舞殿と本宮

鶴岡八幡宮の見どころや歴史を徹底ガイド!鎌倉観光の起点にも
鎌倉(神奈川県)

2022/06/16 更新

※情報は更新日時点のものです。施設や店舗の営業状況が変更されている場合があります。最新の情報は各施設や各店舗の公式ホームページでご確認ください。

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鎌倉のシンボルのひとつである、鶴岡八幡宮

海からほど近い、鎌倉市の雪ノ下に位置する「鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう)」。約800年もの歴史がある、鎌倉で圧倒的な存在感を誇る神社です。

鎌倉駅、由比ガ浜から徒歩圏内で、近くには飲食店やお土産屋さんが軒を連ねる小町通りもあり、観光の起点としてもおすすめの場所です。

今回は、そんな鶴岡八幡宮の見どころを、歴史と合わせてお伝えしたいと思います!

鎌倉の観光スポット近くにある駐車場特集

アクセス&駐車場情報

クルマでお越しの方

高速道路を利用の場合、最寄りのICは横浜横須賀道路・朝比奈ICで、そこから県道204号線経由で20分程度です。

■駐車場について
普通車40台(参拝者専用駐車場)
1時間まで600円、以降30分毎300円
第1駐車場(御本殿の裏手付近)第2駐車場(鶴岡ミュージアム カフェ&ショップ付近)があり、第1駐車場の方が台数が多いです

駐車場の入口

第2駐車場。県道21号線沿いにあります

周辺のタイムズの駐車場

鶴岡八幡宮の周辺には、タイムズの駐車場がいくつかあります。専用駐車場が満車の場合などは、こちらもチェックしてみてください。

精算ラクラク!タイムズクラブアプリとは?

電車でお越しの方

最寄り駅はJR横須賀線・JR湘南新宿ラインの鎌倉駅で、東口から徒歩10分です。江ノ島電鉄・江ノ電鎌倉駅からも徒歩10分で到着します。

■バスについて
鎌倉駅、本郷台駅、大船駅、上大岡駅などから路線バスも出ています。八幡宮か鎌倉八幡宮前、もしくは八幡宮裏のバス停でお降りください。

参道(若宮大路、段葛)を通る場合

鶴岡八幡宮は、源頼朝が鶴岡八幡宮を現在の地に遷した後、町づくりの一環として整備した「若宮大路」が、由比ガ浜から続いています。

若宮大路のスタートは、一ノ鳥居です。こちらを通って境内に向かう場合は、江ノ島電鉄・和田塚駅を利用するか、由比ガ浜周辺のタイムズ駐車場を利用するのがおすすめです。

石造りの大きな鳥居

一ノ鳥居。由比ガ浜の海岸からは徒歩10分程度

なお、一ノ鳥居から境内の入り口である三ノ鳥居までは約2キロありますので、体力には余裕を持って行きましょう!

一ノ鳥居から若宮大路を進んで行くと、ニノ鳥居がある「段葛(だんかずら)」が見えてきます。段葛は車道より一段高くなっている参道で、三ノ鳥居まで約500m続いています。

この段葛は、源頼朝が正室・政子の安産祈願のために造営しました。

石造りの大きな鳥居

古くは海岸まで続いていて、両側には塀があったそう

段葛を通る場合は、電車の場合は鎌倉駅、クルマの場合は鎌倉駅周辺にとめると良いと思います。

ちなみに段葛の両脇には桜の木が植えられていて、毎年3月下旬~4月上旬頃に開花します。その時期に行かれる方はぜひ見てみてくださいね。

満開の桜並木

開花時期は華やかな雰囲気になります

鶴岡八幡宮の創建や歴史

鶴岡八幡宮は、鎌倉幕府を築いた源頼朝(みなもとのよりとも)公とゆかりの深い神社です。

鶴岡八幡宮の歴史は、源頼朝公の祖先・源頼義(みなもとのよりよし)が、由比ガ浜に源氏の氏神として八幡神を祀ったことからはじまります。その後、1180年に源頼朝公が現在の場所に遷して、現在の鶴岡八幡宮の基礎が造られました。

