クルマであれこれ

2016.2.22

マツダ・ロードスター試乗レポート(日本カー・オブ・ザ・イヤー )クルマのど素人がレビューしてみた第1回

○○してみた Vol.31

「クルマのレビュー記事、連載で書いてよ」
2016年、突然、上司にいわれた。

レビューといっても記事を書く私、
そして今回ドライバーに選ばれたO氏、ともにクルマの素人である。

「なんかよくわかんないですけど、がんばりましょう」と私。
「まあ、どうにかなりますよね」とO氏。

こんな2人を任命した上司の責任は重い。

■第1回のクルマはマツダのロードスターにしてみた

とりあえずレビューするクルマを決めるために、
タイムズカーレンタルのサイトを見てみた。

私としては、第1回からいきなり軽トラックをレビューする
という暴挙に出たかったのだが却下された。

スクラムトラック

ちぇっ、と思いながら色々見ていると、かっこいいクルマを発見。
マツダのロードスターというスポーツカー。

ロードスター

マツダのロードスターは、屋根が開くオープンカーらしい。
さらに、なんと『2015-2016 日本カー・オブ・ザ・イヤー』
選ばれたクルマだというではないか。

「カー・オブ・ザ・イヤーってことは、すごいクルマなんですね」と私。
「ええ、なにせカー・オブ・ザ・イヤーですからね」とO氏。

一体、どれくらいカー・オブ・ザ・イヤーがすごいのかわからないまま、
我々はロードスターをレビューすることに決めた。

※後で調べたら、これがすごい賞で、日本国内で市販される乗用車の中から、
年間で最も優秀なものに与えられる賞なのだそう。

■さっそくマツダロードスターに乗ってみた

2月、東京は有楽町、タイムズカーレンタルで、
予約していたロードスターの手続きをするO氏。

タイムズカーレンタル有楽町イトシア店

しばらく待つと、ロードスター登場!

ロードスター

「思ったより小さいですね」と私。
「思ったよりも小さいですよ」とO氏。

もちろん、それ以上のコメントはでてこない。

とりあえず、ロードスターに乗車してみることに。

ロードスター

ロードスターは、2人乗り。
シートの後ろは壁で、荷物は足元にしかおけない。

ただ、シートはぴったりおしりにフィットするので、窮屈さはあまり感じない。
身長178センチの私でも足をしっかり伸ばせる。

ロードスター

そんなこんなで、とりあえず出発!
地下駐車場から外に向けて走り出す。

ロードスター発進

車高が低いので、地面がすごく近く感じる!

ロードスター試乗レポート

アクセルを踏むと、エンジンの振動がダイレクトに体に伝わってくる。

ドライバーO氏曰く、小さくて乗りやすいし、後ろもしっかり見える、とのこと。
街を走るとエンジン音はそれほど気にならない。

ロードスター試乗レポート

スイッチ類はよくみるタイプで操作しやすそう。

ロードスタースイッチ類

シフトレバーは革張りで高級感がある。

ロードスターシフトレバー

個人的に気に入ったのが、USB端子が2つもついていること。
外付けのUSB端子は、持っていくのをよく忘れてしまうので、これは嬉しい。

ロードスターUSB端子

さらにぐんぐん街中を走る。
目指すは海の見える、スピードがだせる道。
ノープランのまま、なんとなく進んでいく。

ロードスター試乗レポート

ふと、シフトレバーの近くに謎のボタンを発見。
「SPORT」と書いてある。

ロードスターSPORTボタン

もちろん、二人ともなんのことかさっぱりわからないのだけど、とりあえず押してみた。
なんでも挑戦できるのが素人の良いところなのである。

するとO氏いわく「なんかスポーツっぽくなった!」とのこと。
どうやらアクセルを踏んでからの初速が速く感じるらしいのだ。

普段、それほどクルマを運転しないO氏だったが 「すごい楽しい!」と思わずニッコリ。
乗用車に乗っている感覚とまるで違うそうである。
※SPORTスイッチを押すと、スポーツモードに切り替わり、
アクセルペダルを踏み込んだときの車両応答性が高まるのだそう。


さあ、そして待望の海。
渋滞から抜け出せたのでスピードアップ!

