2015.8. 5
東京ドームシティでお得に遊ぶ方法 カップルにおすすめの「TeNQ(テンキュー)」
あの街 この街 行きタイムズ!! vol.11
2015.8. 5
あの街 この街 行きタイムズ!! vol.11
前回の記事では、
お子様連れにおすすめのホテルランチブッフェと、
子供が喜ぶ施設アソボ~ノ!を紹介した。
今回は、カップルにおすすめの
TeNQ(テンキュー)の魅力をお伝えしようと思う。
TeNQは、「宇宙を感動する」をコンセプトに作られた
新しいエンタテインメント・ミュージアム。
宇宙大好き、宙ガールからも注目されるくらい
本格的な展示物があるのだという。
昨年のプレオープンイベントでは、
タレントで、宙ガールでもある
篠原ともえさんがテープカットを行ったとのこと。
「遊びにきたつもりが、いつの間にか宇宙の勉強にもなり、
もっと宇宙に興味を持ってもらえたら嬉しい」
とTeNQ案内係のYさん。
施設は女性向けをイメージしていて、
SFチックなデザインではなく、
木目調を使うなど明るく柔らかい印象。
トイレの案内に宇宙服を使ったり、
よく見ると照明がUFOだったり、
遊び心満点である。
TeNQは、30分ごとに枠が決まっていて、
時間になると入館できる。
平日の昼過ぎなのに、
カップルや家族連れでいっぱい。
さっそく、内部へ潜入開始。
道中真っ暗なのは、
「これから始まる映像プログラムに向けて
気分を盛り上げるため」なのだという。
まずは、近年話題のプロジェクションマッピングが見れる
「はじまりの部屋」。
TeNQのオープニング的な位置づけで、
座って、壁に映る壮大な映像を鑑賞する。
めまぐるしく変わる宇宙の映像に圧倒される!
はじまりの部屋で盛り上がったところで、
次はお隣のシアター宙へ移動。
シアター宙は、
直径11mの大きな穴が開いたシアター空間。
来館者は丸いスクリーンを囲むようにして
上から鑑賞する。
遥か138億年前のビッグバンから始まり、
銀河、星雲、無数の星の誕生が
音と映像で表現される壮大な映像が映し出されるのである。
4K超の映像は美しく、
来館者は皆、じっとスクリーンを
食い入るように見つめていた。
お次はサイエンスエリア。
サイエンスエリアは、
東京大学総合研究博物館と連携した
「生きた展示スペース」。
室内には、小惑星イトカワの展示物や、
火星の風景を再現したスペースなどがある。
また、部屋の一部が研究室分室(リサーチセンター)になっていて、
現役の研究者たちがここで本当に研究をしている。
しかも、「火星のダークパッチ探し」という研究に、
来館者も設置されているパソコンを使って参加できるのだ。
火星はすでに死に絶えた星だと考えられているのだけど、
ここの研究室はまだ活動していると考えている。
その証拠となりうるのが
地下から水やガスが飛び出してできたとされる
黒い斑点、ダークパッチなのだという。
このダークパッチの調査が、
火星が生きていることを証明する鍵になるのである。
しかも、運が良いと100人に1人くらいは、
ダークパッチを発見できるらしい!
研究者、来館者の力を合わせ、
宇宙の謎のひとつを解く。
なんとも、夢がある話ではないか。
ぜひとも、よい結果がでてほしいものだ。
そんなことを思っていると
ちょうど若いカップルがダークパッチ探しを
キャッキャ、ウフフと楽しそうに始めた。
「ちょっとアンタ、険しい顔してるよ?」
と同僚R氏に指摘された私の顔には、
間違いなくダークパッチが出ていたと思う。
イマジネーションエリアは、
参加したり、操作したりと
遊べるコンテンツがいっぱいの部屋。
球体ロボットを操作してゴールを目指す「アストロボール」や、
色々な質問に答えて楽しむ「宇宙自分診断」、
宇宙の理解を深める「ミッションラリーQ」(別料金300円)などがある。
同僚R氏は、アストロボールに異常な興味を示し、
「やりたい」と言い出した。
アストロボールは、
タブレットでスフィロというボールを操作し、
ロケット発射台を目指す、というゲーム。
5人の参加者が同時に開始し、
制限時間内にクリアできると、
ロケットが発射するのだという。
スタート前、練習タイムがあるのだが、
同僚R氏曰く、「これは難しい」のだそう。
あわあわ言っているうちにゲームスタート。
ボールはまっすぐ走らず、
何度も橋から下へ落ちてしまう。
結局、その回では誰一人として
発射台までたどり着くことができなかった。
大人も子供も、皆悔しがり、
「もう一度!」とけっこう盛り上がっていた。
次は宇宙自分診断。
足元に、質問と、「はい」「いいえ」が表示されるので、
足で踏んで答えていくと診断結果が出るゲーム。
「気になるところは、とことん調べたい」だとか、
「冒険の旅にあこがれる」などの質問の答えで、
今まで知らなかった相手の考えを知ることができるかも!
TeNQでは、期間限定の企画展を楽しむことができる。
2015年7月1日から、11月3日までは、
「宇宙兄弟展×TeNQ」を開催している。
「宇宙兄弟」は、
子供の頃、UFOを見たことがきっかけで
兄弟で宇宙飛行士を目指す人気の漫画。
私は、この漫画の
クスッと笑えるギャグが好きで
いつも新刊を待ち望んでいる。
「宇宙兄弟」好きであれば、
パネルの大きなイラストや、
ガラスケース内の原稿を見るだけでも楽しめるだろう。
一通りTeNQを楽しんだら、
真っ暗な中、壁一面に星が煌めく
「コトバリウム」へ。
こちらは宇宙に関する名言や格言が星のように出現する。
今なら「宇宙兄弟」のキャラクターの名言もでてくるという。
コトバリウムを抜けると、
月面に自分の足跡を残せる「私の足跡」。
歩くと月の砂の上に
ブーツの足跡が表示される。
運がいいと、月に関係する、
ある動物の足跡に変わるモードを
楽しめるかも!
さて、最後はおもしろ記念撮影スペース、
「ちょっと宇宙でフォト」。
「月に登っちゃいました」や、
「隕石受け止めちゃいました」、
「月に座っちゃいました」などがある。
同僚R氏は、案内役O氏とともに、
「宇宙人見つけちゃいました」でパシャリ。
子供を見守る母のような目線
出口を出ると、
色々な宇宙グッズが置いてある宇宙ストアがある。
同僚R氏が興味を示したのは
宇宙日本食コーナー。
なんでも、このショップにある宇宙食の一部は、
JAXA(宇宙航空研究開発機構)によって
認証審査・選定されたものなのだという。
同僚R氏は、大のパン好きなので、
スペースブレッド 宇宙パン缶詰(ミルク味・600円)を購入。
私は、故郷のソウルフード
スペースたこやき(500円)をゲット。
というわけで、
TeNQレポートはこれでおしまい。
本当はもっと色々紹介したいものがあるのだけど、
今回は、この辺まで!
気になる人は、ぜひ宇宙ミュージアムTeNQへ!
※この記事は2015年8月05日現在の情報です
東京ドームシティ
公式サイト:https://www.tokyo-dome.co.jp/
■アクセス
住所:東京都文京区後楽1丁目3番61号
おクルマでの行き方 :首都高速5号線で、池袋・高島平方面からお越しの場合は「飯田橋ランプ」、銀座・新宿方面からお越しの場合は「西神田ランプ」で降り、外堀通りを秋葉原方面にお進みください。
詳しくはコチラ。
■最寄駅
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