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横浜(神奈川県)
2025/02/27 更新
※情報は更新日時点のものです。施設や店舗の営業状況が変更されている場合があります。最新の情報は各施設や各店舗の公式ホームページでご確認ください。
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※「神奈川県立歴史博物館」と付随する施設は、2026年9月(予定)まで改修工事のため休館しています。最新情報は公式ホームページ をご確認ください
横浜の馬車道にある「神奈川県立歴史博物館」は、かながわの歴史や文化にまつわる展示をしている博物館です。
館内には原始時代から現代までの趣向を凝らした展示が多数あり、見応え抜群!今回は、そんな神奈川県立歴史博物館の見どころなどをたっぷりとご紹介したいと思います。
※展示物は随時入れ替えが行われており、展示の内容は変更になる場合があります
※展示資料は実物と複製があります
【目次】
・入場料について
・明治37年築!建物がすごい!
・仏像やジオラマなど多数!常設展3階フロア
┗ユニークな土器がいっぱい!【古代】
┗迫力ある仏像は必見!【中世】
・巨大なペリーの壁画も!常設展2階フロア
┗江戸の旅事情がわかる!【近世】
┗黒船来航から開港まで!【近代】
┗大正〜昭和の暮らしを体感!【現代・民俗】
・いろいろな切り口で歴史を紹介!特別展
┗収蔵品の一部を公開!コレクション展
・ランチはここで!喫茶ともしび
・限定のお土産も!ミュージアムショップ
・神奈川に関する本が集合!ミュージアムライブラリー
・所要時間など気になる疑問
┗営業時間、定休日は?
┗所要時間はどれくらい?
┗混雑する時期は?
┗子どもでも楽しめる?
神奈川県立歴史博物館の入場料は、下記の通りです。
■入場料
区分 | 常設展 | 特別展 | コレクション展 |
---|---|---|---|
20歳以上 | 300円 | 別料金 | 無料 |
学生 20歳未満 | 200円 | ||
高校生 65歳以上 | 100円 | ||
中学生以下 | 無料 |
※学生は学生証、20歳未満と65歳以上の方は要年齢証明証
※特別展の料金は企画内容によって変わります。最新の情報は公式ホームページをご確認ください
※喫茶ともしび、ミュージアムショップ、ミュージアムライブラリーは入場料なしで利用可
※前売り券はありません(団体以外は予約不要)
はじめにご紹介する見どころは、神奈川県立歴史博物館の建物です。
中の展示もさることながら、こちらの博物館は建物自体にも価値があるんです!
存在感のある建物で、目を引きます
建物は1904(明治37)年に横浜正金銀行本店として建てられたもので、今も旧館部分の外観は建築当初そのまま。
ネオ・バロックという当時流行っていた建築様式で、細かい箇所にも装飾や彫刻があり、とても凝った造りです!
日本を代表する近代建築です
国の重要文化財・史跡に指定されていて、建物目当てで来館される方も多いそう。
建物の上部には、「エースのドーム」と呼ばれる高さ約19mのドームがあり、博物館のシンボルになっています。
よく見ると、ドームにはドルフィンの装飾があります
ちなみに、普段ドームの内部は非公開ですが、建物見学会が年に数回あり、その時にドームや地下金庫などを見学することができます!
詳しい開催日程などは、公式SNSをチェックしてみてくださいね。
〜建物の内装にも注目!〜
馬車道側の入り口には赤絨毯やステンドグラスがあり、レトロな雰囲気が味わえます!写真撮影にも、おすすめのスポットです。
こちらは近年のものですが、雰囲気があります
神奈川県立歴史博物館の展示室は1〜3階にあり、1階が特別展とコレクション展、2・3階が常設展のエリアになっています。
常設展は5つのテーマに分かれています
なお、音声ガイドの貸し出しはありませんが、自分のスマホに「ポケット学芸員」というアプリを入れれば、展示ガイドを聞くことができますよ!
文字でも表示可能です。詳しくは公式ホームページをご確認ください
また、それぞれのフロアにはボランティアガイドさんがいて、展示解説を聞くことも!気になった展示があれば、ぜひ声をかけてみてくださいね。
それでは、2階と3階にある常設展からご紹介したいと思います!
■撮影について
常設展示室は撮影可能ですが、一部撮影禁止の展示やエリアもあるのでご注意ください。
※特別展示室は撮影不可
※今回は特別に許可を得て撮影しています
常設展は、3階フロアの原始・古代「さがみの古代に生きた人びと」からスタート。
こちらでは、旧石器時代〜平安時代までの神奈川の様子が展示されています。
ワクワクする空間です!
