クルマで遠足

クルマに乗って、出かける気軽な旅の記録。

Vol.065

タイムズから行く、神戸の旅

タイムズから行く、神戸の旅

残暑厳しい8月下旬の神戸

関東では、ようやく暑さの峠も越してきた夏の終わり。朝、家を出るときは、半袖では軽い肌寒さを覚えるほどでした。それから、およそ3時間後。新神戸駅のホームに降り立った時に私を襲ったのは、猛暑の洗礼。うわ、このむせ返るような暑さ。ちょっと久しぶりです。でも、そんなことにひるんでいては、旅はできません。私はマツダレンタカー新神戸店のデミオと、神戸の街へ繰り出しました。

神戸なのに、24時間最大料金600円の大型タイムズに駐車

まず、向かったのは神戸の担当者から勧められた、大型タイムズ「タイムズ神戸浜辺通」です。このタイムズは1286台という広大なスペースもさることながら、駐車後24時間最大料金600円!という安さが何とも魅力。神戸の中心部までは徒歩15分~20分ほどです。駐車場の歩行者用出入り口に置かれている「たのしい街神戸元町」のリーフレット(タイムズの提携店情報とマップ付き)を片手に、さぁ出発です。

お洒落な街かど、旧居留地から、活気あふれる南京町へ

5分程西へ向かって歩くと、旧居留地と呼ばれる一画にやってきました。あちらこちらに、重厚な外観を持つ印象的なビルが立ち並んでいます。中でも旧居留地38番館と向かい合う通りの風景は、日本とは思えないほど。街灯とそこに飾られた花、そのバックには大きな窓が印象的な茶色い石造りの壁。ちょっと気取って歩けば、気分はモデルさんです。ここだけでなく、ファッション誌などで見かけたことのある風景に何度も出会いました。それに、気になったのは、歩く人のお洒落さ。女性も男性もスッキリとしたファッションで、とっても素敵。私も、もうちょっとお洒落してくれば良かったと後悔しました。

横断歩道を何気なく渡ると、街並みが一変していることに気づきました。ズラリと並ぶ店の数々。神戸元町商店街です。こちらは一気に庶民派で、気軽に入れるような店ばかり。右に左に視線を動かしていると、今度はすごい人ごみが目に入りました。
日本三大中華街の一つ、南京町です。とんがり帽子の建物がある広場は、人であふれかえっています。店先で売られている点心がかもし出す、おいしそうな香り。もうたまりません。私も、「たのしい街神戸元町」リーフレットの中から、ここぞというお店を選び出して、お腹いっぱい食べて、タイムズチケットをもらってきました。

フェリーに乗って、神戸港をひと巡り

ジリジリと照りつける太陽の下、南京町から神戸ポートタワーのフェリーに飛び乗って、神戸港遊覧の旅です。デッキにでると、さっきの暑さが嘘のよう。心地よい潮風が吹きぬけています。グルリと、バックして船首の向きを変えた船は、まずモザイクの前を通り過ぎ、造船場が広がるエリアへ。超巨大な自動車輸送船、さらにはちょっと向こうに自衛隊の潜水艦まで見えます。もちろん、こんな近くで見るのは初めて。うわ~、神戸はおしゃれなだけでなく、巨大な工業都市という側面もあるのですね。さらに、向こうに見えるのは、神戸空港、そしてポートアイランド。六甲山を背にした海から見る神戸の風景は、あまりにも美しく印象的なものでした。

山の手の北野で洋館巡り

海のお次は、山の手のお散歩です。北野エリアは、明治時代にヨーロッパからやってきた貿易商が建てた洋館が今も多数残るエリア。坂が多いので、ちょっとしんどいのは確かですが、汗をかいても見る価値のある建物が多数あります。その中でもオススメは、風見鶏の館と萌黄の館。風見鶏の館はドイツ人貿易商ゴッドフリート・トーマス氏が約100年前に建てた家。れんがを使った外観。屋根には、ここ北野のシンボルとなっている風見鶏。おとぎの国から、蘇ってきたかのようです。室内も、目もくらむような装飾とゆったりとした空間。子供部屋だけでも、私の家が丸ごと入りそうなほどでした。

萌黄の館も築約100年の歴史を持つ洋館です。こちらは、アメリカ総領事ハンターシャープ氏の邸宅だったのですが、なるほど言われてみるとアメリカ風。「風と共に去りぬ」に出てきそうな感じです。美しい若葉色の外壁が、夏の光にマッチして、さらにその魅力を増していました。

ちょっと名残惜しいけれど、さようなら神戸

最後に訪ねたのは六甲山中腹のヴィーナスブリッジです。フェリーから見る風景とは反対に、山から神戸の街並みを眺めました。あ~、神戸にはまだまだ見たいところがあるなと、ちょっと後悔です。心残りを秘めたまま、帰りの新幹線に乗るのは惜しいけど、今日のところは素直に東京へ帰ります。

そんな気持ちのまま、新神戸駅のプラットフォームへ。何気なく、窓の下を眺めると美しい木々の緑と清流が。さらに子供たちが遊んでいます。帰り際になっても、神戸の知らなかった魅力を発見してしまい、またさらに神戸を好きになってしまいました。



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※この記事は2011年9月14日現在の情報です

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