厳かな雰囲気の社殿

1191年の鎌倉大火の後、社殿は上下両宮の現在の形になりました

鶴岡八幡宮は神社としてだけでなく、鎌倉の町づくりや文化発信の拠点としての面も。流鏑馬(やぶさめ)や舞楽など鎌倉幕府の祭事を行なう、重要な場所でもあったんです。

馬に乗って弓を引く人

馬で駆けながら的を射抜く流鏑馬神事は、現在でも行われています

1333年に鎌倉幕府は終焉を迎えますが、鶴岡八幡宮はその後も武家政権発祥の地として信仰され、江戸時代には徳川家康も復興・保護に力を注いだそうです。

ご祭神、ご利益について

鶴岡八幡宮のご祭神は、「応神天皇(おうじんてんのう)」「比売神(ひめがみ)」「神功皇后(じんぐうこうごう)」

3柱の神様は八幡神で、「武運の神」として武家に篤く信仰されていたことから、家の繁栄のみならず勝利祈願・必勝祈願にご利益があると言われています。

朱塗りの楼門と石段

こちらの楼門の先の本宮に祀られています

また、神功皇后が身籠っている時に戦に遠征し、その後、無事に出産したことから安産、子育てにもご利益があるそうです。

鶴岡八幡宮の開門時間など

鶴岡八幡宮の開門時間などは、下記の通りです。

 ■開門時間
6:00~21:00
◆神符守札授与所:8:30~17:00
◆ご祈祷、御朱印受付:8:30~16:30

■拝観料
なし
宝物殿は200円

■お休み
無休

■施設について
車椅子の無料貸し出しあり、多目的トイレあり、授乳室・おむつ替えシートあり、ペット(犬、猫など)の同伴不可

鶴岡八幡宮の地図

境内のマップ。本宮は大石段の上にあります

新型コロナウイルス感染症対策

鶴岡八幡宮では、アルコール消毒液や飛沫防止用シートの設置など、各所で新型コロナウイルス感染症対策が行われています。

御参拝の皆様へのお願いと書かれた看板

鶴岡八幡宮のコロナ感染症対策に関するお願い

行かれる際はマスクを着用し、境内では会話を控えめにするように心がけましょう!

まずは御本殿を参拝しよう

参道を抜けると、三ノ鳥居に到着します。一礼をして鳥居をくぐり、こちらから御本殿へと向かいます。

交差点に建てられた朱鳥居

境内の入り口にある三ノ鳥居。大きく立派な鳥居です

境内を進んで行くと、緑の木々に囲まれた、赤い社殿が目に飛び込んできます。かつて幕府があった頃の栄華が感じられるような、美しい風景です!

参拝者が訪れている広い境内

境内は開放的かつ、荘厳な雰囲気

なお、現在、手水は柄杓を使わない形のものが正面から見て左側にあります。御本殿に行く前にこちらで手や口を清めておきましょう。

竹を通して水が注がれている手水舎

竹筒から水が流れています

御本殿へは大石段を上って行くのですが、大石段の手前には、ひと際目を引く大きな「舞殿(まいでん)」があります。

こちらは、かつて静御前(しずかごぜん)が義経を慕い、「しづやしづ…」と舞を舞ったとされる若宮廻廊があった場所です。大河ドラマなどでも、印象的なシーンですね。

朱塗りが美しい立派なつくりの舞殿

舞殿。舞を舞ったとされる若宮廻廊跡に建つ社殿です

現在では、舞殿で神事の他、結婚式も行われています。歴史情緒豊かな建物での挙式…憧れます!