ガラスケースには、神奈川県内から出土された土器や埴輪がズラリ!模様や形、用途がさまざまで、見比べてみるとおもしろいですよ。
バリエーション豊かです
また、こちらの部屋には古墳の模型があり、埴輪がどのように置かれていたかを見ることも!
古墳を囲むようにぐるっと埴輪が置かれています
このように視覚化されていると、とてもわかりやすいですよね。こちらの博物館は模型やジオラマが多く、それもおすすめポイントのひとつです。
そして古代展示室の一番の見どころは、こちらの土で造られた大きな「あたま」。縄文時代に造られた頭部を模したものでは、なんと日本最大級なんです!
写真では伝わりにくいですが、大人の握り拳より大きいです
体が失われているので、土偶なのか土器の装飾なのかは不明ですが、この大きさは珍しいそう。顔のパーツが独特で、なんだか愛着が湧く表情をしています!
なお、こちらの展示室には他にもユニークな表情や個性的な見た目の土器や埴輪がありますので、チェックしてみてくださいね。
それぞれ違っておもしろいです!
〜生活区域からの出土も!〜
展示物の中には、普段、私たちが生活している場所から出土したものも。身近な場所に歴史的なものが眠っているなんて、ロマンを感じますね!
こちらは湯河原の中学校敷地から出土された勾玉
続いて、3階フロアにある中世「都市鎌倉と中世びと」のエリアへ。鎌倉幕府の始まりから後北条氏の滅亡までの歴史と文化を紹介しているエリアです。
一歩足を踏み入れると…大きな3体の仏像が目に飛び込んできました!
荘厳さと迫力に圧倒されます
こちらは伊勢原市にある日向薬師宝城坊の薬師如来(複製)で、あの源頼朝や北条政子も崇敬していたそうです。
中世のエリアには、他にも仏像が複数ありますので、仏像に興味がある方はお見逃しなく!
お寺とはまた違った角度や明るさで見られるのがポイント
仏像の近くには、鎌倉にある古刹・円覚寺の舎利殿を実物大で再現した空間も!屋根の造りや花頭窓(かとうまど)も再現されていて、本当に円覚寺の舎利殿にいるかのような気分が味わえますよ。
天井が高く、厳かな雰囲気です
3階フロアの奥の展示室には、中世の鎌倉地域を再現したジオラマや、その昔、海老名にあった相模国分僧寺などの大きな模型もあります。
鎌倉地域のジオラマは、ボタンを押すと音声ガイドが流れます
また、展示室を囲むように配置されたガラスケースには、源頼朝や三浦義明の坐像(いずれも複製)も…!
坐像は大きく、威厳が感じられます
他にも中世エリアには北条義時が制定した御成敗式目や、戦国時代の甲冑の展示などがありますので、ぜひ隅々まで見てくださいね!
中世の展示を見た後は、3階から2階のフロアへ。こちらのフロアでは、近世、近代、現代・民俗をテーマにした展示をご紹介します!
まずは順路通り、近世から!
近世「近世の街道と庶民文化」の見どころは、東海道と相模国や武蔵国の名所が描かれた浮世絵!鮮やかな色彩で細かく描かれていて、当時の様子がよくわかりますよ。
浮世絵は幕末に活躍した歌川広重のもの
浮世絵の周辺には、江戸時代の笠や合羽など、実際に使用されていた旅道具の展示があります。
実物が展示されています
当時は徒歩での移動が基本のため、旅道具は小型化・軽量化されていたそうです。
突然ですが、ここでクイズです!みなさん、これは何の道具かわかりますか?
革でできています。ヒントは“何かの入れもの”
答えは…
「小銭入れ」でした!旅の道中に素早く小銭を取り出せるよう、腰に吊るして使用していたそうです。現在では見ない形ですよね。
他にも、近世のコーナーには神奈川の物産品のパネル展示などがありますので、見てみてくださいね。
鎌倉の物産は刀剣!昔は鎌倉に刀工が多くいたそう
〜その時期のお楽しみ!トピック展示〜
常設展の一角には「トピック展示」があり、こちらは時期により内容が変わります。何回足を運んでも、飽きずに楽しめますね!