ロードスター試乗レポート

ここまでくると私にも「スポーツっぽさ」が実感できる。
スピードを出すと、体にぐっと重力がかかって、グーンと伸びていく感じ。
エンジン音も不思議と心地よい。

「このクルマ、走ってるだけでなんか楽しい!」と、
思わず口元がほころぶO氏。

ロードスター試乗レポート

その隣で座っているだけの私もなんか楽しかったので、
きっと運転しているO氏はもっと楽しかったに違いない。

ロードスターが、カー・オブ・ザ・イヤーに選ばれたのも納得である。

■ロードスターの屋根を開き、オープンカーを楽しむ

ひとしきり走ったので、一旦ロードスターを停めて、屋根を開くことに。

2人とも一切、説明書など読んでいないので、なんとなくで進めて行く。
たぶん、これ。天井のレバーをどうにかこうにかすると屋根が空くのだ。

ロードスターオープン

実際、ガシャッと簡単に開いた。

ロードスター屋根を開く

そして、屋根を後ろに引くと光が!

ロードスター屋根を開く

やった!

見事にぱかーっと開くオープンカー。
屋根はシートの後ろにキレイにガシャッと収納できる。

ロードスター屋根を開く

ロードスター屋根を開く

というわけで、さっそくオープンスタイルでロードスターを走らせるO氏。

ロードスターオープンで試乗レポート

この取材、2月の真冬に行ったのだが、意外にオープンカー、寒くない。
風が直で体に当たらないような設計なのだろうか?
うまくできているものである。

やはり屋根をオープンしたほうが楽しい!

ロードスターオープンで試乗レポート

初めてオープンカーに乗った2人だけど、
あっという間にロードスターのとりこに。

まさか、屋根がないことが、 こんなに開放的で気持ちがいいとは思わなかった...。

さらに、たまたまつけていたFMラジオから、
ドライブに定番の女性ボーカリストの曲が流れてきて
「うわー、すごい今の感じにあってる!」と大興奮の我々2人。

ロードスターオープンで試乗レポート

2月の真冬まっただ中だったが、この日は天気がよく、まさにドライブ日和。
春や、秋など、天気の良い日に走れば、より気持ちよくドライブできるに違いない。
なんか、ロードスター欲しくなってきた...。

■ロードスターを駐車場にとめ撮影会

ひとしきり走ったあと、駐車場にとめ、写真をパシャパシャ。

ロードスター

ロードスター

ロードスター

ロードスター

ロードスター

ロードスター

ロードスター

ロードスター

ロードスター

小さいけど、やっぱかっこいい。

さあ、写真も撮ったし、そろそろ帰ろうと思ったら、ここでまさかのハプニング。
なんと、屋根の戻し方がまったくわからないのだ。

「あれー? ここをひっぱればどうにかならないかな?」
「一回押せばいいんじゃない?」など、
半ば強引に屋根を押したり、引いたりするど素人2人。

ロードスター屋根のしまい方

なんか、このままだと壊しちゃいそうだったので、スマホで検索しだすO氏。

ロードスター屋根のしまい方

一方私は全体をくまなく調査。
結果、このシート横のレバーっぽいのじゃね?
と上に引いたら、まさかの大正解。

ロードスター屋根のしまい方

クルマのトランクのように、ガシャッと上にオープン。

ロードスター屋根のしまい方

後は前にひっぱって、フロントにはめ、
室内から屋根のロックをすれば完成。

ロードスター屋根のしまい方

ロードスター

ほっと一息、ど素人2人組。
※ロードスターの取り扱いについては、
乗車前にタイムズカーレンタルの店員に聞くか、
ロードスターの電子取扱い説明書をご確認いただくことをおすすめします。

■ロードスターはハイオク車なので注意

帰り道、ガソリンスタンドで給油。
注意点が、ロードスターはハイオクであるということ。

また、少し坂のあるスタンドから出る際、店員さんから
「この車、車高低いからバックして後ろから出てください」と注意を受けた。

ありがとう、スタンドの店員さん。

■無事、帰宅

というわけで、無事に有楽町の本社に帰宅。

ロードスター

2時間程度の予定が、気が付いたら3時間くらい乗り回してた。
つまりロードスターは、時間の経過を忘れさせてくれるくらい楽しく
素晴らしいクルマだということなのだろう。

ど素人で、クルマにそんなに興味がない我々が思うくらいなのだから、
きっとそうに違いない。

クルマ好きな人は、ぜひ一度、ロードスターに乗って、
我々のこのあいまいでふわっとした感想を実感していただきたい。

2015年-2016年日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞!マツダ「ロードスター」は
タイムズカーレンタルでご利用できます。
レンタルはこちらから

※この記事は2016年2月22日現在の情報です

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