舞殿を参拝した後は、いよいよ御本殿へ。御本殿は、長い大石段の上にあります。手すりはないので、足元に注意をしながら上りましょう。

石段の先に見える楼門

楼門の奥に御本殿があります

大石段を上ったら、御本殿(本宮)に到着です。参拝方法は、2拝2拍手1拝。祈りを込めて、心静かに参拝しましょう。

ちなみに御本殿は、1828年に江戸幕府11代将軍・徳川家斉が造営したもので、国の重要文化財に指定されています。ぜひ、建物にも注目してみてください。

※御本殿内は撮影禁止ですので、ご注意を

ご祈祷について

御本殿では、申し込みをすれば昇殿してご祈祷を受けることができます。

厄除け、お宮参り、七五三、安産祈願など、様々な祈願のご祈祷を受けられますよ。ご祈祷を希望される場合は、大石段下にある祈祷受付所で申し込みをしましょう。

大麻を掲げる神主

祝詞をあげてご祈祷していただけます

なお、車のお祓いをしてくれる車祓いも行なわれていますので、新車を購入した際や年の節目に受けてみてはいかがでしょうか?

◆受付時間:8:30~16:30
◆初穂料:1件につき10,000円~
◆予約不可。当日受付のみ
◆服装:正装がおすすめ

御朱印をいただこう

鶴岡八幡宮では、参拝の証である御朱印をいただくことができます。

御朱印は鶴岡八幡宮と、境内にある旗上弁財天社の2種類。御本殿の前、大石段下の受付、旗上弁財天社の授与所(旗上弁財天社の御朱印のみ)で頒布されています。

横並びのご朱印

左が鶴岡八幡宮(初穂料500円)、右が旗上弁財天社(初穂料300円)の御朱印

三が日には、お正月限定の御朱印が頒布されることも!頒布の有無などは、時期が近くなりましたら公式ホームページなどでご確認ください。

なお、鶴岡八幡宮では、オリジナルの御朱印帳も用意されています。まだ御朱印帳を持っていない方などは、チェックしてみてくださいね。

ご朱印帳のデザイン4種

御朱印帳。初穂料1,500円〜

おみくじを引いてみよう

鶴岡八幡宮では、境内の数カ所でおみくじを引くことができます。

時期によって変わりますが、訪れた時は鳩みくじ、開運・招福お守り入りおみくじ、えんむすびおみくじの3種類がありました。

境内に設置されたおみくじ箱

いずれも初穂料は200円

今回、“八幡様のお使い”と言われている鳩にちなんで、鳩みくじを引きました。さっそく開けてみると、可愛らしい鳩のお守りが入っていました!

根付ストラップ型のお守りと入れ物

鳩のお守りには鶴岡八幡宮の印が入っています

運勢は、残念ながら凶。(鳩みくじは大吉・吉・中吉・小吉・末吉・凶・大凶の順番)ただ、運勢の良し悪しよりも、内容をよく読むことが大切だそうです。

凶と書かれたおみくじ

内容をよく読み、肝に銘じたいと思います

なお、鶴岡八幡宮にはちょっと変わった凶運みくじ納め箱という、凶・大凶のおみくじを納める箱があります。

3本の矢と赤色の箱

おみくじの近くに設置されています

凶運のおみくじを結んで箱に奉納し、中央の矢鏑をつかむと、凶運が吉運・強運に転じるそうです。とてもありがたい存在ですね!凶運が出た際には、ぜひこちらに納めてくださいね。

お守りを授かろう

境内の授与所では、さまざまなお守りも揃っています。

流鏑馬の絵が描かれた仕事守、静御前と義経にちなんだ縁結守、鶴と槐(子安の木)をかたどった安産守などがあります。

色彩豊かなお守りの数々

(上)仕事守、(左下)安産守、(右下)縁結守

実は鶴岡八幡宮は、破魔矢の発祥の地とも言われています。そんな破魔矢にちなんだ、破魔矢守もありますよ。

矢を象った金属型のお守り

破魔矢守。災いを祓い除ける意味が込められています

他にも刀守や鳩鈴守などがありますので、願いごとなどに合わせて選んでみてくださいね。

■お守り返納について
境内には、古くなったお守りを納める場所があります。時間が経過したお守りなどは、そちらに納めましょう!
※神社で受けたお札・お守り以外は納められません

源氏池など境内をめぐろう

鶴岡八幡宮には、御本殿の他にもご社殿がいくつかあります。源氏池などの名所と合わせて、ご紹介していきたいと思います!