企画展と連動した展示が行われることも
続いてご紹介するのは、近代「横浜開港と近代化」の展示室。
進んで行くと、いきなりこのような大砲が目の前に現れます…!
全長3.83m!インパクトのある大砲です
こちらはペリー来航後、再来航に備えて品川台場に配備されていた大砲の模型です。そばで見ると、かなり大きいです!
そして近くには、当時の日本人が描いたペリーの似顔絵も。実はこちらの絵、 ペリーと直接会っていない人たちが想像で描いたものだそうです。
なんだかどの絵も顔が違いますね(笑)
奥へと進むと、広い展示エリアに出ます。こちらでは、黒船の模型や横浜開港の様子などが見られますよ。
黒船の模型(写真右下)は精密に造られていて、見応えがあります
展示室の一角には、明治20年代の横浜の中心部を復元したジオラマも。西洋風の建物が多く並び、現在とは少し違った雰囲気です!
真ん中の通りが日本大通り。奥に見える建物は横浜税関です
ジオラマのなかに現存する建物はありませんが、道路と街区は当時とあまり変わっていませんので、帰りに周辺を散策して当時の雰囲気を感じてみてはいかがでしょうか?
〜建物の内装にも注目!〜
2階の展示室は、銀行時代の建物が活かされた造りになっています。窓の装飾などもじっくり見られますので、チェックしてみてくださいね!
アーチ型の装飾が素敵です
常設展のさいごの展示室は、現代・民俗「現代の神奈川と伝統文化」。
関東大震災や戦争と復興、高度経済成長期などについて紹介しているエリアです。
当時の人々の暮らしが写真で見られます
大正時代のオルガンや昭和初期の冷蔵庫やミシンなど、昔の生活用品の実物展示も!年配の方が「懐かしい!」と言って見学されていました。
テレビは昭和30年代のSHARPのもの
また、こちらの展示室には1964(昭和39)年に開催された東京オリンピック時の横浜の様子を紹介した写真などがありますので、チェックしてみてくださいね。
神奈川県ではサッカー、バレーボール、カヌー、ヨットを開催
展示室の奥には、日本の民家や習わし、伝統などを紹介しているエリアも。高度経済成長期以前の一般的な民家を実物大で再現しているコーナーでは、タイムスリップしたかのような気分に…!
屋根は茅葺き。居間には囲炉裏があります
他にもこちらのコーナーには、道祖神、絵馬やお守りなど、日常で何気なく見かけているものの展示も。
信仰は世代を超えて受け継がれています
また、奥のエリアには、現代に受け継がれている日本の伝統的な風習やお祭りを紹介したデジタルコンテンツもありますので、こちらも見てみてくださいね!
知っている風習・お祭りはありますか?
続いてご紹介する見どころは、神奈川県立歴史博物館の1階で開催されている、特別展!
インフォメーション窓口の奥に特別展示室があります
特別展は特定のテーマで行われている展示で、年に数回、内容が変わります。
私が訪れた時は足柄地域の仏像が一堂に会する展示が開催されていました!
普段は非公開の仏像や、国指定重要文化財の仏像もありました
特別展はいずれもかながわの歴史にまつわるものがテーマで、学芸員が研究成果をもとに考えているそう。
これまでの開催情報や最新の特別展の情報は、公式ホームページを見てみてくださいね!
1階にはコレクション展示室も!こちらでは、年に1回程度、博物館の豊富な所蔵資料を無料で観覧できる展示を開催しています。
入場料なしでどなたも観覧ができます
ぜひ、こちらも見てみてくださいね!
※特別展のエリアになっている場合もあります。開催情報は公式ホームページをご確認ください
神奈川県立歴史博物館には、カフェレストラン「喫茶ともしび」も併設しています。
歴史的な建物を活かしたカフェレストランで、レトロな洋館の雰囲気を味わいながら食事ができますよ。
素敵な内装です!
メニューは、パスタやカレー、デザートやドリンクなど。時期によっては、企画展と連動したメニューも登場します。
洋食を中心にいろいろなメニューがあります
※メニューは変更になる場合があります
今回、私は定番メニューである「懐かしのナポリタン」をいただきました。
ナポリタンは程良いかたさのパスタに甘めのケチャップソースがよく絡み、昔懐かしい味わいで美味しいです!
