2017.6.27
夏に気を付けたい!?車内温度についていろいろ調査!
○○してみた Vol.55
2017.6.27
○○してみた Vol.55
こんにちは!
アベでございます。
免許もクルマの知識もない私にとって、早くもコラムのネタ切れを起こしています。
そんなとき、いつも相談に乗ってくれる上司が
「これから夏だから、車内温度ついてはどうだ?
触ると結構熱くなっているところがあるから、危険だぞ~」
と救いの手をくれました!
そういうわけで、今回は夏に気を付けたい車内温度について、
いろいろ調査してみました!
炎天下の道路にフライパンを置いて、目玉焼きを作るという動画をみたことがあります。
夏の車内も暑さの影響は大いにあり、スプレー缶やスマホなどを置いておくと、
破損する場合があるそうです。
また日差しが当たったハンドルを触ったらやけどをしたなんて話も!
夏の車内は危険がたくさん!
車内温度はどのくらいまで上がるのでしょうか?
気になった私はとあるアイテムを手に入れました。
レーダー温度計です!
物体から放射されている赤外線エネルギーを検知して、
温度値に換算してくれる赤外線放射温度計です!
車内で一番温度が高い部位はどこなのか?
日よけ対策やシートの色の変更をしたらどのくらい温度に変化があるのか?
アベ家の愛車(トヨタ SAI)を使ってさっそく調査!
測定した日のお天気は・・・
雲は多いものの日差しはあり、半そで一枚で過ごせるほどの暑さ。
外の気温は25℃です。
車内温度は40℃超え!
まず気になるのは、車内の場所によって温度は変わるのか?
変わるのだとしたら、どこの温度が一番高いのか?
実際に測って、ランキングを作ってみました★
1位 ダッシュボード 54.6℃
2位 リアウインドウ付近 45.9℃
3位 アームレスト 43.2℃
4位 ミラー 42.1℃
5位 ドア アームレスト 41.9℃
6位 助手席シート 40.0℃
7位 後部座席シート 38.9℃
8位 ハンドル 38.1℃
9位 運転席シート 37.8℃
10位 ドア インナーハンドル 33.8℃
こんな結果になりました!
ハンドルでやけどすることもあると話しを聞いていたので、
意外な結果となりました。
ここで気になるのが、暑くなった車内温度を下げる方法です。
車内温度を下げる方法について検証してみました!
車内温度を下げる簡単な方法を、上司に教えてもらいました。
「ドアを何回か開け閉めする」
クーラーを入れて開閉するとさらに効果有り、
とのことなので試してみました。
母にその様子を撮ってもらおうと思いましたが、
カメラセンスがあまりにもないため、実践してもらいました。
クーラーを入れて、母がドアを10回ほど開け閉め。
40℃ほどあった車内温度が36℃に!
効果ありますね!
ドアは結構重いので腕が筋肉痛になりそうです・・・
他にも温度を下げるための方法を考えてみました。
クルマの日よけ対策でよく見かけるサンシェード。
これを付けると日よけ対策になるのはわかりますが、
車内温度にどのくらいの変化があるものなのでしょうか?
実際にサンシェードを使用して変化を見てみました。
陽が当たる窓にペタペタとサンシェードを貼りつけます。
このサンシェードは伸縮性があるので、広い面積でもカバーできて便利です!
少し放置して、レーダー温度計で計測します。
貼る前は37.8℃でしたが・・・
33度!下がっています!!
サンシェードすごいですね!
薄くて軽いのに日よけ効果は大いにあり!
日よけ対策としてサンシェードを取り入れる価値ありです★
ここで、免許がなくクルマの知識ゼロな私の素朴な疑問。
クルマのシートって、黒とかグレーとか暗めの色が多いですよね。
黒に近い色ほど太陽光を吸収し熱くなる、と聞いたことがあります。
では、太陽光を反射するといわれる「白」に、
シートの色を変えてみたらどうなるのでしょうか?
アベ家のクルマのシートの色は薄めのグレーです。
こちらに白のタオルをかけて、温度の変化を見てみます。
掛ける前は37.8℃でした。
助手席シートに白いタオルをかけた状態で、しばらく放置。
はたして温度は下がるのか!?
下がりました!!
サンシェードよりは車内温度を下げる効果は小さいですが、36.1℃。
やはり色の影響もあるんですね!
なかなか面白い結果になりました。
車内の温度をいろいろ測ってみましたが、
いかがでしたでしょうか?
レーダー温度計で温度の変化を見ていくのが、
すごく楽しかったです。
条件によって測定結果は変化しますので、
ぜひ皆様も測ってみてください。
これから夏も本番、ますます車内温度は高くなっていくことでしょう。
暑さからクルマを守って、安全で安心なクルマ生活を送ってください。
※この記事は2017年6月27日現在の情報です
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