【重要文化財】若宮(下宮)

大石段の東側には、「若宮」があります。こちらには本宮の御祭神である応神天皇の御子神である仁徳天皇(にんとくてんのう)の他、3柱の神様が祀られています。

荘厳な雰囲気漂う若宮の社殿

若宮。本宮同様に重んじられてきた場所です

現在のご社殿は、江戸時代初期のもの。国の重要文化財に指定されています。唐獅子など色彩豊かな装飾が施されていますので、建物もじっくり見てみてください!

源氏池、旗上弁財天社

鶴岡八幡宮の境内には、太鼓橋を挟んで源氏池と平家池が配置されています。

この池は1182年に頼朝が大葉景義(おおばかげよし)に命じて造られた池と言われています。平家滅亡を祈り、平家池には4(死)つの島を、源氏池には3(産)つの島を配したという逸話があるそうです。

藤棚の下に設置されたベンチ

池の周りにはベンチがあり、源氏池を眺めながら休憩できます

源氏池の島のひとつには、池の造成時に弁財天を祀ったのが始まりとされる、「旗上弁財天(はたあげべんざいてん)社」があります。

現在では源頼朝公の旗上げにちなみ、祈願と名前の入った源氏の二引きの旗の掲揚や、弁天様の神使の巳の日の祈祷が行われています。はためく無数の白い旗は、圧巻です!

池の奥に見える大量の白旗

白旗は源氏の旗印だと伝えられています(平家は赤旗)

なお、弁財天は芸能・開運の神様とも言われており、芸事を磨きたい方や、運気を上げたい方にもおすすめの神社です。

朱色が鮮やかな弁財天社殿

鎌倉七福神めぐりの内の1社でもあります

恋愛運がアップする!?政子石

旗上弁財天社の裏手には、政子石(別名・姫石)という大きな石が安置されています。

古くより縁結び・夫婦円満・子授などの祈願石として知られているそうですので、ぜひこちらにも足を運んでみてくださいね。

朱色の柵に囲まれた政子石

授与所では“政子石守”も頒布されています

【重要文化財】丸山稲荷社

大石段を上がった本宮の西側には、「丸山稲荷社」があります。こちらは鶴岡八幡宮で最も古い室町期の社殿で、本宮の鎮座以前から祀られていた地主神です。

石塔と鳥居と社殿

境内に現存する最古の建造物です

ご祭神は、倉稲魂命(うかのみたまのみこと)。五穀豊穣、商売繁盛の神様として信仰されています。

源氏を祀る、白旗神社

境内の東側にある「白旗神社」は、源頼朝公実朝公が祀られている神社です。2柱のご神徳にあやかり、必勝や学業成就を祈願しに訪れる方が多いそう。

石塔と黒塗りの社殿

珍しい、黒塗りの社殿です

正面の参道から少し離れた場所にあるので、落ち着いて静かに参拝できますよ。

「親」銀杏と「子」銀杏

大石段の横には、大きな銀杏の木(幹)と、まだ若くて細い銀杏の木があります。

実はこちら、元々は樹齢1000年を数える1本の大銀杏でしたが、2010年に強風で倒伏してしまったため移植し、その際に残った根から子銀杏が芽生え、現在の形になりました。

石段の横に植えられた木々

こちらは子銀杏。親子ともに順調に成長しています

ちなみに倒木前の銀杏は、実朝公の甥である公暁が隠れていたという伝説も残っています。

春と冬に開園!神苑ぼたん庭園

源平池のほとりにある回遊式庭園は、春と冬のぼたんの見頃の時期には「神苑ぼたん庭園」として開園します。春ぼたん、正月ぼたんが植えられていて、色とりどりのぼたんが楽しめますので、その時期に行かれる方は、ぜひ見てみてください!

