教えて!クルマ&ドライブ

2014.11.18

子どもと楽しくドライブするコツ

教えて!クルマ&ドライブ vol.7

もうすぐ年末、子どもを連れてクルマで帰省する予定を立てている方も多いのでは...。狭い車内で子どもがぐずると大変ですね。今回は、子供と楽しく安全にドライブするコツについて、チャイルドシートでおなじみのアップリカの方にお伺いしました。

子どもをクルマ好きにする3つのコツ

1.楽しい雰囲気づくり

子どもは親の気持ちを敏感に感じ取ります。まずは親がお出かけの準備をしっかりとして、気持ちにゆとりを持つことが大切。お出かけ自体を親が楽しむことで、子供も安心して楽しい気分が盛り上がるのです。
また、クルマは面白いくて楽しい空間だと思わせるように、音楽をかけたり、おしゃべりをしたりするのも効果的です。

チャイルドシートに乗せるときは笑顔で明るく声掛けをしながら

2.子どもを孤独・不安にさせないように

子どもが小さいうちは親の顔が見えないと不安になることも。安全に注意しながら、積極的に声掛けをし、子供がさびしさを感じないようにしましょう。複数人でクルマに乗るときは、隣に座ってあげましょう。

出発前など、積極的に話しかけてあげましょう
外の景色にも興味を持たせると、子供もドライブに飽きないはず

3.クルマだけのルールをつくる

車内専用のおもちゃを用意し、「チャイルドシートに座るとあのおもちゃで遊べる」と思わせると、クルマに乗ること自体が楽しみになります。また、チャイルドシートは「自分専用のイス」であることを教え、子どもが座ってベルトを締めないとエンジンをかけないなどのルールを作ると、子どもも率先して乗るようになります。

クルマ専用のおもちゃを用意する
「○○ちゃん専用のかっこいい椅子だね」と言い、子どもの指定席だと思わせるように

安全にドライブするために、チャイルドシートを正しくつけよう!

6歳未満の子どもにはチャイルドシートの着用が法律で義務付けられています。
子どもの成長に合わせて適切なチャイルドシート・ジュニアシートを選ぶようにしましょう。

ベビー&チャイルドシート チャイルド&ジュニアシート ジュニアシート

複数の車で移動することが多ければ、付け替えが簡単なISOFIXタイプ※もおススメです。

※ISOFIX:シートベルトを使わない、新しい固定方式です。後部座席に設置された取付金具に、チャイルドシートのコネクターをはめ込みます。2012年7月以降発売の車には標準装備されています。

正しくつけていないと、意味がない!

警察庁のHPによると、チャイルドシートの不適正使用者の死亡重傷率は適正使用者の約5.4倍!
チャイルドシートは正しく取り付けていないと、意味がありません。誤使用を防ぐためにも、購入前に必ず車との適合性を確認し、取扱説明書をよく読み、説明を受けるなど十分に使用方法を理解しておくことが大切です。

  • 自分の車に取り付け可能か、メーカーのサイト等で適応車種一覧を、事前に確認しましょう。
  • 取扱説明書をなくしてしまった場合でも、メーカーのサイトからダウンロードできたり、お取り寄せできる場合があります。

ジュニアシート使っていますか?

小学生になると大人用のシートにも座れますが、身長が140cm前後に満たない場合、万一のときベルトが首やおなかに引っかかってしまい、危険な状態になります。
6歳以上になっても、子どもの体が小さいうちはジュニアシートにきちんと着席させることが重要です。

ママの取材メモ

取材後、チャイルドシート、ジュニアシートは子供の安全を守るためには、大切なものだと改めて認識しました。
購入費もそれなりに必要ですが、兼用タイプを選んだり、小学生まで長く使うことを考えると、そこまで高くないものだと感じました。

※この記事は2014年11月18日現在の情報です

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