ルートです。ご参考までに。

緑に囲まれた道

緑のなかを快適にドライブ!

心地よい山道を抜けて、目的地・軽井沢町に到着しました。

【軽井沢散策】 レンタサイクルで巡る軽井沢

軽井沢には数多くの観光名所がありますが、できるだけ混雑を避け快適に軽井沢の街を散策したいものですよね。

そこで駅前のコインパーキングにクルマをとめて、そこを拠点にレンタルサイクルで軽井沢の街を散策する事をお勧めします。

自転車は軽井沢駅前で借りることができます。

たくさんの自転車が置かれた場所

なかなかお手頃です
※写真は公開日時点のものです

歩道に自転車用レーンもあるので、快適です。

整備された自転車レーン

ルールを守って走りましょう

自転車を15分ほど走らせ、「軽井沢銀座商店会」に到着。

軽井沢銀座商店会は教会、飲食店や土産店などが多く建ち並ぶ軽井沢を代表する観光名所です。

人々で賑わう軽井沢銀座商店会

時期によりクルマは通行止め。歩行者と自転車のみ通行可能に

ひと際賑いを見せるこちらの店舗は、「ミカドコーヒー軽井沢旧道店」。昭和23年東京の日本橋に創業、昭和27年に軽井沢へ出店した老舗コーヒーロースターの直営珈琲店です。

一番人気「ミカド珈琲のモカソフト®(店内650円/テイクアウト480円)」は、自慢の自社焙煎コーヒーを使った風味豊かで、なめらかなソフトクリームです。

多くの人で賑わう店頭

子どもから大人まで幅広い年代の方がいらっしゃいました

お土産にお勧めなのが、「沢屋」。昭和27年より青果店を営んでいた沢屋が、お客さんの要望に応えて、手作りジャムを作ったのがはじまりだそうです。

ジャムが並ぶ店頭

現在は軽井沢だけでも5店舗の直営店を構えています

国産の旬な果実を使用した、無添加の手作りジャムが人気のお店です。

定番のいちごやブルーベリーだけでなく、レッドカラントやグースベリーなど他店では見たことが無いジャムも。

様々な種類のジャムが並ぶ棚

青果店ならではの品揃え。ジャムの種類は季節によって変わります

そのまま軽井沢銀座商店会を抜け、自転車で旧軽井沢エリアの自然を楽しみました。

自転車と緑道

森の中のサイクリングも気持ちいいです!

軽井沢銀座商店会(旧軽井沢メインストリート)

軽井沢銀座商店会の様子

【さいごに】 ドライブで注意していただきたいポイント3つ

今回ご紹介しました、松井田妙義ICから国道18号を通りJR軽井沢駅の東側に出るルート。

途中の素敵な景色・名物で寄り道も楽しみつつ、軽井沢町中心部の渋滞を避けられるお勧めルートですが、注意点があります。

旧軽井沢駅の外観

旧軽井沢駅へ行く際にも便利です

1つ目は、急カーブかつ上り坂の山道。

クルマの運転が好きな方には、運転のしがいのあるルートとなりますが、運転に不慣れな方には、より慎重を要するルートとなります。

途中に休憩できる所もありますので、適宜休憩を取られることをお勧めします。

カーブのある道

注意喚起の看板も

2つ目は、冬期の道の凍結などによる封鎖。事前のルートチェックを忘れずに行ってください。

3つ目は、駐車場の営業時間。
渋滞を避けて朝早く出発される方もいらっしゃるかと思いますが、軽井沢町内の施設駐車場は、場所によっては24時間営業ではない場合がありますのでご注意ください。

それでは快適でステキな軽井沢ドライブ旅行をお楽しみください!

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