◆営業時間:10:00〜16:00
◆入園料:300円
◆見ごろ:正月ぼたん例年1〜2月、春ぼたん4〜5月
※営業時間、入園料は年度により変わる場合あり
※見ごろは気候により前後する場合あり
※見ごろの時期以外は開園していません。詳細は時期が近くなりましたら公式ホームページなどでご確認ください

文化施設で歴史を知ろう

境内には、鎌倉の歴史に関する史料や御神宝などを展示している施設があります。

こちらをまわれば、より深く鎌倉の歴史を知ることができますよ!

鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム

平家池にある「鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム」は、鶴岡八幡宮や鎌倉に関わる展示を行なっているミュージアムです。

広い敷地の佇む白い建物

建物は建築家・坂倉準三の設計

常設展はなく、企画展のみになりますので、行く前に公式ホームページで現在の展示をチェックしておくのがおすすめです。

※2023年1月9日まで、大河ドラマ館として開館しています

◆営業時間:10:00~16:30(入館は16:00まで)
◆休館日:月曜、展示替え

国宝の展示もある、宝物殿

御本殿の西側の廻廊には、「宝物殿」があります。昔の武具や工芸品など鶴岡八幡宮の御社宝や、国宝に指定されている弓矢など、貴重なものが多数展示されています。

宝物殿入口と書かれた看板

鶴岡八幡宮や源氏の歴史も分かります

拝観料は、200円です。御本殿の参拝後に、ぜひ訪れてみてくださいね。

◆営業時間:9:00~16:00
◆休館日:なし(展示替えなどによる休館あり)

貴重な文化遺産が集まる、鎌倉国宝館

鶴岡八幡宮の境内には、「鎌倉国宝館」もあります。鎌倉の貴重な仏像を展示している常設展示の他、時期により内容が変わる特別展が開催されていますので、こちらも合わせて立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

◆営業時間:9:00〜16:30(入館は16:00まで)
◆休館日:月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始等
◆拝観料:展覧会により料金が異なります

おしゃれで美味しい!境内のカフェ

鎌倉文学館 鶴岡ミュージアムのすぐお隣には、「鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム カフェ&ショップ」があります。

こちらは、2019年にオープンしたミュージアムのカフェ。ドリンクの他、オリジナルの和スイーツや自家製パンのホットサンドやバゲットサンドなどが味わえますよ。

テラス席がある平屋の建物

モダンな雰囲気のカフェ。パン工房も併設されています

店内は窓が大きく、境内の緑がよく見えます。外の景色を見ながら、優雅なティータイムが過ごせます。

テーブル席と大木の切り株

内には倒伏した大銀杏の一部も展示されています

ドリンクはドリップコーヒー、紅茶、ほうじ茶、有機フルーツのジュースなど、種類豊富!ノンファットのものや、カフェインレスのものも用意されています。

食べ物と飲み物のメニュー表

自家製のレモネードやジンジャーエールもあります

ここに来たらぜひ飲んでいただきたいのが、オリジナルブレンドの紅茶!ダージリンに、白檀(サンダルウッド)がブレンドされているんです。

カップとポットに入った紅茶

オリジナルブレンド白檀650円。1.5杯分くらいあります

ティーカップにお茶を注ぎ顔を近づけると、ほのかに白檀の良い香りが広がります。味はダージリンベースで飲みやすく、スイーツや食事にも合わせやすいですよ。

今回、私はお茶と一緒に宇治抹茶プリンもオーダーしました。和のスイーツに洋のエッセンスを取り入れた、お店の創作スイーツです。

青い食器に盛り付けられた抹茶プリン

宇治抹茶プリンのアーモンドスープ仕立て700円

プリンは抹茶が濃く、上品な甘さ。アーモンドスープともよく合います。プリンの上にはナッツやクランベリーなどがのっていて、ひと皿で色々な美味しさが味わえます!ハチミツもついてきますので、お好みでかけてみてくださいね。

お土産もあります

カフェ&ショップでは、店頭でダージリンやアールグレイの茶葉、タンブラーなども販売しています。ぜひ、こちらもチェックしてみてくださいね!

