木で囲まれた広い道

親子で探検 多彩な発見!また来たくなる生田緑地
生田(神奈川県)

2015/06/12 更新

※情報は更新日時点のものです。施設や店舗の営業状況が変更されている場合があります。最新の情報は各施設や各店舗の公式ホームページでご確認ください。

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休日は、息子と一緒に探検日和

「たまには息子と一緒に体を動かして遊びたいなぁ」。そんな思いを巡らせたある休日、ふと「生田緑地」を思い浮かべました。私は川崎市に住んでいるのですが、これまで生田緑地の中を細かく歩いたことがありませんでした。これを機に、息子と一緒に探検してみました!

都心からすぐ

最寄り駅は小田急向ヶ丘遊園駅。新宿から急行で20分です。向ヶ丘遊園駅から生田緑地まで歩くと13分ほど。もちろん駐車場も完備されているのでクルマで行くこともできます。

まずは広場や探勝路で豊かな自然を満喫!

初めに向かったのは中央広場。小さな子ども連れの親子を多く見かけました。走り回ったり寝転んだりして遊ぶのにちょうどいいですね。子どもだけでなく、こちらの広場では、リフレッシュヨガなど大人が楽しめるイベントもあるそうですよ。

広い芝生の広場

青々とした芝生の感触が気持ちいいです

川崎市最大の緑の拠点

生田緑地の広さはなんと東京ドーム38個分の179ha!川崎市最大の緑地だそうです。駅に近い東口から西に向かって丘陵地になっているので、急な階段がある場所も。森をくぐるような探勝路が、探検気分を盛り上げてくれます。

緑の囲まれた木の階段

傾斜がきついので、足元には要注意

緑地内には池や湿地帯があり、「ゲンジボタル」や絶滅危惧種「ホトケドジョウ」などが生息しています。
月に数回、生田緑地内の自然をガイド付きで学ぶ観察会もあるそうなので、次は予定を合わせて来たいと思います。

緑豊かな池

緑だけでなく水資源も豊富

「かわさき宙(そら)と緑の科学館」でプラネタリウムを楽しむ!

中央広場に隣接する「かわさき宙(そら)と緑の科学館」にプラネタリウムがあると聞きつけ、さっそく入ってみました。
息子は学校の理科で天体を習ったばかりで興味津々。良い勉強になりそうです。

鮮明な星空が目の前に!

この科学館のプラネタリウムは、「MEGASTAR-Ⅲ FUSION(メガスター・スリー・フュージョン)」という世界最高水準の機器。全国でもここにしかない最新鋭で、よりリアルで肉眼には見えない星も再現しているそうです。世界旅行や室町時代の星空など、毎月上映テーマが変わります。私たちが見たのは、「大航海時代と南天の星座」がテーマでした。

投影された星空

美しい星空に息をのみました

プラネタリウムを楽しんだ後は、天体望遠鏡を使って自由に天体観測ができる「アストロテラス」で、星を探してみました。昼間でも明るい星を見ることができましたよ!
夜の観測会もあるそうで、土星の輪や月のクレーターを見ることができるそうです。

屋外に設置された天体望遠鏡

昼間に星を見ることができるなんて感動です

市民に愛された人々の〝足〟にも会える

ちなみに、科学館の外にはデゴイチ(D51型機関車)が展示してありました。1960年代まで川崎市を走っていた車両で、深い愛着を持つ市民が多く記念に残したいという思いから、ここ生田緑地内に展示することになったそうです。
初めてデゴイチを見た息子も大興奮でした。

黒い大きな機関車

実際に見ると、迫力のある大きさです

「日本民家園」で江戸時代にタイムスリップ!

広場ではしゃぎ、プラネタリウムで興奮した後は、ちょっと休憩。生田緑地内の「日本民家園」の中で開いている古民家カフェに立ち寄ってみました。

木造の日本家屋

意外にも外国人の観光客が多かったです

ここ「日本民家園」は、東日本の代表的な古民家など25の建物を見ることができます。その中の一つ、原家住宅(明治時代の民家)で、コーヒーやケーキを食べることができました。
こんな素敵な古民家でコーヒーを飲むなんて、ちょっとその当時にタイムスリップしたような気分です。

落ち着いた畳の部屋

落ち着いた雰囲気でまったりできます

古民家を舞台に多彩なイベント

古民家カフェは、毎年春から秋にかけて期間限定で開いているのだそう(開店情報はこちらをチェック)。カフェ以外にも、伝統芸能の公演やわら細工作り体験など、一年を通じてイベントを企画しているとのことなので、いつ行っても楽しめそうです。

「岡本太郎美術館」でアートを満喫!

まだまだ探検し足りない私たち親子。さらに緑地を歩き進めます。すると、巨大な塔が見えてきました。ここは「岡本太郎美術館」。あの「太陽の塔」で有名な岡本太郎は川崎市出身なんですね!その縁で、美術館がここ生田緑地に建てられたそうです。

弯曲した建物と巨大な塔

ひょっこり見えた巨大芸術

見えたのは美術館のシンボル「母の塔」です。高さはなんと30m。目の前で見ると、なかなかの迫力です。「巨木のたくましさ」「母の優しさ」などをイメージしているものだとか。

人のオブジェと白い塔

近くで見上げるとこんな感じです

アートな雰囲気に酔いしれる

美術館内では、岡本太郎や母・かの子の作品が展示してあったり、若手芸術家や海外の芸術家の企画展があったりしました。
ちょっと息子にはまだ難しかったかな?と様子を伺うと、意外にも真剣なまなざしで芸術鑑賞中。これを機に、息子が芸術肌の子に育つかもしれません。

うねった白いアート作品

この雰囲気は普段なかなか味わえないものです
※展示内容は変更になる場合があります

美術館内にあるミュージアム・ショップでは、岡本太郎の作品をモチーフにしたアクセサリーや雑貨を買うことができます。カップやキーチェーンなど、見ていて楽しいものばかり。ちょっとした記念になりますね。

ポスターや雑貨が並ぶ店内

カラフルな店内が楽しいです

その他の見どころ

敷地が広い上にイベントも盛りだくさんで、一日では回りきれません!次回来る時のために、東口ビジターセンターで情報収集して帰りましょう。

ここでも発見

ビジターセンターのカウンターで、ご当地サイダーを発見!神奈川県のオリジナルかんきつ「湘南ゴールド」を使ったサイダーです。川崎市の飲料メーカーが製造しています。

黄色い湘南ゴールドサイダー

さわやかな甘みがおいしいです。息子もお気に入り!

さらに、ビジターセンターの掲示板で「森のマルシェ」のチラシを発見!常駐するスタッフに聞いてみると、「毎月第4日曜日に開いていて、川崎市内で生産したとれたて野菜を買うことができますよ」と優しく教えてくれました。また一つ次回行きたいところが増えました。
※2023年3月現在、「森のマルシェ」は毎月第2・第4日曜日に開催しています

味わい尽くしたりない!

親子二人、たくさん歩いてたくさん学んだ一日になりました。自然の中で親子の絆を深めたい人におすすめです。他にも注目のスポットがまだまだありますので、ぜひ親子で生田緑地を散策してみては。

川崎市藤子・F・不二雄ミュージアム

ミュージアム外観

※この記事は2015/06/12時点の情報です
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