近隣で働く私としては、日比谷公園というと皇居の隣で、ビジネスマンの憩いの場というイメージがあります。
その地下に駐車場があるのを皆さんは知っていますか？
今回は、ここ日比谷駐車場周辺のスポットをご紹介します。

まずは日比谷駐車場へ。公園の木々で入口が見え難いのですが、こちらから入ります。

こちらは駐車台数465台もある、日比谷ではかなり大型の駐車場です。
近隣の商業施設を利用すると駐車料金の優待が受けられます。

駐車場にとめて一安心。
早速ぶらぶらしましょう。

見ると、皇居前の道路が通行止めです。

マラソンでもあるのかと思いきや、「パレスサイクリング」の看板が。

気になったので、自転車の貸し出し所を探しにさらに歩きます。
丸の内警察署皇居前警備派出所横にそれを発見しました。
こちら日曜限定の無料レンタサイクルです。
実は、私も今回初めて知ったのですが、このパレスサイクリングの歴史は長く、
今年でなんと38年目とのこと。驚きです。

そして、レンタサイクルを利用できる場所は、皇居前の内堀通り。
祝田橋から平川門までの往復約3kmを走ることができます。

この日、天気は快晴を通り越して肌が痛いほど。
10時から貸出開始とのことですが、既にちらほら人が集まっています。
中には外国人観光客と思しき人も。
平日はクルマがひしめき合い渋滞の列を作っているような東京のど真ん中を自転車で走れるなんて
そりゃちょっとした思い出にもなるだろうなと思いつつ、私も自転車を物色してみることに。

100台以上はあるとのこと。また、奥には自転車に乗れない方たちのために講習を行っているそう。

よく見ると、ペダルが付いていない自転車に乗ってます。
初めは足で蹴飛ばして自転車でのバランス感覚をつかむのだそう。
そしてその後ペダルをつけて、この広場で練習したのち、最終試験として内堀通りのコースを走ります。
完走すると、こんな賞状をもらえます。

小さいお子さんがいる方たちにはぴったりですね。

皆さん楽しそうにサイクリングをしているのを見ると、やっぱり自分でも走りたいと思い、借りてみることに。

まずは用紙に記入します。

その後、乗りたい自転車を選びます。

でました！タンデム自転車。日本では一部地域を除いて、公道は走れません。
でも、パレスサイクリングでは通行止めをしてサイクリングロードとなっているため走ることができます。

自転車選びを終え、いざ、コースへ！

コースに出ると、ツールドフランスと見紛うような景色が。

どうやら、レンタサイクル利用者だけでなく、ここまで自分の自転車で来て、コースを走っている方もいるそうです。

ただ、通行止めとなっていますが、
皇居を訪れる観光客の方など、道路を横断する方たちがいらっしゃるので、信号は守らないといけません。

無視してしまうと、当たり前ですが信号前に立っている係りの方に注意されますよ。

また、コースも途中で引き返したり、コースアウトすることはできません。
一度走り出したら、完走するのみ。がんばりましょう。

ということで無事にゴールしました。

いい汗かきました。いや、むしろ汗だくです。
ちなみに、春と秋は利用者が多いそうです。
返却し、パレスサイクリングを後にして再びぶらぶら。

そして、皇居前から晴海通りへ入り歩いていると、ゴジラの像が。
迫力があります。

ここは合歓（ねむ）の広場といい、国内外の映画スターの手形もあります。
ゴジラ像の前はどうやら待ち合わせスポットのよう。

さらに帝国ホテル方面に歩いていくと、なにやら女性がたくさん出てきます。

そう、ここは東京宝塚劇場。東京で宝塚を通年公演している専用劇場なのだそう。
どうやら2回公演の1回目が終わったようです。

よく見ると、チケットカウンターで当日券も販売しています。
ということで...、
宝塚未体験の私もついに観劇デビューします！

後編に続く