陳列されたタンブラーの数々

おしゃれなカップスリーブ(写真下段)もあります

◆営業時間:10:00~17:00(L.O.16:30)
◆定休日:月曜(祝日の場合は翌日)
◆予約不可

ランチにおすすめ!茶寮 風の杜

鶴岡八幡宮の周辺には飲食店が多数ありますが、実は境内の中にもレストランがあるんです!

それがこちらの、お菓子や会席料理で有名な日影茶屋が監修する「茶寮 風の杜」。平家池に面した場所にあり、池を眺めながら食事ができます。

蓮が生茂る池とガラス張りの建物

平家池に浮かぶ風の杜。7月頃には、蓮の花も見られます

店内は和モダン風で、落ち着いた雰囲気。漆喰壁の白で統一された、高級感のあるインテリアが素敵です!

白を基調とした綺麗な店内

窓際の席が人気です

メニューは、うどんと和スイーツなど。高級な雰囲気のお店ですが、お料理の価格はお手頃なので、気軽に利用しやすいと思います。

写真を使ったメニュー表

抹茶パフェや抹茶ラテなど、抹茶メニューも充実しています

ランチのおすすめは、三浦にある製麺所でつくられた麺を使用した、鎌倉うどん!スープはカツオの一番だしがきいていて、滋味あふれる上品な味わいです。

油揚げやかまぼこがのったうどん

鎌倉うどん1,000円(北条の家紋は期間限定)

麺はコシが強めで、食べ応えがあります。また、大きなお揚げが一枚丸々と入っているので、満足感がありますよ!

◆営業時間:10:30~17:00
◆定休日:なし
◆予約不可

その他、休憩所

境内には、参拝者用に柳原休憩所、源氏池休憩所(現在閉鎖中)、御谷休憩所の3つの休憩所があり、自由に休むことができます。

外階段が付いた二階建ての建物

舞殿から近い場所にある、柳原休憩所

休憩所では、甘味や甘酒なども販売していますので、食べたり飲んだりしながら、ひと息入れることもできますよ。

売店を備える平屋の建物

御谷休憩所は県道21号線沿いにあります

また、休憩所ではお土産も販売していますので、参拝の帰りなどに、立ち寄ってみてくださいね。

柳原休憩所
◆営業時間:9:00~16:00 ◆定休日:なし
源氏池休憩所 ※現在閉鎖中
◆営業時間:9:00~16:00 ◆定休日:なし
御谷休憩所
◆営業時間:9:00~16:00 ◆定休日:なし

混雑など気になる疑問

ここでは、鶴岡八幡宮に行く前に知っておきたい情報をご紹介します!

混雑する時期は?

お正月は、多くの初詣の参拝者で賑わいます。時間帯によっては大石段を上がる前に並ぶことが多いので、時間に余裕を持って行くのがおすすめです。

お正月以外も、年間を通して多くの参拝者が訪れます。(特に御守授与所や御朱印所の開いている8時半~16時半頃は参拝される方が多いです)

平日は比較的、落ち着いていますので、ゆっくりと参拝されたい方は祭事のない日の平日がおすすめです。

所要時間は?

御本殿への参拝だけであれば20分、他のご社殿を参拝したり、境内を散策するのであれば1時間以上(鎌倉文華館 鶴岡ミュージアムを見たり、ランチをする場合はさらにプラス)見ておくと良いと思います。

さいごに

以上、鶴岡八幡宮の見どころなどをご紹介しました。鶴岡八幡宮の周辺にはほかにも神社仏閣や源頼朝公ゆかりの場所がありますので、鶴岡八幡宮を起点に、色々と巡るのもおすすめですよ。

また、段葛のある若宮大路や小町通りにはお土産屋さんやグルメスポットがたくさんありますので、合わせて寄ってみてはいかがでしょうか。

都内から1時間程度で行けますので、ぜひ足を運んでみてくださいね。

※この記事は2022/06/16時点の情報です
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