ナポリタン1,030円(ミニサラダ・飲み物付き)
タバスコ・粉チーズも一緒に提供してくれますので、途中で味を変えて楽しむこともできますよ。
食後のデザートには、「横濱馬車道あいす」を注文しました。
横濱馬車道あいす390円
実は博物館がある馬車道通りは、日本で初めてアイスクリームが製造・販売された場所なんです!こちらは、発売当初のアイスをイメージして作られたものです。
アイスは少しかためのさっぱりとした甘さで、卵の風味が豊か!ぜひ、ランチのデザートやティータイムに食べてみてくださいね。
神奈川県立歴史博物館の出入り口付近には、ミュージアムショップもあります。雑貨から書籍までいろいろなものが揃っていますので、立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
※商品のラインナップは変更になる場合があります
特別展にまつわるものも置いてあります
スタッフの方に伺ったところ、オリジナルの「ダンスチケット」が人気とのこと。戦後のダンスホールなどでダンサーと踊るために購入する券を復刻したものだそうです。
おしゃれなデザイン!しおりとしても使えます
他にもミュージアムショップには、ここだけでしか買えないポストカードや横浜ならではのお土産もありますので、チェックしてみてください!
横浜から生まれた初の国産石鹸の復刻版も!(写真右下)
神奈川県立歴史博物館には、ミュージアムライブラリー(図書室)も!神奈川の歴史や考古、美術、民俗などに関する本が揃っています。
どなたでも無料で利用できます
本は外への持ち出しはできませんが、ミュージアムライブラリーにあるデスクで閲覧可能ですよ。
荷物は無料ロッカーに預けて利用しましょう
展示を見て興味が湧いたことやより深く知りたいことがあれば、こちらで調べてみてはいかがでしょうか?
ここでは、神奈川県立歴史博物館に行く前に知っておきたい情報をご紹介します!
営業時間は9:30~17:00(最終入館16:30)で、定休日は月曜と年末年始です。
※月曜が祝日の場合は開館
※その他、臨時休館あり。詳細は公式ホームページをご確認ください
常設展は1〜1時間半程度滞在される方が多いそうです。展示をじっくり観たい方や特別展も観たい方は、2時間以上あると良いと思います。
一年の内、GWや夏休みが混雑します。また、11月3日(文化の日)はイベントが開催されるため、混雑するそう。
その時期に行かれる方は、時間に余裕を持って行きましょう!
ジオラマなどは小さなお子さまも見て楽しめると思いますが、その他の展示は小学生以上の方が楽しめると思います。
なお、神奈川県立歴史博物館では子ども向けのワークシートもありますので、お子さま連れの方は利用してみてはいかがでしょうか?
子どもの視点で楽しめる内容になっています
〜ゆるキャラもチェック!〜
神奈川県立歴史博物館には、「パンチの守(かみ)」というキャラクターがいます。営業部長として活躍しているので、館内を探してみてくださいね!
キャラクターの詳細については公式ホームページをご確認ください
神奈川県立歴史博物館は、博物館通りと馬車道の通りに面した場所にあります。ドームが目を引く大きな建物なので、見つけやすいと思います!
【クルマで行く場合】
高速道路を利用の場合、最寄りは首都高速横羽線・みなとみらいランプで、そこから約5分です。
■駐車場
施設に専用駐車場はありません。タイムズパーキングなど周辺の駐車場を利用しましょう。
なお、周辺のタイムズ横浜相生町第4、タイムズ横浜相生町第5などではタイムズクラブアプリがあればPayPayでの精算も可能です。PayPayのポイントとタイムズポイントがWでたまりますので、ぜひ、チェックしてみてくださいね。
【電車で行く場合】
最寄り駅はみなとみらい線・馬車道駅で、3番・5番出口から徒歩約1分です。
市営地下鉄・関内駅の9番出口から徒歩約5分、JR桜木町駅の新南口(ICカード専用)から徒歩約5分、JR関内駅からは徒歩約8分です。
以上、神奈川県立歴史博物館の見どころなどをご紹介しました。
今回ご紹介した展示はほんの一部で、館内にはまだまだ展示がたくさんあります!入場料300円とは思えない充実具合ですので、ぜひ、実際に足を運んでみてくださいね。
※この記事は更新日時点の情報です
※表示価格は更新日時点の税込価格です
※金額・商品・サービス・展示内容等の最新情報は各公式ホームページ等をご確認ください
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※本文中では、TM、(R)マークは明記しておりません
※情報は更新日時点のものです。施設や店舗の営業状況が変更されている場合があります。最新の情報は各施設や各店舗の公式ホームページでご確認ください。
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